中高年のうつにおすすめ本 ~読書で”ミドルエイジ・クライシス”を乗り越えよう!~

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ミドルエイジ・クライシスには読書がおすすめ!

中高年で落ち込み、不安が強くなったり大きな挫折を経験する人が、増えております。

「ミドルエイジクライシス(中年の危機)」や「荷下ろし症候群」などの言葉があるように、

中高年特有の人生の節目をきっかけに、うつになるのです。

「一見、順調な人生を歩んでいるようで実は体と心にストレスがかかっていた」ということがあるのが、このミドルエイジクライシスの怖いところです。

どういうことでしょうか?

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中高年のうつのきっかけ

中高年と言うのは、年齢的にちょうど体にも不調が現れやすい時期です。
そのことをきっかけにうつ病になる人もいますが、人生の節目に以下のような要素も関わり、強い精神的ストレスを受けて、うつになりやすくなります。

燃え尽き症候群

一生懸命仕事をする人に多い病気です。
特に医療職やケースワーカーなどに多く、他者のために懸命に奉仕した割には、あまり実りの少ない成果になったことで発症するといわれております。
特にこの手の職業(コメディカル、福祉系)は、給料もあまり高いとは言えず、また患者さんも必ずしも良くなる人ばかりでなく、むしろ高齢者の患者を対象とする仕事などでは、体の退化とともに病状が悪くなることが多いのです。

昇進うつ

昇進したことにより、仕事量が格段に増えて、責任の範囲も膨大に広がることにより、

プレッシャーになってうつになります。

と世間では言われていますが、要は今までの人生の疲れなのでしょう。

昇進するために、やりたくないことをたくさんやって、度を超えた努力をしまった(全員ではありませんよ)結果、時系列的にそのタイミング(昇進)でうつになるパターンも多いと私は考えています。

サンドイッチ症候群

係長や課長と言うポジションの方が、上司と部下の間に挟まれて、対人関係のトラブルからうつになってしまうケースです。

これはほんとに最悪ですね。

そもそも経営側と、雇われ側というのは立場も違えば人生の目的もかなり違ってきます。

その間を取り持つという事は、言ってしまえばこれは不可能に近いなことなのです。

しかし、それが自分の使命だと感じて頑張ってしまう誠実な人ほど、この病気にかかってしまうのでしょう。

荷下ろし症候群

それまで取り組んできた問題が終わった頃に、ふと力が抜けて目標を失い、うつになってしまうのが「荷下ろし症候群」です。

何十年も勤めてきた会社を辞めるタイミング、いい大学いい会社に就職させるために教育してきた子供が独立するタイミング、これらのタイミングで発症します。

またこの時期というのは、ちょうど更年期を迎える頃でもあります。

喪失うつ

親や配偶者の子や離別、また家族同様に大切にしていたペットの死などがきっかけになり、その空虚感から大きな落ち込みにつながってしまいます。

特に配偶者の死というのは、アメリカのメンタルヘルスの研究の中では、最上位を占めるストレスと言われております。

中高年は”今までの戦い方”を変えるべき

これらのうつ、ミドルエイジクライシスは、今までと違ったやり方、心の持ち方で向き合わなければいけません。

「気合で何とかなる!」「誰でもなるから仕方がない」という考えはもう古いのです。

私も32歳でうつになり、今は40歳を目前。

しなやかな心を持った中高年になれるように、たくさん本を読んでおります。

今回はこの手の悩みを一手に引き受けてくれる本たちを紹介します。

きっとあなたに寄り添ってくれるでしょう。

中高年のうつにおすすめの本はコレだ!

