うつになったら、恥ずかしいことを買ってでもしろ?!~うつ体質を変えるための特別な訓練~

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うつになったら、恥ずかしいことを買ってでもしろ?!

このブログではどん底を読書で克服した私、読書セラピスト兼作業療法士TOMOの体験記、

また不安や落ち込みに有用な情報を余すことなく発信していきます。

あなたも奇跡の一冊に出会えます!

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目次

はじめに

今回はうつ克服のためにうってつけの”訓練”を紹介します!

このことを知ることで、うつになりやすい考え方を変えることが出来て、

自然と周りから助けられて、自然とあなたにとって生きやすい世の中になっていきます。

うつ体質を治すための意外な訓練、

是非今後の人生の参考にしてください。

うつ体質を変えるための特別な訓練

うつ体質とは?

うつになってしまう人は、心の底から真面目で一生懸命な人ばかり。

正義感が強くて、辻褄が合わないことが許せない人。

そしてそれが高じて他人の目が気になってしょうがない人。

でもそれって悪いことではありませんよね。 自分で言うのもなんですが、

私もそういうタイプの人間です。

社会貢献したいから。

家族や自分を守りたいから。

だから真面目で一生懸命になるし、世間様から後ろ指差されないような行いをする。

時には真面目過ぎても嫌われるので、少し崩れた自分も演じてみる。

そのほうが周囲に受け入れられる時もあるから。

”恥ずかしい思いは絶対したくない!”

だからついつい程遠いキャラの自分を演じてしまう時がある。

本当の自分ってどんな人だったか、時折わからなくなることがある。

実は普段から心が疲れている。

それがなんかの拍子にうつ病につながっていく。

まさにこれこそが”うつ体質”なんです。

>>辛いとき、死にたいときに知ってほしい。人生を豊かにする3つの価値

>>読んだら”人間力”が身に付く本3選! 〜人間力を高めれば、うつは勝手に消えていく〜

恥ずかしいことを積極的にすることは、”生きる練習”になる

ここで提案です。

”恥ずかしいことは買ってでもしなさい!”

これが私の提案です。

「若いころの苦労は買ってでもしなさい」とはよく言われたもです。

若いころにたくさん苦労を積んでおくと、その人生経験がのちの人生に生きていくから。

人生の荒波を乗り越えるためによく言われる言葉です。

これをうつ体質の改善に役立てる言葉に置き換えるなら、

「恥ずかしいことは買ってでもしろ!」 と私は言いたいです。

「人からこんなふうに思われたら恥ずかしい」

「あんなふうに笑われたら、恥ずかしくて耐えられない」

そのように思うことを実際にやってみる。

やってみたら案外平気だったという体験を沢山してみる。

それをやることによって、人間は初めて自分の人生を生きられるようになります。

人目を気にせず、自分の行動をとることこそ、自分の人生を生きるということ。

「こんな恥ずかしいことをしたら、私はきっと生きていけない」 そんなふうに心の底から思うことを、あえて実行してみる。

それがまさに”生きる練習”になるのです。

私が行った特別な訓練

私の場合、一時的に働くのをやめて一日中公園で過ごしたり、

学校帰りの子供たちと遊んだりしました。

近所のお母さんから「ご主人お仕事は?」と聞かれましたが「今ニートなんです」と堂々と答えました。

少し抵抗はありましたが、本当に思ったほど苦痛ではなかったです。

そんな生活があったから、今は楽しく働けています。

最初は自分が働いていないことを、他人にカミングアウトするのは怖くて仕方なかったです。

何を言われるか?

説教されるんじゃないか?

バカにされないか?

でもそれらは全部、自分の頭の中でつくりだしている思い込み。

仮に心の中でバカにされていることが事実だとしても、何も困ることはありません。

働いていようが、休んでいようが、ニートをしていようが、

他人の評価をコントロールすることはできません。

というか他人の評価をコントロールできたところで、たいしてメリットありません。

自分が他人からどう見られているか?という心配を手放して、

自分の感じ方にだけ集中すること、ありのままの自分を無条件に受け入れて、

自分で考えて行動し続けること。

本来このような生き方をしていると自分の人生の核となる理解を得られます。

つまり本質的な生き方、自分にとって本当に大切なものをしっかり理解して生きることが出来ます。

ありのままの自分を包み隠さず、表現する練習。

これがうつにならないための特別な訓練なのです。

あなたが思ている恥ずかしいこと、ちょっと誰かにさらしてみませんか?

