”天職に就きたい人”が持つべき4つの視点

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天職は”生きる意味”を考えれば見つかる?

お仕事が原因でストレスが溜まって生きるのが辛い人は多いと思います。

その仕事が自分のやりたい事、趣味や生き甲斐と一致していたらどうでしょうか?

そんなライフスタイルを送っている人は、苦悩と無縁の生活を送っているのかもしれません。

理想の人生を送るため、天職を手にするために、フランクルはある考えを提唱しています。

心理学の先人に倣い、あなたも天職に転職するヒントを見つけてみませんか?

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目次

”天職に就きたい”と思う人が持つべき4つの視点

①仕事に使命を感じないなら疑問を投じるべし!

私は数年前にうつになり、読書や生活習慣の改善により克服、

これまでの経験を活かし個人施術家として活動しています。

またブログを通じて執筆のお仕事を頂いたり、

悩みや葛藤をヒントに有用なコンテンツを孤軍奮闘しながら執筆しています。

自分の使命こそが仕事だと思っています。

うつになった方の中には、お仕事のストレスが原因でなった人も多いと思います。

今の時代、なかなか正社員にはなれず、

自分のしたい仕事に就くのは非常に難しいと言われています。

お金のためにと言いながら、本来やりたくない仕事、

興味のない仕事、使命を感じることのない仕事についている、

そんな人が沢山いるのではないでしょうか?

やりたくない仕事を惰性でこなす中で、

不毛と感じるような努力、何とか毎日耐え忍ぶ人が沢山います。

別にその生き方を、否定しているわけではありません。

しかし、天職に就きたいと考えている以上、

そのライフスタイルに疑問を投じなければいけません!

②自分を知ることだけが天職につながるとは限らない!


私も過去にはそんな、

”やりたくない事を仕事にする”

というスタンスで社会に出て、お金を稼いでいました。

大学に行って専門職の資格を取って、

その仕事について年数がたつにつれて、、

次第に当初の仕事とはかけ離れた仕事をやるようになり、

次第にストレスが溜まって、何のために働いているのかがわからなくなりました。

と言うか、

自分がやりたい仕事がわからくなっていったのです。

私は次第に体調を崩し、うつになりしばらく休養した後に、

自分を見つめるようになりました。

この自分を見つめるという作業は、その時の私にとっては必要なものでした。

その作業の中で「生きるのが怖い」「死にたい」と思うようにもなりましたが、

そんな絶望的な気持ちを何度も何度も自分の中で生産して、

かき消そうとするたびに頭の中が疲れてしまい寝込んでしまうのですが、


そんな辛い作業の繰り返しが、

今の自分の活動につながった一つの要因ではあります。

これは間違いありません。

職場が変わり、多少収入は減ってしまいましたが、

今は幸せな人生を送れています。

では、天職を見つけるには、自分を見つめる作業だけでいいのか?

そうではありません。

実際、自分の内面を見つめて、自分の好きな事をやることだけ考えていては、

モチベーションが長続きしません。

天職を見つけるには、もう一つ違った視点を持つ必要があります。

これが、かなり重要です。

③”自分の外”に目を向けることがカギ!


ロゴセラピーの精神科医ビクトール・フランクルは、

自分の内面を見つめるだけでは、天職を見つけることはできない

と言っています。

自分の内面を見つめるのではなく、むしろ外面的な部分、

「何があなたを待っているのか?」

「誰があなたを待っているのか?」

「何があなたによって未来に実現されるのか?」

と言う視点で悩むことが必要です。

つまり、

「あなたのことを必要としている、使命・理想・課題、そうしたあなたの事を必要としている何かに目を向けなさい」

とフランクルは言っているのです。

きっとうつになるほど辛かったあなたの今のお仕事、

もしくは仕事に対する考え方、メンタリティーでは、

その部分を感じることが出来なかったのでしょう。

だからといって、自分の好きなこと、興味のあること、

そのことばかり追求することだけが、天職をつかむコツではありません。

実際に人は、自分のために頑張ることよりも、

自分以外の人や世の中全体の役に立つ事をすることで、

強いやる気を引き出し、素晴らしいパフォーマンスを発揮します。

それは、

「他人や、社会全体の役に立てた」

という貢献感が、自分自身に強烈な幸福感をもたらしてくれるからです。

まさに、利他的な行動こそ、究極かつ真の利己主義につながるのです。

④経験や適性が無いからと言って天職ではないとは限らない!

自分の内面ではなく、外面に目を向ける。

貢献感を感じる何かを見つける。

これはフランクルの考えのみならず、

アルフレット・アドラーの提唱する共同体感覚に通ずる部分があります。

その悩んだ先にある仕事(使命)は、

今まであなたが経験したことのない仕事かもしれません。

メディアの仕事かもしれません。

カフェの仕事かもしれません。

介護やセラピストの仕事かもしれません。

あるいは

「そんなの私には無理、派手な仕事は私のキャラには合わない!」

と思ってしまうような意外な仕事かもしれません。

ある日突然友達から「一緒にやろう」と付き合い程度で始めた仕事が、

楽しくて仕方なくなるかもしれません。

つまり、何が言いたいかというと、

自分の実績や適性にこだわりすぎず、

時には直感やワクワク感に従うことも大切ということ。

結論:天職は”果たすべき使命を考える”ことで見つける。

いずれにせよ、何かを見つけたらあとは、、

全力で取り組むだけ。

すると初めて、自分の「天職」が見つかるのだとフランクルは言います。

天職に関しては、

「自分自身の内面だけ見つめていれば見つかると言うのは誤解である」

とフランクルは教えています。

あなたが果たすべき使命がある。

あなたを待っている誰かがいます。

ではでは、皆さまに最高の天職が見つかります。

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