引きこもりにメリットはあるのか?、、、
このブログは人生のどん底を読書で克服した私、読書セラピストTOMOの体験記や非常識かつ有用な情報を発信していきます。
読書から得た賢者の知恵を”生きる技”としてお伝えしていきます。
あなたも人生に奇跡を起こす一冊に出会えることを、あきらめないでください。
目次
はじめに~引きこもりは「悪」では無い!~
今回は、学校生活でのストレスや社会に出てからのストレスにより、引きこもってしまった人に対してのメッセージです。
その理由は、逃げて引きこもっている事にはそれなりにメリットがあるからです。
周りの言いなりになって、言われたことをそのままやるような人生は、あなたの人生とは言えません。
なんにしろ辛い環境では、本質的な生き方はできないし、自分の核となる価値観は絶対に見つかりません。
引きこもりのメリットを知って、引きこもりの自分を責めるのをもうやめましょう。
引きこりのメリット
疲れると誰でも引きこもりたくなる
学校生活を送っていると、勉強についていけなかったり、部活が厳しかったり、友人関係がこじれていじめられてしまったり、学校に行きたくなくなるようなエピソードがたくさんあります。
社会人になっても、仕事のノルマがこなせなかったり、休日出勤や休日のセミナー参加、
そして多忙によるサービス残業だったり、もう社会人を辞めたいと思うようなエピソードがたくさんあります。
専業主婦をしていても、人間関係のストレスはたくさんあるでしょう。
心が疲れてしまうと、人間は自分の内側にこもって、
「もう外に出たくない」
という思いに至ってしまうことがあるでしょう。
引きこもりは”悪”なのか?
学校や会社に行かず引きこもっていると、世の中ではそのような人たちに、
”ニートだ”
というようにレッテルを張り、
周りの大人たちは、「甘えてないで外に出なさい」「辛いのはみんな一緒だ」
などと言って責めたりします。
そうなると、引きこもっている本人も罪悪感を感じてしまい、
自分の存在価値を否定的にとらえてしまいます。
この先、生きていく事も、とても不安になってしまうでしょう。
上記のように、今の社会では、
”引きこもり=悪”
もしくは、それが発展して、
”引きこもり=犯罪者予備軍”
というようなイメージになってしまいます。
人生のニュートラルゾーンは必要だ
引きこもることは、ただの逃げなのか?
引きこもることは、悪いことばかりなのか?
心理学者のウィリアム・ブリッジズは著書『トランジション』の中で、
人生の転機を乗り越えるうえで、一時的な空虚感に耐える時期、
すなわちニュートラルゾーンが存在すると言います。
そして次のように述べています。
引きこもりは、空虚感への旅であり、感受性を培うための時間である。
今までの自分の持ち物、多くのものを置いてくることにより新しい自分を発見しやすくなる。
引用:ウィリアム・ブリッジズは著『トランジション』
つまり、引きこもりは、自分を変えるためにはもってこいの手段であり、
可能であれば、自分の持ち物をもっていかずに滞在できるところを探し、
引きこもることに没頭できると良いとすら言っています。
出来れば、食べ物も最小限に、常に空腹であればあるほど、
空虚感を味わい尽くす効果があり、新しい自分に変わっていける。
何も修行僧のように「執着を捨てて、厳しい修行をしろ」と言っているわけではありません。
自分の身の丈に合った、緩い範囲でいい。
家で引きこもっている人は、部屋の整理をして、余分な情報源を少しだけ断つような環境にすればいいのです。
本を読むのも良いでしょう。
引きこもりに磨きをかけて、徹底的に引きこもってみる時期があっても良いということです。
そうすることにより、心が洗われて新たな自分、キレイに生まれ変わった新品の心に生まれ変われる。
今日はそれをお伝えしたかったのです。
おわりに
多くの偉人や活躍した芸能人にも意外なことに引きこもっている時期はあります。
引きこもりはいい意味でも人生を変える。
引きこもりにはそんなパワーがある。
引きこもりだって、人生に必要なのだ。
ではでは読んでいただき、ありがとうございました。