私の過食体験記。そして克服法

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うつ病の人または大きなストレスを抱えている人は、過食に走ってしまう傾向があります。

私もそうでした。

今となっては「そんな時期も必要だった」と思えるようになりましたが、

ついつい食べ過ぎて、自分を責めたり、苦しんでいる人にとってはとても深刻な問題でしょう。

この記事では私の過食体験と、ちょっとした克服のきっかけを紹介します。

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ストレス過剰やうつになると過食になる!その要因は?

要因1 セロトニン不足

セロトニンが不足すると、憂うつな気分になったり、イライラしたり、とにかく心が落ち着かなくなります。

うつ病やパニック障害、その他不安障害の原因はセロトニン不足だと言われております(モノアミン仮説)。

実は衝動的な過食を引き起こすのもセロトニン不足が一因だと言われております。

一般的にセロトニンが不足すると、睡眠ホルモンであるメラトニンの生成が不完全になり、睡眠不足に陥ります。

この睡眠不足の影響によって、食欲増進ホルモンの分泌量を増やし、食欲抑制ホルモンの分泌量を減らす状態を引き起こすと言われています。

>>うつ病をトリプトファンで解消!~これを知れば自然に眠れるようになる ~

>>うつ病克服のためのマインドフルネス!~読書で学ぶマインドフルネス~ 

要因2 薬の副作用

多くの抗うつ薬には太るというまさに代表的な副作用があります。

一般的な抗うつ薬には抗ヒスタミン作用というものがあり、食欲を制御するヒスタミンの働きを抑えることで食欲が限りなく増進してしまいます。

これが抗うつ薬が太ると言われる所以です。

また太る薬として有名なものにドグマチールというものがあります。これ私も飲んでおりました。
うつ状態でほとんど食欲がなくなって痩せコケていた時に、医師に処方されたのですが、この薬にはある意味助けられました。

食べる楽しみを再認識できたからです。

一般的な抗うつ薬と違って、食欲が増していくメカニズムが違うようです。

ドグマチールには抗ヒスタミン作用はなく、もともと胃腸の働きを良くする薬として使われていたようですが、今では不安感を安定させる目的が中心となり処方されています。

ドグマチールで食欲が増す原因は、消化管の血流が改善されることで、食べ物の消化の働きが改善することと言われております。

私が太った原因もこの薬が大きな影響ではないかと感じております。

>>抗うつ薬で太ったあなたへ ~正しいダイエットでうつは良くなる!~

要因3 ホルモンバランス(女性)

特に女性の方にとっては、ホルモンバランスが過食に影響を及ぼしていることがあります。
女性ホルモンには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)があります。

簡単に説明いたしますと、

エストロゲンは排卵前の週に最もよく分泌されて、この時期女性の体はいろんな意味で好調です。

この時期の女性は輝いてます。

肌の調子が良くなったり、精神的にも落ち着いており、何か大きな決断をする時もこの時期がオススメでしょう。

ストレスに左右されて、過食に走るということもほとんどない時期です。

またプロゲステロンは、生理前の週に最もよく分泌されて、女性にとってはあまりありがたくない症状を引き起こす原因とされています。

体内に水分を取り込もうとする時期なので、むくみや便秘、肌荒れを引き起こしたり、肩こりや腰痛、頭痛なども誘発します。

また精神的にも落ち着かずイライラや、憂うつを呈しやすい時期でもあります。

ストレスを解消するために衝動的に過食に走ってしまうのもこの時期です。

突然カッとなったり、イライラしたりしやすい時期なので重要な決断は少し待ってからするのをお勧めします。

プロゲステロンが全てにおいて悪者というわけではありません。

プロゲステロンは妊娠や授乳にとって必要不可欠なホルモンなので、そもそもないと人間は繁栄していきません。

大切なのはバランスです。

エストロゲンと、プロゲステロンのバランスを崩す大きな要因は「冷え」にあると私は考えております。

体温が1度下がるだけで、ホルモンバランスはいとも簡単に崩れてしまいます。

多くの専門家は、運動や、食事、睡眠時間などを取り上げています。

つまるところ運動不足は冷えにつながりますし、甘いものを食べ過ぎると体が冷えますし、寝不足自体も代謝の低下から冷えにつながります。

あくまで私たち夫婦の経験からの結論ですが、「体が冷えない生活」を心がけていれば、必然的に運動習慣や、食事習慣、睡眠習慣が整ってくるものです。

冷えが改善すれば、食事、運動、睡眠の質も向上し、エストロゲンの分泌も高まり2種類のホルモンのバランス調整をしてくれます。

>>温活でうつ病を治す!~不安やイライラ、やる気が出ないのは冷えてるからだ!~

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私の過食経験

きっかけは美味しそうな”ラーメン”

