あなたの人生を台無しにする”5つの妨げ”はヴィパッサナー瞑想で解決できる!

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私たちは人生の目標に向かって努力している時、どうしても誘惑に負けてしまうことがあります。

それによって、夢が叶わなかったり、途中でやる気をなくしてあきらめてしまったり、

体調を崩したりして目標が達成できずに終わってしまうことは悲しいこと。

今回はそれを解決する対応策を話していきます。

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目次

人生の足を引っ張る5つの妨げ

2600年前にお釈迦様は悟りを開き、

ブッダになって目標の成就するうえでの注意点を以下のように述べられました。

道に者よ、迷いに満ちたおのれの心の状態に気づくがよい。

そこには5つの妨げがある。

すなわち、

①快楽に流される心

②怒り

③やる気の出ない心

④そわそわと落ち着かない心

⑤疑い

である。

気づくがよい、このような心の状態では、物事をよく理解することも、

正しく考えることもできない。

ゆえに苦しみの連鎖はいつまでも続くことであろうと。

引用:「反応しない練習」

心にこのような5つの要素があると、人生はうまくいかないし、目標は達成できないと言っています。

うつにも5つの妨げは良くない

これは落ち込みから立ち直り、再び折れない自分になるためにも同じことが言えると思います。

落ち込みから立ち直り、常に体調がいい状態を維持するには、やはり少し努力が必要だからです。

ネットやテレビ、甘い物、体に悪いものを一時的に断つ努力も必要だからです。

そして人から言われた傷つく一言に、いちいち反応しない努力も必要になってきます。

快楽は人生を楽しむうえ多少は必要ですが、それが自分をコントロールできないくらいにハマってしまっては、何もいいことはありません。

長期的にはマイナスにしかなりえません。

また人から言われた言葉に怒りを覚えて、その怒りにいつまでも支配されることは、まさに無駄なエネルギー消耗です。

何言われても半分で聞いておいて、他人に怒りなんて覚えないにこしたことはありません。

怒りに流されやすい人は、いい意味で”人の話を聞かない人”になりましょう。

5つの妨げを持つ人の傾向

これらの5つの妨げを持っている人は、仏教的には一つの傾向があります。

それは、雑念や妄想が多いことです。

雑念や妄想が多いと、ちょっとしたことで落ち着きがなくなったり、ソワソワしたり、

人の言葉にマイナスの妄想を抱いて、人に怒りの感情や疑いの感情を抱いてしまいます。

それは刺激を受けやすく、反応しやすい心が出来上がってしまっているからでしょう。

近年の”スマホいじり”は典型的な刺激への反応です。そして知らず知らずのうちにやめられなくなってしまいますし、心の落ち着きを無くしてしまいます。

食事中にやるのも良くないですし、ひどい場合は運転中にもスマホが手放せない人もいます。

刺激に対して反応するという行為は、その人の執着からきています。

執着とは恐ろしいものです。

以前の記事で自分の執着に気づき、反応しないことは悩みから解放される上で重要だと書きました。→あらゆる悩みの、意外な正体!

反応しないということも大事ですが、そもそもの原因である刺激を減らしていくことも大事です。

誘惑に手を出さない事や、気分転換にウォーキングをすることが大事なのですが、

ヴィパッサナー瞑想も非常に効果的です。

ヴィパッサナー瞑想で人生を変える!

ヴィパッサナー瞑想は2600年前にお釈迦様が発見した、あらゆる苦しみから解放されるための瞑想と言われています。

現在企業のメンタルヘルス対策や医療機関における第三世代の認知行動療法として、

マインドフルネスという方法が良く取り上げられていますが、

マインドフルネスはこのヴィパッサナー瞑想をもとに開発されたものです。

私も10日間の瞑想合宿に行って、様々な気づきを得ましたが、その気づきを得られたのも、

あらゆる刺激をシャットアウトする心の技を身に付けたからだと感じています。

実際に合宿中は、携帯も本も没収され、人と喋ることも目を合わすこともできません。

ヴィパッサーナー瞑想合宿体験記

これは何も合宿に参加しなくても、日常生活で実施しようと思えばできることです。

部屋をかたずけて、テレビや携帯から離れて座る時間を設ける。

少し意志が必要ですが、やろうと思えばやれる程度のハードルです。

刺激を減らすという習慣を身に付ければ、刺激に反応する機会も減ります。

習慣づけることにより、意外なくらい快楽に流されずに、また人への怒りを手放すことが出来るようになります。

お釈迦さまも言っているように、何か人生の目標を達成するには、

物事を正しく理解し、正しく考えることが必要なのです。

5つの妨げに心当たりがある人は、一度試してみるといいかもしれません。

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