ブログ | 人生の水曜日ラボ。 https://utu-dokusyo.com 人間力を高めるサイト。人生の真ん中あたりの疲れは、人間力を高めることで乗り越えられます。 Wed, 27 Jul 2022 02:33:59 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.3 https://utu-dokusyo.com/wp-content/uploads/2016/09/cropped-a0002_004080-32x32.jpg ブログ | 人生の水曜日ラボ。 https://utu-dokusyo.com 32 32 サラリーマンだった私が起業した結果 ~今の生活のこと少し話します~ https://utu-dokusyo.com/the-result-of-salaryman-starting-a-business?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=the-result-of-salaryman-starting-a-business Wed, 22 Jun 2022 06:04:31 +0000 https://utu-dokusyo.com/?p=10124 今日は私の生活について少し話します。 うつ病をきっかけに読書をはじめ、人間力向上の大切さに気付きこのサイトを立ち上げた私はいまどんな状況なの...

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今日は私の生活について少し話します。

うつ病をきっかけに読書をはじめ、人間力向上の大切さに気付きこのサイトを立ち上げた私はいまどんな状況なのか??

 

私は今”整体院”をやっています

今の私はとある地方で訪問整体を経営している。

経営といっても、

そんな大げさなものではなく何とか食べて行けるか行けない程度の、

言って見れば吹けば飛ぶような小さな事業だ。

約10年前にうつになり、その後それまで通りに働くことができなくなった。

うつによりこれまで通りの会社勤務ができなくなったというよりは、

病気をある程度良くして会社に復帰したが、

数年間普通に働くうちにやっぱりこの働き方は自分には向いてないと思ったから、

だから今の働き方をしている。

その働き方というのが起業すること。

そして自分の得意分野で、人の役に立ってそれをお金に変えて生活すること。

 

起業して経営者になる怖さ

一見すると、

「いい年してそんな夢見たいな事やってんじゃないよ、成功するわけないだろ」

「新型コロナでたくさんの企業が潰れてるの見てるだろ、会社員が一番安全だよ」

なんて言われそうだ。

というか、今までそんなことほとんど言われた事は無いのだが、

(私が頭の中で自分に対して言っているのかもしれない)。

これまでよくやってきたと思うけど、やっぱり自分で起業することがものすごく怖い。

自分で顔出し名前出しでウェブサイトを公開してお客さんを集める。

どんな方が対象なのか整体のセールスポイントを歌って集客する。

「治療によって治ります!」

「何々の病気が治ります!」

そんな文言を入れたら、法律的にグレー、いやアウト。

そもそもウェブサイトの文言次第で、トラブルになってなる可能性はあるし、

お客様に満足してもらえない結果になることだって充分ある。

そして何より、売り上げが出なかったら家族が食べていけない。

私には中学生の息子と、保育園児の息子がいる。

「私の整体院経営がうまくいかないことで、この子たちはまともな生活ができなくなる」

そんなふうに思うとやっぱり怖い。

何が怖いかって、失敗したときに家族を養えなくなることだけじゃなくて、

やっぱり恥ずかしい思いをすることが怖い。

「ほらみたことか、やっぱり失敗したじゃないか」

「結局は会社員から逃げていただけだろ」

「うつで会社員生活ができなくなったから起業して食べていこうなんて甘かったんだよ」

顔も名前も出している上に、家族も養えなくなって、周りにバカにされる。

そんなトリプルパンチの恐怖に抱えながら何とか起業している。

 

やっぱり後悔してる??

ここまでの文章を読んでいると、

ほとんどの人は私と同じような働き方はしたくないと思うのは当然だと思う。

これまで恐怖を打ち消すために、

たくさんの本を読んだり、

瞑想の合宿に行ったり、

筋トレを始めてみたり、

やりたいこと心理学専門のカウンセリングを受けたりなどしてきた。

それらは全て本当に役に立つものばかりでした。

そのおかげで、何とか心が折れずに起業しながら生活することが続いている面もある。

私は後悔しているのか?

自分は後悔しているのか?

と言えば、そこははっきりと全く後悔していないと言える。

もしも、

20年くらい前にタイムマシーンで戻れるとしたら、

どんな生活をしたいかと言ったら、

迷わずサラリーマンをすぐに辞めて起業します。

不思議ですよね、

「サラリーマンから逃げてるだけだろ?」

「どうせお前なんかにうまくいかない」

そんな声に怯えている自分もいるし、

「家族を養えなくなったらどうしよう」

そんな不安を抱えている自分がいるのも確かだ。

でも、サラリーマン生活をずっと続けると思うとやっぱりゾッとする。

 

なんだかんだお金は必要。資産運用のススメ

今は刺激的な生活ができているし、

何より人との出会いが増えて人から感謝されたり、

こちらからお客様に感謝してもしきれない生活という充実した暮らしができている。

整体の売り上げは決して潤沢なものではなく、1ヵ月に5万円以上の勉強会費や交通費など経費もかかる。

だから少しでもまとまったお金があれば資産運用は必須となる。

サラリーマン生活をしていれば、資産運用まで頭が回らなかったとは思う。

売り上げが少ない自営業生活をしながら、

将来への不安をなくしたり、

また子供たちの教育費をしっかり捻出するためにはどうすれば良いのか?

と本気で考えた。

その結果今は資産運用をして、

余ったお金はお金に働いてもらって増やしている。

 

日本にいると株式などへの投資はギャンブル同様に見られがちで、

 

資産を危険にさらすイメージが強い。

 

でもしっかり勉強すると、世界の人口は増え続けていて、

 

米国を筆頭に世界経済は長期的に成長し続けている。

 

今は100円あれば全世界の優良企業を詰め合わせた投資信託を買えてしまう。

 

大前提として投資は自己責任だが、

 

そのよく聞く言葉の重みとは裏腹に、

 

堅実な投資でお金を増やすことは、思った以上に簡単だった。

そのおかげで、事業が継続できて、

 

また新しいお客様に出会えて、

それが新たな経験となり勉強させてもらい、

人間の心について学ぶことができる。

本気で仕事に向き合ったほうが、人生に疲れない

正直お客様から満足いかずにお叱りの言葉を受けることもある。

整体を受けた後に、余計に痛みが強くなったとなったケースも少ないがゼロではない。

ただそんな時こそ、

しっかりと向き合い採算度外視でもその人の本当の心を知ろうとする姿勢が大切。

相性の悪い整体や治療院であれば、

予約をキャンセルしてそのままもう私の整体と関わらない選択も簡単にできるし、

無断キャンセルする人も中には実際にいる。

そんな中で、サービスに満足いかなかったことをしっかりと伝えてくれる事はありがたいこと。

言われた時は、正直ショックだ。

それがきっかけで辞めたいと思った事はないと言えば嘘になる。

でも、よくよく冷静に考えてみれば、

お客さんが本当のことをいうのも勇気が要ること。

むしろその時こそチャンスと捉えて真剣にこちらもさらに本気で取り組む。

最終的にそのようなお客様とは心でつながった関係が築けることが多い(当然だめな場合もある)。

本音をぶつけていただき本気で向き合うきっかけを作ってくれたお客様は、

本当に何年も私のことを必要としてくれるし、

そして、

「この料金で店の経営やっていけるの?値上げしたほうがいいんじゃないか?」

そんなふうに私の生活のことも心配してくださる人まで出てくる。

ありがたいのだが、

なんだか私の気の小ささを見透かされているようでこっぱずかしい…。

でもやっぱりちょっと嬉しい。

その繰り返しのおかげで、今の生活があるのだろう。

このサイトは人間力を高めるための本の紹介や、

今心が病んでいて苦しい状態にある人や、死にたい思いをしている人、

そんな人を勇気づけるサイトにしていきたい。

そして私の生活を少しずつ今後も公開していくこと、

辛い生活から抜け出す上でも何か参考になればと思います。

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「話し方」系のおすすめ書籍レビュー 〜会話に苦手意識があるあなたへ!〜 https://utu-dokusyo.com/recommended-books-on-how-to-speak?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=recommended-books-on-how-to-speak Fri, 10 Sep 2021 08:36:46 +0000 https://utu-dokusyo.com/?p=10096 「人と話すのが苦手だ」 「話をしていると傷つくことがよくある」 「なぜか人を怒らせてしまう」 「あの人みたいに楽しく人と話したい」 「自分が...

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「人と話すのが苦手だ」

「話をしていると傷つくことがよくある」

「なぜか人を怒らせてしまう」

「あの人みたいに楽しく人と話したい」

「自分がコミュ障だと思う」

 

そんな悩みがありませんか?

話し方のコンプレックスを抱えている人は多いはず。

少しのコツを知ることで、あなたも話し方が上手くなり、

 

人から愛されて充実した人生になります。

 

この記事では、私がオススメする「話し方」「聞き方」に関する本を紹介して、

 

あなたの抱えるコミュニケーションの悩みを解消していきます。

 

 

『一生使える!プロカウンセラーの傾聴の基本』 古宮 昇

作者の古宮昇さんは米国の大学院で心理学博士を取得し、

アメリカと日本において心理学の第一線で活躍しているプロの心理カウンセラー。

そんな本格的なプロが教える”人の話を聴く方法”を紹介しています。

どちらかと言えば、日常の会話を盛り上げるための本ではなく、

落ち込んでいる人、元気がない人を復活させるための本です。

治療的要素が多いかもしれません。

そんな人を癒すコミュニケーション技法がわかりやすく書いております。

「傾聴」とは話し手の声にしっかりと心を寄せて共感し、

話し手の人生を良くしていく技法です。

 

会話ひとつで人の人生を復活させることができます。

 

医療従事者や、子供を持つ親御さんはもちろん、

「友達を元気付けたい」

と思っている人にもぜひオススメの一冊です。

私たちの心にある衝動

私たちの心には、

自己実現を求める衝動、

無条件の愛を求める衝動、

「自分を表現したい」と求める衝動、

そして、

「変わりたくない」という衝動、

があります。

特に生きづらさを感じている人、自己肯定感が低く何事にもうろたえてしまい、

新しいことを始める一歩が踏み出せない人は、

「無条件の愛を求める衝動」

の満たされなさが背景にあります。

幼少期から

「あなたは〇〇だったら愛するけど、〇〇だったら愛さない」

という条件付きの愛を親から感じ取っています。

ありのままの自分に価値が見いだせないのです。

 

現代人の多くは、無条件の愛を感じさせる子育てをされていません。

それにより本音を抑え込んだり、ありのままの自分を否定されるのに恐怖を抱き、

人と話すのが苦手になっているのです。

そんな満たされない衝動から生きづらさを感じていること、

これを知る事は人の話を聞く上で大切になってきます。

話し手に共感し、ありのままの話してを受け入れる

だからこそ、たとえ世間と大きく外れた価値観を持っていても、

そして、そこに明確な欠点があったとしても、

話し手のことを無条件に受容し尊重して接することが大切です。

 

私たち日本人の本音には「~べき」や「正しいこと」に反する気持ちがあります。

そしてそんな「何々するべき」などの正論を言われてしまうと、

本音が話せなくなり共感し合える関係とはほど遠くなります。

 

だからこそ、相手の心を癒して相手に自立を促すときには、

むやみに正そうとしてはいけません。

 

著者がカウンセリングにおいて目指している理想は、

ニール・ドナルド・ウォルッシュの「神へ帰る」からの抜粋の文で、

このように示されています。

 

それは言葉では表せない感情である。

 

しかし、もし言葉で稚拙に表現しようとすれば、

次のような感情を全て同時に感じている、と言えるだろう。

 

温かく抱擁されている、

深く慰められている、

愛情を持っていたわられている、

深く大切に思われている、

純粋に宝物のように扱われている、

そっと優しく育まれている、

深く理解されている、

完全に赦されている、

全てが許されている、

待ち望まれている、

喜んで歓迎されている、

完全に価値があると見なされている、

嬉しく祝福されている、

完全に守られている、

今すぐ完全な状態にされている、

そして、

無条件に愛されている。

相手を無条件に尊重する事は、

なかなか難しいことではあります。

しかし著者がカウンセラーとして話し手のことを大切にしながら、

彼らが経験していることを最大限に彼らの身になって理解しようとしている姿勢は、

私たちに大きなインスピレーションを与えます。

 

沈黙が生まれたらどうすればいいのか?

会話中の沈黙が苦手な人が多いと思います。

しかし、深刻な問題を抱える人の話を聞くときに、

沈黙を避ける必要は全くありません。

社交の場であれば、会話の中の沈黙は良くないものとされています。

お互いに興味のある話題や、盛り上がる話題、そんな会話が飛び交うことが、

そこにある人間関係を活性化させます。

 

一方、悩んでいる相手、元気のない相手の話を聞くときは、

そんな聞きやすい話、楽しい話ばかりではありません。

深刻な話をするときに、話すべきかやめておくべきか、

頭の中で葛藤し、勇気を出して声を震わせながら、

語ってくれることもあります。

 

当たり障りのない話を振って、とにかく相手をしゃべらせようとするのは、

最善の方法ではありません。

 

多くの場合、沈黙は話し手が自分の考えや感情を吟味している状態です。

もしくは話し手が話すことに対して不安を抱えているかもしれません。

 

沈黙している相手の葛藤に心を寄せて、共感したり、相手の話の要点をゆっくり繰り返したりするなど、

穏やかな態度で応答したりするのも1つの対応です。

 

沈黙の時間を共有することで、

 

より共感が深まるチャンスにもなるのです。

 

『プロカウンセラーの共感の技術』杉原保史

 

本書は京都大学における学生支援のためのカウンセリングルームの臨床心理士・カウンセラーである杉原先生の体験的知恵が生かされた指南書です。

今の社会における共感の大切さを単純な概念ではなく、多角的な視点から述べられています。

もっと人とコミニケーションをとって人間関係を改善していきたい人にぜひお勧めです。

昨今、経済至上主義、個人主義の風潮の世の中、

人を蹴落としてでも上に行きたい人が成就し、

また非情な人間だけが成功を手にするような風潮があります。

まさに人の温かみや、その人らしさ、その人固有の感受性がないがしろにされやすい時代といえます。

共感性や感受性が高いと、傷つきやすく今の世の中ではストレスに弱いイメージがあります。

現代人は共感を恐れている部分があります。

共感とはまさに「生きづらさ」をもたらすことが多いからです。

いじめられっ子に共感して助ければ、自分がいじめられる可能性があります。

しかし共感に対する恐れは、コミュニティをバラバラにして人を孤独に追い込んでしまいます。

共感への恐れを乗り越えて、勇気を持って他者と関わっていくならば、

生きがいや充実感が自然と増えていきます。

一時的な生きづらさがありますが、メリットの方が大きくなります。

この本はただの「話し方」の指南書ではなく、コミュニケーションを通して、人として大切な価値観を教えてくれる本です。

 

自分の意見は脇に置く

相手の話に、共感を持って耳を傾けたい時、相手の言っていることに同意できるかどうか?