案外平気かもしれませんよ。

>>【おすすめ本】死にたいときに読む本 ~人生に絶望したらこの本を読め!~  

>>自律神経を整えてうつを良くする食事 

>>【うつを食事で克服】うつ病にオススメの食事関連の本ベスト3! 

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自分の弱みを見せることの大切さ

うつになってしまうほど真面目な人、社会に尽くす人、

特に男性の人、自分の弱みを見せる事は恥ずかしいですか?

人に助けてもらう事は恥ずかしいと思っていませんか?

もしそうだとしたら、その考えは捨てといたほうがいいです。

今まで真面目に生きてきた人に対して、

「もっと人から助けられながらいきなさい」

といっても、素直に話聞けないはずです。

当然、私もそうでした。

それは人から助けてもらうという事は、人に迷惑をかけてしまうことにつながり、

自分の存在を社会のお荷物だと思ってしまうからです。

つまり「人から助けてもらうこと=悪」というふうに頭に刷り込まれていることでしょう。

だから人から助けてもらうことなんて、情けないことであり、恥ずかしいことであると考えてしまいます。

では人から助けてもらう事は、本当に人に迷惑をかけることなのでしょうか?

もし人から助けてもらうことが、恥ずかしいことではなく、

助けた側の人にとって幸せな気分になることだということが大前提であればどうでしょう?

つまり人を助ける事は自分を助けることにつながるということが、科学的に証明されていたらどうでしょう?

実は心理学の世界では、人を助ける人、

つまり人に尽くしたり、社会に尽くす生き方をしている人ほど、自分の存在の価値を感じられない人と言われています。

これは極端な例えですが、そういう傾向があるということです。

過度に尽くしたがる人は、”自分の存在価値に自信がない”のです。

裏を返せばその人に自分を助けさせることで、その人は自己重要感を感じることができて、

助ける側自身が救われるのです。

多かれ少なかれ人にはそのような傾向があります。

意外かもしれませんが、人に弱みを見せて人に助けてもらうこと自体は、

助ける側の人間に対して自己肯定感を高めさせたり、存在価値を高めるという

”幸福感の向上”

をもたらすのです。

いってみればあなたが弱みを見せて、人に助けを求める事は、それ自体が人助けなのです。

あなたが今まで生真面目に生きてきた人なら、そのような人ほど誰かには明見せてその人に助けてもらいましょう。

そうするとあなたの周りの人は、自己肯定感が高まり、あなたにも感謝され最終的に、

あなたは愛されキャラになるのです。

うつになって人に助けられることが恥ずかしい?

うつになって、人に助けてもらう事は周りに迷惑をかけている?

とんでもありません!

あなたが上手に弱みを見せて、人に助けてもらう事は、周りの人を幸せにしている行為なのです。

うつになってしまった自分、誰かの助けがないと今は働くことができない自分、

まずはそんな自分をありのままに受け入れることができたら、

今度は堂々と周りの人に助けてもらいましょう。

それがあなたにできる社会貢献なのです。

やがてあなたは、とんでもない愛されキャラになっていきます。

>>依存症からの脱出!!あなたのうつは依存症がきっかけかもしれない!?

>>うつは完全克服できる。そう言い切れる理由。

>>うつで「会社辞めたい!もう逃げたい!」という時に背中を押してくれる本!

おわりに

心の底から恥ずかしいことを、買ってでもする。

自分の弱みを上手に見せて、

他人のセルフイメージを高めて、周りに幸福をもたらす。

結果、あなたは愛されキャラになり、周りからいろいろ助けられて、

今度はあなたが幸せになる。

恥ずかしいこと、弱みを見せること、

そんな練習を繰り返してみると、人生に革命を起こせるかもしれませんよ。

ありがとうございました。

>>自殺を考える前にやるべき4つのこと  

>>高島忠夫の生き様 ~死を意識してうつを乗り超えた人生訓~

>>うつ克服のためのマインドフルネス!~読書で学ぶマインドフルネス~ 

【参考書籍】

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