自分を捨てる3つのメリット

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自分を捨てると人間力が高まる?!

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目次

はじめに ~自分にこだわると、苦しむ!!~

自分を捨てることが、実は幸福な人生を送るヒントだったりします。

それは、精神が成熟した人間力の高い人が身に付けた技です。

逆に自分を捨てる技を身に付けると、あなたの人間力は高まり人生は好転します。

人々を苦しめる”自我”を捨てて、

苦しみのない人生を送りましょう。

これが自分を捨てる3つのメリットだ!

①怒りが消える

怒りは、”自我”が強いということの表れです。

少しのことで怒ってしまう人っていますよね。

・自分が傷つけられた。

・自分が大切にされなかった。

・自分を下に見やがった。

そう感じる人は、他人のちょっとした行動や言葉に反応して、

ひとりで勝手に傷ついています。

なかなかそういう人には、

自分で気づいてもらわない限り救いの手がありません。

なぜそんなに傷つきやすいのか?

というと、

単に自意識が過剰なのです。

わかりやすく言うと、

自分に対するこだわりが強すぎるのです。

他人から言わせると、

「誰もあなたの話なんかしていないのに」

「なんで自分の意見で判断して、勝手に怒っちゃうかな…?」

なんて呆れられます。

自分を捨てると、他人の言葉を純粋な言葉として受け止めることができます。

つまり、他人の意見は所詮他人の意見と理解できるようになるでしょう。

「この人の今の言葉には含みがある」

だなんてことを、よく感じてしまう人は、要注意です。

自我が強すぎて、怒りのパターンに人生が振り回されている可能性があります。

②迷いが消える

迷っている時間があると、

人生は時間の浪費になってしまいます。

もちろん大切な決断をする上で、迷う事はある程度は必要です。

自分の頭でじっくり考えて、決断を下すこと。

そのほうが後悔はしないと言うのもわからないでもないです。

しかし、迷いに迷った末、結局行動しなかった、ということが多い人は、

少し注意が必要です。

自分を守るための情報集めすぎて、

自分を見失なっている可能性があります。

なぜ迷うのか?と言えば、

やはり自分に対するこだわりが強いからです。

自分の名誉

自分の損得、

そればかりが気になっていると、

本来やるべきことが見えづらくなります。

利己的な精神から始めた挑戦は、おおむね失敗に終わることが多いです。

利他的な精神、社会貢献の心から始めた取り組みは、

失敗する事はほとんどありません。

仮に失敗しても、心が折れることがないので、再チャレンジすることができます。

これは、京セラの会長稲盛和夫氏の考えですが、

そのように考えると、迷いは消えませんか?

迷いは心の消耗であり、人生で大切な時間の消耗でもあります。

③能力が発揮できる

感情で行う判断は、決まって間違いに終わります。

つまり、一時的な感情で始めた取り組みは、能力が発揮できずに失敗することが多いでしょう。

これは仏教界で言われている当たり前のことですが、

自我が強い人、自分に対するこだわりが強い人は、感情的になりやすいです。

だから何か新しいことを始める時も、

「あいつを見返してやるために」

「みんなが俺を尊敬するために」

という、不純な動機から始めることが多いです。

そこに利他的精神は当然ありませんし、

人間として必要な誠実さ、勇気はひとかけらも存在しません。

好きなことなら頑張れる。

得意なことなら没頭できる。

とはよく言われますが、

大抵好きなこと、得意なこと仕事にはならないことだったりします。

また仕事になったとしても、お給料が低かったり、独立するリスクを負わないといけなかったりします。

そこで、

尊敬されたいとか、

馬鹿にされたくないとか、

貧乏になりたくないとか、

自我からくる感情を抑えられないと、

人生で挑戦する機会は永久にやってこないでしょう。

モチベーションは好き勝手に上げたり下げたりする事は、なかなか出来ません。

しかし、モチベーションを上げてやる気を引き出す方法はあります。

それは、

「挑戦することが楽しい」

と、脳にインプットさせることです。

損得勘定が働いて、好きでもないこと、得意でもないことに挑戦しても、

脳は楽しいとインプットしないでしょう。

むしろ脳は喜べず、萎縮してしまいます。

多くの成功者は、損得を考えずになりふり構わず、

自分の好きなこと得意なことに挑戦しています。

当然そのほうが、良い結果につながる事は明白です。

「天職」とは、

英語で「calling」と訳されます。

また「calling」は別の日本語訳で、

「使命」という意味もあります。

「天職」と聞くと、利己的なイメージがありますが、

「使命」と聞くと利他的で、社会貢献的なイメージがありますよね。

自分を捨てる。

つまり損得や、名誉など気にせず、心のままに天職に没頭することが、

最終的に「使命」として利他的行為につながります。

自我という余分な荷物はおろしてしまって、能力を存分に発揮しましょう。

結論:自分を捨てることが、最終的に人から信頼されて、社会貢献につながる

自分を捨てることで、

怒りを手放し、

人生の迷いを手放し、

自分の能力を発揮する事につながると説明してきました。

これって要するに、

他人から信頼されて、世の中にとって有益な存在であることの条件でもあります。

自我が捨てられずに怒ってばかりの人には、誰も近寄りません。

何するにも迷ってばかりで、グズグズしている人に仕事は回ってきません。

また当然ですが、自分の能力が発揮できない人に、人も仕事も寄って来ません。

最近何だかイライラする、やる気が起きない、何やっても楽しくないと感じている人はいませんか?

そんなとき、

“自分に対するこだわりが強くないか?”

“自我が張り出していないか?”

一度、心を点検してみましょう。

そして、少しずつでいいので、

自分を捨ててしまいましょう。

とりあえずは最初に、

「損」をしてみましょう。

「損してもいい。」

というくらいの心構えが、

あなたの人間力を強くして、人生を成功に導きます。

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