マンガでうつを撃退!おすすめ「マンガでわかる○○」シリーズ!

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うつはマンガで克服しろ!
「うつになると本なんか読めない」という声をチラホラ聴きます。
確かに活字を読むのは、少々エネルギーがいるので辛い人もいるでしょう。
(それが良いリハビリになるのですが、、)
でも絵がいっぱいついた挿絵がたくさんある本やマンガであれば、楽しく読み進めることが出来ます。
この記事では落ち込み、不安、イライラなど”心におすすめ””ためになるマンガ”を紹介します。
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目次

これがおすすめマンガだ!

①『まんがでわかる自律神経の整え方』 小林弘幸

うつがひどい時でも、比較的手軽に読めて、勉強になる漫画です。

人間男女問わず、体調の悪い時、もしくは原因不明のだるさや、イライラが続くときは、

自律神経が乱れています。

多くの慢性疾患、ガンやうつなどのいまだ解明が難しいとされている病気は、

自律神経の乱れが関わっていると言われています。

特にうつなんかは、自律神経を乱れた状態、つまり「自律神経失調症」をさらに悪化した状態で起こる病気です。

多くの精神症状は自律神経の乱れが原因です。

イラつきや不安が収まらない状態は交感神経が働きすぎている結果で起き、

また炎症疾患やアトピーなどのアレルギー疾患は副交感神優位で起こる病気です。

朝起きで気分がどんよりしていたり、学校や会社に行きたくないと思った事はありませんか?

それは学校や会社のストレスとの言葉で片付けられてしまうかもしれませんが、根本的には自律神経が乱れている状態で起こる症状です。

多くの場合朝からどんよりしている時と言うのは、血圧のコントロールがうまくいってない状態だからです。

血圧をコントロールするのは、自律神経ですよね。

体を覚醒させて、脳を興奮させ交感神経が働くべき時に働いていないから起きます。

ただこのことは、医療機関ではなかなか指摘されないかもしれません。

病院に行っても「何の異常もありませんよ」と言われてしまうけれど、なんだか心身が不調な方。

大事な時に限って体調を崩してしまい、実力が出せない方。

いつまでも若々しく素敵な自分でいたいなと思われる方、

そんな方はぜひ、この本に描かれていることを実践してみてください。
体調が変わってくるのが、必ず感じられることでしょう。
つまり、人生を変えていくことができるかもしれないのです。

