すぐに怒り奴はバカだ!怒る奴にはこの対策!!
目次
はじめに ~怒りっぽい人に囲まれたら、、~
会社や学校の人間関係が悪いと、自分の性格まで歪んでしまいます。
特に怒りっぽい人たちに囲まれていると、
その性格が伝染して自分まで怒りっぽくなり、
常に気分の悪い状態になります。
自分だけは大丈夫と思いながらも、気がつくと自分も心が狭い人間になってしまうものです。
そんな怒りっぽい人たちから、心を守るための対処法を3つ紹介します。
すぐに怒る奴は馬鹿だ!そんな人たちから身を守るための対策はこの3つ!
①怒りっぽい人に愚痴を聞かされたら、辛さに対して共感し、話の内容には共感しないこと
心が狭い人や、おこりっぽい人は誰かに不満をぶちまけることで、
自分のストレスが解消できると思い込んでいます(勘違いも甚だしいんですけど)。
そんな人に
「怒っても何もよくならないよ」
とか
「人の悪口を言うのは良くないよ」
と助言ところで、火に油を注ぐことになり、
状況が良くなる事はありません。
下手すると自分の心が消耗してしまうだけです。
だからといって、
愚痴ってる相手に共感したり、一緒になって悪口を言ってしまうと、
自分の心まで荒んでしまいます。
人の悪口を聞かされたり、言ったりするととても嫌な気分になりますよね。
心が汚い人に道連れにされたくないものです。
だから怒っている人の愚痴を聞くときは、
話の内容に共感する必要はありません。
単純に、相手が怒りの感情に振り回されている辛さ対して共感しましょう。
「そっか、怒れてくるねぇ、それは辛いね」
と言う具合に、。
これだと、自分は人の悪口を言っていることにはならないし、
相手の辛い感情に対して共感の意を示していることになります。
相手の考えを否定していることにはなりませんので、
相手が気分悪くなる理由はありません。
②相槌をこまめに入れる
怒りに満ちた愚痴を容赦なく言ってくる人に対して、
自分の意見を述べる必要はありません。
しかし、怒っている相手も心に余裕がないことは確かです。
「あんたの話なんて聞きたくない!」
と突き放してしまうのは、
今後その人との関係が気まずくなるばかりか、
あなたの評判まで落としてしまいます。
心に余裕がなくて、愚痴ってくる人に対しては、話は半分で聞きつつ、
「あなたの話はちゃんと聞いていますよ」
という姿勢を示すようにしましょう。
そのためには、こまめに相槌を打ちます。
「うん、そっか、そうなんだね」
こんな感じで、相槌を打つと、相手は
「この人は自分の言うことを聞いてくれる人だ」
と感じて居心地が良くなります。
ある程度話を聞いてくれたら、幾分心が軽くなるものです。
案外、愚痴りたい人というのは、
“ただ話が聞いてもらいたいだけ”
で「一緒に悪口を言って欲しい」と、思っているわけではないことが多いのです。
丁寧に相槌を打っていれば、相手の心も整理されるし、あなた自身も心が汚される心配もありません。
そのうち、相手の心が整理されて、愚痴は減ってくるでしょう。
③怒りは諸刃の剣であるということをしっかり理解しておく
最後は、対処法というよりも、”心構え”に近い対策法です。
愚痴っぽい人、怒りっぽい人、陰口大好きな人に囲まれていると、
少なからず気分が悪くなります。
怒りを聞かされた自分自身も、イライラしたり、怒りたくなるのも無理ありません。
そんな時は、
「怒りは諸刃の剣である」
ということを、しっかりと理解した方が良いです。
怒りというのは、怒った相手も傷つけるし、実は自分自身もそれ以上に傷つきます。
そのことさえ知っていれば、
「あの人は、すぐに怒ってしまう。人を傷つけているようで、
実はそれ以上に自分も傷ついて大変だなぁ」
と慈悲の気持ちを向けることができます。
怒っている人に対して、慈悲の気持ちを向けることで、
自分自身の心の中に怒りが湧いてくるという事はもうありません。
あなたの心に、モヤモヤした感じが溜まる事はなく、平静な心であり続けられるでしょう。
おわりに ~怒りには怒りで返さない~
怒りっぽい人たちがいる職場にいると、
心が疲弊しやすくなるので、
自分の心を守る”何か”を持つようにしましょう。
それは、心に決めている哲学や、心を磨くための読書習慣だったりします。
絶対にやってはいけない事は、
・怒りに対して、怒りで返すこと
・一緒になって悪口を言うこと
この2つをやってしまうと、
徐々にあなたの人間力は下がっていってしまいます。
怒りには怒りで返さず、しっかりと怒りというものを理解して、
周りに対して慈悲の気持ちを向けるようになると、
自然とその環境は、あなたの人間力を向上させるための修行の場と化します。
【関連参考書籍】