私が過食に走ったのは、休職してから職場復帰して半年ぐらい経った頃です。

これは人それぞれタイミングが違うと思いますが、私の場合ある程度症状が落ち着いてきたころでした。

うつ病発症前や休職中はどちらかと言うとほとんど食べることができなかったので、かなりげっそりと痩せコケてました。

それでも少しずつ食べれるようにはなってきたのですが、仕事をしていない状態だったのでそれほどストレスもなく過食に走る事はなかったのです。

やはり症状が落ち着いてきたのと同時に復職して、少しずつ仕事でのストレスが増えてきたのが1つの要因になったと思われます。

何がきっかけで、激しい過食に走ったかはよく覚えてはいませんが、

おそらくテレビかインターネットで、おいしそうなラーメンの画像を見て無性に食べたくなったという記憶があります。

そしてある時、妻と子供が寝静まった夜中に車を走らせて、近くのラーメン屋さんに行きました。

夜中の解放感がうつな自分を支えていた

その時の私の精神状態としては、あまり良い状態ではなく、どちらかと言うと自暴自棄になっていたので夜中にラーメンを食べることに対してあまり罪悪感はなかったです。

明らかに体に悪い行為なのですが…。

夜中にやってるラーメン屋さんに、お客さんは私1人。

それはそれで何か不思議な「開放感」を体験したような気分になったことを覚えています。

そうなんです、夜中のラーメン屋さんにお客さんが私1人と言うのはとても「心が解放された状態」なのです。

そこでラーメンとチャーハンと、おつまみチャーシューを頼んだのをよく覚えています。

薬の副作用なのか、底なしの食欲があったので全部一気にペロリと食べてしまいました。

それがきっかけで次の日も、また次の日も奥さんと子供が寝静まった後に、夜中に車を走らせてコンビニに行ったり、牛丼屋さんに行ったりしました。

コンビニで、菓子パンとサンドイッチとポテチとアイスを買って、家で食べる。

それでもまだ食欲があるので、再びまた車を走らせて牛丼屋さんに行って、チーズやキムチをトッピングした特盛の牛丼を食べました。

とにかく自分の何かを満たすために、食べずにはいられませんでした。

日中の仕事のストレスがたまらなかったこと、将来への不安や恐怖心が襲ってきて耐えられなかったこと。

生きているのが辛かったので、いつ死ぬか分からない自分。

どうせなら死ぬ前においしい思いをしよう。

そんなことを考えながら食べ物に貪りついていたと思います。

変わり果てた自分の姿、不健康まっしぐら、それでも、、。

そんな生活をしていたので、あっという間に体重は10キロ、15キロ増えていき、みるみる見た目も変わってしまいました。

増えた体重を戻すために、マラソンをしたりスポーツジムで汗を書いたりなどもしましたが、結局運動が終わった後にご褒美で甘いものやお肉をたくさん食べてしまうと言うプラスマイナスゼロ、むしろマイナスの対策をしてしまったのです。

まぁ運動はやったーと気分がよかったので、悪い面ばかりでは無いのですが…。

また、食べ過ぎて次の日いが持たれてとても気分が悪い状態になること、そして体重が増えるのを恐れて、喉に指を突っ込んで自己誘発性の嘔吐をやり始めたのも、体重が15キロぐらい増えてきた頃です。

自分で指を突っ込んで吐くと言うのは、吐いた後はとてもスッキリしたのですが、翌朝体がとてもだるいのです。

これは私の場合ですが、自分で喉に指を突っ込んで吐くと言う対策を1年近く続けましたが、体重を維持できるという効果にはほとんどつながらなかったです。

徐々にすっきりと吐けなくなるんですよね…。

妻にも怒られるし、私自身気分も良くないし、本当に辛い状況でした。

何より自分で自分を責めている状態が本当に辛かったです。

自暴自棄、それも必要だった

それからほんの少しずつ、好きな食べ物や、甘いものに対する衝動を抑えるようになり、自分で手間をかけて料理をしたりなど試行錯誤して今は何とか落ち着いております。

どのようにしたら効率的に、体重を落とせるのか?

