人生を変える心理学者の名言!
目次
はじめに
「挫折から復活したい」
「ネガティブな性格を変えたい」
そんな人生を変えたい人に向けた心理学、もしくは哲学の巨匠の名言3つ紹介します!
心理学の巨匠もかつて、自分の性格を変えたいと願って、苦悩して、もがいて1つの真理にたどり着きました。
そんな悩める人の先駆け的存在に、生きる技を学びましょう。
これが、あなたの人生を変える心理学者の名言3つだ!
①『あなたが人生に絶望しても、人生はあなたに絶望しない』V・フランクル。
これはナチスドイツによる、アウシュビッツ強制収容所の、過酷な生活を生き抜いた精神科医ヴィクトール・フランクルの言葉です。
人生にはいったん辛いことが起きると、
まさに”踏んだり蹴ったり”という言葉が当てはまるように、
辛いことが連鎖的に起こることがあります。
仕事で大きな失敗をした。
自分が慕っていた先輩が、自分のことを人として失格だと批判してきた。
心のそこから愛して長い間一緒に過ごした恋人から、ある日突然裏切られた。
こんな時は、絶望して神も仏も恨みたくなりますよね。
「なんで私の人生は、こんなに苦悩に満ちているんだ」
「なんで俺だけこんなに運が悪いんだ」
「私の人生、こんなに辛いことばかりで一体何の意味があるのだ?」
「もう生きていくことに疲れた」
しかし、フランクルも言うように、
どんなに苦しい状況の中でも、
私たちが人生に絶望しても、人生の方が私たちを絶望する事は決してありません。
人生のほうは、
「この辛い状況、不遇な状況をお前はどのようにして生き抜くのかを見せてみろ。」
という試練、問いかけを私たちに投げかけているのです。
私たちの人生は、そんな人生からの試練、問いかけ、試される瞬間の連続のようなもの。
フランクルのこの名言は、私たちが絶望的な状況に置かれているときに、一筋の光、希望を与えてくれます。
②『ひとりになり、自分の内面の空虚と向き合う。その体験が、あなたを飛躍的な成長へと導いてくれるはずだ。』アブラハム・マズロー
人間性心理学の巨匠、アブラハム・マズローが人の心の成長について重要なヒントを解き明かした言葉です。
マズローは、人の心が大きく成長を遂げるには、絶対に通過しなければならない関門があると考えました。
それは、悩み、苦しむこと、いわば「存在の苦悩」と言うことです。
人間は世の中から承認されて、家庭を持ち、仕事で社会貢献をするといったやり方で、俗世間的な達成感を手にします。
その後、
「一体これまでの人生どんな意味があったのか?」
というそこ知れぬ虚しさに襲われることがあります。
それまで自分が成し遂げてきた実績や、培ってきた経験、
身に付けてきた能力がすべて無意味に思える瞬間が来るのです。
これまでの生き方に限界を感じ、
そして本質的な生き方をする事に、
これまでの自分が無駄であったことを悟るのです。
そんな人は、
自分がこれからどう生きるのか?
を徹底的に悩みながら探し始めます。
そこではいわばこれまでの延長線のような段階的な成長ではなく、
これまでの自分と全く違った存在への変容を求められます。
まさにこのとき、人間としての精神的な成長が飛躍的に現れます。
一人になって、内面的な虚しさと向き合う、
その時あなたは深い落ち込み、苦悩を経験しているかもしれません。
しかし、
カエルは大きく飛ぶ前に小さく身をかがめます。
それと同じで人間も飛躍的な成長遂げる前は、少々縮こまった瞬間があるものです。
マズローのこの言葉は、私たちに大きな勇気を与えてくれます。
③『健全な人は相手を変えようとせず自分が変わる』 アルフレッド・アドラー
アルフレッドアドラーの有名な名言ですが、
「過去と他人は変えられない、しかし、今ここから始まる未来と自分は変えられる」
というエリック・バーンの言葉に通ずるものがありますね。
多くの人が座右の銘にしているのではないでしょうか。
この名言を人生に活かす上で大事なのは、
自分と相手どちらが悪いのか?
という原因探し、犯人探しを追求することは、無駄であるということ。
私たちの生活、仕事、家庭において罪を裁く人は実際には不要です。
原因探しや、犯人探しに時間や労力を割くくらいあれば、
その分、自分がこれからできることを考えたり、行動することのほうがはるかに生産的で幸福なのです。
だから、たとえ腹の立つ相手がいようとも、
そんな人は相手にしないことです。
まともに関わらないように、注意すべきです。
今あなたがこれからできることだけを見ていけばいい。
もし相手に気づいて欲しいことがあるならば、
そのことに気づかない相手を恨むのではなく、
自分の振る舞いを変えていけばいいのです。
自分の言葉が説得力を持つように、人間性を高めること、人間力を持つこと、
または人望を持つなど、
相手から信頼される努力をした方が良いのです。
健全な人は、たとえ100%他人が悪いと思えるような現場でも、
「これから自分にできること」
だけを考えてエネルギーを注ぎ込むようにします。
逆に不健全な人、不幸な人生を歩む人は、
他人を恨み、罵り、自分が被害者であるかのように周りに訴えて同情を求めます、
それでいて自分からは何も努力も行動もしません。
瀬戸際でどちらの人生が、ホントの意味で勝利するか?
言うまでもありませんね。
おわりに ~ 苦悩することを喜ぼう!~
悩みやすいあなた、落ち込みやすいあなたは人間力はありません。
でも喜んでください、人間引力を高める才能は抜群です!
悩んだり、落ち込んだりすると言う事は、心の成長に欠かせない要素です。
悩み、苦しみに加えて「人生を変えたい」と言う思いがあれば、確実に人間力が高まっていくでしょう。
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