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ドラえもんの「神回」! 45年後ののび太の名言に救われる理由
私には小学生の息子がいて、よくドラえもんを観ています。 そんな息子が夢中になっているドラえもんのストーリーの中に、落ち込んだときに心を救ってくれる名作があります。
それが、ドラえもんの感動回「45年後…」です。
「45年後…」とは?
ドラえもんのストーリーの中でも、特にファンの間で「神回」と呼ばれるこの話。 それは45年後の未来からやってきた大人ののび太が、小学生ののび太を励ますという感動のエピソードです。
小学生ののび太は、先生に叱られ、自信を失い、落ち込んでいました。 そこへ突然、未来ののび太が現れ、彼に人生を変えるほどの言葉をかけるのです。
このエピソードは、落ち込んでいる人や人生に迷っている人にこそおすすめです。
45年後ののび太の名言が人生を変える
大人になったのび太が過去に戻り、子供の自分と向き合ったとき、彼はこう伝えます。
「君は何度も何度も起き上がる!」
どんなに辛いことがあっても、つまずいても、 人は必ず立ち直る力を持っているという、心に響く名言。
この言葉は、人生に悩む人々にとって希望となり、勇気を与えてくれるものです。
落ち込んだときこそ、ドラえもんの名作を思い出そう
ドラえもんの「45年後…」のエピソードは、単なるアニメのストーリーではなく、 人生の教訓を教えてくれる作品です。
もし、今落ち込んでいるなら、一度この名作を見てみてください。 きっと、あなたものび太のように、何度でも立ち上がる勇気を得られるはずです。
大人になってもドラえもんを楽しめる理由とは?『ドラえもん』が教えてくれたこと
小学生の頃、私はよくドラえもんを観ていました。 しかし、大人になってもドラえもんを観ることになるとは夢にも思いませんでした。
すべてのドラえもんのストーリーを網羅しているわけではありませんが、 2014年公開の映画『STAND BY ME ドラえもん』をたまたま観たことがきっかけで、 再びドラえもんの魅力に惹かれ、ファンになってしまいました。
子供の頃に見たドラえもんの印象
幼い頃の私にとって、ドラえもんとはこんなストーリーの繰り返しでした。
- のび太がスネ夫とジャイアンにいじめられる
- ドラえもんのひみつ道具で仕返しする
- 調子に乗ったのび太が最後に痛い目を見る
そして、映画になると突然のび太が勇敢になり、ジャイアンが優しくなる。 そんな展開が印象的でした。
大人になって改めて気づいたこと
しかし、大人目線でドラえもんを見直すと、 のび太の成長ストーリーが世代を超えて描かれていることがよくわかります。
特に映画『STAND BY ME ドラえもん』は、 のび太が自分の弱さを克服し、立派な大人へと成長する過程を描いています。
ダメ人間の主人公が、未来に向かって強く生きる姿―― それこそが、多くの共感と感動を呼ぶ理由ではないでしょうか。
ドラえもんは子供向けだけではない
『STAND BY ME ドラえもん』をきっかけに、大人になってからもドラえもんの魅力を再発見しました。 これは単なる子供向けアニメではなく、人生の教訓を教えてくれる作品なのです。
あなたも、もう一度ドラえもんを見直してみませんか? もしかすると、子供の頃とは違った感動が待っているかもしれません。
ドラえもんの「神回」! 45年後ののび太が小学生ののび太を励ます感動ストーリー
ある日、息子がDVDかYouTubeでドラえもんを見ているときに、ふと横目で見た作品が心に強く残りました。 まさにドラえもんの神回とも言えるストーリーです。
それが、「45年後ののび太が小学生ののび太を励ます」という感動の物語、『45年後…』でした。 このエピソードは、心が沈んでどん底を味わっている人にこそおすすめの作品です。
45年後ののび太が、過去の自分に会いにくる理由
ある日、タイムマシーンによって45年後ののび太が現代へとやってきました。 ちょうどその頃、小学生ののび太は先生に厳しく叱られ、自信を失い、ひどく落ち込んでいました。
そんな状況の中、未来ののび太が現代に来た理由は意外なものでした。
「息子(のび助)が結婚し、月へハネムーンに行ったことで一段落した。その時に、ふと『素晴らしかった子供時代をもう一度味わいたくなった』」というものだったのです。
そこで45年後ののび太は、ドラえもんの道具で小学生ののび太と体を入れ替え、再び子供時代を体験しました。
懐かしい日々を再び味わう
大人になったのび太は、過去の自分として過ごしながら、次のような体験をします。
