自己肯定感を高めるにはこの本を読め!
目次
はじめに
「自分を信頼し、自分を能力がある人間だ」
と思い、自分を大切にできる心。
それが自己肯定感。
これがしっかりと備わっていると、人生のあらゆるピンチで踏ん張りがきき、乗り切ることができます。
多くの成功者は自己肯定感を高めるため、なんらかの術を持っているものです。
本を読むだけでも自己肯定感は高まるものですが、数ある自己肯定感系の本から私が厳選した2冊を紹介します。
この2冊だけでも読んでおけば、
「何があっても大丈夫」と思えるようになっていくと思います。
これが自己肯定感を高める2冊だー!
『自己肯定感の教科書』 中島輝
著者である心理カウンセラーの中島先生は、様々な精神疾患を克服されて、
自己肯定感の第一人者として活躍しています。
自己肯定感を高めるためのバイブル本として、この「自己肯定感の教科書」はおすすめです。
自己肯定感に関する本は世にたくさん出回っていますが、それぞれ自分に合う合わないはあると思います。
と言うのは、
自己肯定感を構成する要素の中には、
自尊心、自己有用感、自己信頼感など、様々なカテゴリーに分かれており、それぞれ何が欠けているのか?
ということを把握してから高めていくことが大切だからです。
なので、
そもそも自尊感情が欠けている状態で、自己有用感(自分には役に立っている感覚)を高めていても、
効果を上げるにはやや非効率ということです。
自分が大切という感覚と自分は役に立っている感覚は別ものです。
自尊心が欠けている状態であれば、まずは自尊感情を高めるよう、
自分に対する言葉かけなど、自宅で一人でできるような前向きになる習慣を身につけていく必要があります。
だからといって、自尊心を高めるために自己有用感を高めるようなエクササイズをして全く無意味と言うわけではなさそうですが。
この本を読むことによって、自己肯定感を構成する何が欠けているのか?
ということをわある程度正確に理解して、
それに対するアプローチを確実に行うことが、
「何があっても大丈夫」と思えるような自己肯定感向上につながるのです。
何より即席で自己肯定感を高める方法と、
長期的に自己肯定感を高める習慣が紹介されているので、
確実に折れることなく自己肯定感を高められます。
『自己肯定感、持っていますか?』水島広子
精神科医として、対人関係に関する研究の取り組みや、自己肯定感に関する著書をたくさん書かれている水島先生の本です。
私が読んだ印象では、水島先生の自己肯定感に関するアプローチの仕方は、
他の本とは一線を画していて、とても面白いです。
普通は自己肯定感を高めるといえば、
まずは自分の感情を変えていこうと努力してしまうものです。
しかし、水島先生の本ではどちらかというと、自分に目を向けることをオススメしていません。
代わりに、他人に向ける思いや考え方を変えていくことで、自己肯定感を高めていくユニークな方法を紹介しています。
“人間は他人に対してポジティブな感情を抱くことの方が自分自身にポジティブな感情を抱くことより簡単である”
という習性を生かしたやり方です。
それが実際的で有効なやり方だと私自身も感じています。
何故かといえば、自分に対する感情は、無理やりポジティブにもっていく事は難しいのです。
それができれば最初からこんな自己肯定感の本など必要としていないのです。
多くの場合、自分に何かを言い聞かせようとすると心が反発して、余計自己肯定感が高まりにくくなってしまいます。
そして自分ではなく他人にポジティブな感情を向ける方が、どちらかと言うと簡単なのですね。
他人を肯定的に見ている自分というのは、
なんとも温かい心の自分に気づくことになります。
それが自己肯定感の向上につながり、人生を豊かにしていくのです。
そして、他人を肯定的に見るコツは、他人を無条件に尊重すること。
これがなかなかできないものです。
しかし仮に”条件付き”で誰かを尊重したとしても、自己肯定感は高まらないと思います。
それは、自分より能力が高い人、もしくは人格的に優れた人を尊敬することは、
誰でもできる簡単なことだからですね。
この本で自己肯定感について、意外な一面に気づくことが出来ました。
おわりに
何か新しいことをしたくても、自信がなくて一歩踏み出せない人、
夢はあるけど「自分には無理」だと思って、最初から諦めてしまう人。
諦める前に自己肯定感について考えてみてください。
あなたができないと思ってしまうのは、
ただ単に今現在の自己肯定感が下がっているだけかもしれません。
自己肯定感を高める方法さえ知っていれば、行動する勇気が湧いてくるものです。
まずは一冊だけ本を読んでみましょう。
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