孤独力が高まるおすすめ本5選!~孤独力で無敵の心を身につけろ!~

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孤独力が必ず身に付くおすすめ本!

人は一人になるのが怖い!

そう、誰もが孤独になるのが怖いものです。

そんな恐怖に打ち勝つための孤独力が身に付くおすすめ本を紹介します。

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目次

なぜ”孤独力”には本がおすすめなのか?

アドラー心理学の本が流行りましたが、

なかなか人に嫌われる勇気を持つこともできないです。

長い時間かけて気づいてきた人間関係をぶち壊す勇気は、並大抵のひとでは湧いてきません。

私にも湧いてきません。

でもね、、。

孤独を受け入れると強く楽に生きれるんですよ。

人とのつながりに依存していた自分から卒業すると、どれだけ解放感があるか、

その覚悟がどれだけ自分の力になるか、社会貢献の原動力になるか、

考えてみてください。

大きな挫折のときだってそうです。

よく”落ち込みから立ち直るには周りの人の協力が必要”なんて言葉聞きますけど。

これは、

”落ち込みから脱するのには周りに人の協力が不可欠”=”すぐ落ち込むような人は一人で自由に生きていけない”

と言っているようなもんです。

長い目で見たら、この言葉は挫折経験者にとってあまりプラスにはならないかもしれません。

繊細で傷つきやすい人でも自分の人生の責任は自分でとりたいもんです。

協力は全く必要ないとは言いませんが、他者への過剰な依存はNGです。

大切なのは孤独力です。

人と違う発想を持っている自分にOKを出す。

変わり者の自分を受け入れ、人づきあいが苦手な自分を良しとして、誰からも理解されない自分を誇らしく思う。

1%でも理解してくれたら、それはとても運がいいこと。

間違っても他人に自分への理解を押し付けないこと、それと同時に他人を無理やり理解しようとしないこと。

理解できない他人でも、それはそれとして受け入れる。

本の著者には大多数と異なる考えを持つ著者がたくさんいます。

自分に合わないと思ったら、その本は手放せばいい。

本を読むことは孤独力を身に着け、それに磨きをつけることになります。

仕事で落ち込んだ時、生きる希望を失いかけた時、

本を読んで孤独の達人から栄養をもらって、また一人で立ち上がって前を向く。

これが孤独力を身に付けた人間の流儀です。

だから、

孤独力を身に着けるには本がおすすめなんです!

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孤独力が高まるおすすめ本 ~これが最強バイブルだ!~

『極上の孤独』 下重暁子

孤独という体験を通じて、品格を高めたい人にはぜひオススメの一冊です。

著者の下重さんは、幼い頃から孤独の良さを知り,

孤独という時間は贅沢で愉快な時間である、と著書の中でおっしゃっています。

昨今、孤独といえばマイナスなイメージとしか受け止められていません。

孤独は惨め、

孤独死はできれば避けたい、

そう考えている人は多いでしょう。

けども一歩深く考えてみてください。

「家族や友人に見守られながら、死んでいくのが普通だ」

そんな死に方をする人って、この現代にどれだけいるでしょうか?

そんな死に方が普通の死に方であると思っている人は、

テレビドラマの見すぎではないでしょうか?

