このブログはうつを読書で克服した私。読書セラピストTOMOの体験記や読書で得た”生きる技”を発信していきます。
あなたも人生を変える奇跡の一冊に出会えることをあきらめないでください。
目次
はじめに
今日は生きる意味が無いと感じている人に向けてメッセージを発信していきます。
生きる意味が無いと不安に感じている人こそ見かたを変えれば、より一層幸せになれるのです。
”生きる意味が無い”と感じているあなた、今こそ一歩踏み出すべき!
「生きる意味」を問うのは人間だけである
私たちには、様々な悩みがあります。
恋人にふられた、会社に就職できない、結婚できない、子供ができない、せっかく会社に就職できてもいじめやパワハラにあってしまう。
そんな悩みは人から体力も気力も奪ってしまいます。
このサイトを見ているあなたも、生きる意味に疑問を感じているかもしれません。
生きることにすっかり疲れ果てて「いったいこんな人生に何の意味があるんだ」 とあなたはつぶやいているかもしれません。
このように絶望することに対して、心理学者であり精神科医のビクトール・フランクルは次のように言います。
”生きる意味について疑問を感じるのは人間特有の能力である。
人間に精神性が存在する証であり、
人間に高い精神性が備わっているからこそ、
生きる意味を疑うことが出来るのだ”
確かに犬や猫は自分の生きる意味を考えることはありません。
自分の人生に意味が無いと感じられるのは、人間特有の高次元の精神性がある故と言えるでしょう。
生きる意味を問うのは心の病なんかではない
またフランクルは次のようにも言います。
”自分の人生の意味を問うのは、決して心の病ではない。
心がある一定のレベルまで向上し、成熟した証なのである。”
毎日幸せで悩みを持たずに過ごしていれば、生きる意味を問うことはありません。
苦しんで、ストレスから逃げて、自傷行為に走ってみたり、非行に走ってみたり、 一時の快楽を得て、また虚しくなる。
そんなことの繰り返し。
また、特に問題の無い人生を送っていても同じような毎日の繰り返し。
そんな時に自分はこのままでいいのか?
このままで自分の人生は意味があるのか?
そんな風に疑ってみるのは決して悪いことではありません。
フランクルによると、 自分の人生の意味を問うことは、自分の大きく変化させるきっかけになりうるのです。
一歩踏み出す時!
人間性心理学の提唱者であるアブラハム・マズローも言います。
マズローは理由なき空虚感や、対象無き不安感を抱く状態のことを”高次病”と言っています。
なぜ高次病になるかと言うと、精神が一定レベルまで成長し、人間が更なる変化、成熟を目指し始めるからと言われています。
人間の精神が一定レベルに達すると、毎日同じことを繰り返していた日常に対して、不安感、理由なきイライラ、意味不明な実存的空虚感に囚われる感覚が襲い掛かると言われています。
つまり、高い精神性が備わっている人間が、その精神性にふさわしくない毎日を繰り返していると、
「このままではいけない、今こそ変化するときなのだ。一歩踏み出せ!」
というメッセージが不安やイライラ、憂鬱な気持ちとしてその人の心に訪れるのです。
つまり、生きる意味が無いと感じているあなた。
おおいに自分の生きる意味ついて悩んでください。
その悩みは、 あなたが”今の自分から新たな自分へと生まれ変われる”きっかけになります。
おわりに
辛い出来事は人生経験。
自分の人生の使命へとつながる”道”なのです。
とことん高次病と向き合って、
自分の生きる意味を紐解いていきましょう。
ではでは、 今日も読んでいただきありがとうございました。