マンガを読んで心を元気にしよう【コミュニケーションスキル編】

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コミニケーション能力について書かれている本は、たくさんありますよね。

心理学者や、ビジネス書、最近では専門家が書いた難しい本がたくさんあります。

しかし専門家が書いた活字の本と言うのは、1冊読むのはなかなか大変です。

まして、元気がない時にそんな小難しい本読んだら、

頭が痛くなったりいがいたくなることもありますよね。

今回は、漫画で楽しくコミニケーション能力を学んで、最終的に自分の心までもが癒される本(マンガ形式)を紹介します。

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目次

このマンガでコミュニケーションがうまくなる!

『マンガで分かる心療内科 うつ病人の話の聞き方編』 ゆうきゆう

カリスマ精神科医ゆうきゆう先生のマンガで分かる心療内科シリーズです。

この回では

「うつの人の話を上手に聞いて、心を癒す」

ということをテーマに書かれています。

内容は、相手の話をしっかりと聞き、共感し相手の心を癒していく。

そんな内容ですが、このマンガで得られることはなにも、

“うつの方とのコミニケーションを上達すること”

に限ったものではありません。

うつの人の心を癒すのはもちろんですが、

一般的なコミュニケーションスキルの向上にも、

非常に役に立つと思います。

考えてみれば、悩んでいる人の話を上手に聞ける人というのは、

誰からも信頼されるし、

同性からも異性からも好かれるでしょう。

そして悩んでいるからこそ、コミニケーション能力を楽しく学んで、人間関係を良くしていくことにより、自分の心も癒されていきます。

悩みを癒すためのコミニケーションの鉄則として…

・相手が話しているときに、すぐにアドバイスをしてはいけないこと。

・相手が話しているときの、表情や、姿勢、声のトーンなどをしっかり観察して、真似すること。

・相手に質問する時には、二者択一では答えられないような、開いた質問をしてあげること。

これらの鉄則は、

うつの人はもちろん、私たちが普段人の話を聞く時、

特に悩んでいる人の話を聞く時にもきっと役に立つと思うんです。

またゆうきゆう先生の漫画は、面白おかしくそして、

とてもわかりやすく表現されています。

だから、

誰でも精神的な悩みについての、理解や気づきが深まります。

特にこの本で、うつの人を癒す話の聞き方を学ぶことによって、自分自身のうつについての理解が深まります。

極論を言ってしまえば、

うつについての理解を深めることによって、

いろんな人との良好な関係が築きやすくなるのです!

