うつ病におすすめサプリメントとは?おさえておきたい10種類はコレ!

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「うつにおすすめサプリってないかなぁ、、」と私は薬を飲んでいるときによく考えていました。

薬は太るし眠くなるし便秘にもなるし、、、。人によっては改善しないこともあるみたいだしたいへんですよね。

当サイトでは、うつを克服するために”元気になる知識”として、栄養などを重視する生活を強く勧めてきました。

食品から栄養を吸収するに越した事は無いのですが、吸収力のことを考えれば、サプリメントを併用することが、最も手っ取り早くオススメな方法です。

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目次

はじめに ~落ち込みへの対処法、おすすめのサプリメント~

ある専門家によると、特に最近の野菜や果物は、

いくら新鮮で美味しそうに見えたとしても、栄養状態は一昔前より劣っているそうです。

それは近年の加工技術進化により、

いつ収穫したか分からないような古くて栄養価の低い野菜や果物でも、あたかも収穫したてのように見えるようになっているからです。

もしあなたが今の症状(抑うつ、不眠、イライラ、便秘、冷え、パニックなどなど)が強く出ている場合、

通常の食事に加えて、サプリメントを上手に使って”落ち込みや不安に効果が期待できる栄養素”を補いましょう。

もちろん心の病の第一選択肢は薬、でもそこから更に良い人生を送るなら栄養もしっかり重視しましょう。

うつにはこのサプリ!これが10種のおすすめサプリメントだ!

乳酸菌 ~うつ気味、便秘の人は腸内環境を整えるサプリを~

この症状におすすめ:
憂うつ、便秘乳酸菌を食事でとるとしたら:
ヨーグルト、ナチュラルチーズ、漬物、キムチ を食べる

「乳酸菌がなぜうつにいいのか?」

と思われる方がいるかもしれません。乳酸菌の落ち込み・不安への効果は、このサイトの他の記事でも紹介してきました。

結論を言うと、
乳酸菌をしっかり取り入れた生活改善は、不安や落ち込みなどに強くなります!

乳酸菌は小腸の善玉菌の一種であり、またその他に大腸の善玉菌としてビフィズス菌が存在します。

この乳酸菌やビフィズス菌が、腸内でバランスよく存在することにより、はじめて体内でセロトニンの生成が行われます。

だから意外と知られていませんが、いくらお肉を食べたり、トリプトファンなどのアミノ酸サプリで、トリプトファンを体内に取り入れても、腸内の善玉菌がバランスよく存在していなければ、セロトニンが生成される事はありません。

※厳密には腸内のセロトニンなどが直接脳にいくわけでなく、腸内細菌によってセロトニン前駆体物質が作られて、血液脳関門をへて脳内に運搬、そして脳内のセロトニンになります。腸内のセロトニンも脳の働きに影響を与えると言われているので、いずれにしろ腸内環境は超重要です。

腸内環境が整っているか?そうでないか?の違いは、お通じの状態が1つの指標になります。
便秘がちな人、もしくは下痢気味の人は、腸内環境が乱れている可能性が高いです。

乳酸菌サプリメントなどを取り入れて、お通じをすっきり出すことによって、いくらか爽快な気分になり、抗うつ効果も現れるでしょう。

意外と知られていませんが、うつ病と便秘にはとても深い関連があります。

酵素 ~落ち込み、冷え、便秘にもおすすめサプリ~

こんな症状におすすめ:
憂うつ、冷え、便秘酵素を食事でとるとしたら:
バナナ、リンゴなどの果物、納豆、漬物などの発酵食品を食べる

最近流行の、酵素サプリや、酵素ドリンクは、女性のダイエットや断食をする人達の為だけのものではありません。
実はこの酵素ドリンクや酵素サプリは、うつやその他の心の状態にもおすすめなのです。

発酵食品など、酵素を取り入れた栄養改善は、ストレスに強くなり、お通じも良くなります!

