不妊治療の赤ちゃんでも、お母さんのお腹を選んできている。自信を持って!

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不妊治療をしていると、

「自分たちは自然にできなかった」

「こんなやり方、本当にいいのかな?」

「赤ちゃんはちゃんと私たちを選んできたのか?」

など、自然妊娠した人たちに対して引け目のような感情があり、

いわれのない罪悪感を感じることがあります。

>>流産や死産はママが悪いんじゃない。流産で苦しんでいる人へ。 

しかし、例え不妊治療で生まれた赤ちゃんでも、確実にお母さんとお父さんを選んでいます。

それは自然妊娠と何ら変わらない神秘的なものなのです。

今回は、不妊治療経験者の方々に向けて、胎内記憶の研究に基づいた神秘的な赤ちゃんの誕生について述べていきます。

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目次

増え続ける不妊治療の苦しみ

妊娠・出産はとてもセンシティブな問題で、それが原因でうつになったり生きる気力を無くしたりすることがよくあります。

なかなか赤ちゃんが授からずに何年も悩んでいる人が本当に多いですし、昨今は不妊治療をする人が沢山増えました。

うつのカミングアウトと同じように、以前と比べて不妊治療をオープンにしやすい環境になってきたと言えるでしょう。

それくらい世の中の悩み苦しみの中に、妊娠・出産に関することが多く占めるようになってきました。

>>私たちの不妊治療体験記はコチラ

私たち夫婦も屈辱的な思いたくさんしました

私たち夫婦も現在いる長男を出産する前に不妊治療を経験しましたし、不妊治療の大変さは忘れることはありません。 >>私たちの不妊治療体験記

排卵誘発剤を飲んでタイミングをはかったり、それでもできない場合は精子や卵管の検査もしました。射精後の膣内精子量を検査するフーナーテストもやりました。

不妊治療で行われる検査は、女性にとっても男性にとってもストレスです。中には「なんでこんな屈辱的な思いを・・」と思う人もいるのではないでしょうか?

屈辱的な思いをしてまで妊娠できなかった時の絶望感は、経験した人にしかわからないでしょう。

人知れずそんな苦労をしているときに、親しい友人の妊娠報告を聞かされた時や、親せきや知り合いから「まだ赤ちゃん作らないの?」と言われたときは、とても複雑な気持ちになります。

怒りにも似た感情もあり、悲しみに似た感情もあるし、自分の心が狭いのでは?と錯覚してしまいます。

そこで自分を責めてうつになってしまう人も多いでしょう。

私たち夫婦もこれらの事はすべて経験しました。

不妊治療の場合、子供は親を選んでない?

私たちは最終的に体外受精に踏み切り、無事一人目を妊娠し出産しました。

不妊治療を経験して出産にこぎつけた人は、喜びもひとしおでしょう。

生んだ瞬間これまでの苦労が報われたことに対して思わず涙する人も少なくないでしょう。

ただ生んでしばらくたって落ち着くと、

我に返ったときに不妊治療をしたことに対する罪悪感のような気持ちを抱えるお母さんも多いのでな無いでしょうか?

私の妻もそうでしたが、子供が1歳くらいの時にネットニュースでたまたま

”不妊治療は危険が未知数”

などと書かれた記事を見かけて、落ち込んだことがありました。

こういうことがあると、子供に対して申し訳ない気持ちになり、そもそも不妊治療によって自分が親になったことに自信を無くす人も多いのではないでしょうか。

”「子供は親を選んで生まれてきた」とはよく聞くが、自分たちは不妊治療だからそれがあてはまらない。うちの子は自然の摂理には反して生まれてきた。だから私たちは選ばれたわけじゃない”

こんなふうに考えてしまい、苦しんでいる人は以前の私たち夫婦以外にもいると思います。

この気持ちを抱えていると、子供に何かあるたびに余分に自分たちを責めたり、過剰に神経質になりすぎて子育てはおろか、自分の生活もままならなくなることがあります。

でも、安心してください。

不妊治療の赤ちゃんにもしっかりと胎内記憶があり、ほかでもないあなたのことを選んで生まれてくるのです。

どういうことでしょうか?

不妊治療と胎内記憶 ~不妊治療でも確実に子供は親を選んで生まれてくる~

不妊治療をしたことに対して後ろめたい気持ちになったり、自分たちが親であることにどこか自信が持てない人たちもいるかもしれません。

しかし、受胎前記憶、胎内記憶の研究をされている産婦人科医の池川明先生によると、「人工授精や体外受精の子供もお母さんのお腹を選んで生まれてきたことに変わりない」と著書で言っています。

受精の仕組みは神秘的で、どれほど状態の良い卵子と精子を組み合わせたところで、必ずしも受精するとは限りません。

生殖医療の進歩は目覚ましいですが、命の誕生はこの世を超えた領域であり、妊娠の成立には必ずたましいがかかわっていることは、忘れてはならないと思います。

~中略~

けれど妊娠がどういうかたちであったにせよ、お母さんは赤ちゃんが自分の意志でこの世にやってきたということを受け止め、自信を持って授かった命とまっすぐ向き合ってもらいたいと思います。

引用:『ママ、さよなら。ありがとう』 池川明

人工授精にせよ、体外受精にせよ最終的に妊娠・出産が成立している以上、赤ちゃんのたましいが選んだ行為であることはしっかり受け止めて、自信を持つべきだと池川先生は言っています

まさにその通りです。

周りがどういおうと、ネットニュースに何が報道されようと、目の前の命に目を向けていればいいのです。

どんな研究も不確実なものばかりです。でもすでに誕生している命は不確実なものではありません。目の前に確実に存在しています。

子供の笑顔だけ見ていればいいのです。

だって子供はあなたを選んでやってきたのですから。

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