流産はには意味がある。赤ちゃんからのメッセージを受け取ろう

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流産には意味があり、赤ちゃんからのメッセージがある!

不妊や流産に苦しんでいると、

「どうして自分たちだけ?」

「赤ちゃんはなんで死んだの?」

「自分が悪かったから赤ちゃんは天国に行っちゃったの?」

と悩み苦しみます。

しかし赤ちゃんは確実にお母さんを選んできます。

それがたとえ流産や死産の赤ちゃんだとしても、意味を持ってお母さんのお腹にやってきます。

あなたも受け取りませんか?赤ちゃんからのメッセージを。

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目次

流産や死産が意味すること

私たち夫婦は、流産を一回、病気による堕胎を一回経験しました。

その悲しみは5年たった今でも忘れることはできませんし、「なぜ私たちだけが・・」という世の中に対しての怒りのような気持ちも、未だ無いとは言い切れません。

認めたくはありませんが、うつ病になった大きな原因でもあるでしょう。

私は夫である身でそれなりに苦しみましたが、妻もそれ以上に苦しんだと思います。

赤ちゃんを亡くした苦しみ、私が辛い思いをしている姿を目の当たりにした苦しみ。

妻は自分を責めました。

しかし、流産や死産はそれに対してしっかり向き合うことで、その意味を見出すことが出来ます。

確かに妊娠中のお母さんやお父さんの生活習慣や、夫婦愛の関係性も少なからず健全な妊娠の継続に大きく影響しているかもしれませんが、

流産や死産には深い意味があり、そこに赤ちゃんからのメッセージがあります。

生まれなかった赤ちゃんからのメッセージ

胎児の記憶、誕生記憶を研究している産婦人科医の池川明先生の研究によると、実は赤ちゃんの記憶は妊娠する前からあると言われているのです。

つまり受胎前にすでに意識を持っており、元気な赤ちゃんも流産で天に召される赤ちゃんも自分の意志でお母さんのお腹を選んでやってくるのです。

純粋にお母さんを選んでこの世に無事誕生する赤ちゃんもいれば、最初から生きて生まれないことを決めてお腹に宿る赤ちゃんもいるのです。

それは、この世の下見や観光的な目的で宿る赤ちゃんもいれば、お母さんを前向きに奮い立たせるために、一時的にお腹に宿ってあえて空に帰っていく赤ちゃんもいるのです。

それによって夫婦間の仲を改善させたり、夫婦一人一人が成長できるようそれぞれの道を選ぶ人たちもいるでしょう。

また、「今の生活ではいつか取り返しのつかない病気になるよ」というメッセージを送ってくれる赤ちゃんもいるようです。

そして、一度宿ってお腹の中で迷い、再び同じお母さんを選んで無事に生まれる赤ちゃんもいるようです。

実際に5歳児の幼児が「前にお腹にいた赤ちゃんは実は僕で、また戻ってきたんだよ」と胎児期の記憶と受胎前記憶のことをしゃべりだす子供もいるようです。

その子の母親は以前に一回流産を経験していました。

最初から「生まれない」と決めている赤ちゃんもいる

胎内記憶や受胎前記憶は、概ね幼児期までに無くなるそうです。

実は私の一人息子が3歳の時、お母さんのお腹にいた時の記憶を聞くと、

「暗くて水の中にいて気持ち良かった」

と言っていました。でも小学生に上がった今はもう忘れたようです。

流産したり、死産を経験したりすると、どうしても自分を責めるお母さんは多いと思います。

胎児と言えどもお母さんにとっては、かけがえのない立派な子供、妊娠した時点で母性も芽生えます。

しかし流産や死産はお母さんを苦しめるために起こるのではありません。

赤ちゃんは流産や死産というかたちで命がけでお母さんとお父さんにメッセージを送っているのです。

流産や死産を経験した直後に夫婦に大きな溝が生じる場合もあります。

しかしその反面、夫婦を大きく成長させるケースも多く、また大きな愛に気づかされたり、人を大きく奮い立たせたりすることもあります。

お腹にやってきた赤ちゃんは、大事な役目をはたして返っていくのです。

つまり、

子供が自分の意志で空に帰っていくケースが多いのです。

そしてその子供は紛れもなくお母さんとお父さんを選んでやってきて、お父さんとお母さんを幸せにする目的で、あえて生まれない道を選んだのです。

>>私たちの不妊治療体験記

赤ちゃんが宿る理由 ~生まれなかった赤ちゃんも目的を持ってやってくる~

私たち夫婦も血栓により赤ちゃんを諦めた時、夫婦でともどもうつになったり、喧嘩して仲がギスギスした時期もありました。

私(夫)は、その後うつ病にかかりました。

乗り越えた今思うことは、その時に宿った赤ちゃんもきっと私たちの事を選んで、あえてお母さんの病気という形で何かメッセージを伝えに来てくれたのだと思います。

思えば、一人目の子供を産んで、たった半年で妻は家計を支えるために職場復帰して無理して育児と仕事を両立してくれました。

私も子供が生まれたにも関わらず、仕事量は増え付き合いや遊びもセーブせずに自分も妻も体をいたわることを全くしませんでした。

常に体は疲れており、子供の夜泣きで寝不足で、缶コーヒーで脳をごまかして働いて遊ぶ毎日でした。

妻も私も頻繁に体調を崩す毎日でしたが、そんな中時期的なことばかり考えて「子供が1歳半だからそろそろ2人目を作ろうか」というノリのようなもので、2人目の妊活に取り組んだのです。