どういう事でしょう?
実は酵素ドリンクや酵素サプリは、酵母菌がしっかり入った発酵食品になりますので、体を芯から温める作用が期待できます。
つまり冷えの体質を改善できるのです。
東洋医学では、冷えというのは気の滞り、もしくは血の滞りが原因と言われております。
血や気が体を巡らず滞ると、落ち込み・イライラ・便秘状態になると考えられています。
実際に東洋医学、漢方薬膳の世界では、うつは気が滞ると書いて「気うつ症」と呼ばれております。
体を温める作用のある発酵食品は、納豆や漬物等に該当しますが中には好き嫌いがあり、なかなか食べれない人もいるでしょう。
酵素ドリンクや酵素サプリで、おいしく手軽に体内に取り入れることができます。
また酵素サプリや酵素ドリンクに含まれる酵母菌は、腸内善玉菌の餌になると言われております。
善玉菌が増えることは、セロトニンがたくさん作られることを意味します。
また最近では、ホルモンバランスを改善することに特化した酵素ドリンクもあります。
女性にとってホルモンバランスを整えるという事は、落ち込み気分を良くすることのみならず、”授かりやすい体”になることを意味しますし、髪の毛や肌の状態を良くするための美容効果も期待できます。

トリプトファン ~うつ気味、不眠にはこのサプリ~

この症状におすすめ:
憂うつ、不眠トリプトファンを食事でとるとしたら:
くるみ、アーモンド、卵、牛肉、カツオ を食べる

「どんより、、」や「眠れない、、」は、脳内セロトニン不足が原因で起こると言われております。

そしてその原料が、必須アミノ酸のトリプトファンであることは、よく知られています。
もちろんセロトニン以外の脳内ホルモン、ドーパミンやノルアドレナリンなども大事な要素です。

しかしうつ病になる人は、セロトニン不足になるような生活習慣をしている人が多いですし、
自殺者の脳を観察した結果、セロトニンが明らかに不足していたという研究結果は有名ですね。
だから、、

トリプトファンを取り入れるなど睡眠を考慮した栄養改善はうつにおすすめ!

私は今まで、いくつかトリプトファンのサプリメントを試してきました。
抗うつ効果を実感したのはもちろんですが、最も効果が感じられたのは、”ぐっすり眠れる”ということです。

そもそも寝つきが悪い原因は、夜間に脳内ホルモンのメラトニンが不足すること、そのメラトニンは実はセロトニンが原料で作られます。

だからセロトニンの原料のトリプトファンは、寝不足を根本的に解決するために必須なのです。

鉄分 ~イライラ、むずむず脚を感じたら鉄サプリ~

この症状におすすめ:
憂うつ、イライラ、ムズムズ足鉄分を食事でとるとしたら:
肉、レバー、プルーン、ホウレンソウ を食べる。

※なるべく動物性食品から摂るのが好ましい

体に鉄分が足りなくなると、不安や落ち込みなどが出やすくなります。これは意外なことかもしれませんが本当のことです。

鉄分をしっかり取り入れた生活改善は、落ち込みやムズムズ脚から脱出できます!

多くの人がこの事実に気づかず、見落としている現実があります。
鉄が足りなくなると、血液中のヘモグロビンがうまく作られなくなります。

それにより、筋肉や内臓、また脳に十分に酸素が運ばれなくなります。
特に脳の神経細胞に酸素が十分に送られなくなると、脳内ホルモンの分泌がされなくなり、イライラや不安抑うつ状態になります。

また内臓組織や、筋肉に貯蔵鉄が不足すると、腱鞘炎や、むずむず脚症候群などの症状につながります。これらは全て鉄不足が原因とされております。

特に女性は、体の性質上”鉄不足”になりやすいので、食事と一緒にサプリメントをとって補っていくことをお勧めします。

プラセンタ ~うつ気味、イライラ、更年期症状へのサプリ~

こんな症状におすすめ:
憂うつ、不眠、頭が働かない、肌荒れプラセンタを食事でとるには:
食事ではとれません。

プラセンタが落ち込み・不安・イライラに良い理由
プラセンタは、マルチタレントと言われるサプリメントです。

プラセンタはうつ気味、更年期など様々症状の改善に効きます!

プラセンタとは胎盤から抽出されたエキスのことで、体の症状や心の症状など、あらゆる症状に効果があることが確認されております。

プラセンタの多彩な働きは以下の通りです

プラセンタの効能
1、自律神経のバランスを整える
2、肝臓の働きを強める
3、病気に対する抵抗力を高める
4、新陳代謝を良くして、臓器の働きや血流を活性化させる
5、炎症を抑え壊れた組織の修復を促進する
6、ホルモンバランスを整える
7、精神を安定させる

※これはほんの一例です
実際に医療の現場では、更年期障害や肝臓疾患の薬に使用(保険適応)されており、最近は化粧品や健康食品にも多く使われております。

他のサプリメントとプラセンタの違いはなんといっても「成長因子」が含まれていることです。
特に新陳代謝を促進する「成長因子」はプラセンタ以外で、摂取することはできません。
うつ病に良いとされているのは、特に脳の神経細胞の成長を促す「神経細胞増殖因子(NGF)」が働く事です。