「孤独死は決して惨めなものじゃない」

とこの本は教えてくれます。

孤独死といわらながら死んだ人は惨めと思われるかもしれませんが、

本人からすれば、極上の贅沢を味わいながら死んでいった幸せな人なのかもしれません。

この著書にも書かれていますが、女優の大原麗子さんはまさにその典型例なのです。

著書によると、彼女の部屋には、

「孤独な鳥の五つの条件」

という16世紀のスペインの4人の作品が貼ってあったそうです。

このことから大原さんが積極的に孤独を選んで、そして孤独を楽しみながら天に召された可能性が大いに考えられます。

下重さんは、女性の立場から女性の孤独の魅力と磨き方について以下のように記しています。

女の場合でいえば、人数が集まった中でひっそりしているけど、そこだけ光を放っているような女性がいる。

自分からしゃしゃりでることは無いのに、

存在感がある。

そういう人は「孤」を知っている。

なぜ存在感があるのかというと、人の中にいても、決して同化することなく、「自分は自分」という位置を保っているからだ。

黙っていても、それは伝わってくる。

ついそっちに目を向け、好感を持っている自分に気づく。

そんな女性もめっきり減ってしまった。

はっきり自分の意見をいうのはいいが、何かというと、

自分が自分がとしゃしゃり出てくるような女性に魅力はない。

ゆっくり醸成されるワインのように、時間をかけて、いつくしみながら作られてきたものこそ美味なのだ。

こうした「孤」の時間を持つことができているか、自分に問いかけてみよう。

その上で少しでも、その時間を増やしていく。

その努力なしには決して「個」は育たないし、魅力的にはなれない。

引用:『極上の孤独』  下重暁子

ひとりの時間を積極的に確保することは女性に限らず、男性にも大切なことです。

孤独の時間を持つことによって夢が叶うこと、

孤独の時間を持つことによって品格が上がること、

下重さんというどこか不思議な魅力を持った一人の女性が、独特の目線で孤独の魅力を本を通じて語りかけてくれます。

『孤独が人生を豊かにする』中谷彰宏

ビジネス書やエッセイなどでロングセラー、ベストセラーを送り出す、まさにヒットメーカー中谷彰宏先生の孤独力を身に付けるための指南書のような本です。

「孤独」と聞くとどうしても暗いイメージ、ネガティブなイメージを思い浮かべるかもしれません。

一方で「孤独」と聞いてポジティブなイメージ、力強いイメージを浮かべる人もいます。

その違いは何なのか?

正しい孤独力を身に付けることで、人生は豊かになり、1人の時間が非常に贅沢な時間に感じることができます。

「一流の孤独」と「二流の孤独」の違いを知って、人生をスマートに生きる孤独力を身に付けませんか?

