疲れていると執着する。執着すると苦しみが増える。

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疲れは執着につながる?!

この記事では、私が感じた疲れと執着の関係について述べていきます。

これが苦しみを解消するヒントになれば幸いです。

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はじめに

あなたは今悩んでいますか?

あなたにとって絶対に失いたくないもの、それはなんですか?

お金、仲間、家族、プライド、そして会社の地位や学歴、人にとって失いたくないものは様々です。

苦労してお金を稼いだ人にとって、少しでもお金を失う事は、もはや恐怖に感じるでしょう。

会社の人間関係が辛くて、家族の言葉に癒されている人は、家族を失うことが手足をもがれるくらい辛いことでしょう。

しかし執着が強いと例外なく心は病んでいきます。

うつ病にだってなります。

執着とはつまり「渇望」と「嫌悪」のこと。

何かに囚われると、それが無くては生きていけなくなります。またそれが無くなると怒りを覚えます。

「渇望」と「嫌悪」は苦しみのもと。

どちらも仏教的には心のビョーキです。

執着を手放せば苦しみはなくなり、人生の疲れを無くすことが出来ると、仏教的には言われます。

しかし私の人生経験からは、逆も言えます。

疲れない心と体を作ったり、疲れを癒すことにより執着からも解放されます。

そして疲れているからこそ、人は執着しやすくなるのではないでしょうか。

疲れると執着が強くなる3つの理由!

視野が狭くなる(想像力がなくなる)

人が疲れると頭が働かなくなります。

頭が働かなくなるという事は、知的な活動、作業ができなくなるということです。

ここで言う知的な活動、作業とは集中すること、記憶すること、思考することなど問題解決に必要な様々な知的機能を活動させることです。

疲れており、脳が働かなくなると想像力、アイディアを浮かばせることなどが難しくなります。

だから問題が起こったときに、問題解決させるための選択肢が思い浮かばなくなります。

だから過去に成功した選択肢や、以前に人がやっていた選択肢を適当に選んで、それを採用して実行します。

仮に失敗しても、また同じやり方でやってしまいがちです。

つまり新しいアイデアを浮かばせる力がないものだから、1つの方法に固執してしまうのです。つまり視野が狭くなっている状態です。

視野が狭くなること、物事を解決させるための選択肢が少なくなるという事は、1つの解決手段に執着してしまうことです。

心に執着が生まれているものだから、その方法がうまくいかなかったりすると、ひどく怒ったり落ち込んだり、なかなか立ち直りにくくなります。

一度今までのやり方を手放して、新しいやり方を採用することができれば、解決の糸口が見えてくるものなのですが、疲れている状態では執着から逃れられません。

だから、疲れていると視野が狭くなるので、まずは疲れを取り払うことを行って、執着を手放しましょう。

そうすると様々なことが、うまくいくかもしれません。

自信が無くなる

疲れていると、何事も消極的になりますよね。

やる気はあるけど体が疲れているから、物事をうまく解決させられるか不安になります。

つまり自信がなくなるのです。

なぜ疲れていると、消極的になり自信がなくなるのか?

それは「自信」という性質にあります。

皆さんが何か自信を持つとき、それはどんな根拠があって自信を持つことができますか?

テストを控えていて、テスト勉強をしていないのに自信は持てませんよね?

今まで車を運転したことがない人が、車を運転する自信はいきなり持てませんよね?

そうなんです。

行動してない人、経験のない人に自信は持てません。

自信が持てるようになるには、それまでの過程で行動していることが大切です。

経験を積み重ねて結果を検証して、

「この程度までやればうまくいく」

「この程度の出来であれば、うまくいかない」

という行動と結果、その検証を何度か積み重ねて自分の中で指標を作ります。

つまり経験値を作るのです。

その経験値の指標と照らし合わせて、うまくいくか?いかないか?結果にも自信が持てることになります。

行動もしてない、経験もないのに自信があると言っている人、そして「自信を持つことに根拠なんかいらない」と言っている人も世の中にはいます。

騙されてはいけません。

それは自信ではなく妄想だったり、慢心だったりいわゆる心の病気です。

そもそも疲れている人、慢性的に疲れやすい人というのは、なかなか行動を起こせる状態ではありません。

もしくはこれまでもあまり行動してこなかった人ではないでしょうか。

慎重な性格の人ほど、なかなか行動には移せないものです。

慎重な性格なだけに、考えすぎることで疲れてしまうからです。

また既に疲れてしまっている人は、これから行動を起こせない上に、疲れた体では何をやってもうまくいかないということを無意識に理解しています。

人は自信がない状態では、何かにすがりたくなるものです。

神社に行って神様の力を借りたかったり、テレビや本で知った体に良い食べ物を不必要にたくさんとってしまったり、また不安でお金をためこんでしまったり。

まさにこれは執着そのものです。

自信がない状態というのは不必要なこだわりだったり、不必要な囚われだったり、執着のスパイラルから抜けることが不可能になります。

だからまずは自信を取り戻すことです。

自信を取り戻すためには、まずは疲れを取り除きましょう。

ラクをしたくなる

疲れている時って、疲れる事はしたくないですよね?