引用:『まんがてわかる自律神経の整え方 』 小林弘幸

自律神経が整っていると、心が落ち着き、病気にもなりにくく、気分も前向きになります。

上で書かれているように、体調が整ってくるのです。

そして精神面においても、落ち込んでもいつまでも引きずらず、切り返しの速い人間になれます。

つまり自律神経を整えるという事は、人生を良い方向に変えることにつながります。

それをわかりやすく示してくれているマンガ本がこの本です。

私がこの本を特にお勧めする理由は、自律神経の大切さをわかりやすく伝えていることばかりでなく、腸内環境を整えることにも着目しているところです。

多くの人は自律神経と、腸内環境が関係しているということをわかっていません。

「うつは脳の病気だ」と言われていますが、同じくらい腸内環境も大切です。

腸内環境次第で脳の機能も低下してしまうからです。

また自律神経を整える生活習慣は、と腸内環境を良くする生活習慣でもあります。

順天堂大学の小林先生に習い、自律神経をして人生を変えましょう。

②『マンガでわかる引き寄せの法則』 著 みちよ 作画 ミイダチエ 

うつになると、気分がどんよりして最悪な状態です。
もしかしたら、うつになる前の性格から、そのような傾向があったのかもしれません。

今の最悪な状態は自分が選んだ思考であり、

その最悪な状態を自分で引き寄せていたとすると、

この先の人生も自分で選び直すことができます。

こんなことを言うと、

「何言ってんだ?」と思われるかもしれませんが、

引き寄せの法則を勉強すること自体、

気分の切り替えや、感謝の気持ちを持つことの練習になると私は考えています。

何はともあれ、うつの正式名称は「気分障害」と言われています。

そして引き寄せの法則の基本は”気分が良い状態でいること”です。

非常識な発想と思われるかもしれませんが、引き寄せに関する本を読むことで、

鬱になりにくい性格になると思います。

漫画の内容としては、派遣社員をしているOLが生きづらい生活の中で、

偶然「引き寄せの法則」と出会い、最終的に幸せな結婚を遂げると言う内容です。

まぁベタな内容ですけど、それぐらいがわかりやすくて良いんです。

ここまでお話ししてきた通り、良い結果を生み出すのは、「痩せてきれいになれたら嬉しいな」と言うポジティブな意識ですが、

実際「今自分を現実的に見て、自分を変えたいと願う事はポジティブなのではないか?」と思われる方もいるかも知れませんね。

しかし「引き寄せ」を起こすのは表面ではなく、その思いの中に”どんな感情があるか”なのです。

「太っている自分は嫌い」という思いの中には、言い換えると「私は自分を認めていません。

今の自分では満足ではありません」という意識があるということ。「だから変えたいのだ」ということですよね。

「今が満足でないから変えたい」と言うのは”恐れ”が発する時です。

恐れとは、「わたしよりよく生きていない」という、喜びとは正反対のエネルギーです。

引用:『マンガでわかる引き寄せの法則』 著 みちよ 作画 ミイダチエ

今までの人生を振り返って、悪いことが起こった時に限って、

悪いことがさらに続いてしまった経験はありませんか?

私自身、気分屋で、また失敗を引きずるタイプでした。

悪いことが起きたら、いつまでたっても悪い気分を手放せずに、周りに撒き散らしていたのかもしれません。

まさに引き寄せの法則とは感情の法則です。

気持ちいい気分、嬉しい気分でいれば、またそのような気分になるような出来事が起こります。

でも気分なんて自分じゃなかなかコントロールできません。

そこで私なりに1つコツをお教えします。

それは口癖を変えることです。

それは「ありがとう」とか「おかげさまで」の言葉を口癖にするのがオススメです。

これは心の中で全く思ってなくてもいいのです。

思ってない状態からスタートする事で、いつの間にか本当にそのような気分になっていくものです。

それが言霊パワーです。

難しいことは考えず、軽い気持ちでまんがを読んで、”引き寄せ体質”を手にしませんか?

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③『マンガでわかる!雑談力 トレーニングで話はうまくなる』 監修 櫻井弘 

うつになると、人と喋るのがなんだか苦手になります。

例外的な人もいるかもしれませんが、私はかなりそうでしたし、

うつの症状自体があまり喋りたくなくさせます。

またうつ病になったことに対しての、うしろめたさのような気持ちが、人と話すのを怖くさせるのだと思います。

またコミニケーションが苦手で鬱になったり、自分本位のコミニケーションのやり方で、

周りとトラブルを起こして鬱になったり、

そのような形でうつになってしまった人も大勢いるのではないでしょうか?

円滑なコミニケーションは、自分はしかり、他人の人生をも良くします。

そこで、

雑談力を学ぶことで、人とたくさん関わり、人の心に共感して、温かさに触れてうつを良くしましょう。

漫画ではちょっとコミニケーションが苦手なフライトアテンダントが、

あるメンター(師匠)に学び雑談力を磨いていく過程が描かれています。

雑談を広げていくテクニックの一例として以下のものがあります。

せっかく会話の糸口がつかめても、会話のキャッチボールがうまくいかずに会話が途切れがちになってしまっては、雑談上手とは言えません。

雑談を広げるには、聞き方が非常に大切になります。

聞き方とは、すなわち「あいづち」の打ち方です。

ほとんどの人は無意識のうちにあいづちを打っているはずです。

しかし何も考えずになんとなくあいづちを打っていると、

「この人は本当に話を聞いてくれているのかな?」

と相手に不信感を抱かせている恐れがあります。

引用:『マンガでわかる!雑談力 トレーニングで話はうまくなる』 監修 櫻井弘

本書では相手の感情や会話内容に沿って、あいづちの度合いを変えるポイントなどを分かりやすく説明してくれています。

私も忘年会や、あるセミナーの懇親会などで、

この方法を活用したら、相手の話がどんどん引き出せて、自分も自然と相手の話に集中できるようになりました。

そうなんです、、。

私自身もともと「雑談」が超苦手な男でした。

④『まんがでわかる稲盛和夫フィロソフィー』 監修 稲盛和夫 まんが 小山鹿梨子

京セラ創業者、稲盛和夫氏の経営哲学を、漫画でわかりやすく説明している本です。

企業の経営哲学ということで、うつに役に立つかどうかは賛否両論あると思います。

この経営哲学の根本的な部分は、

特にある程度良くなったときに、「どう生きていいか」と迷うひとの導きにはとても役立つと思います。

自分の幸せはもちろん、自分以外のもの、

つまり世の中に対して社会貢献を再びできる人間になるためには、

この考え方は間違いなく参考になります。

漫画の中ではビールの売り子をしている女子大生が、アルバイトを通して本気で生きることの大切さを学ぶ過程が描かれています。

どのようにすれば人生を良いものにできるのか?