もし今あなたが、周りの人から馬鹿にされたり、悪口を言われていたりしたら、それは喜ぶべきことかもしれません。

悪口に対して弱いのは、二流の孤独です。

一流の孤独は、悪口を言われると、うれしい感情が湧きます。

「やっぱり違うだろ」「理解できないでしょう」という自己肯定感につながるのです。

他者評価を肯定的に受け止める自己肯定感があるということです。

〜中略〜

たとえば、悪口を言われていちいち反論する時間はもったいないです。

「これでこれ以上この人と関わり合わなくてすみますね」と、

自分の時間が生まれてほっとするところも一流の孤独にはあります。

一流の孤独は、とにかく時間を生み出してくれることが一番うれしいのです。

引用:『孤独が人生を豊かにする』中谷彰宏

優れた孤独力を持つ人は、他人に批判されても何とも思わないのです。

むしろ自分が人と違うことで、喜びすら感じます。

それでいて人間を避けて生きるわけではなく、そのような優れた孤独力を持っているからこそ、違う価値観の人ともうまく渡やって生きていけるのです。

また優れた孤独力を持つ人は、安定した守られた暮らしを好みません。

そもそも安定した生活など、幻想に過ぎないのです。

少々不安定というリスクを負ってでも、自分の心を信じて自由に生きていくのが真の孤独力を持った人の強さだと思います。

中谷先生の本で、様々な気づきが得られました。

『傷つきやすい人のための  図太くなれる禅思考』  枡野俊明

孤独力と禅の思考は似ています。

曹洞宗の住職であり、多摩美術大学の教授でもある枡野俊明先生が書いた『図太くなれる思考』はおすすめです。

まさに孤独を恐れ、傷つきやすい人に向けた、人生の指南書のような本です。

禅の考えに基づいて、あらゆる悩みを解決するヒントをこの本で示されています。

みんなと一緒じゃないと不安になってしまう人、

一人ぼっちになることが怖い人は、

やはり傷つきやすい人です。

私も偉そうな事は言えませんが、

みんなから省かれたり、

一人だけ意見が違う時にそれを言う勇気が持てないこともありました。

「自分の考えは理解されないのではないか?」

と余計なことを考えすぎてしまうのです。

結局それって、一人になること、

孤独になることに、過剰な恐れを抱いている証拠です。

その恐れは裏目に出て、

自分の意見がないと思われてしまい、

自分からも他人からも信頼されなくなってしまうのが、悲しいところです。

図太く生きること=それは孤独力があること。

図太くといっても、他人を出し抜いたり、

他人を否定したり、

いたずらに周りを怒らせて我を通すことではありません。

理解されない事を気にせず、

他者から批判されることを恐れず、

安らぎと、清らかな心を持って、自分らしく社会貢献していくのに必要な図太さのことです。

・悩みを楽しむ方法は「知足」にあり

・自分の大切な時間を、他人に振りまわされない

・年相応ではなく、自分相応に生きる

引用:『傷つきやすい人のための  図太くなれる禅思考』枡野俊明

などなど、図太く生きること、

そして孤独力を持つことへの参考になるテーマが、随所随所に見られます。

禅の考えは「比べる」ことを最も嫌うそうです。

他人と比べて、自分は不足していると勝手に思い込むことは、

心を萎縮させてしまい、その人を苦しみの人生に追いやってしまいます。

だったらむしろ、他人との関係性をリセットして、

本来自分がどうあるべきか?

いちから考え直した方が自分の能力が高まるのではないでしょうか?

この本から様々な気づきを得ましたが、

禅の思考にならうなら、

自分と他人を比べる事は意味がないことであり、

それは孤独を恐れる人間がすること。

つまり、

孤独力を持って自分の外側にではなく、自分の内側に目を向けることが、

最終的に人間力と高め幸福を得るのです。

『嫌われても折れない<自分>をつくる101の言葉』 諸富祥彦

著者の諸富先生は明治大学の教授で心理学者です。

”生きる意味”を問うビクトール・フランクルに関する本をたくさん出版されています。

そんな諸富先生が書いたこの本は、孤独力を身に付けるノウハウが盛りだくさん。

この本では、人々が孤独を恐れる理由は、非合理的なイラッショナル・ビリーフからきていると書いてあります。

どういうことでしょう?

イラッショナル・ビリーフとは思い込みの事です。しかも事実とは違う思い込みです。

それは、

「嫌われては大変」「独りぼっちではやっていけない」

という事実とは違う思い込みです。

そしてそんな思い込みにより恐れられている孤独ですが、

諸富先生は孤独の大切さを、哲学や心理学の偉人の言葉を用いて教えてくれています。

例えば、

「孤独」は、そこだけ、人が完全に自由になることが出来る、人目から離された場所である。

これは『随想録』の著者として知られるミシェル・ド・モンテーニュの言葉。

つまり私たちは、自分の為だけの、完全に自由になれる場所を確保しなければいけない、それにより本質的な自由を手にする、ということです。

他者との関わりをやめて、自分だけのための時間を持ち、そして自分と対話して心を見つめる時間、自己洞察のような自分だけの世界に行く時間。

それは孤独力を持つために必要であり、また孤独力を育んだ人間にだけ許される特権のようなものなのです。

また天才的な偉業を成し遂げた人たちは、人生のほとんどを孤独に過ごしたということを教えてくれています。

デカルト、ニュートン、パスカル、ニーチェ、彼らはいずれも生涯結婚せず、ほとんどの時間を孤独に過ごしました。

もし彼らのような天才的な思想家が、結婚して家族との愛を育むために時間を費やしたり、

多くの仕事仲間に囲まれるような組織に属していたら、独自の思想は生まれなかったでしょう。

家族やその他の人間関係に振り回されていたら、後世の人を幸せに導く思想は生まれなかったかもしれませんね。

真に自分の思想にたどり着くために、徹底した長い孤独の時間が必要なのです。

一日1ページ、ゆっくり味わいながら読むことをお勧めします。

『孤独のチカラ』 斎藤孝

2冊目は『孤独のチカラ』、著者の斎藤先生は明治大学文学部の教授。

華々しい経歴を持つ斎藤孝先生ですが、浪人時代からの約10年間は、

”ずぶずぶの孤独であった、暗黒の10年間”

