高校中退して良かった?!私が感じた3つのメリット

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高校中退してメリットがある!?

高校中退した経験がある私が、その後の人生で感じた意外なメリットを紹介していきます。

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目次

はじめに

「高校中退したら、進学や就職に不利だ」

「何より高校も卒業できないような弱いメンタルでは、世の中やって行けない!」

と思っていませんか?

確かに高校卒業して、挫折の経験がなく大学進学や就職をする人たちと比べて、少々不利なのかもしれません。

私も、大検を取得して専門学校の試験を受けたとき、

「なんで高校中退したの?」

と聞かれましたし、就職試験や、転職の際にも高校の中台については、必ず面接官に聞かれます。

それで落とされた事は無いのですが。

そんな煩わしい事は無いに越した事はありません。

しかし高校を中退することは、

デメリットばかりではありませんでした。

他の人が経験しないような人生経験ができたり、

素晴らしい人間関係を築く要素にもなります。

また自分が持っている潜在能力を発揮することにもつながりました。

あくまでこれは私の経験ですが。

決して、

「高校は中退してよかった。だからみんなも中退すべきだ」

と言っているわけではありません。

積極的にはオススメしません。

しかし、

高校を中退することにも、

立派なメリットがあるということを言いたいです。

これが3つのメリット


①大抵のことはやり直せると知る

「人生大抵の事はやり直せる」

と実感したのは17歳の時、初めて高校中退した時でした。

それまではやはり、

「高校中退したら、もう人生が終わりだ」

と心のどこかで信じており、

敷かれたレールから脱線することによって、

とてつもなく不幸になると感じていました。

高校中退すること、つまり脱線することと言うのは、

多数派から外れるだけのことです。

しかも人生において、高校を卒業するという多数派、

その1つのカテゴリーの多数派から抜けるというだけのことです。

そんなことで、人生の全てが終わるはずがありません。

取り返しのつかないなんて事は、全くありません。

高校辞めて、しばらく自分のペースで過ごす時間を持って、

自分を見つめ直した時、初めて自分の実力が発揮できたと思います。

実力を発揮するとは具体的に言うとどんなやり方が、

自分を成長させるためにふさわしいか?

どんな勉強の仕方が正しいか?