またどのようにしたら食欲を抑制するメカニズムを働かせることが出来るか?

そんなことを日々勉強しながら体重を維持できております。

80キロ以上あった体重は、今は60キロ前後で落ち着いております。

私にとって過食に苦しんだ時期と言うのは、ただ単に悪い時期ではなくある意味精神的に救われた時期でもありました。

絶対的に体に悪い行為である事は確かなのですが、今思えばなんとなくそのように思います。

必要な時期だったなと。

>>うつ病には自暴自棄になる時期も必要だ!

あまりオススメできない対策

あまりお勧めできない対策は、「運動」です。

一見健康的な対策と思われるかもしれませんが、

太った体重を運動で取り戻そうと言うのは、あまりオススメできません。

簡単な理由として運動したらご褒美として食べたくなるからです。

もう一つの理由として運動自体にそれほど効果が期待できないからです。

例えば、体重が50キロ程度の人が、時速8キロという小走りでランニングを30分した時の、消費カロリーは約200キロカロリーです。

200キロカロリーというのは、食べ物に換算すれば、なんとピザたった一切れ分です。

ピザを一切れなんて、食べるのには1分もかからないですよね?

そのピザ一切れ分のエネルギー量を消費するのに30分も汗水たらして走らなければいけないとしたら、かなり割に合わない苦労だと思いませんか?

ちなみに運動だけで体重1キロ分のエネルギーを消費しようとしたら、時速8キロのスピードで30分間、これを36日間毎日続けなくてはいけません。

考えるだけでゾッとします。

しかも運動した後はお腹が空くので、自分へのご褒美として再び過食の衝動に襲われるリスクさえあります。

だから過食への対策として運動をすること、もしくは過食した罪悪感を紛らわす為に運動をするのはおすすめできません。

30分間ランニングするか、ピザを一切れ我慢するのか、どちらが苦痛がないか考えてみてください。

もしどうしても運動を取り入れたいのであれば、ウォーキングやストレッチがおすすめです。

ウォーキングやストレッチであれば体力の激しい消耗が回避されて、体幹トレーニングにもなるのでメンタルに対してプラスに働くことでしょう。

>>うつ病に効く?インナーマッスルトレーニングで人生を変えよう!

【参考書籍】

「稼げる男」は食事が9割

意外とオススメできる対策

案外お勧めできる対策を紹介します。

その前にこんな心理実験がありますので、紹介します。

肥満気味の人たちを集めて、AとBのグループに分けて2つの部屋に入ってもらいました。
そこでAグループの部屋にはカラのついたピーナッツを置きました。

そしてBグループの部屋にはカラを剥いた状態のピーナツを置きました。

その結果どうなったでしょう?

結果としてはBグループのピーナツはほとんどなくなっていたのに対して、Aグループのピーナツはほとんど誰も食べずに残っていたのです。

つまり肥満気味の人、過食気味の人は簡単に食べられるものを好んで選ぶ人が多いのです。

実は人間は何かを得るときに苦労すればするほど、満足感が高くなるようにできています。

つまりBグループのピーナッツを好んで食べる人は、普段の食事でも満足感を抱きにくいということです。

逆にAグループのピーナッツを食べる人は、

カラを剥く作業すら楽しめる人、つまり手間ををかける時間を楽しめる人ということになります。

そのため少しの食事でも満足感が得られやすく、過食にはなりにくい性質であることを意味します。

実際に過食に走る人に「何を食べましょうか」と聞くと、多くの人がコンビニやスーパーのお菓子、ファーストフード、レトルトなどの簡単にできる食事と答える人が多かったという調査があります。

まさに私もそうでした…。いやいや今でもそんな傾向があるかもしれません(汗)

このように何か苦労して成果を得ること、つまり報酬への快感が薄くなって、結果的に過食や依存状態になってしまう人のことを、遺伝学者であるカミングスは、

「報酬不全症候群」と呼んでいます。

現代人の約25%がこの状態にあると言われています。

ではここから過食に走らないための対策として、何をするべきか?