という考えは脇におく必要があります。

相手がどのような思いを持ち、どのような気持ちでいて、どのように思考しているのか?

相手ができるだけ自由に安心して、のびのびとできるように、

相手の思いをありのままに受け止めていくことが大切です。

最初は辛いかもしれませんが、相手の話を無批判で聞くと腹を決めて、

継続することで相手の立場が理解できる瞬間が来ます。

そこから共感が始まるのです。

聞き手の意見が相手にとって大切になってくるのは、共感が成立したその後からです。

 

 

共感する気持ちを表現する

一生懸命やっている人の姿を見て「素晴らしい」と思ったのに、

その気持ちを恥ずかしくて表現できない人、隠している人もいます。

それらの思いを表現するのは少なからず勇気が要ることです。

このように共感を表現するには、思い切って表現する勇気や情熱が必要です。

中には、「わざとらしい」「芝居がかった」と揶揄してきたり、そのように自分で思えてしまうこともあります。

しかし、声のトーンや、ジェスチャー、姿勢など含めて、たとえわざとらしく見えたとしても、

それらは共感の表現をするために重要な基礎技術であり、それを高めていく必要があります。

多くの人にとって、これらを上達させる事は非常に難しいこと。

だからこそ勇気を持って実行する人が共感の達人になります。

 

葛藤の両面を理解して受け入れる

人生相談をされた時に、相手の葛藤する思いを大切にすること。

これが意外とできないものです。

例えば夫婦関係に悩んでいる人がいたとします。

「もう離婚したいです。夫は私のことなんて全く考えてないんです。私の事なんてどうでもいいです。普段から大声で怒鳴り漬けられて、もう耐えられません」

と”離婚”のキーワードまで出てくるぐらい悩んでいたとします。

しかし、その後5分もたたないうちに、

「そうは言っても、あの人もこれまで散々大変な思いをしている、かわいそうな人なんです。機嫌の良いときには本当に素朴で優しい人なんですよ」

思わず、

「さっきまで離婚したいって言ってたじゃないですか」

とツッコミを入れたくなります。

しかし、人生の重大な決断をするときに葛藤しない人はいません。

決して聞き手を混乱させようとしているわけではありません。

話し手自身が、その葛藤に心を引き裂かれるくらい悩んで苦しみ抜いていることを忘れてはいけません。

「旦那さんとの結婚生活に疲れてしまい、ほんとにもう別れたいと思っているんですね。

でも一方で、旦那さんの良い面もよく知っていて、これまでしてきた苦労や大変さを思うと可哀想になるんですね。

相反する2つの気持ちがあって辛いですよね」

こんなふうに傾聴して、優しく共感の言葉かけをすることで、相手は再び前に進んでいく勇気が得られるものです。

誰だって葛藤することがある。

そして目の前に葛藤の中を生きているモデルが存在している事を言葉以外で示すことが大切です。

 

「死」を想うと共感性が高まる

人間の一生は一度きりであり、過ぎ去った時間は二度と帰ってくる事はありません。

人間は皆、そして自分もいつかは死ぬ存在であるという事実を受容できている人は、共感する力が高いと筆者は言います。

個人は唯一無二の存在であり、どれだけ家族に恵まれていても結局は孤独である深く認識すること。

それは人間の限界を思い知ることでもあります。

そんな限界を思い知った人は、そうでない人よりも共感する能力が高いのです。

共感は、個人と個人がその境界線を越えてどこかでつながっていることを実感させる現象。

もし人が日々共感を実感しながら生きることができたとすれば、

その人が人生の終焉を迎える恐怖は軽減されるでしょう。

 

『人は話し方が9割』 永松 茂久

 

2020年に常にランキング1位のベストセラー。

もう読んだことある人もたくさんいると思います。

これまでと違った視点から、コミニケーションの上手い人、

苦手な人の差をわかりやすくひもといて、

 

明確な解決方法を示してくれています。

 

思わず私も

「そういうことだったのか!」

と膝を打ちました。

「このように話せば良い」

と指南してくれてる本はたくさんありますが、

会話に臨む上でのメンタリティを明確に示してくれている本は初めてでした。

人と話すことに苦手意識がある人も、

この本を読むことでこれまでの自分を素直に受容でき、

勇敢に会話を楽しむきっかけになる本です。

話が上手い人と、話が苦手な人の決定的な差は何か?

多くの人は過去のコミュニケーションの失敗で、

コミュニケーションにおける自己肯定感が低くなっています。

 

「何言ってるのかわからない」

「声が小さくて聞こえない」

「それは違うでしょ(笑)」

 

という調子でコミュニケーションで傷ついた経験があると、

「自分は話すのが苦手なんだ」

と思い込み、さらに人と話さなくなってしまいます。

 

否定された経験から、コミュニケーションに対して苦手意識ができたため、

「話し方」がわからなくなってしまったのです。

 

コミュニケーションによって傷ついた心は、コミュニケーションによって解決するのが最適です。

だからコミュニケーションにおける自己肯定感を高めることが、

「話し方」を自然とうまくさせる最大の方法です。

 

そのために著者は、

「否定のない空間」

を作ることが最も大切であると主張しています。

まずはあなた自身が、相手の話を決して否定せず、常に肯定的な態度、言葉かけで臨むことが大切です。
そしてあなた自身も、自分自身を否定させないことが大切。

人は自分を肯定してくる相手を肯定します。

あなた自身が他人のことを否定しなければ、周りも自然とあなたの言葉を否定しなくなります。

その繰り返しで自然と、

「否定のない空間」

ができていき、過去の辛い経験からくるコミュニケーションに対する苦手意識が克服できます。

コミュニケーションの達人だけが知っている3大原則とは?

①人は誰もが自分のことが一番であり、自分に一番興味がある生き物である。

②本来誰もが自分のことを認めてほしいし、自分のことをわかってほしいと熱望している。

③人は自分のことをわかってくれる人のことを好きになる。

この当たり前のようで案外知られていない3つの法則を知るだけで、

コミュニケーションする際の迷いが、相当減ると思います。

 

そしてこの3つを意識すると、

コミュニケーションする上であなたの周りに人が集まり、人生が充実していきます。

 

「正しい話」より「好かれる話」が大切!

残念なことに「うまく話そう」と思えば思うほど、

相手から「この人ともう会わなくて良いかな」と思われてしまうきっかけ作りになってしまいます。

「うまく話そう」とムキになってしまう姿勢が見えてしまうと、

当然それを見た相手からは「私に取り入って、利益を得ようとしている」と思われて距離をとられてしまいます。

世の中のほとんどの人は、「正しいこと」より「好きなこと」を優先して行動する傾向があります。

ほとんどの人は感情に基づいて行動します。

 

「好き嫌いで人を判断してはいけません」と教えてきた親や教師でさえ、人を好き嫌いで判断します。

良い悪いではなく、それが人の世です。

だからこそ「正しいこと」より「好かれること」を話すことが大切です。

どっちでも良いような間違いを指摘したところで、相手は喜びません。

そんな小さな間違いはスルーして、相手に好かれる言葉をたくさん投げかけましょう。

 

 

『伝え方しだいで人生は思い通り 神谷トーーク』星渉

 

人気コンサルによる、科学的に人の心を動かす心理テクニックが学べる本です。

まさに影響力を高める「伝え方」バイブルです。

難しい専門用語は一切なく、すらすらと読み進められるので読書初心者にも簡単に読み進められます。

難しい傾聴テクニックのノウハウではなく、日常生活で大切な人やビジネスパートナーとの関係性を良好にしたり、

自分の伝え方で影響力を発揮したい人にお勧めです。

 

人を動かせる人間とは?

人の心動かすための大原則は、伝え方や聞き方の小手先のテクニックだけを磨くことでしょうか?

いいえ違います。

人は言葉の内容よりも、言葉以外の雰囲気やビジュアル、声のトーンや、その人といるときの空気感で物事を判断します。

「自分自身の日常の姿」

がすべての土台になっていると言う事実を認識することが大切です。

したがって、自分自身が、

「この人の話ならば聞こうと思える言動を日常でとっている」

「話を聞くに値する振る舞いをしている」

ということが重要です。

それが人の心を動かせるメカニズムの基本です。

 

伝え方で安心感と自己重要感を満たす

人が会話によって満たされたいと思っている欲求は、

心の安全を求める「安心欲求」

安心できる人とつながりたい「所属と愛」の欲求

認められたい」承認欲求」

の3つです。

これらを満たせば、

「自分は価値のある存在なんだ」

と自己重要感が満たされます。

つまり伝え方によって、

日々関わる人に「安心感」を与えることができて、

そして相手の「自己重要感」を満たすことができれば、

もう私たちは人の心を動かすことができます。

そのためには、

絶対に否定しないこと、

そして相手の話をしっかりと聞くこと、

会話の中で相手の名前を呼んだり、

感謝の言葉を口をついて出るぐらいの口癖にすること。

また相手の持ち物を褒めること。

これらが絶大な効果をもたらします。

 

感情表現は大げさなぐらい豊かにする

感情表現豊かにリアクションする事は、相手の自己重要感を満たすのに絶大な効果があります。

人は無意識に相手の反応を気にしています。

「私は他人の目なんて気にしない」

と言う人でも、残念ながら無意識に気にするものです。

でもそのことを知っておけば、

感情表現豊かにリアクションする技はあなたにとって良い方向に利用できます。

人は相手の反応が良ければ、

「またそれを経験したい!」

と思い、その行動を繰り返したくなるものです。

あなたが感情表現豊かで

「人の自己重要感を満たす人」

と認識されれば、

あなたの周りの人は、

あなたをもっと喜ばせたいと感じて、

あなたに良い報告をするために頑張ろうとする人が増えます。

あなたの影響力や、人を動かす力はさらに絶大なものになっていくでしょう。

 

『プロカウンセラーの聞く技術』東山紘久

 

プロの臨床心理士が教える、「聞き上手になりたい人」のための本。

コミュニケーションをする上で、

「聞くこと」の重要さは今非常に注目されています。

人はなぜ聞き上手になりたいのでしょうか?

それは人間と人間が相互に理解しあう上で、「聞くこと」は不可欠だからです。

嘘のない人間関係や、本当の人間関係、信頼のできる人間関係を築きたいのは誰しも願うことです。

喋る事は極度の対人恐怖症でない限り、案外楽にできるものですが、

人の話を聞くことって、意外と難しいです。

人によっては苦行にさえなりえます。

お互いに理解し合えない関係であればあるほど聞く事は非常に難しくなってきます。

この相互理解の関係を作ることが、人生を充実する上で非常に大切。

相互理解は「聞くこと」が成立しないと決して生まれません。

だから人生を良くするために聞くことが大切です。

聞き上手は話さない

まず大切なこと。

それは聞き上手は自ら話さないということ。

これを知る事は信頼関係のある付き合いを増やす上で基本となります。

それは、ほとんどの人が聞くことより話すことが大好きであり、話すのが苦手な人は緊張関係にある時です。

しかし、話すことに苦手意識を感じている人でも、リラックスして話ができる環境を作ると、とどまることなく話し始めるものです。

嫌なことがあったとき、誰かに話を聞いてもらうことで心理的にラクです。

それは誰もが知っていること。

逆に良いことがあったとき、良いニュースがあった時も誰かに話したくなります。

でも好きな人の話でも、何時間も続くとやはり聞く側は疲れてきます。

自発的に聞きたくなるのは、音楽やテレビ、ラジオなどエンターテイメントぐらい。

人はそれほど、聞くことより話す事の方が大好きです。

聞き上手になる事は、相手の気持ちを負担に感じず、こちらから話したくならないような訓練が必要であると著書にはあります。

大原則として、相槌以外はこちらからしゃべらないこと。

意見を聞かれたときは、自分の意見を手短かに、文章にすれば一行以内で答えます。

人は自分の意見に耳を傾けてくれる人の言う事は、よく聞いてくれます。

相手に反論したくなっても、こちらから話をしようとせずに、むしろ更によく話を聞くこと。

そうすることで相手の意見も穏やかになっていきます。

適切な相槌をうつ

聞き上手であるプロのカウンセラーは、相槌だけで持っているともいえます。

話し相手が上手に相槌を打ってくれると、自然と話す人も話しやすくなり心が楽になります。

そしてプロのカウンセラーは種類豊かに、しかも独自性を持った相槌を持っています。

「なるほど」という言葉ひとつとっても、

なるほどなるほど、

なるほどね、

なるほどなぁ、

一般的な人がよく使われる愛寿しとして、「わかる」があります。

ただこれは使い方を間違えれば、少し危険な相槌になります。

プロのカウンセラーはあまり使わないと言われています。

「わかる」は自己満足の相槌になり得ることがあり、
心に複雑な悩みを抱えている人にとって「そんなにすぐにわかってたまるか!」と次第に反発したくなる場合はあります。

「わからない」と思っている人が、相手の話を一生懸命聞くのが信頼される場合も多いのです。

共感とは芝居上手

人の話を聞くときに、相手の立場に立ちすぎてしまえば、話し手にとっても良い結果にはつながりません。

例えば自分と相手の問題を同一視して、聞き手まで感情的になってしまっては、話では話しにくくなります。

想像してみてください、失恋した人よりも、あなた自身が大泣きしてしまったら、それはそれで相手は引いてしまいますよね。

だからといって演技したような共感、嘘くさい共感の言葉は、話し手にとって場をしらけさせたり怒らせたりすることになります。

著書には、聞き手は「皮と肉の間」を生きていくために芝居上手であることが必要と書かれています。

芝居は初めから現実では無いことを前提としていますが、現実ではないのにどうして多くの人が感激するのでしょうか。

そこには人生や人間の真実が含まれているからです。

聞き上手は話し手が話しているときには、同じ舞台に立って名俳優のように「聞き手」を演じることが大切です。

それは決して舞台の外にまで持ち出す事はありません。

だからこそ聞き上手はいくら共感しても、話し手に代わって演じようとせずにあくまで立場をわきまえた大人であることが大切です。

いずれにしても聞く側の人生経験や、想像力が必要となっていく作業が必要になってくると思われます。

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「話し方」で人生を変える方法 https://utu-dokusyo.com/how-to-speak?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=how-to-speak Wed, 08 Sep 2021 01:40:16 +0000 https://utu-dokusyo.com/?p=10086 話すのが苦手な人のための会話術   このブログを読んでいる皆さんは、コミニケーション、話し方で悩んだことがある人が多いと思います。...