『大河の一滴』  五木寛之

五木博之さん自身もうつを経験しております。五木さんの文章は多くの悩み苦しみを経験しないと書けないものだと感じます。

「人生は苦悩の連続」、「人は大河の一滴なのだ」そのように理解することから始めれば、人生がだいぶ楽に感じるかもしれません。

人生が苦悩の連続であるという覚悟が根底にあれば、あなたに訪れる対人関係のトラブルや、人生の辛い出来事は全く受け止め方が変わってきます。

五木さんもこの心構えで「心が萎える」と言う状態を経験しても、何度も立ち上がることができました。

本当のプラス思考とは、絶望の底の底で光を見た人間の全身での驚きである。

そしてそこへ達するには、マイナス思考の極限まで降りていくことしか出発点はない。

引用 :『大河の一滴』  五木寛之

かのブッダも、そして親鸞(浄土真宗の開祖)も「究極のマイナス思考から出発したのだ」と言われております。

この本は「”マイナス思考の極限”こそが”本当のプラス思考”のスタートである」と教えてくれています

また、あきらめるという言葉の語源は、「明らかを極める」と言うこと。

この本を初めて読んだときに、このように教わりました。

歳を重ねるごとに、あきらめなければならないことがたくさんあります。

しかしそれは妥協や堕落に繋がるあきらめではなく、人生の真理に近づくためのあきらめです。

それらを正しく受け止めて、先に進んでいくしかないこと、そこに人生の本質があるのかもしれません。

辛い辛い人生の節目で五木さんの言葉が、きっとあなたに寄り添ってくれるでしょう。

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『57歳からの意識革命』  石蔵文信

石蔵先生はうつ病学会の評議員であり、男性更年期障害の権威である医師であります。

東京と大阪で、男性更年期障害専用の外来を持っており、壮年期のうつ状態など様々な不調のケアに尽力されております。

「引退後はのんびりは幻想である」という考えが、石川先生のベースとなる主張であり、人生を「今ここ」で楽しまなければバチが当たると言う考えがよく伝わってきます。

というのは男性の平均寿命が80歳と言われているいる今、定年退職後に「隠居生活」だの「のんびりしたい」だのという考えは現実的ではない状況になってきているからです。

石蔵先生に言わせればそのような考えというのは、もったいないこと。

確かに人生を楽しむのが引退後、ということは、それまでは我慢の人生をするということにつながります。

そのために現役時代に無理をして体を壊してしまっては、本末転倒であり何も実りがありません。

また「老後悠々自適」という日々を過ごす、という事は実際には定年後に無為な毎日で消化することになります。

人間の脳は放っておくと、誰でもマイナス思考になり、悲観的なことばかり考えていくようにできています。

やれる事は現役時代から始めて、60歳以降も好きなことをできるように、心と体の準備をしていくことが大切であるとこの本から教わりました。

またあまり”健康とか長寿とか気にしすぎることも良くない”と先生は主張しております。

余計な検診は受けないこと、受けることによってお金もかかるし余計な心配が増えてしまうことでしょう。

余計な検査で放射線を浴びたり、実は飲まなくてもいい薬を処方されたり、体に不要なメスを入れられたりするということもあるそうです。

医者の私が言うのもナンですが、医者のいない世界のほう幸せだったかもしれないと思うことがあります。

日本では明治時代になるまでは医術らしいものはありませんでしたが、誰でもそれなりに暮らしていました。

確かに病気になったときには医師はありがたいものですが、なんともないのに検査をすると言う習慣は、そろそろやめにしたほつがいいのではないでしょうか。

私は65歳以上なら検診を受けるメリットは少ないと思います。いずれ何かの病で死ぬ事は分かり切っているのですから、何のための検診でしょうか?
~中略~
ほどほどの歳なら死んでもいいという覚悟ができれば、検診は必要なくなります。

私も60歳以上の寿命は神の思し召しと考える境地になりたいものです。

その結果長生きしたら仕方ありませんが。

引用: 『57歳からの意識革命』 石蔵文信

お医者さんの世話にならずに、心も体も元気に幸せな老後の青春を迎えるためのコツがこの本に詰まっています。

『40歳からを悔いなく生きる ブッダの智慧』 アルボムッレ・スマナサーラ

スリランカ初期仏教長老男であり、日本テーラワーダ仏教協会会長のアルボムッレ・スマナサーラさんによる40歳からをいかに悔いなく生きるかをテーマに書かれた本です。

スマナサーラさんの本は、私がヴィパッサナー瞑想を取り組むときにたくさん読みました。

現在日本で普及している、大乗仏教とは違った初期仏教ならではの考え方や修行法、生活に取り入れる知恵が、うつの克服や生きるうえでの苦しみを消すのに役に立つと私は考えています。

この本には初期仏教の独特の知恵を生かした、「仕事で成果を上げるコツ」や「感情で行動しない人になるためのコツ」、また「人付き合いのコツ」や、「自分の人生に向き合うコツ」などがわかりやすく指南されております。

スマナサーラさんの本には、一貫して執着を捨てるということが人が幸せになることだと書かれております。

この本にも40歳からは、怒らない!こだわらない!欲張らない!ということが、生きるコツの大事なポイントであると示唆されています。

特にめげずに社会を生きるためには、少しずつでも自分1人でできることを増やすこと、また孤独力を育むための努力をすることが推奨されています。

まさに中高年以降は孤独になるための準備が必要であり、それが人間としての成長でもあります。

そして大切なのは”諸行無常”を正しく理解すること、具体的に言えば「死」を意識して生きること。

「死を意識して生きる」と聞くと「なんて悲観的なんだ!」と思われるかもしれませんが、実はその逆で死を意識して生きるという事はつまるところ、今を大切に懸命に生きることにつながるのです。

要は自分が”いつか死ぬ”と頭でわかっていながらも、自分の命が永遠に続くかのような悪い生活習慣や、実りの少ない行動をとり続けることが問題だということです。

本当の安らぎとは「すべてはかない」と納得することです。

「すべてはかない」と納得すれば、様々な執着から逃れることができるようになります。

「自分の命だってはかないものだ」と本気で理解している人は、当然執着がなくなるでしょう。

執着したところで、「全てはかないと言うことには変わりは無い」と納得しているからです。

すると当然、「お金持ちになりたい」「人より偉くなりたい」「みんなに認めてほしい」「いい暮らしがしたい」なんてものは、すべてどうでもよくなります。

その反面、全てはかないと納得している人は、時間の儚さを理解しているので、決して時間を無駄にはしません。

目の前にある「自分の宿題」に真摯に取り組み、真剣に学び、自分を成長させることを怠らなくなるのです。

これが本当の意味での「理性的な生き方」です。

引用:『 40歳から悔いなく生きる ブッダの智慧』 アルボムッレ・スマナサーラ

その他様々な人生のピンチや人生の節目で役立つ初期仏教の知恵を、この本から学ぶことができます。

中高年には中高年に則した初期仏教の真理(ダンマ)が役に立ちます。

おわりに

「40歳前後ぐらいは体調を崩しやすくうつになりやすい」と言われています。

と言うのは、まぁ20代の生活をその年まで続けてきたら、ちょうど内臓が悲鳴をあげるタイミングでもあり、セロトニンが減る要素が格段に増えることも重なるからでしょう。

この人生のピンチを、チャンスに変えて50歳60歳以降も青春の人生を過ごすには、体の変化に合わせた心の持ち方を知ることです。

それは「諸行無常」の理解へとつながります。

きっと本たちが力になってくれるしょう。

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