アランの幸福論で人間力を高める!~強くなる”名言”と”哲学”がここに~

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人間力を高めたいときは名言や幸福論、哲学書を読もう!

読書をしていると、人生を変える名言に必ず出会えます。

そんな中なら、人間力向上におすすめの「アランの幸福論」について語っていきます。

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はじめに

アラン(本名エミール、をゲスト、シャルティエ)は、19世紀から20世紀にかけて活躍したフランスの哲学者です。今から約200年前の哲学者ですね。

また「アランの幸福論」は哲学を文学に、文学を哲学に変えようとする独自の文体によって、

日本でも古くから愛好者が多く、思春期の子供からビジネスパーソン、

そして、自営業者など広い世代で、根強いファンがいます。

幸福論を自分の心の中に落とし込む事は、人生において何にも変えがたい武器になるでしょう。

人生つまずいている人、人間力を高めたい人は仏教の教えなどもとても役に立ちますが、

その他の偉人の名言宗家や、世界で強い支持されている哲学者の作品に触れると良いでしょう。

この本では、英語版の原点から、特に印象的で、人々の心に働きかける200の名言を翻訳し「不安」「感情」「自分自身」「行動」などにカテゴライズして短い文章でまとめられています。

一見分厚い本ですが、とても読みやすく深い内容です。

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人間力を高めるアランの幸福論の2つの名言

アランの幸福論で、私が印象に残ったのを2つ紹介します。

落ち込み気分のあなたにとって、とても役に立つ考え方だと思います。

アランの名言①「感情に身をまかせない」

「感情に身をまかせない」

怒りで我を忘れている人も、咳が出るにまかせている人も、大して変わりはない。

いずれの場合も、いってみればどうしようもなくなって、思考が感情の言うなりになって、不安や怒りに身をまかせてしまっているのである。

つまり感情が問題を悪化させているのだ。

そして、正しい所作を身に付けていないと、こうなってしまう。

正しい所作とは、理性を持ってコントロールされた身体の動きのことである。

もちろん、何もかも理性的に制御せよというわけではない。

ただ、不安や怒りにかられて、体の自然な反応を邪魔してしまうことだけを避ける、ただそれだけのことである。

引用:「アランの幸福論」 アラン 訳 齋藤慎子

まさに怒りに苦しんで、人生を悪い方向にしている人や、

心と体のつながりと言うものをなかなか感じられない人にはお勧めの言葉です。

ただ単に「感情コントロールしろ」だなんて言われても、多くの人がどうしていいかわかりません。

もちろんお薬を飲んだからといって、感情がコントロールできるものではありません。

感情に関する神経を弱らせたり、少し麻痺させる位の効果があるだけです。

大事なのは正しい行動、、もっと言えば正しい体の使い方です。

思考変えれば言葉が変わる。

言葉が変われば行動が変わる。

行動が変われば人生が変わる。

ということをどこかで聞いたことがあります。しかしこれは逆のことも言えます。

つまり行動が変われば言葉や思考も変わります。

結局人生を変えるには、行動を変えることがいちばん手っ取り早いと言うことです。

考え方を変えようと頭で努力してるのに変わらない人は、行動を変えてみてはいかがでしょうか?

また体の使い方を変えることにより、精神面での変化も感じやすくなるでしょう。

多くの成功者やスポーツ選手、ヨガやピラティスの達人は、おのずとそのことに気づいている人が多いようです。

アランの名言②「自ら進んで自由に働く」

「自ら進んで自由に働く」

仕事は、あらゆるものの中で最高のものであり、最悪のものでもある。自ら進んで自由に働くのであれば最高、逆に、そこに自主性がなければ最悪である。

最も自由な仕事は、仕事をする人が自分の経験と知識によって調整できる仕事である。

仕事のでき具合を自分の目で実際に確かめながら、その出来具合だけを頼りに調整を行い、そこから学べることに自ら進んで耳を傾けている限り、人は幸せである。

引用:「アランの幸福論」 アラン 訳 齋藤慎子

このブログでも仕事に対する考え方、特にうつにならないための働き方に関するコンテンツをいくつか書いています。

特に人間力を高めて幸せに生きるには、仕事に対する考え方を変えていく必要があると私は考えています。

仕事とはあなたがこの世で生まれてきてこの世に貢献する手段です。つまりあなたの人生=仕事です。

もしあなたが今、したくない仕事をしていて、毎日死にたくなるような思いをしているとしたら、

そしてそれしかあなたが食べていく手段がないと思い込んでいたら、

あなたは確実に不健康になり不幸な人生を送ってしまいます。

仕事で必要な要素は、

①自ら選んだものであること、

②自分が人の役に立っていると実感できること(アドラーが提唱した共同体感覚)

③ワクワクすること、

すべての要素を完璧に満たすような仕事はなかなか難しいかもしれませんが、

この3つの要素は私が仕事を選ぶ上で大切なパラメーターだと考えています。

アランも提唱しているように、この中で最も大切な要素は、“自分で選んだ仕事”であること。

「人からやらされて」とか「立場上仕方なく」とか「嫌だけど食ってくために仕方なく」というような働き方ではいくら給料が良くても、本質的な幸福を感じる事はできません。

あくまで仕事で起きた問題も、自分の経験や自分の感覚を頼りに解決していけるような仕事が、自由な仕事であり幸福な仕事であるといえます。

大切なのは自分の選択、自分の感覚で生きていくこと。

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アランの幸福論に習う”人間力を高める”ための2つの行動!