- 先生に叱られる
- スネ夫とジャイアンに殴られる
- お父さんの背中を洗う
- 何十年ぶりに母親の料理を食べる
これらすべての出来事に対し、深い感謝の気持ちがこみ上げ、涙が止まらなくなるのび太。 特に、母親の手料理を口にした瞬間は、あまりの感動に泣き崩れてしまいました。
このシーンから、45年後ののび太にとって両親はすでに亡き人となっているのではないかと推測されます。 だからこそ、些細な日常の一つひとつが、かけがえのない宝物になっていたのです。
未来ののび太が過去の自分を励ます感動の言葉
過去の生活を楽しみ、小学生ののび太と体を入れ替えた45年後ののび太は、ついに未来へ帰ることに。 しかしその直前、小学生ののび太が不安そうに問いかけます。
「このまま大人になって、いいことあるのかな…?」
勉強もできず、運動も苦手なのび太。 さらに先生には毎日のように叱られ、大人たちには「君の将来が不安だ」と言われ続ける日々。 そんな環境では、誰だって自分の未来に希望を持つことができなくなってしまいます。
そんなのび太に対して、未来ののび太がかけた言葉こそが、 ひとりの人間の人生を変えてしまうほど、すごい言葉だったのです。
このエピソードは、人生に悩んでいるすべての人に勇気を与えてくれる作品です。
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「君はこれから何度もつまずく!」45年後ののび太の言葉全文はこれだ!
(子供のび太)
このまま大人になって、いいことなんてあるのかな…。
僕ちゃんとやっていける自信もないし…。
(45年後ののび太)
どうかなぁ…それは君自身がこれから大人になって確かめるしかないと思うんだ。
生きる事は、そう悪いことではないよ。
ときには人と比べて、自分が劣っていると感じてうつむく時もあるだろう。
お金はある方が良いし、偉い人になるのは素晴らしいことだろう。
でもそうあることだけが、良い人生の答えじゃないと思うんだ。
生き方に優劣や勝敗なんてないはず。
良い人生、つまり”生きる素晴らしさ”とはどういうことなのか?
いや、僕にもまだわからないんだけど、
ささやかでも精一杯生きて、その時その時の自分を自分で受け入れていく。
そういう事の中にヒントがあると、僕は思えるんだ。
ちょっと難しかったかな…。
<子供のび太、ここで首を横に振る>
よしひとつだけ教えておこう!
君はこれから何度もつまずく。
ときにはもう起き上がれないほど、苦しい時もあるだろう。
しかしだ、そのたびに君は起き上がる!
何度も何度も起き上がるんだ。
つまずいても、そのたびに立ち直る強さを、君は持っているんだよ。
前よりもっともっと強くなろうとする力をね。
そして強くなって、もっともっと生きていくんだよ。
(子供のび太)
わぁ、うん!
引用:ドラえもん「45年後…」
参照動画:45年後ののび太が現在ののび太に発したメッセージ
※YouTube等で検索してみてください
のび太の45年:挫折と成長の軌跡
のび太の身に45年間で何が起きたのでしょうか? ドラえもんが未来へ帰った後、彼の人生には“とても辛いこと”が何度も訪れたと推測されます。
- 偉くなりたいと思い、努力したこと
- お金が欲しいと考え、懸命に働いたこと
- それらに対する挫折を経験したこと
- 人生の節目での深い悲しみと、それによる長い立ち直りの期間
これらを経験しなければ、のび太の言葉には重みが生まれません。
45年という長い年月が生む成長
人生は長く、時に人格が大きく変わるほどの試練が訪れます。 辛い出来事や逆境を乗り越えるためには、「今できることを精一杯やる」ことが鍵となります。
また、結果に対して評価を加えずそのまま受け入れることが大切です。 これはヴィクトール・フランクルのロゴセラピーや、ヴィパッサナー瞑想の「生きる技」に通じる哲学でもあります。
「なりたい自分」になるために
挫折から立ち直れない人は、過去や未来への執着に囚われ、今の自分を否定し続けてしまいます。 しかし、理想の自分になるためには、まず現在の自分を受け入れることが何より重要です。
- 能力がない自分
- 無様な自分
- みんなに笑われる自分
- お金を稼げない自分
どんな自分もまず受け入れることが、人生を切り開くスタートになります。
休職という受け入れがたい事実
私にとって休職は、受け入れ難い現実でした。
- 「社会人として失格だ」
- 「男として恥ずかしい」
- 「過去の努力が無駄になった」
- 「病気で稼げない自分なんて、生きていても迷惑だ」
そんな言葉が頭をよぎり、暗い部屋でずっと考えていました。
