やる気を高めたい人が知るべき6つの意外なこと!

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やるべきことがあるのに、どうしてもやる気が出ない!

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目次

はじめに ~ただ頑張るだけの人は破たんする~

やる気が出ない時ってありますよね。やるべきことはわかっているのに、、。

でもただ頑張るだけでは何も解決しません。

苦しいがんばり方を続けても、心が破綻してしまいます。

やる気を出す上で、知っておくべき意外な事実をここに紹介します。

この事実を押さえるだけで、やる気がみなぎるヒントになるかもしれません。

これが”やる気はでない”の裏にある意外な事実だ!

①やりたくないことをやってもやる気なんて出てこないことを知る

勉強しなきゃいけないけどなかなか続かない、集中力が出ない。

もしくは仕事のやる気が出ない、このままじゃいけないのにどうしても体が動かない。

そんな時ってありますよね。

自分で選んだ仕事なのに、やる気が出ないとき自分を責めてしまいます。

「あーなんて自分は情けない人間なんだ」

って思ってしまいさらにやる気をなくしてしまう。

そんな時は、

「そもそも今やっていることを成し遂げた時に幸せになれるか?」

「そもそもそれはやりたいことなのか?」

それを疑ってみてください。

たとえあなたが選んだ道であったとしても、

生活のため、名誉のため、お金のため

と考えていると、意外とやりたくないことを選んでやっているのかもしれません。

例えば、本当は人の世話をするのが嫌いで、長時間働きたくない人が、

お医者さんになったとしたらどうでしょう?

人の命を預かり、なおかつ長時間働かないといけない。

夜中にだって呼び出されるかもしれない仕事です。

世話嫌いで長時間働くことが嫌な人がこの仕事を選んだ先にあるのは悲劇でしかありません。

人の動機付けには、大きく分けて2種類あります。

一つはお金の為、地位や名誉を得るためにやる外発的動機付け、

もう一つは、お金や地位、名誉は度外視で、ただ“自分のやりたいこと”をやるための

内発的動機付け

内発的動機付けは無理矢理やる気を出さなくても、自然と体が動いてしまうような行為のときに発揮されます。

やる気を出すにはどちらが有利でしょうか?

