非常識で健康に!
このブログは人生のどん底を読書を克服した読書セラピストTOMOの体験をもとに、心も体も元気になる方法を発信していきます。
目次
はじめに
うつから克服するためのお供として私がお勧めするものは、ズバリ読書です。
そして読書の先には、夢を持つことです。
夢をもって自信をつけて、精神的にも経済的にも自立することが、真のゴールです。
非常識に生きれば、健康になれる!
”もったいない諦め”していませんか?
夢を持つということは、自分の人生をいきること。
自分の人生を生きることは、うつとは程遠い生活をすることになります。
夢を持つことは、時に人から批判されたり馬鹿にされたりします。
特に皆さんに近しい人や、親などから
「いい年してやめときなさい」
「もっと現実的な考えを持ちなさい」などど言われてしまい、夢をあきらめてしまう人が本当に多いです。
これってすごく、もったいないこと。
挑戦者はいつだって非常識、そして孤独
皆さんは糸川英夫さんをご存知ですか?
戦後初の実験用ロケット、ペンシルロケットの開発者です。
ペンシルロケットとはその名のとおり鉛筆の形をしたロケットで、日本のロケット開発にはなくてはならない存在でした。
糸川さんはロケット開発に協力してもらうために、様々な企業に協力要請をしスポンサーを募りました。
その中の一つに、松下電器の社長であり経営の神様である、松下幸之助さんのところにもお願いに行ったそうです。
そこで返ってきたきた返事は、
「糸川先生、そいなもん儲かりまへんで、50年先の話や」
とのこと。
言ってみれば経営の神様と言われる人、そんな偉い人に夢を否定されてしまったのです。
普通の人間なら、そんな多大な影響力のある人に言われてしまったら、あきらめてしまうものです。
でも糸川さんはあきらめませんでした。
そして時は経ち、糸川さんは日本のロケット開発の父と言われるほどのカリスマになりました。
「はやぶさ」は非常識から生まれた
小惑星探査機「はやぶさ」の成功も、この人の存在なしにはなかったと言えるでしょう。
誰になんと言われても、夢をあきらめない、これは昔も今も、どこの国に行っても変わらない成功の秘訣です。
しかし、ふと心を緩めてしまうと「自分が間違っているのではないか?」と思ってしまい、自分を信じる心は、たちまち弱ってしまいます。
「やっぱり、人と同じことをしなくてはいけないのかな?」
そんなふうに思ってしまったときは、
自分を疑うのではなく常識を疑ってみてください。
考えることや感じることをやめたらダメです。
思考の自動化に陥ったら、たちまち人生はつまらなくなります。
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仏教的にも、「常識」は存在しない。
常識って何なのでしょう?
2,600年前より伝わる、苦しみから解放される方法論から学んでみます。
仏教は、お釈迦様が発見した完成された科学です。
原始仏教の世界でも、常識とはあまり良いものとして扱っておりません。
というか常識など、全く中身のない概念です。
10年紀を迎えたり、職場や学校でそこそこ上の立場になったりすると、
「もうこのような立場だから、あの頃のように遊んでいてはいけない」
など常識的観念に縛られてしまう人も多いでしょう。
常識とは、多くの人が「これは良い」や「これはいけない」と思っているものの一覧のようなものです。
いってみればそれは「多数派の見解」ということ。
多くの人が持っている価値観でさえも、この無常の世の中ではすぐに移り変わってしまいます。
実際に自分自身や、私たちの周りの人間の心も、コロコロ変わっていきますよね。
だから常識と言うものにはっきりした定義や概念等は存在せず、本質的にはほとんど意味のないものなのです。
そんな意味のないもの、守っても実にならないものに縛られて生きる事は、まさに妄想や強迫観念に囚われた生き方であり、心と体はどんどん不健康になっていきます。
スリランカ初期仏教長老の、アルボムッレ・スマナサーラさんも以下のように言っております。
ここから引用
結局、常識と言うものは妄想に過ぎません。決まった何かがあるわけでなく、人が心の中で膨らませている妄想なのです。
多くの人が「常識」と言う枠組みに縛られているようですが、実際に人を縛っているのは「確固たる常識」ではなく、「その人が勝手に思い込んでいる妄想」のほう。
引用:『40歳から悔いなく生きるブッダの智慧』 アルボムッレ・スマナサーラ
引用終わり
自分には常識がないと落ち込んだり、常識を知らないから社会でやっていけないだなんて決して思わないでください。
「常識で考えろ!」などと言ってあなたを責めている人たち、
不確かな常識を振りかざしている人間こそが、ゆくゆくは常識と言う概念に最も苦しめられる人たちです。
「正しい」とか「間違ってる」とか誰が決めるのでしょうか。ほとんどの人が多数派の意見に流されているだけで、自分の考えも持たずにきっと人を責めているのでしょう。
あなたの健康を守るために、常識と言う不確かな概念に縛られないでください。
あなたの心と体を凝り固めている「常識」はさっさと捨ててしまいましょう。
自分の感覚を信じて、力を抜いて、体を緩めて健康になりましょう。
→反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
おわりに ~どうせなら人と違うことしよう!~
読書とは、
常識を疑い、心を強くするための、最適なトレーニングです。
読書をすることで、常識に操られる人生からさよならできます。
人と同じ生き方をしなくていい、
人と同じような生き方を選ぼうとした瞬間から、人生がつまらなくなってしまいます。
人とは違う道を歩いて、新しい価値を発見することに、人生の醍醐味があります。
ではでは、読んでいただきありがとうございました。