このブログは人生のどん底を読書で克服した、
私読書セラピストTOMOの体験記や有用な情報を自由に綴っていきます。
目次
はじめに
今あなたがうつ状態だとして、あなたはこの先どうなっていきたいですか?
うつを完璧に克服して、二度とうつにならない人生を送りたいですか?
それとも、うつ状態になる自分を受け入れて、うつ状態を薬に頼らくてもうまく飼いならせるくらいの柔軟な心を手に入れたいですか?
このサイトはうつ状態でも薬を使わず克服し、夢を追うことが出来ることを目指して書籍紹介やブログ更新をしています。
うつでも夢を追いましょう! 常識にとらわれずに、目の前の小さな出来事にとらわれずに、
うつ状態でもでっかい夢を追いましょうじゃありませんか!
そんな仲間に向けて今日は悩みの正体について語っていきます。
これは皆さんが生きていくうえで欠かせない、大切なことなのでしっかりと読んでいただきたいです。
悩みの正体
それは執着!
さて、悩みの原因っていったい何でしょう?
原始仏教では一般的に悩みの原因は”執着”にあると言われています。
執着とは一言でいうと”こだわり”、または”手放せない心” どうしてもしがみついてしまう怒りや不安や後悔や欲望のこと。
お金なんかがいい例です、今の世の中お金への執着によって起こっている事件や争い事は絶えないでしょう。
利益優先の度が過ぎて、違法な政治献金を贈る(または受け取る)、 安く仕入れて高く売るために食品偽装を行う。
結婚したがために本来自分がやりたい仕事でない仕事に就き高収入を得る。
最も人間が執着しているのが承認欲、あるいは名誉欲。 同期で入社した同僚に先に出世なんかされたら、心中穏やかではいられません。
課長になるため、次は部長になるため、本来自分が一番好きな家族との時間を犠牲にしてまで特に男性は承認欲のために頑張り続けます。
そうした執着が悩みを生み出している、人間の心を苦しめているということは皆さんうすうすお気づきなのではないでしょうか?
人はなぜ執着を手放せないのか?
ここで一つ疑問が出てきます。人は悩みの原因が執着にあると分かったとしてなぜ執着を手放せないのか?
これは、執着を手放す修行法である座禅やヴィパッサナー瞑想を続けているとある一つの真実が見えてくると言われています。
わかっていても消えない執着、これらを起こす真の原因は”心の反応”であることが明らかになっています。
例えば・・・
部下や同僚が自分より優れている気がして自分はダメだと思う。
朝寝坊して遅刻して、自分は社内人失格だと思う。
同窓会に行くと周囲は自分より高い収入で自分はちっぽけな存在だと思う。
ダイエット中に甘いものを食べすぎて自己嫌悪で落ち込む 友人の態度がそっけないと何か悪いことをしてしまったのかもと不安になる。
これらはぜーんぶ心の反応です。 では心の反応は何をもたらしているのでしょうか?
つい相手にカッとなり怒鳴り散らして人間関係を破たんさせてしまう。
ここ一番というときに実力を発揮できずに失敗に終わってしまう。
という具合にさらに反応を生んでしまい際限なく苦悩し続ける心を作ってしまいます。
そう、執着以前に悩みを作り出しているもの、これは”心の反応”なのです。
この心の反応こそが悩みの元凶であり、人生のトラブルを引き起こしているのです。
執着に対してリアクションをしない
となると、 私たちがやらなければいけないことは一つ、
”無駄な反応をしないこと”です。
これが読書の世界から得られた知恵です。 ちなみにブッダの知恵です。
おわりに
<今日のまとめ>
苦悩を受け入れることもせずただあることを認める。 そのうえで無駄な反応をしないこと。