と言うことですよね。

結論は、「手間をかけること」です。

食べたい衝動にはそう簡単に勝てるものではありません。

ただ食べたくなったら、コンビニのパンや、カップラーメン、スーパーのお菓子などを買ってくるのをひとまずやめて、

“食材”を買ってくるようにしましょう。

そうすると何か食べたいと感じたときに、自分で作るようになります。

最初は簡単なものでもいいので、何か自分で一手間加えて作る経験をすること。

その作業工程が、ちょっとだけ楽しくなって、料理が完成したときに小さな幸せを感じれるようになります。

また満足しやすくなるので、お菓子やパンなどをそのまま食べるよりも少ない量で済むことが多いのです。

私は作業療法士というリハビリの仕事を長年医療期間でやっていた経験があり、作業工程を進めるうちに作業すること自体に、満足感を得られやすくなる患者さんをたくさん見てきました。

私自身の苦しい体験を抜け出す時も、今思えば自分で料理を頻繁にするようになったことが、大きなターニングポイントであると感じております。

少しでも手間をかけなければいけない状態というのは、実は幸せな状態に気づくきっかけでもあります。

逆に何の苦労もない状態というのは、決してその人が”恵まれた状況であるとは限らない”のです。

カレーが食べたいと言う人は、レトルトカレーではなくカレールーやにんじんや玉ねぎお肉を買いましょう。

そして菓子パンが止められないと言う人は、ホットケーキが簡単に作れる粉を買ってみましょう。

【参考書籍】
マンガで分かる心療内科 8 (ヤングキングコミックス)

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おわりに


過食というのは、今現在深刻に悩んでいる人にとって本当に辛く苦しいものです。

どうにか克服して、健康的な生活をしたいのに、衝動に負けてしまった自分を責めてしまう。

私も本当にそれの繰り返しでした。

自分の意思の弱さに何度呆れ返って、何度将来を悲観したことか、、、。

正直今でも少し疲労が溜まったときに、お菓子を一袋食べてしまったり炭酸飲料をがぶ飲みしてしまう事はあります。

今ではそのたびに我に返って、ちゃんと修正できているのですが、本当に辛い時はなかなか軌道修正することもできません。

本当にちょっとずつ、できる範囲で改善するしかなかったです。

なんで自分を責めてしてしまうのか?

それはその人が”ど真剣”に生きようとしているからです。

過去の自分に対して、この言葉で擁護するのは恐縮ですが、

当時の私も本当に”ど真剣”に生きようとしていたのです。

ど真剣に生きようとして結果、多少失敗したところで、誰が責められましょうか?

真剣に幸せになろうと思って、努力を繰り返している人を誰が責められましょうか?

その方向性で生きている限り、人生で本当の意味で失敗する事はあり得ません。

何度もつまずいて、そのたびに何度も起き上がっている限り、決して間違った方向に進むことはありません。

過食を繰り返していると赤の他人、もしくは家族から心ない言葉を浴びせられたり、自分自身が無様だと思うこともあるかもしれません。

たがらといって焦って自分自身に高いハードルを課して無理してはいけません。

今自分にできることを無理のない範囲で迷いなく続けていってください。

きっとあるタイミングで、ゼロにできる時が来ます(お酒やタバコ、薬物依存と違ってゼロにする必要は無いのかもしれませんが…)。

これが私自身の、過食や、依存症に対する考え方です。

あくまで自分の経験談からこの結論に達したので何かの参考になればと思います。

【おすすめコンテンツ】

>>依存症からの脱出!!あなたのうつ病は依存症がきっかけかもしれない!?

>>【ドラえもん】45年後から来たのび太の言葉がうつ病に効く!

【おもしろ参考書籍】

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