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話すのが苦手な人のための会話術

 

このブログを読んでいる皆さんは、コミニケーション、話し方で悩んだことがある人が多いと思います。

 

初対面で何を話したらいいかわからない。

すぐに話が途切れて会話が気まずくなる

伝えたいことがあるのに、相手にどのように伝えたらいいのかわからない。

うまく話せず失敗した経験がある。

なぜだかわからないけど相手を怒らせてしまった

何を話せば話が盛り上がるのかわからない

思っていることを正直に言えない、

沈黙の時間が怖い

 

こんな悩みを抱えている人は少なくありません

そんな人たちのためにこの記事では、様々な本から誰でも簡単に話上手になり、

人に好かれて人生を変えていくスキルをお教えします。

もっと話し方が得意になれば人生うまくいくのにそう思った事はありませんか?

実は多くの人が話し方にコンプレックスを抱えているんです。

悩んでいるのはあなた1人ではありません。

まず最初に、簡単な結論を伝えておきます。

それは、苦手な人との会話を避け、大好きな人と話す時間を増やす。

たったこれだけを心がけることで、あなたの会話に対する苦手意識はほとんど解決します。

そして会話上手になあなたは、人から好かれるようになります。

そして人に好かれて人が集まってくると、当然ですがお金も集まります。

お金が集まればあなたの人生は豊かになります。

逆に言えば、少しの話し方の違いで人間関係が悪くなり、お金も手元から離れて経済的にも悪くなって行きます。

ささいな一言や、些細な仕草で周りを怒らせたり、身近な人を敵に回している人はいませんか?

一言足りないことで、相手に嫌な思いをさせていませんか?

あなた自身は損していませんか?

会話で損する人、会話で得する人、その分岐点は日常のささいなことなのです。

その些細な事を改善するには、日常の根本的なものを変えていく必要があります。

その根本的なものと言われると難しいと感じる方がいるかもしれませんが、実はものすごく単純なこことなのです。

最近では「話し方」を学ぶセミナーや書籍がたくさん売れていますが、

言葉のテクニックを磨いてもそれらの問題はほとんど解決しません。

実は多くの人はあなたの言葉の内容より、

あなたの雰囲気や仕草、言葉以外の態度など総合的なもので人を判断しているからです。

だからこそコミュニケーションについては、それら根幹から変えていく必要があるのです。

 

 

【この記事の参考書籍】

 

 

会話を学ぶ上で2つの大切なこと

一つは否定のない空間を作り否定しない空間に身を置くこと、

そして予習をして会話に臨むこと。

大切なこと① 否定のない空間

まず1つ目の否定のない空間とはどういうことでしょうか?

幼少期から、大学生にかけてはたくさん人と話すことが好きだったのに、大人になるにつれて会話が苦手と思う人は多いのではないでしょうか?

なぜ大人になるにつれて、会話が苦手なもの、怖いものと感じてしまうのでしょうか?

それは、よくも悪くも人生経験です。

人前で話したときに、緊張して言葉が浮かばなくなってしまった。

普通に話したつもりなのに「あなた何言ってるのかわからない」と一蹴されてしまった。

「聞こえないよ」と言われてどうしていいかわからず萎縮してしまった。

このような自信をなくす辛い経験が元になって「自分は話すことが苦手」と思うようになってしまいます。

これはコミュニケーションにおける自己肯定感が低下してしまった状態といえます。

自己肯定感と言う言葉は、最近テレビや雑誌でよく取り上げられている言葉ですが、

あまりご存じない人のために説明します。

自己肯定感とは、ざっくりと言ってしまえば、

「他の人がなんと言おうと自分は価値のある人間だ」

と思える感覚です。

「自分に自信がない」「自分は能力が低いから価値のない人間だ」と感じている人は自己肯定感が低いといえます。

では日本人は自己肯定感が諸外国と比べて高いのでしょうか?それとも低いのでしょうか?

実は先進7カ国を対象にした高校生の自己肯定感の研究によると、日本人の自己肯定感はその7カ国でも最下位でした。

これは、

日本全体が自己肯定感が低い人たちの集まりとも言えるでしょう。

その背景には、今の日本は昔の高度経済成長期とは違い、頑張れば頑張った分、社会が豊かになり収入が増えるという時代ではなくなっています。

しかし現在では、どれだけ高学歴でも、どれだけ会社に就くしても必ずしも報われるとは限りません。

努力に努力を重ねて超エリート街道をひた走っていた人が、会社が倒産して急に食べれなくなると言う話も珍しくありません。

そんな世の中で生きていると、世のため人のためという心を持つことができなくなり、自分のことで精一杯になります。

人は他人のために尽くすことができないと、自分の存在価値を感じられなくなり自己肯定感が下がっていきます。

自己肯定感が低い状態で、人と会話をしてもうまくいかないのは明らかです。

コミュニケーション上手になるための根本的な問題として、自己肯定感を高めることが大切なのです。

自己肯定感が高い状態であれば、堂々と話せるし、言葉数も増えていきます。

そしてさらに自己肯定感が高まっていきます。

本来は、少しの失敗で会話に対する苦手意識など持つ必要はありません。

でも今の人は心ない誰かの指摘によって、会話に自信を失い苦手意識を植え付けているのです。

会話によって失った自己肯定感は、会話によって取り戻すことが最適です。

ここでキーワードになってくるのが全肯定です。

つまり、指定のない空間を作ることです。

そのために何をすれば良いのでしょうか?

相手が自分を否定しなくなると言うことが、こちらがコントロール不可能なものと思われがちです。

しかしそれは、大きな誤解です。

相手が自分を否定しなくなるテクニックがあるのです。

それは、

まずあなた自身が相手の話を絶対に否定しないということ。

ここから始めれば、自然と相手もあなたのことを否定しなくなります。

人は自分を肯定してくれる人を、肯定するようにできています。

その経験を繰り返すことで、これまでに下がった自己肯定感の低さが回復していき、徐々に自己肯定感が高まっていきます。

もともとあなた自身が会話に苦手意識があり、かつ自己肯定感が低かった原因は、

会話することで自分自身が「あー、うまく話せなかった」と苦手意識を持つことと、

自分以外の誰か他人に

「あなたの言ってる事は間違っている」

などと言葉の内容や、考え方、ひどい場合だと人格に関することを否定されたことに起因します。

だからこそ会話が苦手な人は、自分自身が否定のない空間に身をおくことが大切です。

またあなた自身が、否定のない空間を積極的に作る努力をすれば、人間関係も楽しく良好なものになっていき、人生は充実し始めます。

話し方をうまくするコツとして、まず第一に会話のテクニックを学ぶのではなく、会話できるようなメンタルの状態にもっていくことが大切です。

そのために、相手を否定しないという方法で自己肯定感を高めていくことが大切です。

しかし、あなた自身がどれだけ努力して否定のない空間を作ろうとしても、

周りの人が否定的な言葉を使う人が多かったら、なかなか否定のない空間を作れません。

否定のない空間の作り方3つのポイント

では否定のない空間を作るには、どうしたら良いのでしょうか?

そのためには、

①否定しない

②うなずく

③ プラストーク

①否定しない

私たちは昔から学校教育で、すべての物事に正解と不正解があると教えられてきました。

それが大人になっても影響していて、他人の考えにも正しい事と間違えていることがあると判断しがちです。

世の中では、学校で教わった価値観が通用しないこともたくさんあります。

それに社会は学校で行われているような○×テストの場ではありません。

例えば会議の場で「それは違うでしょ」「総和いっても…」と言うような空気が流れると、

会議の参加者のパフォーマンスが下がっていきます。

会議の場は正しいこと、決まりきったことを言う話ではありません。それぞれの意見、価値観を知るためにたくさん発言することが大切です。

正しいことを確認しあうだけであれば、長い会議等必要ありません。

また否定ばかりする人の前で、自分の意見を言う人はいないものです。

家族の会話でも似たようなことが起きます。
親に否定されるとわかっていて、わざわざ自分の意見を言いたがる子供はいないですよね。

子供の意見を否定するような親からは、自己肯定感が高い人間は育ちません。

相手の意見には、相手なりの価値観、考え方があります。

相手の意見を絶対に否定してはいけません。

②うなずく

うなずくという事は、首を縦に振るだけなのですが、このうなずく習慣が相手の心を開かせ、相手に安心感を与えます。

安心感に満たされた人は、自然と相手に心を開きたくさん話してくれます。

人前で話す事は、非常に緊張することです。

しかしその中に何を言ってもうなずいてくれる人がいたら、緊張が解けて自然と言葉が出るようになります。

そしてうなずくことにより得られた安心感は、話す力を更に増大させていきます。

自分の言葉を何でもうなずいてくれる人がいたら、気分が乗って来ますよね。

会話のパフォーマンスは、力んでいる時よりもリラックスしているときの方が圧倒的に高まっていきます。

また相手に頷かれると、話している方は自己肯定感が高まっていきます。

相手が話しているときは、できれば笑顔も添えてうなずくこと。うなずく回数を増やすことを意識してみてください。

そうすれば会話が盛り上がり、否定のない空間が自然と出来上がっていきます。

 

③プラストーク

前向きな話は人を元気にし、勇気づけます。

逆にマイナストーク、つまりネガティブな話は人からエネルギーを奪い、生きる気力を低下させます。

だから人を褒めること、

感動した話をすること、

人生を良くしようとすること、

最近あった良いことを話すこと、

これらは全てプラストークです。
明るい言葉は、明るい雰囲気を作っていきます。

しかし、私たちの周りにはネガティブな言葉が溢れています。

上司の愚痴、友達の愚痴を言いやっている場所、

また「めんどくさい」「疲れた、やる気が出ない」とぼやいているような人たちを変える事は難しいです。

まずはそのような環境に近づかないこと、そのような場所になってしまったらその場から離れることが大切です。

マイナスな言葉が出てきたら、その場からいなくなってもいいんです。

そのことを頭に置いておくことが重要です。

 

大切なこと② 予習して会話に臨む

①話を盛り上げるキーワードをストックしておく

人間の心理の3大原則として、

①人は誰もが自分のことが1番大切である

②本来誰もが自分のことを認めてほしいし、わかってほしいと願っている。

③人は自分のことをわかってくれる人のことを好きになる

会話がうまく人間関係が良好な人はこの3つをしっかりと理解しています。

しかし、この3つは読書の習慣がある人であれば、案外知っている人も多いかもしれません。

しかしそれを実践できている人は、ほんの一握りです。

いざ会話の場になってしまうと、

「どうやって会話を盛り上げよう」

「この人を満足させるにはどうすれば良いの?」と考えてしまい、

ついつい自分の意見や自分に関する話をたくさんしてしまいます。

だからこそ、会話するために予習することが大切なんです。

こんなときにはどうすれば良いのか?

どのような言葉を発したら、相手は喜ぶのか?

これを会話の時ではなく、会話する前からしっかりとストックしておくことが大切です。

これをすることにより、会話中に相手の話を聞くことに集中ができ、

かつ、結果的に相手を喜ばせることができます。

つまり、相手を喜ばせるキーワード、リアクション、また話を広げていくキーワードをリスト化してに使い分けることが大切です。

↓予習すべき相手を喜ばせるキーワード↓

そのキーワードの一例です、

そうだよね、わかるよ

大変だったね、

そうなんだ、よくがんばったね

へー、それはすごい!

やっぱり、

さすがだね、

うんなるほどなるほど、

へー、それでどうなったの?

