目次
はじめに
やりたい事があったり、
自分を成長させるために勉強したい、
と思っても、
現実的に時間が確保できずに、諦めてしまう人がいます。
仕事をしている人であれば、
朝から晩まで働いた後に、
やりたいことに打ち込んだり、勉強することなど疲れていてできません。
どうしてもテレビを見たり、寝ながらスマホをいじったり、
そんな気晴らしに時間をつぶしてしまいます。
しかし、本当に時間は無いのでしょうか?
本当に、時間を確保することは無理なことなのでしょうか?
自分の人生をコントロールできている人は、
時間の管理もしっかりとできています。
また、無駄な時間に人生を消耗しないことこそが、
最大のストレスマネジメントとも言えるでしょう。
そんな、時間管理の達人にならって、
人生をコントロールするための術を身に付けましょう。
時間を有効利用するには思考の転換が必要です。
そんな時間管理の極意を学べるおすすめの本3つ紹介します。
読むだけなのに、時間的余裕が生まれてくる本はこの3つだ?
①『週40時間の自由をつくる 超時間術』 メンタリストDaiGo
ご存知メンタリストDaiGoさんの、
心理学をベースに時間管理していく方法を語られた本です。
私たちが、毎日忙しくて好きなことができないということに関して、
意外な事実が語られています。
そして、それに対する対応策も書かれています。
忙しいと思いつつも、実は30〜40年ほど前に比べて、私たち日本人は明らかに労働時間が減っているのです。
具体的には、年間で500時間ほど減っています。
どうしてもメディアでは、毎月残業が100時間が当たり前の企業や、
過労死の増加などが取り上げられており、
以前よりも労働環境が過酷になったイメージが強いですが、
実際には世間で言われているほど、時間的に余裕がないわけでは無いのです。
しかし、労働時間が減れば余暇時間が増えるのではないか?
と予想されますが意外にも余暇時間は減っております。
という事は、
私たちの時間に対する錯覚が原因で、
時間が足りないと感じている可能性が高いのです。
まず私たちは自分たちが思っているよりも、
忙しくないという事実を認めるべきだと考えられます。
また価値観が多様化した今、やるべきことが多い人が増えたのではないでしょうか。
実際に本書の中にも書かれているように、
やるべきことが多いと生産性が下がってしまい、
より時間感覚が麻痺してしまうと言われています。
また「忙しい人ほど、仕事ができる」
と思われがちですが、
忙しいと脳の機能が低下しやすく、また病気にもかかりやすいそうです。
当然病気にかかりやすかったり、病気がちな人は生産性が下がります。
実際に夜遅くまで残業している人が有能か?
といえば、私の経験ではそうでもなさそうです。
言葉悪いですが残業が多い人は、仕事の要領が悪い人が多いです。
時間が足りないと感じるのは錯覚であること。
「やることが多いことや忙しい」という感覚を持っている人は、生産性が低い人。
それでも、時間感覚が足りないと感じてしまう人に、
この本ではさらに詳しく解決法を提示してくれております。
私自身、この本を読むことによって、
自然に触れたり、呼吸法を変えてみたり、
また自分のためではなく他人のために時間を費やしたりして、
時間的感覚の余裕と充実感を実感しました。
まさに、時間をコントロールすることが、
ストレスマネジメントにつながるのだと実感しました。
②『嫌われても折れない自分を作る101の名言』 諸富祥彦
明治大学教授の諸富先生の
「心理学でいかに生きやすくなるか?」
を描いた名言の本です。
私は、ヴィクトール・フランクルの考えをもとに、”生きる意味”について考えたとき、
諸富先生が書いた本が非常に役立ちました。
そしてこの本は、
「人生で何を優先して生きるか?」
について、まさにその指針を示してくれています。
物質的な豊かさから、精神的な豊かさを重視するようになった今、
どのようなことに時間を使うべきか?
ここが問われていると思います。
・生活のために、仕事に時間を費やすのは仕方がないこと。
・心も体も疲れているけど、好きな事は後回しにして働かなければならない。
・自分の時間が全然持てない。
そう思っている人はぜひこの本を読んでください。
様々な、心理学の巨匠の名言をもとに、
あなたが人生で何を優先するべきか?
どんなことに時間をかけるべきか?
1人で自分とじっくりと向き合う時間を持つこと、それがいかに大切か?
そのことが徐々にはっきりしていきます。
③迷わない座禅の作法
時間がないと感じている人は、人生で迷いが多いですね。
私自身、これまでの人生で迷いが多く、それが原因で深く落ち込んだり、イライラしたりしていたと自覚しています。
人生迷いの連続でした。
そんな時、座禅の考えを学ぶと複雑なことがシンプルに見えてきます。
なぜ迷うのか?
それは“心が整っていない”からです。
一般的に、心が整っていないと、
自分の考えを正しく発信できないし、
良い判断ができません。
迷いながら下した決断は、
失敗したときに後悔につながります。
そして迷っている時間が多いと、人生で大切なチャンスを逃してしまいます。
・利己的な判断しかできない人
・損得勘定で物事を見てしまう人
・何かあったときに、人のせいにしてしまう人
そんな人は要注意です。
迷うことに時間をかけずに、
物事を次々と決断して良い結果を得ている人は、
損得勘定で判断しませんし、
人からどう思われるかなど気にしません。
自らの心が整っているので、直感やご縁を疑いなく信じられるのです。
そのような人は、周りからも信頼されています。
損得勘定が強かったり、過去の失敗例が気になる人は執着が強い傾向にあります。
執着が強いと心が整わないので、迷わなくていいところで迷ってしまいます。
人の目や過去の失敗例、そして採算性を知りすぎてしまうと、いつまでも答えが出せません。
座禅の考えを学んで、シンプルに生きることで、迷うことへの時間を省くことができます。
この本では、
迷わない心の作り方、迷わない体の作り方、
日常生活で取り入れられる座禅を通して、
整った心を作るために必要な作法を紹介してくれています。
きっと、あなたの人生から”無駄な時間”がなくなるでしょう。
結論:時間管理は、ストレス管理!
時間管理は、重要なストレスマネジメントです。
ストレスをコントロールすることは、
人生をコントロールする事でもあり、
人間力を高めることにつながります。
時間に対する考え方を変えて、
自由時間を確保し、本質的な生き方を手に入れましょう。