それでも少しずつ前へ
しかし、時間が経つにつれ、徐々に自分を受け入れることができるようになりました。
- 1日寝て過ごした日があっても、自殺しなかった自分を褒める。
- 職場復帰後も、仕事に行って帰ってきたことを評価し、また自殺しなかった自分を褒める。
どんな出来事も徹底的に受容する。 後輩に給料や立場を抜かされても、客観的に見て評価を加えずただ受け入れる。 それが「徹底受容」のスタンスです。
受け入れるのは簡単ではありませんが、無理矢理そうすることで、時間をかけて少しずつ前へ進めました。
人生は何度でもやり直せる
私の場合、受け入れるのに1年以上かかりましたが、繰り返し実践することで人並みに働けるようになりました。
人生、生きていれば何度でも取り返しがつきます。
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人は何度だって起き上がってもっと強くなる
私はメンタルの不調が原因で休職しました。 そして、状態が落ち着いて職場復帰した後も、ふとした出来事に何度も落ち込み、人生を辞めたくなる瞬間が何度もありました。
しかし、不思議なことに、生き続けているとそうした辛い出来事にも徐々に慣れていくのです。
人間には「刺激鈍麻の法則」が働く
人間には「刺激鈍麻の法則」があると言われています。 これはどんなに怖い刺激や辛い刺激でも、時間が経つにつれて必ず慣れるという意味です。
最初は耐えられないと感じるかもしれませんが、生きてさえいれば同じような問題が再び訪れたときに、冷静に適切に対処できる力(人間力)が身につきます。
この人間力はのび太だけが持っている特別な強さではありません。 人間全員が持っている普遍的な強さなのです。
人間には誰もが「乗り越える力」が備わっている
ドラえもんがいなくても、私たちには本来、人間力が備わっています。 私の経験からすると、この強さが働くのは「前向きに生きようとしたとき」です。
ここでいう前向きとは、「何があってもポジティブでいなければならない」ということではありません。
- 人を傷つけることなく
- 自分も死なずに生き続ける
この程度の気持ちで構わないのです。 私もこの心構えで乗り切ることができ、以前よりも冷静に対処できるようになったと感じています。
人生を良くしようとするあなたへ
もし今この文章を読んでいるあなたが辛い思いを抱えているなら、 少なくとも「自分の人生を良くしたい」と思っているはずです。
つまり、あなたには「前よりもっと強くなろうとする力」が備わっているのです。 これは、のび太だけの力ではなく、あなたも必ず持っているものです。
もっともっと生きていく
- もっと健康になり、元気になり
- もっと幸せになり
- もっと周りを幸せにして生きる
これが人生です。 そして、それは必ずできます。
真の安らぎを手にしたあなたが、誰かを救う日
あなたが人間力を身につけ、真の安らぎを得たとき、 あなたと同じような境遇の人に手を差し伸べることができるでしょう。
そんな未来を想像してみてください。 きっと、あなたはもっともっと生きていくことができるはずです。
人生につまづいたら45年後ののび太の名言に触れよう
精神的に成熟した人は、以下のような強さを持っています。
- 自分も他人も受け入れる
- どんなことがあっても平静な心でいる
- どんな時にも感謝の気持ちを忘れない
しかし、それと同じくらい重要なのが、自分の感覚を大切にすることです。
精神的にもっと強くなる過程
人は成長の中で、さまざまな試練を経験します。
- 他人の目を気にする自分から卒業
- 世間の常識に従うだけの自分から卒業
こうした試練を乗り越えることで、精神的により強くなっていくのです。 のび太は、未来の自分から「君は何度でも立ち上がる」と言われ、大きな勇気を得ました。
あなたにも、その強さが必ず備わっています。
45年後には、すべてが変わっている
今、苦しんでいる人へ。 45年経てば、自分も周りも大きく変わっています。
だからこそ、今伝えたいことがあります。
君は何度も何度も立ち上がる!
どんなに辛くても、そのたびに立ち直る強さをあなたは持っています。 前よりもっともっと強くなる力が、あなたの中には必ずあるのです。
もっと生きて、もっと強くなる
- もっと元気に、もっと健康に
- もっと幸せになり、もっと周りを幸せにする
それがあなたの人生です。 そして、それは必ずできることです。
ではでは…。
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