その行いが、自己肯定感を下げる!
目次
はじめに
「生きにくい」と感じる人、
「昔はそうでもなかったのに働くようになってから特に生きにくさを感じるようになった」
「結婚してから生きにくいと感じるようになった」
そんな人はいませんか?
そんな人が知らず知らずのうちに、自己肯定感を下げる行為が習慣化している可能性があります。
自己肯定感は育った環境の影響を大きく受けますが、
大人になってからの生活習慣や、考え方の習慣などでも影響を受けます。
ここに、自己肯定感を自ら低下させてしまう意外な行為を3つにまとめて紹介します。
これが自己肯定感を下げて、自ら生きにくくする3つの行為だ!
無理にポジティブになる
「自己肯定感が低い自分はダメだ」とか「ネガティブな自分はやっていけない」
自分を直そうと思って、ポジティブな人間になろうとする人がいます。
確かにより良い人生を送るために行動を起こすことは大切ですが、そのためには正しいやり方があります。
人間は弱いもので、前向きになろうとか、ポジティブになろうとか思えば思うほど、心が抵抗してしまうものです。
ある物事を見て「嫌悪を感じてしまう」というのは正直な心の本音だからです。
その本音を無理矢理「そんなことは思ってはいけない」と思って無理にかき消そうとすると、心が抵抗するのは当たり前です。
精神科医の水島広子先生も言うように、
人は自分のタイミングでしか変わっていけないものです。
そして変わるタイミングは、自分を受け入れられた時だけです。
無理にポジティブになろうとする事は、
大前提として、”今現在の自分を受け入れられない”ということになります。
だから無理にポジティブになろうとする事は、自己肯定感をより低下させてしまう結果になるでしょう。
人の悪口を言う
自己肯定感が低い人は、自分のことをありのままに受け入れられない人です。
自分のことをありのままに受け入れられないから、誰かと比較して優越感(劣等感も)を感じたりしてなんと心を保とうとします。
だから他人に対して妬み、難癖、批評するという行為は、自分のことをありのままに受け入れられていないとこを自他共に認めるような行為です。
それに気づかずに、ことあるごとに他人の悪口、世の中に対する不平不満を口にしててしまう事は、自己肯定感を結果的に著しく損ねる行為になるのです。
“自分をありのままに受け入れるためには、他人をありのままに受け入れること”
という前提に立てば、そんな寛大な自分の素晴らしさ、そして心に暖かさを感じ自己肯定感が高く保てるでしょう。
不健康な生活をする
人は体調が良い時と悪い時では、モノゴトの見方が大きく変わってくるものです。
それを証明する実験も海外ではあります。
想像してみてください。
たとえば、
お腹の調子が悪い時に、
他人から
「その服センスないよね」
と言われたら、腹が立ったりクヨクヨと考え込んでしまう人が多いでしょう。
また体調が悪いのも相まって、その気分の落ち込みは、実際より大きく感じてしまうものです。
一方で、お腹の調子が良く、その他の体調も良い時に
「その服全然センスないよね」
と言われたらどうでしょう?
確かに最初はカチンときますが、多くの場合引きずるとまではいかないでしょう。
「そんなひどいこと言えるなって、何か心に問題あるんだろうな。気の毒に」
と冷静に分析できる人もいます。
大抵失礼なことを言える人というのは、自己肯定感に大きな問題を抱えているものです。
体調が良いと、そういう相手の心の状態も直感的に理解できます。
だからどんな時でも、体調を整えておくことが最善のメンタルヘルス対策ともいえます。
不摂生が生活習慣になっている人は、体調を崩しやすいです。
意思の弱い自分に自信が状態が慢性的に続いているものです。
そして何より、体の不調は心の不調につながります。
最近理由もなくイライラしやすくなった、
落ち込みやすくなったという人は生活習慣を整えてみることが良いでしょう。
おわりに
いかがでしたか?
日頃の何気ない行為や、生活習慣が自分の人生を生きにくくしていることがあります。
過度にポジティブになろうとして、
「ネガティブな考えは今すぐ消そう」
という生き方が、失敗してさらに緊張感を強めている人もいるでしょう。
「あいつは間違っている。間違っているあいつを許せないから、罰を受けて当然」
と言う生き方が、その”あいつ”ではなく自分を苦しめます。
「毎晩寝る前に甘いものを食べるのが生き甲斐なんだ」
と思ってやってきた生き方が、
自己肯定感を下げる行為だったりもします。
この記事で自分を見直すキッカケになれば幸いです。
ではどうすればよいのか?
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