「感情に身をまかせないこと」

「自ら進んで自由に働くこと」

これらが幸福になるための要素だとわかっていても、

じゃあ具体的に、そして身近にできる事は無いのか?

と思いますよね。

だからアランの幸福論に則って、幸せになるために具体的にできることを、

たった2つの行動をここで紹介します。

①”幸せになるぞ”と宣言する

笑?それだけと思われるかもしれませんが、これがとても重要です。

「幸せになると誓う」

楽観主義は誓いを必要とする。

最初はどんなにおかしいと思えても、わたしたちは幸せになると誓わなければならない。

「悲しくなるような考えは、すべて間違った考えである」と思いなさい。

こうして用心をすることは不可欠だ。

なぜなら、人が何もしないでいると、すぐに不幸せを当然のように作り出してしまうのだから。

「退屈」がその良い例である。

引用 :『アランの幸福論』 アラン 訳 齋藤慎子

幸せになるための第一歩は誓うことからです。

心で誓っても良いのですが、心で誓うのはどうしても雑念や疑いに押しやられる場合があります。

だから言葉として口に出すのがオススメです。

「私は幸せになる!」と実際に言ってしまうことで、

自分自身に暗示をかけることができるからです。

言葉に出して言うことに、抵抗がある人がいるかもしれません。

それは、

「幸せはとらえどころがないもの」

「幸せになりたいと言う事は今が不幸だと認めるようなもの」

などといろいろ考えてしまいます。

それでも、疑いや雑念を消してしまうために、あえて言ってしまえばいいのです。

誰かに伝えて知らせる必要はありません。

自分一人の時に、こっそりでも言えばいいのです。

②感情が乱れたら”あくび”をする

感情が乱れたとき、悲しくてたまらない時、イライラしたりしたときに、

手っ取り早く回復して幸せな気分になる方法があります。

それがあくびです。

あくびをする時というのは、疲れた時や眠い時ですよね。

それはつまり「飽きた」ときや「余裕がある」という状況でもあります。

命がピンチにさらされているときに、あくびをする人はいないですよね。

つまり、あくびという行為は、心に余裕が出てきたという状況につながるのです。

あくびをするフリだけでも効果はあります。

あくびをする

あくびは、イライラや退屈といった日常的に伝染性のある行為に対する、やはり伝染性のある対処法である。

あくびが病気のように人から人へと伝染するのを、不思議に思う人がいる。

私が思うに、病気のように伝染するのは、むしろ深刻さや慎重さ、心配そうな態度である。

反対にあくびは、命の叫び、言うなれば健康を回復することであり、

深刻な状況への拒絶反応のあらわれである。

いわば、無頓着さを思いっきり宣言しているようなものだ。

引用 :『アランの幸福論』 アラン 訳 齋藤慎子

行動というのは思考や気分に反映します。逆もまた然りです。

ちなみにあくびに関しては、2011年米国ニュージャージー州のプリンストン大学の研究で、

“あくびは加熱されたのを冷やす機能がある”

という結果が出ているそうです。

なんにせよ心に余裕がなくなったときは思い出してください。

あくびをするという”小さな行動”でも心を切り替える強力なきっかけになることを。

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おわりに ~強い意志を持って小さな行動を起こす~

アランの幸福論では「意志を持って幸せになる」ということを強く説いています。

幸せになるには、つまるところ強い意志が必要です。

そのことが人間力の向上につながります。

感情に流されるまま生きていては、悲観主義になり人生を終えてしまいます。

つまり悲観主義とは、感情に流されるまま生きてきた結果なのです。

感情に流されるままの生き方を放っておくと、やがてその感情は悲観にとどまらず、

怒り、そして激怒という激しいものとなってあなたやあなたの周りの物を襲います。

これではいずれ心が折れますし、いつまでたっても幸福にはなれません。

あくびのような小さな行動からでもいい。

強い意志をもって行動を変えること、悪い感情に流されずに、

マインドフルネスのように感情に気づき、再び目の前のことに意識を戻すこと。

調子の良い時も調子が悪い時もそのことを忘れずに過ごすことが、

不幸に陥らずに、幸福を実現するための確実で最短の手段なのです。

>>人間力が身に付く本3選! 〜人間力を高めれば、うつは勝手に消えていく〜

【この記事の参考書籍】

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