友達に友達を紹介するとストレスが溜まるたった1つの理由。

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友達に友達を紹介してその二人の友達が友達になると、ストレスが溜まるように人間はできている!!!

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目次

ストレスをためたくなければむやみに友達を紹介してはいけない?!

人間関係について悩んでいる人が本当に多いです。

アドラー心理学では、

「すべての悩みは人間関係に起因する」

とさ言われています。

ただ、人間力を高めていく上でも、

人間関係に関する課題から目を背けるわけにはいきません。

だからといって、

闇雲に人間関係のストレスに飛び込むのは得策ではありません。

そんなことをしたら、

誰だって心と体を壊してしまいます。

大切なのは、

自分を知ること。

そして人間関係の特性を知ること。

それらを知った上で、人間関係に対する悩みを乗り切っていくことです。

この記事では、

みんなが意外と知らない人間関係の落とし穴について1つ紹介します。

実は友達に友達を紹介したりすると、

人はストレスが溜まるようにできているのです。

本当のことでしょつか?

どういう事でしょう?

「人脈を披露したい」という気持ちが、余計なストレスを生む!境界密度とは?

人脈の自慢をするとめんどくさいことになる?

この記事を読んでいるあなたは、

「自分にはこんな知り合いがいる」

とか

「自分にはこんなにたくさん人間関係がある」

と人に自慢したい気持ちはありますか?

特にFacebookの友達が多い人なんかは、

そんな人が多いのではないでしょうか?

個人的にFacebookで友達が1000人以上いる人なんかは、ちょっと引いてしまいます。

「ほとんど友達じゃないんだろうなぁ、、」

って思いますね。

友達の多さや、人脈の広さを披露したい気持ちはよくわかります。

私にもそういう側面はあります。

親戚で良い大学に行った人がいたり、

親戚に芸能人や会社の社長さんがいたりすると、

誰かに話したくなりますよね?

誰だって多かれ少なかれそういう思いはありますね。

そして、そんな話をしていると、

相手から

「〇〇さんと知り合いなんだ、紹介してよ」

とか

「その人、私の知り合いの友達なんだ」

とか

「そいつ俺の学校の後輩、へぇ知り合いなんだ、今度会ったらお前のこと話しとくね」

だなんて話になっていきますよね?

一見これって、会話が盛り上がりそうな場面だったりします。

しかしこれが、ストレスの元凶なのです。

境界密度とは?

ノースウェスタン大学の、バートン・ヒルシュという心理学者は「境界密度」という概念を提唱しています(参考:『マンガで分かる心療内科 15巻』 ゆうきゆう)。

簡単に説明すると、「境界密度」とは人間関係のつながりの濃密さのことであり、

あなたの知り合い同士が知り合いであることが多い場合は、境界密度が高い状態。

逆にあなたの知り合い同士が、他人同士の関係は境界密度が低い状態であるとされています。

つまり、

例えていうと、

あなたが勤めている会社の同僚がAさん、

そしてあなたが通っているスポーツクラブの友達がBさん。

そしてAさんとBさんがお友達だった場合は境界密度が高い状態。

AさんとBさんが他人同士だと境界密度が低い状態といえます。

そしてこの境界密度が高い状態とは、

人間関係でストレスを溜めやすい状態とバートン・ヒルシュ先生は言っているそうです。

所属しているコミュニティー同士が独立しておいた方が良い!

業界密度が高い状態だと、なぜストレスを溜め込むのか?

一見境界密度が高い方が、

仲間との一体感があって良いように感じられるかもしれません。

しかし、実はそれって言ってみればキレイゴトなのです。

よく考えてみてください。

あなたがちょっとした仕事の悩みを学生時代の親友に愚痴りたいときに、

その愚痴る相手が会社の同僚とつながっていたらどうでしょう?

親友の事は信用してないわけでは無いけど、なんとなく怖くて言いにくいですよね。

これが、境界密度が高い人が陥る罠です。

自分の所属しているコミュニティーAとコミュニティーBがあって、

そのAとBが、それぞれどこかでつながりがあったりすると、

自分は本音をなかなか打ち明けることができず、

どんどん自分の中に溜め込んでいってしまいます。

だからこそ、むやみやたらに友達を友達に紹介してはいけないのです。

境界密度が低い状態、

つまりそれぞれの人間関係のグループが独立した状態である方が、

自分の本音を出しやすくストレスを溜め込みにくい人間関係といえるのです。

ここでは1つ、自分の人脈の広さを自慢したい気持ちをぐっと抑えて、

等身大の自分で人間関係を築いていくことをお勧めします。

たとえあなたの人脈が狭くても、

「自分自身素晴らしいのだ」という自己肯定感さえあれば、

それだけで充分です。

おわりに

「人間力を高めるためには常にオープンマインドでなければいけない」

だなんていう思い込みは、抱かなくても良いのですを、

「もっと心を開け!」

とか

「人に言えないようなことを持つな!」

とか言う人は無視して結構です。

誰にだって包み隠しておきたいことが1つや2つあるし、

「人は秘密があったほうが、安心して生きていけるものだ」

とも言われているんですよ。

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