1/fゆらぎで
幸せになりたければモーツァルトを聞け!
目次
はじめに
「モーツァルトの音楽を聴くと賢くなれる」
「牛にモーツァルトを聞かせると、質の良いミルクが出る」
というのは有名な話です。
モーツァルトの音楽には、どこか不思議な力があり人の心と体を整える効果があると言われています。
また成功を収めている人の中にも、モーツァルトの音楽を利用している人もいるようです↓
>>紙への道 コラム(53) 「モーツァルト効果」でミス件数、大幅減少…東京印刷
「どうもモーツァルトの音楽を聞くと、幸せになれるようだ」
と私は気付きました。
そこでなぜモーツァルトの音楽を聞くと幸せになれるのか、ここに3つの理由をまとめました。
これが、モーツァルトで幸せになれる3つの理由だ!
①耳のマッサージで自律神経が整う
人は、体調が良い時は、自律神経が整っているといわれています。
自律神経とは、基本的に自分の意思ではコントロールできない神経系で、
呼吸や、心拍、内臓の働きに関係している神経のことです。
これらが興奮に働くと、血圧が上がったり心拍が高まったり、
いわゆる心が緊張した状態になります。
逆にリラックス方向に働くと、
血圧が安定したり心臓のリズムがゆっくりになったり、
心が癒される状態になります。
免疫力が高まるのは、リラックス状態であるといわれています。
どちらがいいと言うわけではなく、
興奮とリラックスの2つの働きが交互にバランス良く働くことで、
自律神経が整って健康な生活を送れると言われているのです。
音楽には、ピーンと張り詰めた神経の糸を、
ゆらぎのリズムでのばしたり縮めたりするマッサージ的な役割があります。
これは音楽を聴くことで、中耳の凝り固まった部分が、ほぐされることによっておきます。
つまり、音楽を聴くことによって、耳の中のマッサージが行われ、それが脳に良い影響を与えるのです。
その耳の中のマッサージで最も快適で適しているのが、
モーツァルトの音楽と言われているのです。
②1/fゆらぎでα波が発生する
なぜ数あるクラシックの中でモーツァルトが、特に人を幸せな気分にさせるのでしょうか?
聴覚トレーニングの研究をしている、トマティス博士は、モーツァルトの音楽療法的効果に注目しているわけですが、
個人的な趣味でモーツァルトが好きだというわけではありません。
ベートーベンやバッハ、ショパン等と比べても、
モーツアルトの音楽は特にリラックス効果が高いのです。
最近では日本でもクラシックの音楽が乳牛やニワトリなどの家畜を始め、植物にも良い影響があると言われています。
特に「乳牛にモーツァルトの交響曲を聞かせたところ、質の良いミルクが出るようになった」という話は有名かもしれません。
これはモーツァルトの音楽の特徴として、
清流のせせらぎのようなメロディーであり、
軽快なリズムが、生体のリズムと同調しているからです。
人の体も、いわゆる振動でできており、その生体のリズムは、
自然が発する音、川のせせらぎや鳥のさえずりなどと同調しやすく、
それらの環境に身を置いたときに人は癒されます。
またモーツァルトの曲もこれら自然が発する音のゆらぎと同じなのです。
これは1/fゆらぎと言われるリズムであり、
α波が発生して、免疫力や思考力が高まる究極の癒しのリズムなのです。
③潜在意識と繋がり、本来の自分を発揮できる
α波が発生すると、深いリラックス状態に入ります。
また免疫力、判断力、思考力が向上すると言われています。
自然の中でヨガをやったり瞑想をしているときにも、同じような働きかけがあります。
これは、顕在意識から潜在意識に移行する過程で、
本質的な自分とつながり
“自分本来の能力”
が発揮されることで可能になると思われます。
当然ですが、本来の自分がわかっており、迷いがなくなれば、
判断力や思考力は冴え渡たります。
深いリラックス状態に入って、本来の自分とつながること。
それによって、自分がこれからどうするべきか?
自分が本当にしたいことが何なのか??
ということがわかるようになります。
すると、
しつこい悩み、イライラ、苦悩がなくなり幸福を感じるのです。
モーツァルトを聞くことで、本来の自分とつながり、
幸せを感じることができるでしょう。
結論:モーツァルトは幸せのリズム!
やはり幸せになるためには、
緊張しすぎていてもだめ、
リラックスばかりしていてもだめなのです。
緊張とリラックスの程良いリズムの生活が、本来の自分を引き出してくれるようです。
活動していく中で、効率の良いリラックス状態を意図的に作って、
心と体をリラックスさせるために、
モーツァルトを活用してみてはいかがでしょうか?
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