大丈夫、絶対うまくいくよ

私はあなたの味方だからね

一緒に考えよう、

あなたのおかげです

助かったよ

これからもよろしくね

 

これらをしっかり頭に入れておき、場面ごとに使い分けることで自然と相手の話を聞くことに集中ができ、相手の心を満たすことができます。

またあなたの人間関係も良好になっていきます。

ただこれらは、覚えるのが大変です。

そのためには、これらの言葉を紙に書いて部屋の壁に貼ったり、トイレやお風呂に入って、常にその上を見る環境に身をおくことも大切な工夫です。

そうすることで、無意識に口をついて出るような状態にまで持っていけます。

特に「ありがとう」などの感謝の言葉は、無意識に口をついて出るようなレベルにしておくと、運が良くなっていくと言われています。

 

②相手に9割しゃべらせる「拡張和法」

話の上手い人が、自然に使えているテクニックがあります。

それは「拡張話法」です。

何度も言いますが、人間が持っている心理として、

 

①人は誰もが自分のことが1番大切であること。

②本来誰もが自分のことを認めてほしいし、自分のことをわかってほしいと願っている

③人は自分のことをわかってくれる人を好きになる

 

話が上手い人は、これらをしっかり心得ており、相手に9割喋らせて、人とコミュニケーションをとっていきます。

相手に9割喋らせて結果的に、「またこの人と会いたい」と交換を持たせる方法が「拡張話法」です。

相手に喋ってもらうことって、実は意外と難しいことです。それは相手が心を開いていないと、相手はあなたに話をしてくれません。

話すどころか、沈黙さえ生まれます。

しかし、拡張話法を使えば、あなたが頭で考えて話を作り出さなくても、相手が勝手にしゃべってくれます。

拡張魔法は、

感嘆、反復、共感、賞賛、質問、の5つで構成されています。

拡張話法① 感嘆

感嘆とは相手の話を聞いたときに出る、驚きのリアクション。

「ほー!」「えー!」「そうなんですか!」

このように、会話の上手い人は感嘆詞を相手の話に合わせてうまく使い分けています。

ポイントは普段の10倍くらい感情を込めるとうまくいきます。
もう一つのポイントは「ー」をつけること。
「そうなんですか」より「そうなんですかー」と伸ばす方が、そこに感情が乗って行きます。

 

拡張話法② 反復

次に反復、
相手の言葉を繰り返すことです。

例えば、
相手が「最近マラソンを始めたんだよね」と言った時に、「そうなんですね」と返してしまうと、そこで会話が途切れます。
でも「マラソンですか」と返すと、
相手は「そうなんだよちょっと体力つけたくてね」
と次の言葉に持っていきやすくなります。

相手は、もっとその話を掘り下げて欲しいのです。

そして次の話につなげて、喋らせてほしいという強い欲求があります。

 

拡張話法③ 共感

そして次に共感です。

共感とは、相手の話に同意するだけではなく、相手の立場になって、相手の話に感情を込めて理解の言葉を向けることです。

「わかるよ」

「それは大変でしたね」

「それはよかったですね」

「辛かったね」

「ほんとによくがんばったよね」

相手の感情に寄り添う表現を心を込めて行うことです。

また相手と同じ気持ちになったつもりで、相手と同じ表情をしながら時に強く、時に弱く声をかけていくことです。

 

拡張話法④ 賞賛

そして次に賞賛です。

「すごい!」

「素敵!」

「さすがだね!」

と言うように、これまでより10倍感情の乗せた状態で相手に伝えると良いです。

 

拡張話法⑤ 質問

そして「質問」です。

質問をするという事は、相手の話に興味を示しているアピールにもなり、相手の話を中心に会話を展開させていくためにも重要なテクニックです。

「えー、その後どうなったの?」

「そこをもう少し詳しく聞かせて」

「今はもう大丈夫?辛くない?」

などなど、良いタイミングで質問が入ると、相手の話にどんどん勢いが増していき、相手は話すことがどんどん楽しくなります。

そして無理なく自然に話を展開することができるのです。

以上の5つが「拡張話法」のテクニックです。
これを使うことで相手の話がどんどん広がっていき、相手は自然と喋りやすくなっていきます。

またこれを使うことで、相手がたくさん喋っているようで実は話の主導権は、「拡張話法」使っている側が握っていることになります。

こちらが主導権を握りながら相手は、

「気分良くたくさん話せたなぁ」

と感じるようになり、気分良くたくさん話させてくれたあなたに対して

「また会いたいな」

と思うようになります。

 

最後に、、リアクションのキーワードをたくさんストックすべし!

感嘆や共感、賞賛などのリアクションのキーワードはたくさんあればあるほど良いです。

「マジっすか」

など毎回同じようなリアクションをしていれば、相手はわざとらしさを感じてしまい、「この人私の話ちゃんと聞いてる?」となってしまいます。

様々なリアクションをストックしておくことで、相手の自己肯定感を高め、「また会いたい人」にあなたがなっていきます。

そうすると、あなたの自己肯定感も高まり、さらに楽しくなっていきます。

ぜひお試しください。

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末期がん寄り添い記録 ~母が膵臓癌で亡くなりました~ https://utu-dokusyo.com/take-care-of-my-mother?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=take-care-of-my-mother Wed, 01 Sep 2021 06:20:38 +0000 https://utu-dokusyo.com/?p=10067 先日母が亡くなりました。70歳を目前に膵臓癌と診断されて、診断後わずか3ヶ月余りでなくなりました。 長いようであっという間だった3カ月余り。...

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先日母が亡くなりました。70歳を目前に膵臓癌と診断されて、診断後わずか3ヶ月余りでなくなりました。
長いようであっという間だった3カ月余り。

いろんな葛藤や悲しい思い、親が癌になって気づいたこと、母は自分の身をもって私に教えてくれました。

そして発症から亡くなる日のことまで簡単に経緯をまとめました。

ちょっと生々しい部分もありますので、精神状態があまり良くない方、心臓が弱い方は読まないでください。

命と本気で向き合いたい方、人間の命の儚さに触れておきたい方はぜひ読んでください。

膵臓癌寄り添い記録 ~ありがとう、お母さん~

便秘と食欲の無さ

2020年の年末あたりから調子が悪くなった母、最初は、

ただの便秘と食欲不振だと思い、便秘対策をひたすら行いました。

食物繊維を食べたり、呼吸法をやったりあまり刺激の強くない便秘薬を試したりして、いくつか便秘対策を行ったのでしたが、状況は一向に改善しません。

便が出たりでなかったり、その度に一喜一憂して過ごしていましたが、その後ようやくその原因が分かりました。

2021年3月、糖尿病と高血圧でお世話になっていた、かかりつけ医で腸が映るようなレントゲンを行い、

その結果医師から「腸全体に便が詰まっている」という診断。

ただ念のため総合病院の精密検査を受けるように勧められて、1ヵ月後に総合病院の検査を実施。

その2週間後、ちょうど5月の連休明けに正式な病名が分かりました。

「癌だった」と母から連絡

病名を聞くために、診察の予約を入れたのですが当日少し不可解なことがありました。

予約の時間に訪れると、担当の医師から、

「少し時間がかかるので2時間後に来てください」とのこと。

それを聞いた母は、直感的に「何か悪い病気にかかった」「ひょっとして癌なのかな」と嫌な予感がし、激しい恐怖心に襲われたとのこと。

そして父と母2人で診察に入る。

診断名「膵臓癌ステージ4」

そして「余命半年から1年」。

今は本人に直接、そしていきなり告げてしまうみたいですね…。

母は診察後、私たち子供に告げるためにLINEをくれました。
母からあったLINEの言葉は、

「時間のいい時に電話して」と、

そのLINEに気づいた私は、「これはただ事ではないな」と分かりすぐに母に電話。

母「膵臓だった」

私「どういうこと?膵臓がどうしたの?」

母「いちばん悪いやつ」

私「癌?膵臓癌ってこと?」

母「そう、癌だった…」

初めてそのことを聞いたとき、私は言葉を失いました。

癌になるまで両親を少し避けていた私

数年前に私がうつ病になった時、
母に当たり散らしてひどいことをたくさん言ったものです。

両親とは別々に暮らしているのですが、たまにふらっと顔を見せたときに、

「両親と一緒にいることが非常に居心地が悪い」と感じるようになりました。

気づいたら用事がある時以外は、両親を避けるようになっていました。

私自身が、食事に対して神経質なものですから、

(うつ病になって特に食生活についての知識を身に付けてしまいましたので…よくも悪くも)、

どうしても両親の食生活の乱れが目について仕方ありません。

味が付いている鯖の塩焼きに醤油をたくさんかけたり、母はもともと糖尿病があるのに寝る前におにぎりを食べたり。

仕事柄、病気の方と接する機会の多い私としては、見ていてどうしても腹が立ってしまいます。

声に出して止めても言うことを聞かない。

私が砂糖の摂りすぎや、マーガリンのトランス脂肪酸は非常に体に悪いことを伝えたりすると、

「あんたの言うことを聞いていたら何も食べれないわ」と言われる始末。

そういうことがあるものですから、…いつしか数年前からなるべく両親には会わないように、物理的に距離を取るようにしていました。

そうしたら膵臓癌末期。

この記事を書き始めた時点で、時点でまだ母は生きています。父も病気持ちですからろくに世話もできません。

通院治療の限界、在宅医療のサービスを使い始める

診断されてから1ヵ月程度、自宅での生活に特に支障はなかったですが、6月中旬になってから布団で寝ていることが多く、活動量も減ってくる。

聞くとリビングでテレビを見ることも辛く、体が疲れるとのこと。

父と母に代わって、私(次男)たち夫婦が診断を受けた病院のケースワーカーを訪れて、通院治療から在宅での往診及び訪問看護、介護保険の利用に切り替えたい旨を伝える。

そして、
6月下旬、介護保険の契約とベッドの搬入。
腰が重い父に代わってこういう時は私が中心になって動く。

私に対して厳しい言葉をたくさんかけてきた父も、何もできずに指をくわえて見てる。

でも私はうつ病になり、たくさん読書をして不幸になりにくい心の持ち方を学びました。

宗教の信仰をしている父はこんな時にも母に対して厳しい言葉を浴びせます。

生まれた家の宗教を何も考えずにそのまま信仰すると、宗教が何のために存在するのか?信仰とは何なのか?

そういうことを考える機会が圧倒的に少ないと思います。

もしくは父も認知症だから、病気の人の心を推しはかる能力は無いのかもしれません。

ただ私は自らうつ病になって、たくさん本を読んで1つだけ良かったことがあります。

親に対して無条件で奉仕すること、これは人生で最高の得を積むことだと今肌で感じています。

(※この時期は少し父と喧嘩になることがあり大変でした、愚痴っぽくて見苦しい文章で失礼)

吐き気、痛みが増える

7月3日土曜日
会いに行く。ベッドで寝ていた。兄の家族全員来ていた。
リビングでみんなでテレビを見る。私の息子と兄の家族は久しぶりに会う。

7月5日、月曜日。
夕方に会いに行く。看護師さんが来ていて、調子が悪いとのこと。点滴の説明を受ける。

母、昨日に続き、今朝もお茶で吐いたとのこと。

お茶が飲みにくいので水やさっぱり系の炭酸飲料を勧める。

水を買ってきてペットボトルのキャップを、ストロー付きのタイプに変えて飲んでもらうと飲みやすいとのこと。

何とか吐かずに薬も自分で飲めた。

点滴は水分補給と栄養のため5日間指示が出ている。

スーパーで母の栄養になるジュースや、豆乳飲料、炭酸水など買ってみる。

プリンが食べたいが賞味期限が気になるとのこと。

一応プリンを買っておいた。食べなかったら後で捨てればいい。

 

父が家事をできないので家が気になるとのこと。

床屋に行きたいとの事。

 

など不安をしっかり聞き出す。

しっかり聞こうとすれば、話してくれるものだった。

元気がないと「もしかして最後が近いのか」と不安になる私。

だんだん食べれなくなってきている。

 

7月中旬、嘔吐する頻度が増えてきて、薬を飲むのも難しくなってきた。

それまで飲んでいた胃薬や血圧を下げる薬はもう切ってもらって、鎮静剤も飲み薬から貼り薬と、舌下投与の薬にしてもらう。

 

舌下投与とは、飲み込まずに舌の下で溶かしていき血管神経に働きかける薬。ちょうど狭心症の人が服用するニトログリセリンのようなもの。

飲み物は水と、炭酸飲料(母の場合はジンジャーエールとファンタグレープしか受け付けず)のみに。

それまで好きで時々食べていたスイカや、卵サンドの卵の部分も徐々に食べれなくなる。

 

立てなくなる、更に痛みも強くなる。我慢する母

8月上旬から血尿?のような茶色い尿が出るようになり、また自力での立ち上がりは困難。トイレも立ち上がりと移動の介助が必要に。

父と母だけでは、そのことをケアマネージャーや看護師に伝えることができず、ちょうど医療の仕事をしていた私次男がケアマネと看護師に連絡。

担当看護師の判断により、バルーンカテーテル留置。

その時すでに尿の量も減り始めていた。バルーンカテーテルには真っ赤な尿が毎日溜まっていく。

8月8日ごろより、ベースの麻薬(フェントステープ1ミリグラム)が効かなくなり1.5ミリグラムになる。

それまでも0.5ミリグラムから1ミリグラムに変えた経緯はあった。

母は我慢強いのか、人に気をつかっているのか、痛いことをあまり口に出さない。

看護師さんや、一緒に住んでいる父が聞いても「大丈夫だよ」と大体返事が返ってくる。

しかし明らかに大丈夫な顔をしていないことが多い。

 

「本当はすごく痛いんじゃないのか?」

と聞くと沈黙。

 

沈黙になるときは、

「痛みが実は強い」ということ。大体図星であることが多い。

 

毎回念を押して痛みの状態を聞く必要があると私は思う。

頓服の飲み方に例外的なものがあったり、またベースの痛み止めである医療用麻薬(フェントステープ)を増やしてくれることもある。

 

例えば舌下投与のレスキュー(頓服)は、1日に上限4回まで、そして1階 回飲んだら4時間は間隔をあけることと言われているが、

それでも効果が薄れてきた場合、投与して30分たっても効果がない場合はもう一回だけ投与できる。だから合計1日8錠が上限となるという例外的な使い方ができる。

ただこれは呼吸を抑制してしまう副作用のリスクも考慮しなければいけないか…。
(とにかく担当の医療従事者に相談は不可欠!)

