うつのためのコミュニケーション術 ~信頼を得る話し方編~

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うつを経験した私は、コミュニケーションに悩むことがよくありました。

私と同じように鬱傾向にある人はコミニケーションが苦手な人が多いのではないでしょうか?

今回はそんな方たちに向けて、良好な信頼関係を築くためのコミュニケーションのヒントをお伝えします。

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コミュニケーションにはコツがある

コミュニケーションにはコツがあります。

私も心理学のセミナー参加や多数の書籍を読む中で、相手に好かれるコミュニケーションや逆に嫌煙されるコミュニケーションがどういうものかという事がある程度わかってきました。

こういうことを勉強する前は、話を盛り上げるには知識やネタというものが必要であり、その量に応じて会話が盛り上がるのだと信じていました。

だから飲み会の前とか、職員旅行の前とかは、この話で盛り上げてやろうというふうに、前の晩にお笑いのDVDを見たり、ネットで雑学の小ネタを集めたりもしていました。

しかしある程度ウケは取れるものの、それを繰り返す事はやはり労力が要ることです。

徐々に飲み会とかが苦痛になってきて、人と話すのがめんどくさくなってきました。

うつを経験してからというもの、飲み会が苦手というレベルではなく怖いというレベルに達してしまいました。

それは人と話すことが超苦手な自分が、うつによりかなり助長されていたからです。

しかし一度コミュニケーションのコツを勉強すると、飲み会や雑談の場面でそれほど苦労しなくなりました。

特に今、私は”人と接する仕事”をしているので、

「いかに相手に気持ちよく話してもらおうか」

という考えが大切です。

コミュニケーションをする中で相手が気持ちよくなっていく事は、自分にとってもすごく嬉しいことです。

ここで私が学んだコミュニケーションのコツを少しだけ紹介します。

数あるコミュニケーションのコツから、わかりにくくて面倒くさいことはすっ飛ばして、

大切なポイントだけピックアップしますね。

これを知るだけで明日からあなたは雑談が楽しくて仕方なくなります。

相手に好かれるコミュニケーションとは

聞き方とリアクションが大切

相手に好かれて信頼されるコミュニケーションのポイントは、「いかに相手が気持ちよく話せる環境を作れるか」です。

まずは相手の目を見て話すこと(それが苦手な人は、眉間を見てください)。

これは大前提ですがそれ以外にも、相手が気持ちよく話が出来るようなポイントがあります。

それは、

①聞き方(あいづち)

②リアクション(アクティブリスニング)

が大切になります。

この2つだけです。

聞き方(あいづち)のポイント

あいづちをするとき、自分の話は慎重に!

例えば初対面の場合など、お互いが挨拶をしてせっかく会話の糸口が見えてきたとしても、会話のキャッチボールがうまくいかなかったら上手な雑談とは言えません。

ダメなコミュニケーションの例

※あなたが会社の先輩と、ランチタイムに会話しているものと想像してください

相手 :「私来年から営業の部署に行くことになったの」

あなた :「そうなんですね」

相手 :「でも私ちょっとドジというか抜けてるところあるでしょ?だから不安もあるんだよねー…」

あなた :「そうなんだー、でも私も最近色々と落ち込んでてさ…、そんな時にちょっとした出会いがあって、少しだけ前向きな気持ちに戻れたんですよねぇ」

相手 :「そうなんだー、ところであなた私の話聞いてた?」

あなた :「え?、、、」

このようにせっかく相手が心を開いてお話をしてくれたのに、

途中からいきなりあなたの話に切り替えられては、会話のキャッチボールが成り立ちませんし、相手も非常に残念な気持ちになります。

だから雑談を広げて盛り上げるには聞き方が非常に大切になります。

聞き方とはすなわち、「あいづち」の打ち方のことです。

あいづちを打つときのポイントとしては相手の感情に合わせて同調することです。

相手が熱心に話しているときは、こちらも大きくあいづちを打ち、

辛い話を打ち明けてくれている時などは、相手の辛い感情を汲み取ってこちらの表情を変えたり(悲しい表情に)して丁寧にあいづちをしましょう。

「あいづち」のバリエーションで特に使えるのは以下の4つ

相槌(あいづち)のバリエーション

①同意  「そうですね」「同感です」

②共感  「わかります」「ご心配だったでしょう」

③承認・賞賛 「面白いですね」「すごい!」

④促進  「それからどうなったんですか?」「えぇ!それすごい気になる!」

これらをうまく使い分けるだけで、相手はどんどんあなたと話したくなり、会話は自然に盛り上がっていきます。

良いコミュニケーションの例

※さっきと同じ場面です。会社の先輩とランチタイムに話しているところを想像してください

相手 :「私来年から営業の部署に行くことになったの」

あなた:「へー、そうなんですね」

相手 :「でも私ちょっとドジというか、おっちょこちょいなところがあるから不安なんだよね」

あなた :「わかります、今まで行ったところのない部署に回されるのって不安になりますよね」

相手 :「そうなの!やっぱりわかる?でも心配したってしょうがないもんね。だからここは勉強し直さないとね!」

あなた :「すごいですね!さすが先輩前向きですね!」

相手  「ありがとう。なんだか頑張れそう。」(話して良かった、、。)

