批判されても動じない人間になる3つの心がけ

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批判されても動じない心を身に付ければ、可能性は無限大に広がる!

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目次

はじめに

誰かに批判されるのって、怖いですよね。

「そんなやつ相手にするな」

と言われても、やっぱり腹が立つし、

怒りが体調に現れたりします。

忘れようとしても忘れられないし、夜も眠れないことがあります。

批判されて、その後いつまでも腹が立ったり、いつまでもクヨクヨしたりするのが嫌だから、

そのうち批判を恐れて人前に出なくなります。

人が集まる場には行きたくないし、新たなチャレンジもするのも怖い。

結局は本当に自分のやりたいことが、やれなくなってしまいます。

だからって、言い返したり、相手を論破する勇気が持てない。

仮に相手を論破したところで、それで自分が幸せになる自信がない。

なんでこんなに批判されるのが怖いのか?

要するに、批判されても動じない人間になればいいのです。

批判されても、簡単には動じない心を身に付ければ、

未来の可能性は広がっていきます。

ここに、批判されても動じない人間になるための心がけを3つ紹介します。

この3つの心がけが批判に負けない人間を作る!

①批判してくる相手は「自分と戦っている」と思うこと。

激しく暴言を浴びせられたり、強く批判された時、

あなたを批判してくる相手は冷静ではありません。

間違いなく、心が乱れています。

なぜ心が乱れたのでしょう?

その引き金はあなたが発した言葉、もしくは行動です。

ここで大切なのは、あなたの発した言葉や行動は、単なる”引き金”であって、

相手が怒った”原因ではない”と言うことです。

原因は間違いなく、怒っている相手の心の中にあります。

例えば、あなたの一言に相手が勝手に深く傷ついたとしても、

実は相手にとって気に入らないあなたの要素というのは、相手の中にも存在するのです。

人は自分と似た要素を持つ人間を排除したくなるものです。

少し思い出してみてください。

あなたが他の誰かに、「あいつはいい格好ばかりしやがって」と思ったとき、

あなた自身にも他人に対して良く見せようとする要素が無いですか?

必ずあるはずです。

要するに、激しく怒っている相手ほど、

自分が克服したいと思っている悪い面が、

あなたの中に写し出されていると言うこと。

つまり相手は自分自身と戦っているので、

あなたが同じ土俵に立って戦う事は無駄なことです。

相手にしなければ、そのうち相手は去っていきます。

あなたは微笑んで良い気分でいるだけでいいのです。

②どでかい堪忍袋を持つ

江戸時代の、長く太平の世を作った徳川家康は、

「怒りは敵と思え」

という言葉を人生訓にしていたそうです。

「織田がつき、羽柴がこねし天下餅、座りしままに食らうわ徳川」

という言葉があります。

織田信長とはまさしく対照的な堪忍袋を持っていた徳川家康が、怒りをコントロールすることで天下人への道を開いたことが疑問の余地がありません。

誰かに批判されて言い返したり、

落ち込んでいつまでもクヨクヨすること、

それらも含めて全て「怒り」が原因です。

堪忍袋が小さいと、批判されたときのダメージはどうしても大きくなります。

怒りが他人に向けられているうちは、

まだマシなのですが、放っておくとそのうち自分に向けられます。

自分で自分を責める癖がつくと、寝ても覚めても苦しい時間を過ごすようになるでしょう。

すぐに怒りをあらわにする人を、

「瞬間湯沸かし器」と言ったりします。

このタイプの人は周りに敵を作りやすく、

そして仲間からのサポートも得られにくくなります。

人から批判されても動じない人になるために、

“いかに堪忍袋が小さいことが人生で損をするか”

ということを知りましょう。

「自分は何が起こっても、そう簡単に怒る事は無い」

「自分は器が広い人間だ」

そのように自分を思えるようになったとき、

誰かの批判に動じる事なんてもうないでしょう。

もし誰かに何かを言われて、怒りそうになったとき、

何か対処法を決めておきましょう。

私のオススメは、怒りそうになったとき、

何かを言い返す前に、呼吸を数えながら深呼吸することがお勧めです。

とりあえず3回、呼吸を数えながら深呼吸してみましょう。

それがダメなら5回、

それがダメなら10回、

呼吸によって、心が静まるように人間の体はできています。

③言い返すのではなく、今を堂々と生きる事が最大の仕返しになると知る

誰かに批判されたり、ひどい暴言を浴びせられたりした時、

その場で言い返したり、また後になって、

「いつかあいつをおんなじ目にあわせてやる!」

と復讐したくなる事はありませんか?

そのような報復心を持って、見事にその相手に仕返しできたとき、

あなたは心から喜べますか?

どんな相手であっても、人を傷つけたり、陥れたりするのは、決して心地よいものではありません。

人の心はそのようにできています。

報復された相手が、そのまま黙っているとは限らないし、

さらなる報復をしてくる可能性もあります。

中東情勢やアメリカと中国の貿易摩擦などから見ても、それは明らかです。

報復はやがて”いたちごっこ”になり、

そのいたちごっこが国と国同士になれば、

大きな戦争になります。

そしてこれまでにも罪のない民間人がたくさん死んでいきました。

報復の連鎖は必ず自分に戻ってきます。

多くの人は過去、現在、未来という時間のつながりの中で生きていると思っています。

しかし、たった今生きているのは紛れもなく「今ここ」のあなたです。

悩みが尽きない人、批判されて動揺してしまう人は、今現在を生きていない人です。

心が過去のトラウマや、未来への不安に飛んでいき、目の前の仕事ができなくなる人がいます。

曹洞宗の開祖である道元禅師の言葉に、

「前後際断」

というものがあります。

これは簡単に言えば、

“現在を未来や過去と切り離して考えることが大切”

ということです。

批判されて、心が動揺してしまう人、

批判されたことをいつまでもクヨクヨしたり、

「いつか大きな仕返しをしてやろう」と考えている人は、

まさしく今現在も過去と切り離して生きることができていない人です。

当然今の生活は良くなりません。

どうせ仕返しするなら、相手が手も足もでないほどの大きな仕返しをしてやりましょう。

それは今を毅然とした姿で堂々と生きることです。

今現在を懸命に、胸を張って堂々と生きている姿ほど、まぶしく輝いているものはありません。

そんな姿を、あなたを批判したり、手ひどい仕打ちをした相手が見たらどう思うでしょうか。

「あいつにはもうかなわない」

「もう参りました」

きっとそう映ります。

そして、他人を批判することがいかに愚かなことか、身をもって知ることでしょう。

おわりに

批判してくる相手は、本質的にはあなたと戦っているのではなく自分と戦っていること。

怒ったり言い返したりすることが、エネルギーと時間の無駄であること。

今現在を堂々と生きる姿を、相手に見せつけること。

この3つを心がけていれば、メンタルが鋼のように強くなり、

未来の可能性もどんどん広がっていきます。

それでも今現在、批判されてすぐに動揺してしまう人、落ち込んでしまう人、

そんな人がいれば、安心してください。

批判されて、落ち込む人ほど、未来の伸びしろナンバーワンということです。

自分自身、そんなふうに言い聞かせてきました。

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