痛みを我慢するかどうかは患者個人の価値観それぞれであると思う。

うちの母の場合は多少副作用のリスクがあっても、痛みを和らげる事が1番であった。

「その時が近い」との知らせ

実はこの時期から血圧が落ち始めてきており、意識状態も以前より悪くなったと看護師さんに言われていた。

だから看護師より電話があり、

「バイタルの低下、意識状態の低下があるので会える人は今のうちに会っていて下さい。そろそろその時が近いです」

との旨の連絡をいただいていた。

でも私の感覚では、痛みが強そうな表情をしているときに、

「痛み止めをもうちょっと効くやつにしてもらうから、今の辛さはなくなるからね。」

という言葉をかけるだけで、状態が穏やかになっていった気がする。

実際にそうであった。

「そろそろ、その時が近いです」

という言葉を言われてから四日間経過したが、今も表情は穏やかで声かけに対する返事も比較的良い。

痛み止めを強くしたからといって、状態が楽になるとは限らない。

しかし、
事実を伝えるより、多少の方便であっても

「もっと効く薬になるから、楽になるよ」

という言葉を自信満々に伝えてあげた方が、うちの母には良かった気がする。

8月12日、往診医による訪問。

バイタルが低下していることで往診医からも、

「来週の往診までは間に合わないかもね」と父に言われる。

父もそれを聞いてわかっている事だけど愕然とした表情。

母のためにやれること

その翌日看護師より私に、

「お父様は一生懸命看病してくれているが、フェントステープを貼るのに戸惑ったり、時間がかかったりするようです。お母様も痛みが出ているようです」

「もしよかったらテープを一緒に貼るのをご家族で見ていただけないでしょうか?」

と看護師に相談される。

そこで次男の私が毎朝出勤前の6時にテープの張り替えをすることを申し出る。

そこから亡くなるまでの8日間程度、毎朝母に薬のお世話をする日が続いた。

朝6時に実家を訪ねて、テープの貼り替えを行う。

父が行うと30分以上かかるようだが、私がやるとフェントステープの貼り替えは5分以内に終わる。特に痛がりもしないし、母にとっても負担が少ない。

もっと早くから私が申し出ておけばよかった、と思った。

介護保険を利用して部屋中に設置されていたつっかえ棒型の手すりは取り外され、

亡くなる約1週間前から父が母の隣で寝るようになる。

父は思うように薬の貼り替えができなかった申し訳なさもあったのだろう。

せめて近くにいてあげられることが、父なりの最大の愛情だったのだ。

毎朝母の部屋を訪れるたびに私は、

「今日は息をしているだろうか?」と少し怯えながら入った記憶がある。

部屋を開けて声をかけると「おお、ともか?」と母が私の名前をよぶ。

でもそれを言ってくれるのも最初の3日くらい。

後半は声をかけても軽く頷くか、蚊の鳴くような声を出すのが精一杯。

それでもテープを貼り替えて、少し背中のマッサージをしてあげると、少ししゃべれるようになり、

「あんた早く仕事行かなくていいの?運転気をつけないといかんよ」

と息子の私のことを心配してくれる。

本当に最後の最後まで、自分のことより他人のことを優先する母だった。

薬を拒否する母

8月18日水曜日
仕事中に父から連絡があり、

「お母さんが座薬(吐き気止め)を嫌がる。入れようとしても手で払おうとする。とも(私)が座薬ではなく貼り薬の吐き気止めもあると言っていたぞ」

とのこと。

私は吐き気止めに関して貼り薬があると言った記憶はなく、少々混乱した。

ただ母が苦しんでいて父も座薬の挿入に困っているのがいけないので看護師に相談。

看護師の回答は現時点で座薬以外での吐き気止めで今の状態の母に適切なものはなく、強いものにしたとしても肝臓が薬の影響で弱っている母には、もう使うべきではないとの事。

母がそのようなことを訴えて、父の座薬を体で拒否するのは「肝性脳症」によるのだ。

肝臓で解毒作用が十分に行われず、有害物質が脳に到達して脳の機能を侵す合併症。

仕事を途中で抜けて、母をなだめに行く。

「大丈夫だよ、お母さん。」「吐き気を止めて楽にするのは、座薬しかないみたい。ごめんね」。

すると少し穏やかになり、納得するように「わかったよ、」と。

【亡くなる前日】苦しむ母、見てられない父

8月20日
大量の嘔吐(古い内臓出血のような赤い嘔吐物がたくさん出る)

その日は金曜日。朝の薬を貼って、仕事に行き夕方再び母を訪れる。

一緒にいた父曰く「今日はずっと吐いていた。吐き気が止まらなくて苦しそうで、もう見ていられない」

珍しく父が弱音を吐く。

父の話をじっくり聞いて、母の体をさすり、吐き疲れた体をゆっくり癒す。

私が小さい頃、お腹を壊して吐いている時、母に背中をさすられたりポンポンと軽く叩かれると不思議と気分が落ち着いた。

それと同じように、私も母の背中を優しく擦ると母は穏やかになる。それが私にとって嬉しかった。

20時ごろ、自分の家に一度帰宅。家族と食事をしテレビを見て寝ようとした夜の22時ごろ父から連絡あり。

「お母さんが吐いて苦しそうだ。もう見てられない。点滴が必要だと思う」

と父より連絡。

とりあえず、
「大丈夫だから。すぐそっちに向かう」
とだけ父に伝えて、看護師に緊急電話で相談。

吐いた量が多く、脱水が心配だからと言って現時点で点滴を行う事は、母にとって逆に苦痛を味あわせることになるとの事。

本人が点滴を強く希望しているということでない限り、点滴はあまりオススメしない。

もう自然に体力の低下が訪れる段階で、家族としても受け入れていくしかない。

そのような旨を看護師さんは優しく言葉を選びながら伝えてくれた。

確かに、ターミナルケアのパンフレットにも、そのように書いてあった。

そのことを、父に伝えることと、母の顔を見に行くために実家に向かう。父に伝え納得する。

そうすると父は思い出したように、

「そういえば本人が拒否するから、今日は座薬をやっていなかった、うっかりそのことを忘れていて、嘔吐が多いことに慌てていた」

母が強く嫌がるので、父は優しいから吐き気止めの座薬をやらなかったのだろう。

代わりに私が座薬を入れて、しばらく落ち着いた。

30分間落ち着いたのを確認し、再び帰ろうとすると母がまた苦しそうな表情になる。

いつも以上に苦しそうな表情なので、慌てて洗面器を当てて介抱する。

洗面器いっぱい分の、大量の血の混じった嘔吐をする。大声を上げて、苦しそうに。

さすがにその姿には、こちらも見ていて少し堪えた。

42年間、私を育ててくれた母がこんなにも苦しそうで、悲しそうで、かわいそうで壮絶な姿。

本当に悲惨な病気。

その日は、寝るために帰ったが、ほとんど寝れなかったのを記憶している。

何を思ったか落ち着かず、真夜中に雨の中車を磨いていた。

【亡くなる】お母さん、ありがとう

8月21日亡くなる。

いよいよその日がやってきた。

8月21日早朝6時、私がいつものようにフェントステープを貼り換えに実家を訪れる。

声をかけてもほとんど反応は無い。

ただ少しいつもより荒く呼吸をしている。

新しいテープを貼って、古いテープを剥がす時に少してこずった記憶がある。

その時、母が大きな声で「あーーー」とため息のような声を上げる。
それが終わるとしばらく呼吸が止まる(10秒程度か)。

異変を感じた私は「お母さん!お母さん!」と声をかける。

そうすると息を吹き返したように、また音を立てて息を吸って、吸い切った後にまた「あーーー」と声を出す。

次第に少し苦しそうになり、今までほとんど開いていなかった目を大きく開けて、

私の方を見て、何か私のほうに手を伸ばすような動きをとる。

黄疸により黄色くなり、所々血走っている白目。

苦しいから助けを求めているのか?

それとも何か別のことを訴えているのか?

もしくはもう最後の時が来たと必死で知らせてくれているのか?

声を出した直後にはまた息が止まる。

それが繰り返されるので、別の部屋にいた父も「何事か」と慌てて部屋に来る。

父は苦しそうにしている母の姿が見るのが辛かったのだろう。

「お母さん。もう早く楽になりなよ。早く楽になって」

と優しく声をかけながら体を擦る。

死前喘鳴なのかもしれないが、それ以外の何か意味があるものでは無いのか?

そんな必死で声をあげようとしている母は、

私には、

「もうすぐお別れだよ」

「お母さんはもう逝くからね」

「早くお兄ちゃんも呼んで」

と必死で訴えて知らせてくれているように見えた。

そして兄に連絡、
「お母さんの呼吸が止まりかけている」と。

兄が飛んできて、心配そうにお母さんに声をかける。

すると、ため息と呼吸停止を繰り返した母の不自然な呼吸が不思議とおさまり、穏やかな呼吸になる。

母からすると自ら産んだ息子が2人揃って、父もいる状態。
家族が揃って看取る状態が整った。

そして、そのことに安堵したのか、
つかの間の穏やかな時間が、私たち4人に訪れた。

呼吸は1分間に4回程度。

呼吸が止まると私が「お母さん!」と声をかける。

するとまた息を吹き返し少しだけ呼吸をする。

呼吸といっても、下顎を上下に動かすような呼吸。

呼吸しているように見えてほとんど酸素交換が行われていない死戦期呼吸の状態であった。

手首の橈骨動脈で心拍を確認するが、弱い拍動でほとんど感じられず、

しばらくすると突然、ドドドドドドと脈が連打してその後は本当に何も感じなくなる。

「お母さん!お母さん!」

と声をかけるが反応なし。

私の耳を母の鼻付近に当てるが、息は吹きかからず何も感じず。

顎の動きも胸の動きも止まった。

顔は黄疸で真っ黄色、まだ少しだけ苦しそうな表情のまま、

このとき母はこの世を去りました。

前日の大量の吐血からの翌朝の死。

母は、最後まで朝私が薬を貼りに来るのを待ってくれていたのか…。

母は最後まで私を頼ってくれた。

膵臓癌と診断されて3ヶ月余り。悲しくて、ただ悲しい3ヶ月だった。

でも、「あんたがいてくれて良かった」と母に必要とされた、ある意味幸せな3カ月間でした。

お母さん、

辛かったね。痛かったね。苦しかったね。

でもやっと楽になれたね。

今まで育ててくれてありがとう。

療養中に僕が、

「仕事で新たな挑戦するのに足がすくむ時がある」

と漏らした時、

「あんたなら出来る」

と今まで言ってくれなかったような言葉を何度も言ってくれた。

ありがとう。忘れません。

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生き辛い時代を生き抜く原始仏教の教え『ブッダの獅子吼』 https://utu-dokusyo.com/buddhism-by-tatsuya-kitagawa?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=buddhism-by-tatsuya-kitagawa Wed, 13 Jan 2021 00:11:56 +0000 https://utu-dokusyo.com/?p=10004 複雑な時代を生き抜く仏法バイブル 現代はインターネットが普及し、様々な情報が溢れかえっています。   人生に困難が生じたときには、...

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複雑な時代を生き抜く仏法バイブル

現代はインターネットが普及し、様々な情報が溢れかえっています。

 

人生に困難が生じたときには、簡単にインターネットで調べることができ、数ある情報の中から解決策を探っていくことができます。

 

一見とても便利で良い時代のようですが裏を返せば、苦しみに多様性があり、そして解決策にも多様性があり、複雑で人生に迷いが生じやすい時代ともいえます。

 

情報は常に更新されていて、昨日正しかったことが今日否定されていることなんてことは珍しいことではありません。

 

そんな迷い、苦しみを抱いている方にとって、この著書の中にあるブッダの合理的な教えは非常に役立ちます。

 

著者の北川達也氏は、国内約八万の神社を包括する神社本庁より、神職養成機関で取得できる最高階位である「明階」を取得しており、「世のため人のため」という神道の精神をもと、ソフトウェアの会社を経営しております。

 

仏教では、『梵漢和対照・現代語訳 法華経』などの著者で、仏教思想研究家の植木雅俊氏に師事し、また、公益財団法人 中村元東方研究所・東方学院の研究会員として原始仏教を学んでいるという経歴の持ち主です。

 

本書は、数ある難しい原始仏教関連の書籍とは一線を画し、仏法をシンプルに理解でき、そして私たち現代人が日常生活で実践できる仏法をわかりやすく紹介してくれています。

人を苦しみから解放する八つの道

ここで紹介されている仏法は「八聖道」に基づいており、その八聖道とは「人を悟りへと導く最も優れた道」のことです。

具体的に八聖道とは、

 

【八聖道】

・正しい見方、つまり苦しみについての正しい見方のこと。

・正しい考え、つまり危害を与えないことなど、正しい考え方のこと。

・正しい言葉、つまり嘘偽りから離れた正しい言葉のこと。

・正しい行い、つまり殺しや、盗み、淫らな行為等から離れた正しい行いのこと。

・正しい生活、つまりお酒に溺れるなど、邪な生活から離れた正しい生活のこと。

・正しい努力、つまり「善」を心がける正しい努力のこと。

・正しい気づき、つまり心と体を客観的によく観察した正しい気づきのこと。

・正しい精神統一、つまり心を落ち着かせた正しい精神統一のこと。

 

この8つの道で構成されています。

この8つの道が、私たちの人生の苦しみの元となる渇望や嫌悪を打ち消すための具体的な実践方法になります。

 

またこれらの修行は、僧侶のように出家しないとできないような敷居の高いものでは決してありません。

 

私たちの生活の中でも、十分に実践することができます。それがこの著書の中に書かれています。

 

例えば正しい精神統一について私たちは座禅や長時間の瞑想のようなストイックなものを想像します。

 

しかし、そこまでしなくても、著書の中では「喜びの呼吸」を紹介しており、以下のように書かれています。

 

この呼吸法は、難しいことではなく、「喜びを持って息を吸い、喜びを持って息を吐く」というものです

 

「喜びの呼吸法」を行うと、不浄観をしなくても、肉体への思い煩いから離れることができるといいます。

 

ここで私の行っている方法をお伝えします。

 

●喜びの呼吸法

①まず、ゆっくりと息を吸い込みます
②次に、「うれしい」と思いながら、ゆっくりと息を吐き出します
③そして、一呼吸ごとに、全身の力を抜くようにします
④さらに、喜びの呼び水として、夢や目標が叶ったイメージをします

 

私は、簡易的に、吐くときにのみ「うれしい」と思うようにしています。

 

これを何回か繰り返すうちに、本当に嬉しい気持ちが湧いてきます。

 

引用:    『ブッダの獅子吼 原始仏典・法華経の仏教入門』北川達也  P109

 

「肉食をしない」「断酒する」などの現実離れしたストイックさは一切この著書では勧められていません。

 

生き物を殺さないことや、言葉で人を傷つけないこと、嘘をつかないことなど守った上で、簡単にできる「喜びの呼吸」のような正しい精神統一を行う事は、

 

特に仏教の信者等にならなくても私たち一般人が簡単にできることです。

八聖道を深める教えとして

また、

 

「思い通りにならないものは、自分のものでは無い」という「非我」の教え、

「生まれたものに、死を逃れる道は無い」という「死」の教え、

「あらゆるものは変わり続ける」という「無常」の教えなど、

 

八聖道を深めるための教えもわかりやすく紹介されています。

 

例えば「非我」の教えでは、他人はもちろんのこと自分の体でさえ自分の思い通りにならないとされています。

 

この「あらゆるものは自分のものではない」という境地に目覚めた時、多くの苦しみから抜け出せるとブッダは説いています。

 

多くの人間関係のトラブルの原因は、私たちが知らず知らずのうちに抱いている「他人への期待」と言われています。

 