いやいや、

当たり前の事ですが。

疲れているときは、ラクしたいのは当然のことです。

それどころか、やるべきことがあるのに、ついついそれを避けてラクに走ろうとしてしまいます。

これは私にとっても耳が痛い話なのですが、やるべきことがあるのに、

それをやらずにラクな方向に走ってしまう事は、

後々苦しみを生む行為です。

例えば、来週までに覚えておかなければいけない仕事の資料も、疲れているとついつい気が遠くなってしまって、いい加減に読んでしまいます。

斜め読みだったり、内容の一部だけ理解して、それ以上のことを探求しなかったり。

そして、好きなゲームやテレビを見る時間等で無駄に時間をつぶしてしまいます。

いわゆる時間を楽に過ごしてしまうのです。

別にそれで仕事を回せれば、それはそれで良いのですが、それではそれなりの評価しか与えられません。長期的に人から信頼を得ることが難しいでしょう。

また、毎日お弁当を作っていても、疲れているとついついお弁当をサボってしまって、外食やコンビニの食材でお昼ご飯を済ませてしまいます。

一度その味をしめてしまうと手軽に昼食を済ませてしまう上に、弁当よりおいしい外食がやめられなくなってしまいます。

というのも疲れている時というのは濃い味のものを好んでしまうからです。

外食というのは、基本的には味付けが濃いめと言われています。

家で作るものより風味や味が良くないとお客さんは来てくれませんからね。

疲れていると、ラクをしたくなります。

そしてラクを覚えるとその方法に執着してしまいます。

仕事で一度手を抜いてうまくいった経験がある人は、また手を抜こうとしてしまいます。

しっかりと勉強をせずに、ゲームやインターネット、テレビにかまけてしまいます。

気がついたらやめられない状態になっています。

そしてお弁当を疲れているという理由で、一度サボってしまうと、外食にはまってしまいます。

おいしいこってりラーメンや、ファーストフードなど、いわゆるジャンクフード依存症の入り口に立っているのかもしれません。

気がついたら執着が強すぎてやめられない状態になっていることもあるでしょう。

疲れていると、どうしてもラクをしたいんです。疲れているとラクをやめられません。

次からもラクしてしまいます。

ラクすることに執着してしまいます。

ラクをしてしまう自分に嫌気がさしたら、まずは疲れを取り除きましょう。

おわりに

最後まで読んで下さってありがとうございました。

最近なんだか調子が悪い。

最近なんだか気分が憂鬱だ。

特に悩みがあるわけじゃないのに、人生がつまらない。

そんなふうに思っている事はありませんか?

なんだか不調だ、理由がないのに人生がつまらない。

いやいや、理由はあります。

それはあなたが疲れているからです。

疲れているから執着してしまい、日頃の何でもない幸せに気付かないのかもしれません。

執着すると、どうしても生活に強い刺激を求めがちになります。

だから、ちょっとしたことで幸せを感じることができません。

スリランカ初期仏教長老のアルボムッレ・スマナサーラさんは、原始脳(快楽や刺激を求める脳)ばかり重んじていると、理性と客観性が乏しくなると言っています。

人は感情のままに生きていたいものです。

欲しいものを追い求めたり、嫌なものを避けたりしたいのです。

刺激になる、楽しくなる、興奮できると思ったら、そちらに走る。

「楽しければいいじゃない」という哲学も作る。

それは原始脳中心に生きる生き方です。

しかし現実はそうではありません。

たまに遊んで、気を休めるのはかまいません。

でも遊ぶこと=人生ではありません。

生きるためには、やりたいことも、やりたくないことも、どちらもやらなくてはいけないのです。

寝たいのに、寝ないで頑張らなくてはいけないこともあります。

原子脳の刺激だけを中心にして生きる人々には、これができません。いつも感情に負けて、喜怒哀楽だけ目指して生きようとします。

その人々は、やってはいけないことをやってしまいます。「やめたい」と口先では言いますが、やめる気も止められる力も、持っていません。

引用:『やめたいことは、やめられる』アルボムッレ・スマナサーラ

疲れていると、強い刺激を求め、やがて執着に変わります。

そうなると理性的な生き方とは程遠い生き方になり、この先苦しい人生になっていくということです。

道端に咲いている花を見て、何か思う事はありませんか?

幸せな気分になりませんか?

その道端に咲いている花にすら、気づかない人もいるのではないでしょうか?

執着を捨てると、幸せを感じるためのハードルが低くなります。

つまり道端に咲いている花を見つけただけで、

ただそれだけのことで幸せになれるのです。

いやいや外の空気を吸っただけでも幸せになれます。

そのためには執着を捨てましょう。

あなたが最初にやる事は、今感じている溜まった疲れを取り除くことです。

人生で溜まった疲れを取り除く事は、少々時間がかかるかもしれませんが、

きっと大丈夫です。

【疲れに効く関連記事】

>>疲れているときに読む3冊の本。体の疲れには読書がおすすめ!

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