プラセンタに含まれるこの神経細胞増殖因子が、自律神経など脳内神経繊維の増殖と再生に関与すると言われております。

そのことで自律神経やホルモンバランスが整えられて、精神を安定化させる作用があると言われております。

オメガ3 ~トラウマ解消、便秘解消、血液サラサラサプリ~

この症状におすすめ:
不安、トラウマ、便秘オメガ3を食事でとるとしたら:
小魚、クルミ、亜麻仁油 を食べる

トリプトファンや鉄分と並んで大事なのが、「油」の選び方です。
特にうつ病に必要な油の種類は、「オメガ3脂肪酸」です。オメガ3とは主に小型の青魚に含まれる油で、血液をサラサラにする成分や、脳の認知機能を高める作用があると言われております。
だから、オメガ3など
良い油をしっかり取り入れた生活改善は、落ち込み・不安・トラウマに効きます!

最近では、腸内環境を良くしたり、脳の扁桃体と言う部分に働きかけて、過去の不安やトラウマを解消させる働きがあると言われております。

油の種類を変えるだけでトラウマを克服できるなんて凄いですよね。
オメガ3脂肪酸は、亜麻仁油や、えごま油、そして先程言ったように小型の青魚や、クルミなどのナッツ類から摂取できます。

しかし魚は、好き嫌いが大きく分かれるところであり、ナッツなどから油を取ろうとすると相当量を食べなきゃいけません。またくるみは高額です。

オススメはやはりサプリメントです。
サプリメント亜麻仁油を摂取することにより、オリーブオイルの50倍といわれるαリノレン酸が摂取できるますし、酸化しやすいオメガ3 を守る抗酸化物質アスタキサンチンが入っているものもあります。

またメンタルだけでなく、女性にうれしい肌の質を良くする成分が入っているというのも最近のサプリメントの利点ですね。

テアニン ~お茶のうまみ成分でリラックス~

この症状におすすめ:
立ちくらみ、朝のだるさ、集中力低下テアニンを食事でとるとしたら:
緑茶、抹茶、ウーロン茶、を飲む

テアニンというのは、主に高級茶に含まれるお茶のうまみ成分です。
テアニンは、特に自律神経失調症による起立性調節障害に効果があると言われております。

この症状があると、朝なかなか血圧が上がってこなかったり、ダルかったり、とにかく目覚めが悪いのです。

特に会社に行きたくない、学校に行きたくないという人は、この起立性調整障害である可能性が高いです。

そもそも起立性調節障害というとは、自律神経の乱れからくる、つまりストレス性の症状の1つであります。

だから放っておくとうつになりますし、逆に起立性調節障害を良くするような対策をすると、落ち込みや不安が良くなっていくことが期待できますね。

起立性調節障害の改善など、自律神経のことを考えた生活改善は、落ち込み体質を変えます!

またテアニンは睡眠の質を良くして、朝の目覚めをスッキリし、学習能力や集中力を高める作用があると言われています。

またお茶に含まれる栄養素ですが、同時にお茶に含まれるカフェインによる興奮作用を沈める働きがありリラックスサプリメントとしても知られています。

その他では人の効能として、睡眠障害の改善や、頭痛の改善、またPMS(月経前症候群)による様々な症状の改善が期待されます。

効果的と言われているテアニンを200ミリグラム、例えばお茶から摂ろうとすると、約20杯飲まなければいけません。またこの時、お茶に含まれるカフェインも500ミリグラム摂取してしまいます。

だからテアニンを取るにはサプリメントがお勧めです。
良質なテアニンをとって、睡眠を良くして集中力を高める事はあなたの人生を大きく変えることでしょう。

サポニン ~血流改善、更年期、うつ気味のサプリ~

この症状におすすめ:
疲れ、冷え、更年期障害サポニンを食事でとるとしたら:
高麗人参の入った料理、サムゲタンなど、を食べる

サポニンとは高麗人参などに含まれる健康に有効な成分です。主に肝臓の機能高めたり、血行を良くしたり冷えを改善したりする効果があります。
肝臓の機能を高めることが、うつに何の影響があるのか?と思われる方がいるかもしれません。
実は肝臓というのは、怒りの臓器と言われており、東洋医学では古くから精神的な興奮や、自律神経を整えるために肝臓を養うことが重要だと考えられております。
肝臓がしっかり働かないと、ちょっとしたことですぐに疲れてしまったり、血液の解毒が上手くいかなかったりなど、心の疲れにつながるリスクを増やします。
そしてサポニンには、上がりすぎた血糖値をコントロールする効果や女性ホルモンのバランスを調整する機能があると言われております。
これらも全て心の健康を左右する重要な要因になります。

だから、
血流改善、肝臓を養う生活改善は、イライラやうつを撃退します!