思い通りになると思っている他人の心が、思い通りにいかないからイライラや、失望感が生じます。

 

「他人」や自分以外の「物」はおろか「自分」でさえも自分のものではなく、思い通りにいかないという立場になった時、多くの人間関係のトラブルがなくなり、心がかなり軽くなると思います。

 

まさに八聖道を深める教えは、しあわせな日常生活を送るうえで、かなり心強い宝になります。

神道と仏教が共存する道

 

また筆者は神職の立場であり、仏法と神道が共存できるのか?について以下のように述べています。

 

 

仏法では、「法に目覚めること〈悟り〉」に重点を置きます。

神道では「世のため人のための祈り」に重点を置きます。

 

このように、重点を置く対象が異なるため、仏法と神道には対立がなく、お互いに補完し合える関係となり、共存することができるといえるのです。

 

私は、日本人の理想的な信仰形態を考える上で、神と仏の接点を見いだすことが大切と考えています。

 

そして、私は、多くの日本人の精神性の根底には神道的な「世のため人のための祈り」があると考えています。

 

さらに、神道の「世のため人のための祈り」は太古から途切れることなく続いている「伝統的な神社神道」の教えに具現化されているのです。

 

そのような精神性があるから、多くの日本人は、俗世間を捨てることなく、現実の社会生活を大切にしているのではないかと思います。

 

これらのことを加味すると、日本では「在家者」というキーワードが具体化した「人の行いを支えるもの〈法が〉」のうちに入ると私は考えます。

 

引用:  『ブッダの獅子吼 原始仏典・法華経の仏教入門』北川達也  P241

 

以上のように、純粋に神様を信仰していて、

「清らかな心で世のため人のために役に立ちたい」

という信念を持っている方であれば、どんな宗教、宗派の方でも気軽に読み進められるようになっています。

 

【購入はコチラ】

 

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人望が無い人の話は聞く価値無し!科学に基づいた人望が高まる伝え方5つの鉄則 https://utu-dokusyo.com/how-to-tell?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=how-to-tell Wed, 22 Apr 2020 01:43:11 +0000 https://utu-dokusyo.com/?p=9981 伝え方で”人望のある人”になろう!   「あの人の言葉は説得力がある」 「あの人の言うことなら聞きたい」   そんな人っ...

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伝え方で”人望のある人”になろう!

 

「あの人の言葉は説得力がある」

「あの人の言うことなら聞きたい」

 

そんな人っていませんか?

自然と人の心を動かすことができる人がいます。

一方、

たくさん本を読んで、知識を頭に入れてるけど、うまく人に伝えられない。

伝えたところで、聞き流されてしまう。

「ふーん」で終わってしまう。

そんな人も多いのではないでしょうか?

 

同じ知識量で同じ年齢でも説得力がある人、他人の心を惹きつける能力がある人との違いは何なのか?

 

それは人に影響力を与える伝え方を心得ているかの違いです。

人に影響力を与えることができる人は、

 

自然と「話を聞くに値する振る舞い」ができている人です。

 

その振る舞いとは具体的にどういうものなのか?

 

数々の書籍をもとに、ここでまとめた5つのポイントを身に付けることで、

 

あなたも簡単に人に影響力を与えられる人間になれます。

 

これであなたもインフルエンサー!影響力を与える伝え方の鉄則はこの5つ!

影響力 伝え方

①聞き手にまわる

人間は人と会話することで「自己重要感」と「安心感」を得たいと本能的に思っています。

相手の話を心から興味を持って聞く姿勢は、相手に大きな安心感を与え、徐々に自己重要感を高めていきます。

そして相手は話を聞いてくれた分だけ、こちら側のアドバイスを受け入れてくれやすくなります。

絶対にやってはいけない事は、

相手が話している途中で自分の意見を言ってしまうことや質問をしてしまうこと。

「それは違うよ」「勘違いじゃない?」と相手の話の内容を否定してしまうこと。

人間は否定されると強烈な感情として残ってしまいます。

 

逆に「否定しない人」「最後まで話を聞く人」と認識されることによって、

人と情報が集まってきて自然と人望も高まります。

 

②会話の中で相手の名前を言う

相手の情報を覚えておくことは、相手を安心させたり、自己重要感を満たすことになります。

特に相手の情報をふとした会話の中で話すことで、

「この人は私のことをしっかり覚えてくれているんだ」

と相手の人望や信頼をアップすることにつながります。

相手の情報といっても、相手の名前を呼ぶことだけでも充分効果はあるのです。

会話の中で、相手の名前を呼べば呼ぶほど相手の自己重要感が満たされることになり、

名前を呼ぶことで「あなたには価値がありますよ」という強烈なメッセージとして自然と相手に伝わります。

 

③褒める

最近流行のアドラー心理学の本では、褒めることは厳禁ですよね。

数十年単位でその人の成長を見守る立場なら、ある意味有効な考え方だと思われますが、

実際にはそんなに長く関係が続くのは親子関係くらいでしょう。

親子でも褒められないことによって、関係が崩壊している例もあります。

 

実際、人間は”自分を褒めてくれる人”に興味を持ちます。

だから、会話の中でなるべくたくさん相手を褒めましょう。

 

特に相手からの信頼を得たい時や相手に何かアドバイスをしたい時は、

まず相手を褒めたほうが良いのです。

 

人が行動を起こす時とは「安心感」と「自己重要感」が高まった時、つまり自己肯定感が高まった時です。

 

褒めてくれない相手や自分の話をろくに聞かない相手のアドバイスなどは、あまり聞きたくないですよね。

また「好き」という言葉も一種のキラーワードです。

相手のことを「好き」と言ってしまうと、今の時代「セクハラ」だとか誤解を招いてしまいます。

だからなにも相手のことを「好き」と伝えなくても大丈夫です。

相手が持っているカバンや、振る舞い、趣味や習い事のことを「好き」と言うだけでOKです。

人間の脳は自分が所有する物や行動、所属団体等を「好き」と言われると、

「この人は自分のことが好きである」と勘違いするようにできています。

そして「好き」といった相手のことを知らず知らずのうちに好きになります。

人の脳は理論より感情を優先するもの。

好きな人の言うことに耳を傾けないわけがありません。

 

④「ありがとう」と「助かった」を口癖にする

人間は他人から言われたアドバイスより、

自ら考えた自発的な方法のほうが行動を起こしやすいものです。

ではその”自発性”をどのように引き出すのか?

これも相手の「自己重要感」や「承認欲」を刺激することで可能になります。

相手の自己重要感と承認欲を満たすために、

2つの“キラーワード”があります。

それは、

「ありがとう」「助かった」です。

「ありがとう」と言われると、それがお世辞や社交辞令と分かっていても、

多少なりとも人は気分が良くなるものです。

また言われ続けるとファンになってしまいます。

そして「助かった」はさらに具体的に貢献した感覚が得られるマジックフレーズです。

「目の前の人を助けた」

という実感がありありと感じられると、人はまたその快感を得るために行動を起こしたくなるもの。

自己重要感を高めることで、相手の人生も幸せになり、

なおかつあなたの思い通りに相手が自然と動いてくれるキラーワードを使っていきましょう。

 

⑤感情表現豊にリアクションする

人間は無意識のうちに「相手の反応」を気にする生き物です。

相手を感動させることができたり、相手の反応が予想以上に良ければ、

「また経験したい」と思い、相手を喜ばすための良い行動を繰り返します。

だから、

「ふーん」

「そうなんだ…」

「なるほどね」

で終わってしまうリアクションは、避けた方が良いでしょう。

影響力がある人、人望がある人の多くは「感情表現が大げさなくらい豊か」な人です。

相手が何か良い話をしてくれた時、

「えぇ、、本当に!?やったなぁぁ!!すごいぞー、いや、ホントびっくりした!!」

などと大げさな程にリアクションをすれば、

相手は、

「この人ほんとに喜んでくれている!」

と感じることができます。

感情表現豊かなリアクションは、

相手の自己重要感を満たすのに絶大な効果をもたらします。

 

まとめ ~否定するな!大切に思え!~

たくさんポイントはありますが、この記事を究極的に短い文章でまとめるとしたら、

人望のある人間になりたければ、

①何があっても相手を否定しないこと

②相手に「あなたは大切な人ですよ」というメッセージを伝えること

この2つを意識するだけで、人は自然と影響力の高い人間になれます。

 

 

【参考書籍】

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筋トレと読書と瞑想が人間力を高める最強のソリューション! https://utu-dokusyo.com/muscle-training-reading-and-meditation?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=muscle-training-reading-and-meditation Sun, 19 Apr 2020 02:25:34 +0000 https://utu-dokusyo.com/?p=9965 筋トレと読書と瞑想が人間力を高める!?   「人間力を高めたい」と悩んでいる人は多いはず!   「やりたいことがあるけど...

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筋トレと読書と瞑想が人間力を高める!?

 

「人間力を高めたい」と悩んでいる人は多いはず!

 

「やりたいことがあるけど、怖くて一歩踏み出せない」

「他人に言われた何気ない一言で落ち込んでしまい、それをいつまでも引きずってしまう」

「イライラしたり許せない気持ちがあり、精神的に疲れてしまう」

 

これら全てが筋トレと読書と瞑想をして人間力を高めることにより解決できます。

人間力を高めないままでは、チャンスにも気づかないし挑戦する心も芽生えません。

人生はつまらないものになります。

人間力を高める方法は、多数ありますが特に筋トレと読書と瞑想はお勧めです。

個人的にこの3つは、黄金の組み合わせといっても過言ではありません。

筋トレと読書と瞑想は、

身体(body)と心(mind」と精神(spirit)

を強化させるために最高のメソッドです。

人間力を高めるために、この3つがなぜ良いのか?

 

筋トレと読書と瞑想が人間力向上に良い理由!!

筋トレ

「健全な精神は健全な体に宿る」

近年の筋トレブームで、よく聞かれる言葉ですがこれは真実です。

筋力トレーニングには、メンタルヘルスを向上させる働きがあることが、多くの科学研究によって裏付けされているのです。

特に筋トレにより、

「焦燥感」「不安感」「慢性疼痛」「認知機能」「睡眠の質の低下」「自尊心の低下」

などについてポジティブに働くという研究があります。

(参考書籍:『超 筋トレが最強のソリューションである』Testosterone 久保孝史)

 

また本気で筋肉を成長させようと思ったら自然と食事と睡眠に気を使わざる得ません。

いくら筋トレしても睡眠時間が短かったり、糖質に偏った食生活をしていると筋肉は大きくなるどころか、むしろ減っていくことがわかっています。

だから筋トレをすると、自然と筋肉を大きくしたい気持ちが芽生え、食事や睡眠にも意識が向き総合的に健康意識が高まるのです。

また筋肉を増やすと全身への血流量が増えるので内臓や脳も活性化されます。

脳の幸せ物質と言われているドーパミンやセロトニン、テストステロンの分泌が増えて気分が良くなります。

あと筋トレは手軽に成長を感じられるのも特徴の一つです。

ベンチプレスで胸筋や肩の筋肉がつくと鏡を見なくても「俺って肩幅広くなったな」と実感できます。鎧をつけている気分です(笑)

鏡を見たら逞しくカッコよい自分が目の前にいます!

「成長した自分」「やればできる自分」を実感できると自己肯定感が上がり気分が良くなります。

筋トレによって気分が良くなったり、やる気がみなぎるのは合法的で体に無害の中毒なので、やらない理由はないのです!

 

【筋トレおすすめ記事】

>>筋トレでやる気を最高に!やる気が出ない時は筋トレがおすすめの理由。

 

読書

「6分間の読書で約7割の脳ストレスが減る」

もう有名になっている研究結果ですが、イギリスのサセックス大学の研究でコーヒーや音楽でリラックスするより、

わずか6分間の読書が脳のストレスを解消するために有効という結果が出ています。

読書をするだけでストレスが解消して自己肯定感が高まった経験はありませんか?

「ありません」という人も違うページに行かずにあと4行だけ読んでください!

 

いつでもどこでも自分を向上させるために手軽なツール、それが読書です。

 

私の経験で特に筋トレと読書の組み合わせが最高だと思う理由は、

 

筋トレして読書すると、書かれた内容をただ知識としてインプットするだけでなくアウトプットする実行力が高まるのです。

 

おそらく筋トレでドーパミンやテストステロンなどの「やる気向上物質」が高まった状態で読書するから、得た内容をただ知識として頭で寝かすのではなく、アウトプットという行動を起こしたくなるのです!

 

また読書することで視野が広がり狭い世界から脱却ができます。視野が広がることは自己肯定感の向上につながります。(参考書籍:『自己肯定感の教科書』中島輝)

少し大げさな言い方ですが、、

筋トレ×読書を始めた翌月には会社辞めて独立したくなるかもしれません!

 

【人間力を高めるおすすめ記事】

>>人間力を高める本おすすめ10選! 〜うまくいっている人は本を読む〜

 

瞑想

「瞑想は心と体に良い」

近年のマインドフルネスブームで、瞑想が心と体に良い事は周知されていると思います。

私もマインドフルネスの本を読んだり、ヴィパッサナー瞑想の合宿に参加したり、地域の瞑想会に積極的に参加したりして瞑想を生活の一部に取り入れています。

筋トレでも行動力を高めることはできますが、瞑想にはさらなる効果があると感じています。

特に、

「今日は筋トレがめんどくさい」「ジム行くって決めてたのになんだかだるくなってきた」

という時に、朝一番の瞑想を30分すると頭の中がスッキリして、怠け心が頭から不思議と消えていきます。

そうなんです、

瞑想することで「やらなければいけない気持ち」と「やりたくない気持ち」の板挟みを断つことができます。

(参考書籍:『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』塚本亮)

 

また筋トレすることで、ついつい焦って筋肉を増やしたくなり強迫的な思いから行き過ぎたハードトレーニングを自分に課してしまう人もいます。

それで体を壊してしまっては本末転倒です。

瞑想の習慣があるとそうした「心の焦り」や「体の変化」「不純な虚栄心」にも気づきやすくなります。

瞑想して冷静さを取り戻すことで筋トレのオーバーワークを避けることができます。

だから瞑想と筋トレは、心と体のバランスを保つためにセットで行うことをお勧めします。

そして瞑想で自律神経が整って睡眠の質が上がることは有名です。

睡眠の質を高める事は、人生の質を高めることに繋がります。

トレーニングして傷ついた筋肉を回復させて肥大させるのも睡眠中であり、読書で得た知識を記憶として脳に落とし込むのも睡眠中です。

これらの理由から「筋トレと瞑想」「読書と瞑想」はそれぞれ相性の良い組み合わせといえます。

 

【人間力を高める方法とは?】

>>人間力を高める12の方法

 

そろそろ筋トレと読書と瞑想したくなってきた人へ

人間力を高めるには、心を成長させることが大切。

それには健全な身体と健全な考え方は不可欠です。

筋トレと読書と瞑想で強い体、そして折れない精神を手に入れましょう。

 

【参考書籍】

 

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先延ばし癖を直すための25の方法 https://utu-dokusyo.com/how-to-stop-procrastination?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=how-to-stop-procrastination Wed, 08 Apr 2020 02:41:17 +0000 https://utu-dokusyo.com/?p=9949 先延ばし癖は大きな損失です。 この記事では先延ばしを直すための方法を、たった25項目にまとめて紹介します。 先延ばしをやめる鉄則25 ①負け...