周りを幸せにできるのか?

などを考えていく中で、主人公の女子大生は徐々に精神的に成長していきます。

目先の利他(小善)よりも、長い目で見た利他(大善)を優先する勇気が必要。

小善とは、その場で相手の幸せだけを考えること。
例えば子供が欲しがるものをすぐに買い与えれば、その瞬間は喜ぶが自分勝手な大人に育ってしまい、将来、本人が苦労することになる。
長い目で見れば小善は罪にさえなりうるのだ。

一方大善は長い目で相手の幸せを考えること。

子供に厳しく我慢を教えれば、その瞬間は非情に見えるが、自制心のある人間に育つ。
トータルで見れば子供の幸せと、あなたの功徳へとつながっていくのだ。
引用:『まんがでわかる稲盛和夫フィロソフィー』 監修 稲盛和夫 まんが 小山鹿梨子
稲盛氏によれば、これからの世界ビジネス競争において、過去の繰り返しや前例を真似るだけの人は通用しない。
競争生き抜くには、習った知識を生かして創造性や独自性を発揮することが必要だ。
誰もが「自分だけの方法」を見つけ出す意識を持たなければならないのだ。
それがまさに京セラの開拓の歴史。
引用:『まんがでわかる稲盛和夫フィロソフィー』 監修 稲盛和夫 まんが 小山鹿梨子

目先の利益や、目先の楽にとらわれない生き方をすること。

そしてこれまでの常識に縛られすぎないこと。

まさにこれらを体系的に説明しているのが、京セラフィロソフィーだと思います。

そしてこれらは、見方によってはうつから脱出するための考え方にもつながります。

成功した企業の原点となる考え方は、あなたや私の人生の成功の参考になります。

もちろんこの考えをただ真似ていくだけではなく、

自分の独創性を発揮しながら取り入れていくことが必要です。

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⑤『マンガで分かる心療内科』  ゆうきゆう   ソウ

現役精神科医が原作の精神科や心療内科に関する病気を面白おかしく、わかりやすく解説した本です。

ギャグ漫画といえども、読んでいて本当に勉強になる内容なのです。

うつと診断されてしまったら、どうしても今の自分が深刻な状況だと考えてしまいます。

ある程度そのように考えてしまう事は必要なのかもしれませんが、

それが強すぎると生きる意欲や、生きる希望や勇気がすべて消えてしまいます。

全ての人がそうだとは言いませんが私自身はそうでした。

そんな時に私が休職中に救われた本は、

「ツレがうつになりまして」と言うコミックエッセイの本でした。

「マンガで分かる心療内科」は私がある程度治ってから読み出した本ですが、

当時うつ病が深刻な時に、この本に出会っていたら、

きっとこの本も私の心を楽にしてくれただろうと感じております。

特に1巻から読むと、みんな感じると思うのですが、ほんとに最初はくだらないギャグなんです。

「誰がこんなギャグで笑うんだ?」と思うようなくだらないギャグの連発なのですが、

読んでいくうちにそのギャグに徐々にハマっていってしまうのです(だから最初だけ読んで、読むのをやめるのはもったいないと思います)。

そして私以外の読者も感じていることだと思うのですが、

ギャグの質が徐々に上がっていくのです。ボケ自体もしつこくて面白いし、

ボケに対してのツッコミが鋭くなったなぁ…と12巻あたりでは特に感じるのではないでしょうか?

一話一話の間に「Y医師のよくわかる解説」と言うコーナーがあり、

前の話でテーマになった精神疾患に対しての、少し詳しい解説があります。

本当に自分が心理学や、精神疾患に対する知識がついてくるのを笑って楽しみながら感じることが出来ました。

何より”病気に対する深刻さ”と言うのは、良い意味で感じさせなくしてくれる本だと思います。

おわりに

成功哲学や雑談力はもしかしたら、今うつに苦しんでいる人には必要ないと思われるかもしれません。

しかし、このサイトに来ていただいている人は、

少なくとも”自分の人生を良くしたい!”と考えてくれている人だと思います。

いつか完全復帰する自分をイメージして、ためになるマンガを楽しみながら読みましょう。

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