冷えや疲れやすさ、イライラして眠れないなど、そのような症状を抱えている人は、そのままにしておくと危険なので、体調を整えるためにサポニンなどの自然の力で元気を養うことをお勧めします。

GABA ~イライラ解消、リラックスして眠りにつけるサプリ~

こんな症状におすすめ:
落ち着かない、イライラGABAを食事でとるには:
発芽玄米、トマト、みかん、ぶどうを食べる

GABAは私たちの体内に存在する天然アミノ酸の1つと言われております。正式名称はγ-アミノ酪酸です。
アミノ酸と言えば、タンパク質の原料として知られておりますが、GABAは私たちの体内でとても大切な役割を果たします。

GABAがしっかり体内で働くと、深いやすらぎを味わえます!

GABAは私たちの脳内で、「興奮を抑えるための神経伝達物質」として働きます。
アドレナリンや、ドーパミンなどの興奮型の伝達物質を抑える働きがあります。

GABAが不足すると、脳の神経細胞に、アドレナリンやドーパミンなど興奮系の脳内ホルモンが過剰に分泌されます。

このことにより人がリラックスできない状態が続いてしまい、長期間にわたり強い緊張とストレスを強いられることになります。

つまりいつも興奮している人や、イライラしている人が、心を落ちつかせて過ごすためのリラックス効果「抗ストレス作用」が期待できます。

なのでGABAを摂ったほうが良い人は、「今からやる気を出したい人」ではなく、「疲れたから、ちょっとリラックスしたい」という人です。

本当の意味で、人生で長期的にやる気を出し続けたいなら、ときにはGABAを摂取して脳をリフレッシュさせることが、かえって大きな成果につながります。

GABAは過剰なストレスや、年齢によって体内の含有量が少なくなってくると言われております。
発芽玄米や、一部の発酵食品に多く含まれていると言われておりますが、忙しい人は玄米を炊くことなんか難しいですね。
なので、サプリメントで補うことが、より確実で手っ取り早い対策なのです。

ハーブ ~うつ、イライラ、不眠にはハーブティーを~

この症状におすすめ:
落ち込み、イライラ、パニック、不眠ハーブを食事や日常で取り入れるとしたら:
ハーブティーを飲む、アロマテラピー

ハーブというと、ハーブティーや、アロマテラピーの精油などをイメージされるかもしれませんが、最近のハーブティーにはメディカルハーブといって薬効に注目した成分が入ったものも多く出ています。

もともと人類は、ハーブを利用して健康を維持し、現代まで繁栄してきました。

中国の東洋医学では、漢方として使われており、またアメリカやオーストラリアでは、先住民の治療や、儀式にもハーブは使われてきております。

本来、人類とハーブは切っても切り離せないほど欠かせない、健康に必須アイテムなのです!

もちろん、人々の「元気が出ない、、」にも有効と考えられます。
例えばカモミールには、体内の平滑筋(内臓を作っている筋肉)を柔らかくする効果があり、心と体をリラックスさせます。睡眠の悩みにもよく取り入れられるハーブです。

またローズマリーというハーブは、古来より「若さを取り戻すハーブ」と言われ抗酸化作用、血行促進、脳の活性化、集中力の向上を助ける働きがあります。

サプリメントと共に天然のハーブの力を取り入れていくことも、考えた方がいいかもしれません。

おわりに

いかがでしたか?
もしかしてサプリメントを飲むことに、抵抗がある人もいるかもしれません。
しかし人間にとって一番の薬は”日々の食事”つまり”栄養”です。

日々の食事で足りない栄養を、サプリメントを摂ることで補い、お医者さんから処方される本当の薬を飲まずに済むなら、こんなに安上がりな事はありません。

私の経験から、体を壊して薬を飲んでから体調が改善することと、偏った栄養をサプリメントや適切な食生活で取り戻した”健康”は全く別物です。

後者の方が、幸せで自信に満ち溢れた健康に感じられるはずです。

最後に、サプリメントを飲むタイミングですが、できれば食事と一緒に食べたほうが栄養の吸収面から考えると好ましいです。

例えば、鉄分のサプリメントであれば、肉やレバーなど鉄分の多い食事をしているときに、一緒にサプリメントをとると、吸収が良くなると言われております。

当然ですが、食事をとらずサプリメントだけで栄養を補う事はお勧めできません。
サプリメントは上手に選んで、ほどよく人生に役立てましょう。

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