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先延ばし癖は大きな損失です。

この記事では先延ばしを直すための方法を、たった25項目にまとめて紹介します。

先延ばしをやめる鉄則25

①負ける勝負をあえてする

先延ばしにする人は、負けることを恥かく事を過剰に恐れます。

でも事実成功している人は、百戦錬磨ではありません。

どちらかと言うと敗北や失敗している事の方が多いです。

負ける勝負を避けて、多くの何もしない時間が過ぎれば長期的に膨大な損失になります。

②不安になったら目の前の事をやる

先延ばしにする人は、

「あれもしなきゃいけない、これもしなきゃいけない」

と考えてしまって、脳内がマルチタスク状態になっています。

だから脳が慢性的に疲労状態になって、不安が大きくなり動けません。

優先順位をつけて、一つ一つこなしていくことが大切です。

優先順位が高いものは、たいてい目の前にあることだったりします。

③開放感がある場所に行く

広い公園や海など開放感がある場所に行くと、

視野が広くなり新しい発想が出てきやすくなります。

アイデアに行き詰まったら、何も荷物を持たず海や山、近くの公園でもいいので出かけましょう。

④天井が低くて狭い場所で作業する

作業に没頭する時は開放感がある場所では気が散ってしまいます。

あえて狭くて圧迫感のある部屋の方が安定した集中力を保てて、落ち着いたりもします。

何も家具のない部屋や、落ち着いた喫茶店などで作業をしましょう。

⑤部屋やカバンを整理する

頭の中が混乱している人は、大抵部屋も散らかっています。

そしてカバンの中もぐちゃぐちゃです。

部屋が散らかっている→頭の中が混乱やしカバンの中もぐちゃぐちゃ→頭の中も混乱→そして行動の先延ばし、の先延ばしスパイラルに入ります。

こんな時、発想を転換して部屋の掃除やカバンの整理整頓から始めると頭の中も整っていきます。

頭の中をマルチタスクの状態から解放してあげましょう。

⑥批判・馬鹿にされることを歓迎する

「飛ぶためには抵抗がなければならない」

これはアメリカの芸術家マヤ・リンの名言です。

馬鹿にされたり、辛辣な批判を浴びることは良いことです。

批判はこれから大きな成長を遂げるために必要な抵抗と受け止めましょう。

⑦腰を低くアンテナを高くする

先延ばしにしない人は、人を喜ばせることに喜びを感じます。

人間は自分の為にはなかなか頑張れないものです。
自分の周り、ひいては世の中のためであればベストを尽くせることが多いです。
人を喜ばせるためのアンテナはピンっと高く張っておきましょう。

⑧自分から挨拶する

自分から動き出す人は、ポジティブな人だと判断されます。

自分は引っ込み思案だからと、ためらっていては行動がそのまま性格になってしまいます。

引っ込み思案だからこそ、自分から動いてポジティブな性格だという既成事実を作ってしまいましょう。

⑨情報は出向いて体験する

先延ばしにしない人は、本屋ネットの情報はあまり重視しません。

自ら出向いて、出会った人との会話で感じたこと体験したことの中からの情報を重視します。

なぜならそのような情報はただの知識ではなく、実用的な知恵になるからです。

⑩自信があるように振る舞う

「自信がついてから行動しよう」
と言っていては、絶対に自信は身に付きません。

なぜなら行動しない時間が長ければ長いほど、余分な知識が増えて不安が大きくなるからです。

準備不足でも、不安があっても自信があるように振る舞うことで、自信が湧いてきます。

少なくとも経験は詰めるので、やがてそれが本物の自信につながります。

また自信があるように振る舞う事は、ストレスの低減にもつながります。

⑪疲れるまで頑張らない

「疲れるまで、燃え尽きるまで頑張ることが美徳だ」と言う昭和の常識は捨てましょう。

疲労が溜まると、乳酸が筋肉血管、体内に回り意志力が低下します。

疲労物質である乳酸を排出するためには、ウォーキングやストレッチなど軽い有酸素運動でリフレッシュしましょう。

でも疲れるまで頑張らないことが大切です。

⑫食べすぎない

ストレスでついつい食べ過ぎてしまう人は、要注意です。

食べ過ぎる人は、レプチンの分泌が低下して学習能力や記憶力が下がると言われています。

そうなると自分の行動を把握できずに、先延ばしする癖がついていきます。

行動力を高めたければ、食べ過ぎは厳禁。

⑬しっかり寝る

睡眠は、脳と体の疲れを取り去る行為です。

脳が疲れた状態では、意志力がうまく働きません。
特に6時間未満の睡眠では意志力は回復しないと言われています。

⑭呼吸を整える

呼吸が浅いと、体内にな酸素が適切に送られずに、当然脳のはたらきも鈍っていきます。

逆に、呼吸を深くする事は筋肉や神経をリラックス出来て思考も冷静さを取り戻します。

また呼吸を整えることで前頭前野が活性化して、誘惑に負けない体になるのです。

誘惑に負けない体になれば、先延ばしにせずに行動できます。

⑮瞑想する

脳をリフレッシュする行為として睡眠が思い浮かびますが、実は瞑想も同じくらい効果があります。

目を閉じて呼吸を整えること、たくさん思い浮かんでくる雑念、不安などを受け流すこと。

これらは脳をリフレッシュさせて、イライラや不安を軽減し、うつ状態の予防にもつながります。

瞑想は無心になることではなく、雑念やイライラなどの思考を受け流す行為です。

また15分間瞑想することは、

「したくない気持ち」と「しなければならない気持ち」の板挟みを断ち切ることができると言われています。

⑯姿勢を良くする

姿勢が悪いと血管を圧迫して脳の血流が悪くなります。

脳の血流が悪くなると、集中力が低下したり、不安な気持ちが強くなり気分もネガティブになります。

姿勢が悪くネガティブな気分になると、ネガティブなものばかり目が止まってしまって、ついつい先延ばし癖がついていきます。

⑰完璧主義に陥らない

先延ばしにする人、なかなか動き出せない人は、頭の中が不安でいっぱいです。

なぜ不安かと言うと、知らず知らずのうちに最初から100点満点を目指してしまうからです。

雑でもいいから取り掛かるのが、先延ばしにしない人の鉄則です。

最初は5点か10点を目指しましょう。

⑱嫌なことはすぐ断る

先延ばしにする人は、相手に気を使いすぎたり、嫌われることを過剰に恐れて、頼まれたことをなかなか断れません。

それどころか、断ることさえ先延ばしにする人がいます。

結局長い時間相手に期待させて断ってしまうので大きく信用を失い、最終的にめっちゃ嫌われます。

嫌なことを頼まれたら、スパン!と断りましょう。

⑲付き合う人間を選ぶ

何を学ぶか?
よりも誰と学ぶか?が大切だったりします。

先延ばしにする人は、愚痴っぽい仲間の輪の中についつい入って一緒に愚痴ってしまったり、ネガティブで行動を起こせない人たちと友達になって傷を舐め合ってしまうこともあります。

どうせなら行動力が高い人たちの輪に入ることがモチベーション向上にもつながります。

特に愚痴っぽい人たちと付き合う事は、先延ばしを加速させてしまう可能性があり、
心も疲弊しますので距離を取るようにしましょう。

⑳小さな事でもアウトプットする

小さな行動を起こしながら考え事をすることは「考える」の質を高めます。

またアウトプットをしながら勉強や読書などのインプットをすることで、頭の中が整理されたり小さな疑問と向き合えたりもします。

インプットするだけのために何かのセミナーに参加するのは勿体無いですね。

きっと質問なども思い浮かばないでしょう。

㉑赤色の服を着る

赤色は、パフォーマンスを高めたり行動力をかきたてる色です。

仕事をするときは、赤いユニフォームや赤色の何かを身に付けると思い切った行動ができるでしょう。

㉒赤ペンを持って読書する

何か良い本を見つけた時「最後まで読むこと」
を目標にしてはいけません。

新たな気づきには赤い線を引いたり、気づいたことや感じたことを自分の言葉で、ページの端っこに書き出すことがオススメです。

読書により行動力が高まって、読書の気づきがきっとお金に変わります。

㉓一度で覚えようとしない

先延ばしにする人は何でも一回で覚えようとします。

会社に行くと上司や先輩が、
「一回しか言わないから覚えてね」なんて意地悪なこと言いますよね。

そう言われると、
「何でも一度で覚えることが合理的で好ましいこと」と勘違いしてしまいます。

でも実際、人間は忘れるようにできています。

間をおいて復習を繰り返すことで初めて理解が深くなり、知識が知恵になるのです。

㉔違う興味の人と付き合う

一般的に、視野が広いと自己肯定感が高まります。
自己肯定感が低いとなかなか行動を起こせません。

またこれから世の中から求められる姿勢として、外の社会、文化、価値観に関心を持って、チャレンジ精神を持ち続けられる人が生き残ると言われています。

実際に違う価値観に触れると、人はワクワクするものです。

ワクワクすると先延ばしにせず、すぐやれる人に変わっていきます。

㉕「やってはいけない」と思わない

先延ばしにする人は、常識やなんとなく決められたルールに行動が縛られてしまいます。

「人と違った事はやってはいけない」

と思い込んでしまいがちです。

なんとなく決められたルールや常識に縛られることなくゼロベースで考えると大抵の不安が消えて行動力が身に付きます。

 

 

25もあるのかよ!!って思ってくれた人たちも、

読んでくれてありがとうございました!

 

こちらの記事も

>>先延ばしを直したい人へのおすすめ本

 

【参考書籍】

The post 先延ばし癖を直すための25の方法 first appeared on 人生の水曜日ラボ。.

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12 ways to increase NINGEN RYOKU(Resourcefulness ) https://utu-dokusyo.com/how-to-increase-human-power-w?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=how-to-increase-human-power-w Mon, 06 Apr 2020 11:46:03 +0000 https://utu-dokusyo.com/?p=10052   This is the way to increase NINGENRYOKU! The word NINGEN RYOKU ...

The post 12 ways to increase NINGEN RYOKU(Resourcefulness ) first appeared on 人生の水曜日ラボ。.

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This is the way to increase NINGENRYOKU!

The word NINGEN RYOKU does not exist in English.
It is a word unique to Japan.
In English, Resourcefulness is a word with a similar meaning.

Therefore, I dare to replace it with the word Resourcefulness here.

 

What is NINGEN RYOKU?

[NINGEN RYOKU]

Comprehensive power to compose and manage society and live powerfully as an independent human being

Quote: Wikipedia

 

 

 

By wearing this, you can make others and yourself happy.

A person who is strong, kind, and has an independent and clean life.

The charm that the person creates is just like the aura of a person with high resourcefulness.

Here are 12 items on how to improve your NINGENRYOKU(Resourcefulness ).

 

 

 

Here are 12 ways to increase resourcefulness!

① Change words

 

People who are trusted by others have beautiful language.

We do not give off intense words or words that hurt people’s hearts.

That’s because I know that when I use dirty words, my heart gets dirty.

If you swear or grudge at someone with dirty words,

“Situations that make you want to say it again”

I know that will come.

However, there are people who are not good at it.

Even for those who are not good at it, do not use negative expressions, but use clean and positive expressions as much as possible.

At least that makes me feel better.

 

Example:

× “I don’t like him. He’s supposed to have a hard time in the future.”

〇 “I don’t like that person, but that’s fine.”

 

 

 

② Don’t say a backbit

It is important to use clean and gentle words instead of intense words.

But even if the wording is correct

Words that hurt people other than yourself or that deny the existence of others

Never say it.

Doing that will reduce your luck.

People with high resourcefulness know that criticizing others’ secrets reduces their value to others, and

I also know that my value to myself will decrease.

Above all, those who cannot accept values ​​other than themselves are proof that their hearts are childish.

Also, even if the person in front of you is saying someone’s secret

Don’t be swearing together.

Even if the other person asks for your consent, refuse it.

Example:

“He was very rude to me. What do you think?”

× “No, it’s really impossible, he can’t do that either.”

◯ “There may be such a place, but there is always a hard place.”

 

③ Have a heart of gratitude

 

At any time, if you have a gratitude, you and others will feel comfortable.

When I see a person who can be grateful to nature, I feel some respect and admiration for that person.

Also, just looking at it will give you a feeling of washing your mind.

The important thing here is

Instead of being grateful only in situations where anyone can thank

Even in situations where you can’t seem to appreciate it

Can you be grateful? is.

For example, if the salary of the company you work for goes down,

Far from being grateful, sad feelings,

Most people will feel angry.

But use your imagination there,

If you think about things from the other person’s point of view,

Surprisingly, you can find a clue to gratitude.

 

Example:
[When the salary is lowered]

× “President and managers! I’ll just quit this company someday, thinking only about fertilizing my own clothes!”

◯ “I think the president was worried about this decision. I’m grateful that he paid me that much salary when the company was in trouble. So I’ll continue to cooperate with the company.”

 

 

④ Make people happy

 

People with high resourcefulness do not work for their own self-interest

To work and act for others

I know that it will ultimately lead to my own happiness.

In other words, acting altruistically is actually

We know that it is the “ultimate selfishness”.