と自ら評するほどの孤独の時間を経験されております。

しかし、今たくさんの仕事を手掛けるそのエネルギーを培った時間こそ、孤独の時間であったと確信しているのです。

この本では、ネガティブなイメージの孤独という時間を、より積極的な能力に変えれることを教えてくれています。

例えば、今の自分に安住しないための3つの手法として、

①内観すること ②教養という反射鏡を持つこと ③日記を書くこと

があります。

①内観すること

ここで勧める内観とは、鏡で自分の顔を観察することです。

顔色を見たり、自分のやりたいことをやっているか?と問いかけたりなど、精神的な対話をすることです。

鏡は自分の人生をセルフチェックするツールになるそうです。

②教養という反射鏡を持つこと

教養という反射鏡を持つこととは、内観という自分の内部の情報の考察に対して、教養という外部の情報を用いて、自らをさらに豊かにしていく手法です。

日本では知性というものを毛嫌いする傾向があり、そこはあまり魅力としてとらえない傾向があります。

しかし孤独の時間に、いかに自分磨きのために培った教養を身に付けて、精神的な豊かさを育んだかで人としての魅力に差がつきます。

③日記を書くこと

日記を書くこととは、言葉をイメージ化することで自分の心をコントロールすることです。

人の心は言葉とイメージでコントロールされます。

なりたい自分、欲しいモノを呪文のように言葉にして何度も言うのも効果的ですが、

言葉をイメージ化(文字にする)することで、さらに効果は増大するそうです。

斎藤孝先生も燃え上がる思いを日記にたたきつけることで、自分の思いがより強固なものになったとのこと。

きっと日記を書く時間は、孤独を満喫して、自分を高める時間だったからです。

著書の中で思わず「これぞ孤独力」と言いたくなる文章があります。

それがこれ、

自分の中の地下水を汲み上げることは技である。

それが自在にできるようになると、

他の人から見た時にも魅力になる。

何より、

『いざとなったら一人でもいいのだ』

と思える潔さは、安心感になる。

引用:『孤独のチカラ』 斎藤孝

地下水とはおそらく自分の中にある、秘めたエネルギーの事でしょう。

孤独の時間にエネルギーを溜めること、

それを自在にコントロールできることこそ

”孤独のチカラ”

なのでしょう。

まあ人から魅力的に思われたいとは積極的には思わないけど、魅力的と思われたら普通に嬉しいですよね。

でもそれより大事なのが、

”一人でやっていける”

という強い心を持つこと。

人として潔く、また究極の安心感ですよね。

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おわりに ~孤独力であらゆる問題は解決~

いかがでしたか?

実は私もつい最近まで孤独力とは無縁な人間でした。

人に認められないと安心できないし、味方がいないとやってられない、何も怖くてできない人間でした。

そんな時に、最初に読んだ孤独力に関する本(諸富先生の著書)で衝撃を受けました。

”孤独は悪いことじゃない”

人との協調性が無く自信を無くしていた自分にOKを自然に出せたのです。

そんな孤独力の芽を育み始めた時から、大きく行動が変わりました。

それまでも、それなりに行動をしていましたが、さらに行動が加速した感じです。

いざという時に一人でもいいという潔さがあれば、少々疲れたり、自信を無くしたりしても大

丈夫。

自分の心の地下水をくみ上げて自分で自分をチャージできるのです。

不思議なことに、孤独力を磨き始めてから、自然と気の合う仲間が増えました。

人生で起こるあらゆる問題は、孤独力でほぼ解決できるのかもしれません。

ちなみに、読書は孤独力を身に付けるための最高のトレーニングですよ。

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