ということが自分で分かったことです。

実際に自分に合ったやり方で、勉強することによって、

私は再度進学することができ、順調に就職することもできました。

振り返ると、なぜそこまで中退することを恐れていたのか?自分でもわからないくらいです。

健康さえ取り戻せば、大抵の事はやり直しがききます。

②”知らない自分”に気づく

新たな自分に気づく事は、その後の人生を大きく影響します。

やはり私の場合、高校在学中に感じていたストレスはとてつもないものでした。

ストレスを感じ続けて、心も体も疲れていると徐々に自分に自信がなくなってきます。

何事も消極的な人になっていきます。

そんな生活を、長期間送っていると、

自分は消極的な人間だ。

自信のない人間だ。

能力ないのない人間なんだ。

決めつけるようになってきます。

いわゆる自分に対してのレッテル貼りです。

そんなダメな自分を本質的な自分と信じ込んでしまうことは、何一つ良い事はありません。

おそらくその状態で高校卒業しても、生きていても、つまらない人生になっていたと思います。

高校中退して、高校生活で感じているあらゆるストレスから解放されたとき、

私は新たな自分に気づきました。

自信のない自分、そして能力が低いと思っている自分、

そんな自分はどこへやら…。

「人生1つのことがうまくいくと、

その他のこともうまくい回り出す」

という心理学的効果があります。

私の場合、高校中退して定期試験のストレスや、留年する恐れのストレスから解放された後、

今まで解けなかった数学の問題が簡単に解けるようになってしまいました。

あくまで自分のペースの勉強でです。

そして人が怖かったという性格も、ガラリと変わってしまい、

あらゆる人間関係の中に入っていくようになりました。

それは自分に自信を持てたことの表れだと思います。

「俺はこんなに人が好きだったんだ」

「俺はこんなに話が上手かったんだ」

「俺はこんなに面白く人間だったんだ」

自分で書いていて恥ずかしいですが、

本当にこれは思うようになりました。

自分に自信があって、能力があって、

そして自分が面白い人間であること、

これらを自覚した生き方は積極的な人生と言えるでしょう。

その後も、あらゆる人間関係を形成する力になり、仕事に対してのチャレンジ精神も生まれるようになります。

当然ですが異性にモテるという要素でもあります。

高校中退して以降、自分で言うのもなんですが、大検をとって専門学校生活でも就職して職場生活を送る中でも、まぁまぁ異性にモテました。

また私は、どちらかと言うといじめられっ子の方でしたが、

高校中退して積極的な性格になってから、

昔私をいじめたタイプの人間とも、対等に渡り合えることができました。

どうしてもいじめを経験すると、

人が怖くなったり、積極的に人と話すことができなくなる傾向にあります。

しかしそれは環境の影響が大きいと思います。

自分の心を制限している環境や、条件が1つでも解除された時、

いわゆるメンタルブロックが解放されます。

そうなると、心の中の恐れという感情も、完全になくなるか、

いくらか軽くなりどんなタイプの人間とも人間関係を築きやすくなります。

もしかしたら自分からそういった人たちと人間関係を築きたくなるかもしれません。

私はそうでした。

自分に自信がない、能力がない、自分がつまらない人間だとレッテル貼りをする事は、

人生何にもいいことがありません。

環境の変化きっかけで、知らない自分に気づくことだってあります。

③真の人間関係を築ける

中学から高校で作る人間関係なんて、とてもスケールが小さくて、ちっぽけなものです。

よく考えてみてください。

小学校や中学校なんて、同じ地域で育った子供の集まりです。

概ね価値観も似通っています。

そして高校で形成される集団も、同じような方向性の学問を学ぶ仲間で、

そして同じような程度の偏差値です。

方向性と頭の程度が同じ人間の集まりということ。

つまり中学や高校で形成される人間関係もスケールが小さく、

そんな中で育まれる価値観というのもかなり偏っている怪しいもの。

そこで自分が馴染めないからといって、一体何に嘆く必要があるのでしょう?

挫折も知らない、孤独も経験していない、

そんなぬるい人生の、似通った価値観の人たちと馴染めなかったところで、

全く悲観する必要はありません。

一度、そんな集団から抜け出して、違う社会、つまりもっと広い社会に出てみると、

本当に必要な人間関係だけが、築けるようになるかもしれません。

断言はしませんが、そうなる可能性は高いです。

全く別の人生を歩んだ人が、何らかの原因で挫折を経験して、

深い孤独を感じた経験、そんな人間同士が出会うことで深い絆が生まれます。

それは一緒にいるだけで、

特に何もしゃべらなくてもいい、

2人で沈黙をしているだけでもどこか安心する関係。

そんな”親友”に出会う可能性が高まります。

お互いの波動が共鳴し合うといった感じでしょうか。

長い人生で、親友と呼べる人物に1人でも出会うことができたら、とても運が良いことだと思います。

挫折を経験し、深い孤独を味わうと、真の人間関係を築くための必要条件です。

私の場合、高校を中退して以降に築く人間関係は、とても味わい深いものばかりでした。

おわりに

私が経験した事は、他の人全てに当てはまるわけではないでしょう。

この記事を読んで

「あなたは結果的にうまくいっただけでしょ?」

「何言ってんだ!現実はもっと悲惨だ!」

とツッコミたくなる人もいるかもしれません。

ただただ不快に感じる人もいるかもしれません。

しかし1つ言える事は、

人生で迷っていることがあるなら、答えはないということです。

つまり万人が認める正解というのは存在しないということ。

その選択が正しかったかどうか?

それを知りたいのであれば、あなたが行動して確かめてみるしかありません。

いや、死ぬ直前までわからないかもしれません。

人の経験や、人が無責任にアドバイスしてくることなんて、

所詮人生の参考でしかありません。

判断材料の1部(1%程度です)と考えた方がいいです。

つまづいたら、親や周りの人間のせいにする人は、

おそらく中退後の人生を乗り切る事は難しいでしょう。

それこそ悲惨な現実が待っているかもしれません。

人のせいにする人は、同時に他人からの批判を真に受けますからね。

ただしひとたび、

自分の人生は自分で引き受ける。

人のせいにはしない。

そう決心して行動を起こしたとき、

きっと中退後の人生も明るいものになるでしょう。

ワクワクに満ちた人生になるかもしれません。

きっと私が経験した、3つのメリットを感じられることだと思います。

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