それは内発的動機付けである事は一目瞭然です。

やりたいことの延長線上に、その仕事があるというのは圧倒的に有利であり、幸せな人生を送る近道です。

②弱音の中に本音が隠されていることを知る

一見やる気を高める事と何も関係ないように思われるかもしれませんが、

本当にやりたいことを再度認識する上でとても重要な事実です。

私たちはどうしてもお金に囚われたり、

周りの評価に囚われたりして、かっこいい仕事、稼ぎやすい仕事を選びがちです。

その仕事の能力を高めるためにやる気を出す、でもそれがうまくいかないことで悩んでいます。

では

「好きなことならやる気が出る」

と聞いたとき、そもそも好きなことが何なのかわからない。

いや、心の奥底では本当はわかっているけどそれは言ってはいけないような気がする。

例えば、自分の好きなカメラで写真を撮ることを仕事にと思っていても、

実際にそれでは食べていけないのが現実、

だから

「そんなことをいつまでも言ってはいけないんだ」

と自分に言い聞かせて、自分の興味とは全く関係ない仕事につく。

またアイスクリームが好きで、アイスクリーム屋さんになりたいけど、

親に「もっと現実を見て、手に職をつけることを考えなさい」

と言われる。

そして心を抑圧してたいして魅力を感じない公務員や会社員になる。

「楽しく稼ぎたい」

「疲れる事はしたくない」

「仕事が楽しくない、10年先も楽しくなるような気がしない」

そのような弱音は吐いてはいけないし夢を語ることなんて現実逃避だと考える。

それは幼稚な人間がすることだと考えて、自分の弱音を否定してしまう。

でも意外なことに自分の本音を知るには、弱音に目を向けることが大切なのです。

心理学では

「カタルシス効果」

と言って、

弱音をさらけ出すことが、元気を取り戻すことに役立つと言われています。

もしあなたの本当の考えが、世間の常識からズレているとしても、

勇気を出して弱音(本音)をさらけ出してみてください。

弱音と向き合うことから、真のやる気がみなぎってくるかもしれません。

③疲れているときに頑張っても害にしかならないと知る

いくら好きなことであっても、疲れていたらやる気なんてなくします。

多くの人は、好きなことであれば寝る間を惜しんででも頑張ることができると妄想してしまいがちです。

だからサラリーマンをしながら、夕方から好きなことをやっている人、最近私の周りにもいますがなかなか続く人はいません。

考えてもみてください。

夢や目標があって仕事の合間に勉強しようと試みても、

朝から夜まで働いて、家に帰ってさらに勉強、

そして土日も勉強なんて生活は続くわけがありません。

確かに最初のうちは、やりたいことをやり始めた時に無限の体力があると錯覚してしまいがちです。

頑張れる時もありますが、それは恐れの感情から来るまやかしのやる気なのです。

そして期間限定です。

人は恐怖や不安、焦りを感じていると、疲れを感じにくくなるという厄介な習性があります。

また毎日残業して働きすぎると、無意識に疲れを溜めて生産性が下がるのです。

定時で帰宅する意識が低いと集中力が続かないのです。

考えてもみてください、

「あと5時間ある」と思って働くのと

「あと1時間しかない」と思って働くのでは、集中力が全然違ってきます。

限られた時間で、仕事をこなそうとするほど「接近モチベーション」という効果が発揮するのです。

だから、長時間がんばり続けて得られるもの(メリット)は、ほとんどないのです。

むしろデメリットばかりです。

あなたが経営者だった場合、残業ばかりして生産性のない社員はクビにしたいですよね。

④ただがんばり続けるだけの人は無能であることを知る

アメリカの医師フリードマンによると、

人の性格にはタイプA行動パターン、

またタイプB行動パターンという分類があります。

タイプAはせっかちで、禁欲的で短い期間の間でいかに多くの仕事をこなせるか、

ということを基準に頑張る詰め込み型タイプであり、短期的には成果を上げやすい性格なのです

しかし燃え尽きやすい性格とも言われます。

またタイプA行動パターンの人は、血管等の病気にかかりやすいと言われています。

これに対してタイプB行動パターンは、

ゆっくりと自分のペースで確実に前に進む性格と言われています。

疲れたらしっかりと休んでリフレッシュすることの大切さを知る人たちです。

タイプBは、大きな成功をして幸せに暮らしている社長さんに多いタイプと言われています。

一見タイプAパターンは有能と思われがちですが、人から与えられた仕事や流れ作業的業務にしか向かない性格なのです。

そらに常に時間に追われてせっかちなので自由な発想がありません。

だから、しゃべっている内容もつまらないものばかりです。

自由な発想、優れたひらめきというのは脳がリラックスした状態で起きるもの。

よってタイプB行動パターンの人は斬新な発想や、時代を変えるようなひらめきを生み出しやすいのです。

タイプB行動パターンは、能力が高いのは当然で、やる気を管理して大きな物事を成就させてしまうのです。

だから、、、

タイプBを真似しましょう。

(参考: 「やる気」が出る心理学 )

⑤自分が”明日も生きている”と思っている人は、何もなしえないことを知る

やりたいことがあっても、なかなか行動にうつせない時、

「明日からやろう」

「来年からやろう」

と言って、行動を先延ばしにする人がいます。

それって、

「明日も生きている」

「来年も生きている」

という、不確かな信念を前提としている発想です。

私たちは、自分の命は有限であるということを知識では持っていながら、

経験レベルで理解して日々の行動をとっている人はあまりいないでしょう。

仏教の修行の中に「不浄観」といって、ひたすら死体を見続ける修行があります。

それは”人はいつか死ぬ”ということ、

そして朽ち果てていく儚い存在であることを実感して煩悩を手放す修行です。

「命ははかない」ということを経験レベルで理解して煩悩を滅却すると、

明日がある、来年がある、3年後があるだなんて思わないはずです。

もし自分の命が一年後に終わるとしたら、この世でやり残した事は無いでしょうか?

今日一日で自分の命が終わると思ったとき、あなたは後悔しないためにいやでもやる気を出すでしょう。

やりたいことをなんとしてもやり遂げるはずです。

先延ばしにしなくていいようなことを、先延ばしにしてしまう人は、「明日死ぬかもしれない」ということを思い出しましょう。

⑥ちょっとの中断が集中力をぶち壊すことを知る

疲れないようにするためにしっかりと休息をとりながら、夢や目標を達成していく事は大切だと話ました。

しかし、ここで1つ落とし穴があります。

実は勉強や仕事中に気分転換のため作業を中断すると、やる気が極度に下がって再開するのが難しくなるのです。

アメリカのMicrosoft社で29時間にわたって社員の様子を録画して調査したところ、

1時間に平均4回何らかの理由で仕事を中断していたそうです。

そして40%の人が、仕事を中断した後再開できなかったそうです。

また中断した後再開したとしても、もとの集中力に戻るまで平均1時間かかるという調査もあります。

それだけではありません、

仕事中にメールや電話に気をとられた場合、IQが10ポイント低下、業務の生産性は40%低下するとも言われています。

中断する事は悪魔の行為とも言っても良いでしょう。

はかどっている時こそ、

休憩は取らずに一段落着くまで、やりきってしまうことが大切なのです。

(※参考 マンガで分かる心療内科 15巻 (ヤングキングコミックス) )

だから多くの場合、「3分だけ休憩しよう」と思う人が3分では済まず、

結局1時間以上無駄にしてしまうのです。

3分のスマホ、ムダ1時間!

ですね。

勉強中に1時間も結果的にネットサーフィンをしてしまったら、かなり脳が疲労状態に入ります。

多くの人は自分を責めてしまい、自分の無能さを残酷にも実感してしまうでしょう。

自己肯定感も下がりで、人と関わる自信すらなくしてしまいます。

おわりに

やる気が出ない、そんなふうに思っている時、実は今の生き方を見直すチャンスかもしれません。

自分の弱い部分に向き合う事は、自分の弱さを受け入れることです。

自分の弱さを受け入れることでしか、人は前に進めません。

やる気が出ない自分を認めて、向き合うことが、生きやすい人生をつかむための糸口かもしれませんね。

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