こんな感じになります。

毎回こうはいかないということもありますが、こんな感じで話が流れていったら自分も相手も気持ちいいですよね。

やってはいけないあいづちがあります。

やってはいけない「あいづち」パターン

①「なるほど」の多用

なるほどを使いすぎると、話に興味がなく聞き流されていると言う印象を相手に与えてしまいます。

②「ふーん」

いい加減な感じであいづちを打つ人は、人をイラつかせてしまうことがあります。

③「はいはい」

完全に相手を下に見ているあいづちの仕方です。相手と喧嘩したい場合は使っても良いのですが…。

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リアクションで相手の心を掴むアクティブリスニング

相槌以外のテクニックとしてアクティブリスニングといわれるものがあります。

これはカウンセリングの父と呼ばれるカール・ロジャーズ博士が提唱しました。

アクティブリスニングとは簡単に言えば、会話の合間合間で相手の言葉を繰り返すことです。

それは「私はあなたの話をちゃんと聞いてますよ」と間接的に伝える優れた会話術なのです。

ここで例を紹介します。

ダメな例

友人の恋愛相談に乗っているところを想像してください

相手 :「彼氏に優しくしたくても、イライラするとすぐに喧嘩になっちゃうの」

あなた:「えー、それじゃ彼氏さん疲れちゃうね!」

相手 :「…。」 (この人に話さなきゃよかった)

良い例

相手 :「彼氏に優しくしたくても、イライラするとすぐに喧嘩になっちゃうの」

あなた :「そっか、彼に優しくしたい気持ちはあるんだけど、ついつい喧嘩になっちゃうんだね」

相手 :「そうなの、最近なんかすぐに感情に流されてしまって。仕事でちょっとストレス溜めすぎてるのかなあ」

あなた :「そうなんだー、最近仕事のストレスが原因で、感情に流されやすくなってるかもしれないんだね。」

相手 :「そうなの!だからこれ以上疲れを溜めすぎないように、ちょっと気分転換が必要なのかもね。聞いてくれてありがとう!」(あぁ、話して良かったぁ)

こんな感じです。

この例はアクティブリスニングに焦点を当てているので、あいづちは省いてますが、合間に適切なあいづちを打っているものと考えてください。

大切なのは相手の話に興味を持って、相手のことを考えることです。

たとえ正直な気持ちであっても「自分はこう思う」とかは相手が求めない限り差し控えたほうがいいです(”相手が話している時は”ですよ)。

聞いてもないのに「私はこう思う」「あなたの意見はおかしい」などと意見を述べたところで、相手は深く傷つくかもしれないし相手を楽しませることができません。

相手の為だとか、愛の鞭だとか、高慢な態度には出ないことです。

それではアクティブリスニングが台無しです。

相手の気持ちを汲み取って、同意するような表情を浮かべながらアクティブリスニングとして話すことが大切です。

このようにすれば相手が気持ちよく話を続けられるでしょう。

またこのアクティブリスニングと言うテクニックは、間のつなぎとしても活用できるので要所要所で使用できます。

聞き方とリアクションをマスターすれば自然に会話が盛り上がる

実は今回紹介した2つ以外に、コミュニケーションのテクニックはたくさんあります。

今回のはごく一部です。

ただ私が使えるものと判断したものだけ、優先的に載せています。

コミュニケーションがちょっと苦手であると自負している私が使えるものと判断しているので、コミュニケーションが苦手だと言う人にはかなりオススメです。

会話がもたずに、気まずい空気になってしまう人、人と接する仕事をしているのに相手との会話が盛り上がらない人、またはコミュニケーションが原因で次につながらない人、

そんな人は今回紹介したテクニックを意識して使ってみてください。

相手に気持ちよく喋ってもらうことを目的としたテクニックが中心ですが、

話し相手が気分よくしゃべってくれるとあなたは嬉しくなりませんか?

そうしたら自然と会話が盛り上がるし、

相手も自然にあなたに興味を持ってもらいます。

そうするときっと相手からあなたに対して質問が来るでしょう。

その時には相手に心を開いて自分のことを話してください。

きっと相手もあなたの話を気持ちよく聴けるはずです。

相手の話をうまく聞けるあなたはモテる、そして信頼される

相手の目を見て、相手の気持ちを汲み取りながらちゃんと相手の話を聞くこと。

それができるだけで相手の気持ちを癒すことができます。

相手も自分が受け入れられたと感じた瞬間は、大きな安らぎを感じて、またあなたのことを信頼し始めます。

「この人なら自分のことを話しても安心だ」

「この人なら何でも任せられる」

「この人ともっと一緒にいたい」

少しずつでもそのように思ってくれる人が、あなたの周りに増えていったら、

あなた自身もお金には変えられない幸福感を感じることができるでしょう。

あなたの存在自体が、「他者貢献」しているのです。

心理学の巨匠、アルフレッド・アドラーが提唱するアドラー心理学では、

「幸福とは貢献感である」

と考えられています。

人を楽しくさせるコミニケーション、人を癒すコミニケーションができれば、

あなたは人生でこの上ない貢献感を得ます。

おわりに

今回紹介したコミュニケーションのスキル、つまり「聞く技術」を知った方は、ぜひ身近な人から試してみてください。

実践する時は怖がらず、失敗にめげず、一つ一つ試してみてください。

そして試した結果、

少しでも身近な人が良い気分になったと感じることができたら、下に紹介する書籍を手に取って読んでください。

と言う私も、まだまだ勉強中です。相手を怒らせてしまったり、コミュニケーションの結果、自分がイライラしたりすることもまだまだあります。

でもそんな課題を持ちつつ自分を高めていくのも楽しく感じています。

【こちらもおすすめ記事】

>>うつのためのコミュニケーション術 ~嫌いな相手から自分の心を守る技編~

【参考書籍】

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