People spend most of their time working while they are awake.

What do you do for your work?

For us to live,

This is because the work makes people in the world live comfortably.

In other words, the essence of work is to please people in the world.

Therefore, the essence of living can be said to please people.

People with high resourcefulness always act with the idea of ​​making people happy.

If you get lost in your life

Which choice can please a lot of people?

Please put it on the balance.

If you can please a lot of people,

Your own joy will increase infinitely.

 

 

 

⑤ Don’t just insist in conversation, turn to the listener

 

There are people in the world who misunderstand the meaning of the word communication ability.

It is considered good not to make silence in communication,

To talk a lot and provide a topic

Some people think it’s about making them happy without getting bored.

In fact, this is often not the case.

To take the example of a salesman,

Salespeople who cannot sell continue to talk about the appealing points of the product.

It doesn’t matter what the other person is interested in

If you keep talking about the strengths of the product unilaterally, the other party will convince you and buy it someday.

I am convinced.

In fact, if there was such a sales person, I would like to use the absence even if the intercom rings.

On the other hand, the sales position that sells naturally turns into a listener.

You can listen carefully and listen in good faith to what your customers want to say.

This doesn’t just give the customer the initiative in the conversation,

I am able to draw out what the other person wants to talk about.

Then, the other party is attracted to the personality of the sales person, not the product,

“I want to buy a product from this person”

It will become.

In other words, the salesman who is selling is

I know it’s important to make the other person happy by listening, so

It is accompanied by human power.

Not in sales talks, but in conversations in everyday life

People who can draw out the story of the other person naturally have a charm that attracts people.

I’m sure that having that person listen to you will save your heart.

 

⑥ Don’t get angry

Sometimes I don’t get what I want

When you are criticized for yourself, you may get angry.

To a greater or lesser extent, people have such feelings.

However, those who have emotional patterns that make them angry quickly need to be careful.

Anger and resourcefulness are the opposite.

A person who is criticized by a person and gets angry strangely is a person who has low self-affirmation and low human power.

So if you criticize yourself even a little,

It seems that all of me has been criticized

I will continue to be angry with the person who has criticized me.

If you feel that you are truly being criticized by the other person, take a moment to check your mind.

“Are you not happy now?”

“Are you not able to accept yourself?”

Anyone who can confidently answer “no” to these two questions

Even if criticized, it will not move.

After all, the criticism of a person is only the subjectivity of that person.

For those who love criticism

“Oh, that person is a person who makes a sense of superiority by making a fool of someone who is different from him. He’s a poor person.”

“He thinks that by giving the other person mental distress, his distress will be reduced. He’s a poor person.”

I turn my pitiful thoughts and dodge it.

This is the style of criticism of people with high human power.

I never get angry.

 

 

⑦ Do work that people do not want to do

Doing a job that you hate can sometimes seem like torture.

Jobs that people don’t want to do, so-called “mud jobs,”

I don’t like to do it in itself, and I’m worried about the eyes from the people around me, and I experience double pain.

Also, even in seemingly honorable jobs such as class representatives of classes and officers of neighborhood associations,

It’s actually pushing each other around.

But,

Actively undertake work that everyone does not want to do,

If you can find meaning in the job,

How happy are you?

Those who find meaning in the work and work hard

It is attractive to everyone.

Also, there is no training that improves resourcefulness as hard work that everyone does not want to do.

What you have provided to the world through that work is

The recipient will also receive it as a hearty and special thing.

You can make others happy, and your own resourcefulness will be refined and you will be happy.

Especially in the Buddhist world

“Care for parents is a practice that can be the most virtuous”

It seems that it is thought.

Hard work and work that no one wants to do depends on how you look at things.

 

⑧ Be bright at all times

 

When you have done a lot of damage to your company

Also when I make a mistake

It’s something that blames you and darkens your heart.

Many people can’t tolerate their mistakes and mistakes, which makes them atrophied.

However, people with high resourcefulness accept themselves and

And you can overcome it and turn it into positive power.

Anyone can make a mistake. Not everyone intentionally makes mistakes or mistakes.

You don’t have to blame yourself forever just because you made a mistake or because you made a mistake.

You should live brightly without shoulders and elbows.

If you’re wrong, admit it openly,

If you live with positive thinking, your human power will increase further.

Failures and mistakes are, so to speak, commonplace.

When such a natural situation occurs

Do you live dark? Do you live brightly? Is

Isn’t it up to that person?

 

⑨ Pay attention to your diet

As the old saying, “I’m hungry and I don’t need a doctor”

It is important to have a moderate and well-balanced diet.

“The bugs in my stomach don’t fit”

“The belly is boiling over”

Like the words

The fact that your stomach condition and emotions are closely related means that

It can be seen from the words that have been used for a long time.

When you’re sick, you can’t get it with a calm mind.

And it’s hard to make a calm judgment, right?

A person with high resourcefulness is a person with stable emotions.

It goes without saying that eating too much or drinking too much can lead to a state of mind.

 

⑩ Exercise moderately

A person with high resourcefulness is a person who can provide joy to the world by working.

He is also a person who can make people happy through relationships and communication.

When I say something, I get tired and can’t move

People who tend to take time off from work

It is unlikely that we can provide value to the world.

Even if the people around you are tired, the people who move to help those around you are people with high human power.

Building physical strength and gaining a body that does not get tired are indispensable for building human power.

 

 

⑪ Share happiness

 

Those who are rich in resourcefulness do not use the happiness they have gained just for themselves.

Share with others.

In particular, the income you earn is not just for you,

Donate or donate to help people in need

It is used to please people other than yourself.

that is,

By learning to make money, the ego gradually grows

Attachment to money,

The source of suffering is the attachment to oneself (I am great because I earn money).

People with high resourcefulness know that their feelings hurt them.

So share the money you make with others.

By doing so, you can maintain a sense of mission for your work and a sense of satisfaction that is more rewarding than anyone else.

Sharing happiness with others is

It is also a commandment to the “ego” that is the source of suffering.

 

 

⑫ Read a lot

Reading is the best way to enrich resourcefulness.

If you try to live by your own thoughts, you tend to be too particular about your own thoughts and become more obsessed with and useless pride.

When you are worried, when you are in pain, when you are afraid

If you learn how to interpret like a wise man, the day will come when even your worries will seem fun.

Also,

“By reading, about 70% of the stress in the brain is reduced.”

There is also a research result.

Reading, which allows you to acquire diverse values ​​and become stress-resistant,

It can be said that it is an indispensable “living technique” to enhance resourcefulness.

 

 

Let’s wear NINGENRYOKU (Resourcefulness) and live a life without hesitation!

It’s been a long article, but there are 12 ways to increase resourcefulness.

Some people may be disappointed if they want to do everything.

From what seems to be possible, by gradually putting it into practice

Eventually, you will be able to live a life with less hesitation.

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Miscarriage makes sense. Receive messages from your baby https://utu-dokusyo.com/learning-from-abortion-world?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=learning-from-abortion-world Sun, 05 Apr 2020 06:54:31 +0000 https://utu-dokusyo.com/?p=10045 Miscarriage makes sense and there is a message from the baby! If you a...

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Miscarriage makes sense and there is a message from the baby!

If you are suffering from infertility or miscarriage,

“Why only ourselves?”

“Why did the baby die?”

“Did your baby go to heaven because you were wrong?”

I suffer.

But babies can certainly choose a mom.

Even if it’s a miscarriage or stillborn baby, it makes sense to come to your mother’s stomach.

Would you like to receive it too? A message from your baby.

 

 

 

What does miscarriage or stillbirth mean?

Our couple experienced one miscarriage and one illness abortion.

I can’t forget that sadness even after five years, and I can’t say that I still have the feeling of anger toward the world, “Why only we …”.

I don’t want to admit it, but it’s also a major cause of depression.

 

As a husband, I suffered to some extent, but I think her wife suffered even more.

 

The suffering of losing a baby, the suffering of witnessing my painful feelings.

 

Her wife blamed herself.

 

However, miscarriage and stillbirth can find their meaning by facing them firmly.

Certainly, the lifestyle of pregnant mothers and fathers and the relationship of marital love may have a great influence on the continuation of a healthy pregnancy.

Miscarriage and stillbirth have profound implications, and there is a message from the baby.

 

Message from a baby who was not born

 


According to a study by Dr. Akira Ikekawa, an obstetrician and gynecologist who studies fetal memory and birth memory, it is said that baby’s memory actually exists before pregnancy.

In other words, both healthy babies who are already conscious before conception and babies who are called to heaven due to miscarriage come by their own will to choose their mother’s stomach.

 

Some babies are born safely in the world by choosing their mother purely, while others are hungry after deciding not to be born alive from the beginning.

Some babies dwell for the purpose of previewing the world or for sightseeing, while others dare to dwell in the stomach and return to the sky to inspire her mother positively.

Some will choose their own path to improve the relationship between the couple and to help each couple grow.

Also, some babies seem to send the message, “I’ll get irreparable illness in my life someday.”

And it seems that some babies are born safely after staying in the house and getting lost in their stomachs and choosing the same mother again.

 

In fact, some children say that a 5-year-old toddler says, “The baby I was hungry before was actually me, and I’m back again.”

The child’s mother had previously had a single miscarriage.

 Some babies have decided not to be born from the beginning

 


In utero memory and pre-conception memory are said to disappear by early childhood.

Actually, when I heard that my only son was 3 years old and he was in the stomach of his mother,

She said, “It was dark and it felt good to be in the water.”

It said. But now that I’m in elementary school, I seem to have forgotten.

 

I think many mothers blame themselves for miscarriage or stillbirth.

 

Even if it is a foetation, for a mother, it is an irreplaceable and splendid child, and when she becomes pregnant, her motherhood also sprout.

 

But miscarriage and stillbirth do not occur to afflict the mother.

Babies send messages to their moms and dads in the form of miscarriage or stillbirth.

Immediately after experiencing a miscarriage or stillbirth, the couple may have a large gap.

However, on the other hand, there are many cases where the couple grows up greatly, and sometimes they notice great love and inspire others greatly.

The baby who comes to the stomach plays an important role and returns.

In other words

In many cases, children return to the sky on their own initiative.

 

And the child undoubtedly chose a mom and dad, and dared to choose a path that wouldn’t be born, with the aim of making him and mom happy.

 

 

 

 

 

 

Reasons for babies to stay-Baby who was not born also comes with a purpose-

 

When we and our spouse gave up their baby due to a blood clot, there was a time when the couple became depressed and quarreled with each other.

I (husband) subsequently suffered from depression.

 

 

 

What I think now that I have overcome it is that the baby who lived at that time surely chose us and dared to come to convey a message in the form of my mother’s illness.

 

In retrospect, only six months after giving birth to her first child, her wife returned to work to support her household and forced her to balance her childcare and work.

Even though I had a child, the amount of work increased, I didn’t save socializing and play, and neither myself nor my wife took care of me at all.

 

My body was always tired, I was crying at night and I wasn’t sleeping well, so I used canned coffee to cheat my brain and work and play every day.

 

 

 

My wife and I often got sick every day, but thinking about such a medium-term thing, it was like “I’m about to make a second child because my child is one and a half years old.” I worked on.

 

In such a lifestyle, if the second person was born, he would have suffered even greater illness.

Perhaps my eldest son was lonely because he couldn’t give enough to his parents.

 

At that time, the baby who stayed in his stomach and returned to heaven couldn’t help feeling that he sent such a message to us.

Since then, we and our spouse have become more concerned about our health and have taken a closer look at our current child.

“Never make this child feel lonely.”

Such feelings became stronger, and as I improved while having depression, I became able to carefully watch over the growth of my child.

Thanks to the message from the baby, I feel that both the couple have grown up.

 

 

 

 

 

If the mother’s sadness continues, it will be difficult for the next baby to be born.

Mothers who lost their babies early due to miscarriage or stillbirth have many feelings.

Perhaps some people get depressed because of her remorse.

Some may be unable to take the next step in life.

It is necessary to face sadness, but if you can’t get rid of the feeling of loss forever,

 

It seems that it is not good for the baby who died and for the baby who will be born next.

Akira Ikegawa, the director of the Ikegawa Clinic, said in his book that he wants his mother to get well soon.

According to one mother, about 50 days after the miscarriage baby went out, the older child who was already born waved “bye bye” toward her stomach.

Buddhism teaches that humans will return to the afterlife 49 days after their death.

It is often said that if the dead leave regrets in the world, they will not be able to become Buddhahoods, or they will remain as floating spirits like this (though I don’t really believe that).

Similarly for miscarriage and stillbirth, if the mother is forever immersed in loss and sadness, the deceased baby will not be able to return to heaven.

 

The following is a quote from the author of Professor Ikekawa.

 

“A girl who has a memory before she was born

She said, “From above the clouds, life on earth is a moment, so if you really want to be with your mom, her baby’s soul can remain like this.

But to do that, she has to go to God’s permission every other year. ”

 

She says.

However, I want the baby to be returned above the clouds as much as possible.

Because the deceased baby carried a message to his mother,

 

After finishing her role and returning to the clouds, she seems to work for her next baby.

 

Quote: “Sic, goodbye. Thank you Message from the baby who became an angel ”Akira Ikegawa”

 

After all, receiving a message from the baby who stayed in my stomach even once and becoming positive

It’s the next step for moms, and it’s the best way to heal their babies and their own grief.

Then the baby who went to heaven may do his best for the next baby who will stay in her mother’s stomach in the future.

 

Conclusion-Miscarriage and stillbirth have a positive meaning! Would you like to feel the message from your baby? ~


At that time, I was so sorry for my child that I could only blame myself, but now

“Thank you for choosing us as a couple even for a while.”

I came to think so obediently.

 

So moms and dads who are depressed due to miscarriage or stillbirth,

I don’t mean to lightly say “don’t blame yourself”.

 

But don’t forget that the baby “chosen you”.

There are many purposes, but if you’re here to grow your mom’s or dad’s soul, blaming yourself and staying depressed may not be what your baby wanted.

 

I am looking forward to seeing the baby who returned to heaven at that time secretly.

>> Addition

In January 2019, I was able to meet my baby again safely.

 

I can confidently say that the miscarriage at that time is meaningful.

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