そんな生活習慣では、2人目が生まれたらさらに大きな体調不良に見舞われていたでしょう。

おそらく長男も十分に親に甘えることが出来ず寂しかったことでしょう。

あの時、お腹に宿って天に帰った赤ちゃんは、きっと私たち夫婦にそんなメッセージを送ってくれたような気がして仕方ありません。

私たち夫婦は、それ以来さらに健康には気を配るようになりましたし、今いるわが子をもっとしっかり見るようになりました。

「絶対この子には寂しい思いはさせてはいけない」

そんな思いが強まり、うつを抱えながらも改善するうちに子供の成長を丁寧に見守れるようになりまた。

赤ちゃんからのメッセージのおかげで、夫婦ともに成長させてもらえた気がします。

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お母さんの悲しみが続くと、次の赤ちゃんも生まれにくくなる

流産や死産で、赤ちゃんを早くに亡くしたお母さんには、いろいろな思いが残ります。

もしかしたら自責の念に駆られて、うつになってしまう人もいるかもしれません。

人生の次のステップに進めることができなくなっている人もいるかもしれません。

悲しみと向き合うことも必要ですが、いつまでも喪失感から抜けられないでいると、

それは亡くなった赤ちゃんにとっても、次に生まれてくる赤ちゃんにとってもよくないそうです。

池川クリニック院長の池川明先生は、そんな思いもあり、早くお母さんに元気になってもらいたいと著書の中で語っています。

あるお母さんの話では、流産した赤ちゃんが外に出てから約50日あたりに、既にに生まれている上の子がお腹に向かって「バイバイ」と手を振ったそうです。

仏教では人間が死去してから49日目にあの世に帰ると教えられています。

よく言われるのが、死者がこの世に悔いを残していると成仏できないとか、このように浮遊霊として残ってしまう、とか言われていますよね(その辺はあまり信じない方ですが)。

流産や死産でも同じように、お母さんがいつまでも喪失感や悲しみに浸っていると、亡くなった赤ちゃんは天国に帰ることができないそうです。

以下、池川先生の著者の引用です。

生まれる前の記憶がある女の子は、

「雲の上から見ると、地上の人生は一瞬だから、どうしてもお母さんのそばにいたかったら、赤ちゃんの魂はこのように残ってもいいの。

でもそれには、1年おきに神様の許可をもらいに行かなくてはいけないの」

と語っています。

けれど、私は赤ちゃんはなるべく雲の上に帰してあげてほしいと思っています。

というのも、亡くなった赤ちゃんはお母さんへのメッセージを運び、

役目を終えて雲の上に帰ると、次に生まれる赤ちゃんのために働くことがあるようだからです。

引用:『ママ、さよなら。ありがとう  天使になった赤ちゃんからのメッセージ』 池川明

やはり一度でもお腹に中に宿った赤ちゃんからのメッセージを受け取って、前向きになるという事が、

お母さんにとっての次のステップに進むことであり、赤ちゃんとそして自分自身の悲しみを癒すための最善の方法だということです。

そうすると天国に行った赤ちゃん自身が、将来お母さんのお腹に元気に宿る次の赤ちゃんのために頑張ってくれるかもしれません。

おわりに ~流産や死産には前向きな意味がある!赤ちゃんからのメッセージを感じてみませんか?~

あの時は、子供に申し訳ない気持ちでいっぱいで、自分を責めることしかできませんでしたが、今は

「一時でも私たち夫婦のところを選んでくれてありがとう」

と素直にそう思えるようになりました。

だから、流産や死産でうつ状態になっているお母さん、お父さん、

「自分を責めないで」なんて言葉を軽々しく言うつもりはありません。

でも、赤ちゃんは”あなたたちを選んでやってきた”ということを忘れないでください。

その目的は様々ですが、お母さんやお父さんの魂を成長させるためにやってきたのだとしたら、自分を責めてうつになり続けることは、赤ちゃんが望んだことではないかもしれませんね。

私はひそかにあの時、天に帰った赤ちゃんに、いつかまた会えることを楽しみにしています。

>>追記

2019年1月に、無事赤ちゃんに再会できました。

あの時の流産には意味があると、自信を持って言えます。

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