これは私の、経験から言えることですが、自分がうつになって、心理学、哲学、健康知識を身に付けることによって、

「悩んでいる人が欲しい言葉」

「悩んでいる人が、自分の力で解決するための声かけ」

が、なんとなくわかるような気がします。

そのようなことを、

普段から意識することによって、自分自身の心も自然と癒されてくるのです。

『マンガでわかる人間関係の心理学』 渋谷昌三

学校や、仕事での人間関係で悩んでいる人、

友達や同僚、部下の行動が理解できなくて悩んでいる人におすすめの本です。

他人との良好な距離感や他人が発する言葉から深層心理、

これらが推測できて理解が深まります。

理解できない人の、行動や言動その裏にある本音が見えたとき、

「なんだ、そういうことだったのか」

となります。

スッキリと解釈できて、心のもやもやがなくなっていくでしょう。

また困った相手に対しての、

解釈の仕方や、対応策も身に付けることができます。

日ごろから相手を見下すような言動を発する人や、

嫉妬や不満から嫌みタラタラ吐く人っていますよね。

特にフラストレーションから周りに嫌味を撒き散らしているようなタイプの人には、

対応に注意が必要です。

この本によると、

嫌味の内容には、特に意味は無いからです。

どのような目的で、相手が嫌味を言っているかと言うと、

相手は嫌みを言うことによって、私たちの反応を見て面白がっている可能性が高いのです。

嫌味を真に受けて、

謝ってしまったり、

キレて言い返してしまったり、

怖じ気付いて何も言えない、

という対応は、あまり得策ではありません。

まぁ私の場合、積極的に無視してしまいますが、

どうにも困って我慢の限界がきた場合は、

思い切ってある言葉を放ちます。

他の本にも紹介されていて、

この本でも推奨されている内容の言葉ですが。

嫌味を言われたときに思い切って、

「どういう意味ですか?」

と聞いてしまうことです。

この質問をすることによって、相手は言葉に対して説明責任が生じます。

また相手によっては、

「言い過ぎたかな」

と気にするようになり、

うろたえてしまう人も多いでしょう。

そうなったら、今後あなたが相手に嫌みを言われることも減ってくるでしょう。

そんな役に立つ人間関係の心理学を、漫画で面白おかしく学んでみませんか?

『マンガで分かる雑談力 トレーニングで話がうまくなる』  櫻井弘 監修

自分の心を癒すために、

雑談力を磨く事はとても有効なことだと思います。

話し相手も、癒されますしね。

特に女の人は自分の思いを話すこと、

人と雑談をすることによって、

ストレスを解消するような、

脳の構造となっていると言われています。

また深い落ち込みや、うつの状態になると、

人と話したくなくなりますよね。

良くなりかけても、

なかなか人と話すことに勇気が要るものです。

「いつしか、人との話し方がわからなくなった」

という状態の人もいるのではないのでしょうか。

また、もともとコミュニケーションが苦手なために、

うつっぽくなってしまったという人もいる事でしょう。

雑談力を高めるには、ちょっとしたコツがあります。

勇気を振り絞るだけ、猪突猛進するだけでは、傷つくことも多くなるかもしれませんね。

私も、コミニケーションがあまり得意な方ではないので、

このような漫画を読んで雑談力のコツを学ぶようにしています。

例えば、

「あいづち」ひとつ打つことだって、

その人の印象を大きく左右するものです。

それはその後の会話の広がりを大きくしたり、小さくしたりもします。

相手の目を見ながら、気持ちを込めて「あいづち」を打つのと、

ただ「なるほど」を連発して適当に同調するのでは、

どちらが相手を楽しませるか?

一目瞭然ですよね。

また、相手の話に対して、

「すごい! それからどうなったんですか?」

などを付け足すと、

相手はさらに気分が良くなってたくさん話してくれますよね。

もしかしたらあなたの話も、丁寧に聞いてくれるかもしれません。

話をしているのに、適当に「ふーん」といい加減な相槌をされたら、あなたはイラっとしますよね。

「あいづち」ひとつでも、

「最高のあいづち」と「最低のあいづち」

に分かれてしまいます。

私自身、コミュニケーションスキルを学ぶ上で、

学んだことを全てを一気には実行できませんでしたが、

とりあえず、この

「あいづち」を変えてみよう!

と考えてみて実行したところ、

それだけでも想像以上に、多くの変化が見られました。

もちろんこの本には、相手の話の聞き方だけでなく、自分の話し方についてもわかりやすく書かれています。

どのような話し方をすれば、自分も相手も盛り上がって喜べる会話になるか?

それらのコツを知るだけで、コミュニケーションが円滑になり、自分も相手も癒されていきます。

オープンマインドになって、

会話を自然と楽しめるようになれば、

当然ですが自分の心は癒されますよね。

おわりに

コミニケーションを学ぶ理由は、

「出世したい!」

「モテたい!」

「口喧嘩にら勝ちたい!」

と考える人も多いでしょう。

もちろん、そのような副次効果もあるかもしれませんが、

実際にコミュニケーションを学ぶと言う事は、

「人間について深く知る」

ことにつながります。

人間について深く知る事は、

話相手の気分を良くすることはもちろん、

自分自身を癒すことにもつながるのです。

相手の声のトーンや、息使い、目線などを観察し、少しそれを自分で真似てみること。

それによって、相手がどのように変化したか?

また相手の変化を感じることによって、自分はどのように感じたか?

また自分の心がどのように変化したか?

このような観察が、やがて自然にできるようになるので、

自分に対する理解も深まるのです。

少し、難しくなってしまいましたが、

マンガでごく簡単なことから、

気楽に学んでみんのもアリかも知れません。

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