先延ばし癖は大きな損失です。
この記事では先延ばしを直すための方法を、たった25項目にまとめて紹介します。
目次
先延ばしをやめる鉄則25
①負ける勝負をあえてする
先延ばしにする人は、負けることを恥かく事を過剰に恐れます。
でも事実成功している人は、百戦錬磨ではありません。
どちらかと言うと敗北や失敗している事の方が多いです。
負ける勝負を避けて、多くの何もしない時間が過ぎれば長期的に膨大な損失になります。
②不安になったら目の前の事をやる
先延ばしにする人は、
「あれもしなきゃいけない、これもしなきゃいけない」
と考えてしまって、脳内がマルチタスク状態になっています。
だから脳が慢性的に疲労状態になって、不安が大きくなり動けません。
優先順位をつけて、一つ一つこなしていくことが大切です。
優先順位が高いものは、たいてい目の前にあることだったりします。
③開放感がある場所に行く
広い公園や海など開放感がある場所に行くと、
視野が広くなり新しい発想が出てきやすくなります。
アイデアに行き詰まったら、何も荷物を持たず海や山、近くの公園でもいいので出かけましょう。
④天井が低くて狭い場所で作業する
作業に没頭する時は開放感がある場所では気が散ってしまいます。
あえて狭くて圧迫感のある部屋の方が安定した集中力を保てて、落ち着いたりもします。
何も家具のない部屋や、落ち着いた喫茶店などで作業をしましょう。
⑤部屋やカバンを整理する
頭の中が混乱している人は、大抵部屋も散らかっています。
そしてカバンの中もぐちゃぐちゃです。
部屋が散らかっている→頭の中が混乱やしカバンの中もぐちゃぐちゃ→頭の中も混乱→そして行動の先延ばし、の先延ばしスパイラルに入ります。
こんな時、発想を転換して部屋の掃除やカバンの整理整頓から始めると頭の中も整っていきます。
頭の中をマルチタスクの状態から解放してあげましょう。
⑥批判・馬鹿にされることを歓迎する
「飛ぶためには抵抗がなければならない」
これはアメリカの芸術家マヤ・リンの名言です。
馬鹿にされたり、辛辣な批判を浴びることは良いことです。
批判はこれから大きな成長を遂げるために必要な抵抗と受け止めましょう。
⑦腰を低くアンテナを高くする
先延ばしにしない人は、人を喜ばせることに喜びを感じます。
人間は自分の為にはなかなか頑張れないものです。
自分の周り、ひいては世の中のためであればベストを尽くせることが多いです。
人を喜ばせるためのアンテナはピンっと高く張っておきましょう。
⑧自分から挨拶する
自分から動き出す人は、ポジティブな人だと判断されます。
自分は引っ込み思案だからと、ためらっていては行動がそのまま性格になってしまいます。
引っ込み思案だからこそ、自分から動いてポジティブな性格だという既成事実を作ってしまいましょう。
⑨情報は出向いて体験する
先延ばしにしない人は、本屋ネットの情報はあまり重視しません。
自ら出向いて、出会った人との会話で感じたこと体験したことの中からの情報を重視します。
なぜならそのような情報はただの知識ではなく、実用的な知恵になるからです。
⑩自信があるように振る舞う
「自信がついてから行動しよう」
と言っていては、絶対に自信は身に付きません。
なぜなら行動しない時間が長ければ長いほど、余分な知識が増えて不安が大きくなるからです。
準備不足でも、不安があっても自信があるように振る舞うことで、自信が湧いてきます。
少なくとも経験は詰めるので、やがてそれが本物の自信につながります。
また自信があるように振る舞う事は、ストレスの低減にもつながります。
⑪疲れるまで頑張らない
「疲れるまで、燃え尽きるまで頑張ることが美徳だ」と言う昭和の常識は捨てましょう。
疲労が溜まると、乳酸が筋肉血管、体内に回り意志力が低下します。
疲労物質である乳酸を排出するためには、ウォーキングやストレッチなど軽い有酸素運動でリフレッシュしましょう。
でも疲れるまで頑張らないことが大切です。
⑫食べすぎない
ストレスでついつい食べ過ぎてしまう人は、要注意です。
食べ過ぎる人は、レプチンの分泌が低下して学習能力や記憶力が下がると言われています。
そうなると自分の行動を把握できずに、先延ばしする癖がついていきます。
行動力を高めたければ、食べ過ぎは厳禁。
⑬しっかり寝る
睡眠は、脳と体の疲れを取り去る行為です。
脳が疲れた状態では、意志力がうまく働きません。
特に6時間未満の睡眠では意志力は回復しないと言われています。
⑭呼吸を整える
呼吸が浅いと、体内にな酸素が適切に送られずに、当然脳のはたらきも鈍っていきます。
逆に、呼吸を深くする事は筋肉や神経をリラックス出来て思考も冷静さを取り戻します。
また呼吸を整えることで前頭前野が活性化して、誘惑に負けない体になるのです。
誘惑に負けない体になれば、先延ばしにせずに行動できます。
⑮瞑想する
脳をリフレッシュする行為として睡眠が思い浮かびますが、実は瞑想も同じくらい効果があります。
目を閉じて呼吸を整えること、たくさん思い浮かんでくる雑念、不安などを受け流すこと。
これらは脳をリフレッシュさせて、イライラや不安を軽減し、うつ状態の予防にもつながります。
瞑想は無心になることではなく、雑念やイライラなどの思考を受け流す行為です。
また15分間瞑想することは、
「したくない気持ち」と「しなければならない気持ち」の板挟みを断ち切ることができると言われています。
⑯姿勢を良くする
姿勢が悪いと血管を圧迫して脳の血流が悪くなります。
脳の血流が悪くなると、集中力が低下したり、不安な気持ちが強くなり気分もネガティブになります。
姿勢が悪くネガティブな気分になると、ネガティブなものばかり目が止まってしまって、ついつい先延ばし癖がついていきます。
⑰完璧主義に陥らない
先延ばしにする人、なかなか動き出せない人は、頭の中が不安でいっぱいです。
なぜ不安かと言うと、知らず知らずのうちに最初から100点満点を目指してしまうからです。
雑でもいいから取り掛かるのが、先延ばしにしない人の鉄則です。
最初は5点か10点を目指しましょう。
⑱嫌なことはすぐ断る
先延ばしにする人は、相手に気を使いすぎたり、嫌われることを過剰に恐れて、頼まれたことをなかなか断れません。
それどころか、断ることさえ先延ばしにする人がいます。
結局長い時間相手に期待させて断ってしまうので大きく信用を失い、最終的にめっちゃ嫌われます。
嫌なことを頼まれたら、スパン!と断りましょう。
⑲付き合う人間を選ぶ
何を学ぶか?
よりも誰と学ぶか?が大切だったりします。
先延ばしにする人は、愚痴っぽい仲間の輪の中についつい入って一緒に愚痴ってしまったり、ネガティブで行動を起こせない人たちと友達になって傷を舐め合ってしまうこともあります。
どうせなら行動力が高い人たちの輪に入ることがモチベーション向上にもつながります。
特に愚痴っぽい人たちと付き合う事は、先延ばしを加速させてしまう可能性があり、
心も疲弊しますので距離を取るようにしましょう。
⑳小さな事でもアウトプットする
小さな行動を起こしながら考え事をすることは「考える」の質を高めます。
またアウトプットをしながら勉強や読書などのインプットをすることで、頭の中が整理されたり小さな疑問と向き合えたりもします。
インプットするだけのために何かのセミナーに参加するのは勿体無いですね。
きっと質問なども思い浮かばないでしょう。
㉑赤色の服を着る
赤色は、パフォーマンスを高めたり行動力をかきたてる色です。
仕事をするときは、赤いユニフォームや赤色の何かを身に付けると思い切った行動ができるでしょう。
㉒赤ペンを持って読書する
何か良い本を見つけた時「最後まで読むこと」
を目標にしてはいけません。
新たな気づきには赤い線を引いたり、気づいたことや感じたことを自分の言葉で、ページの端っこに書き出すことがオススメです。
読書により行動力が高まって、読書の気づきがきっとお金に変わります。
㉓一度で覚えようとしない
先延ばしにする人は何でも一回で覚えようとします。
会社に行くと上司や先輩が、
「一回しか言わないから覚えてね」なんて意地悪なこと言いますよね。
そう言われると、
「何でも一度で覚えることが合理的で好ましいこと」と勘違いしてしまいます。
でも実際、人間は忘れるようにできています。
間をおいて復習を繰り返すことで初めて理解が深くなり、知識が知恵になるのです。
㉔違う興味の人と付き合う
一般的に、視野が広いと自己肯定感が高まります。
自己肯定感が低いとなかなか行動を起こせません。
またこれから世の中から求められる姿勢として、外の社会、文化、価値観に関心を持って、チャレンジ精神を持ち続けられる人が生き残ると言われています。
実際に違う価値観に触れると、人はワクワクするものです。
ワクワクすると先延ばしにせず、すぐやれる人に変わっていきます。
㉕「やってはいけない」と思わない
先延ばしにする人は、常識やなんとなく決められたルールに行動が縛られてしまいます。
「人と違った事はやってはいけない」
と思い込んでしまいがちです。
なんとなく決められたルールや常識に縛られることなくゼロベースで考えると大抵の不安が消えて行動力が身に付きます。
25もあるのかよ!!って思ってくれた人たちも、
読んでくれてありがとうございました!
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