私たち夫婦は不妊で苦しみました
私はうつ病を読書で克服しましたが、その前に夫婦で不妊治療で苦労した経験があります。
というか今も治療はしていないまでも2人目の赤ちゃん待ちです。
私たち夫婦はお互い27歳の時に結婚して、半年経過したころから赤ちゃんを作り始めました。
最初は妊娠はすぐできて当たり前と思っており、2~3か月試してできなかったことに少し焦りました。
自分の両親が妊娠することに苦労していないので、赤ちゃんは行為をすれば出来て当たり前と思い込んでいたのです。
流産も経験しました
作り始めて1年後、やっと検査薬で陽性の反応が見られました。
2人とも喜んで舞い上がって、私なんか妊娠が分かった翌日に花束とアワビを買ってきました。
本当に浮かれてましたね。
ところが妊娠6週間の時、心拍が確認できずそのままその子は流産でした。
夫婦二人で落ち込んで、奥さんは泣いて泣いてしばらくどんよりでした。
それから不妊治療に踏み切りました。
定期的に検査を受けたり、注射を受けたりしましたが、不妊治療を始めてからすぐにできるとは限らないんですね。
男性不妊もあり、体外受精にふみきる
フーナーテストという射精後に膣の中にどれだけ精子が生きているかという検査を受けた時に、
ほぼ精子が全滅していることが分かったときに、体外受精をする決意をしました。
医師からは
「原因はわかりませんが、二人の相性が自然に赤ちゃんをつくるのには悪いのでしょう」
なんて元も子もないことを言われました。
体外受精をするときは、自然の摂理に反しているという後ろめたさもありましたが、
それ以上に早く不妊治療の辛さから解放されたい気持ちの方が大きかったです。
運よく体外受精一回目で妊娠、かわいい長男を授かることが出来ました。
>>不妊治療の赤ちゃんでも、お母さんのお腹を選んできている。自信を持って!
うつと不妊と体質改善
私たちの不妊治療経験については、またいつか詳しく記事にしますが、不妊の経験が私たち夫婦のメンタルをひどく追いつけたことは間違いないでしょう。
ただ当時私たちには、不妊治療に頼るばかりしかできなくて、自分たちの体質改善をするという選択はありませんでした。
当時より夫である私は下痢や胃痛によく悩まされており、それでいて暴飲暴食や無理な運動もやめられませんでした。
そして妻は原因不明の片頭痛に悩まされており、それでいて甘い食べ物、チョコレート、朝の缶コーヒーがやめられなかったのです。
また夫婦そろってしょっちゅう夜寝る前にアイスクリームを食べて、夜更かししていました。
2人とも薄々はそれらの行為が、自分たちの体調不良の原因とわかっていたのでしょうが、
実際には仕事のストレスなどと理由をつけて”ないとやってられない”と決めつけていたのです。
今私たちはうつ病を乗り越えて2人目の子供をつくろうとしていますが、主に夫婦の体質改善を優先的に行っており、不妊治療に踏み切るのは最終手段と考えています。
それと同時に赤ちゃんが出来ないと幸せになれないというような非現実的な思い込み、そして赤ちゃんに対する執着の気持ちを手放したうえで妊活生活を楽しんでいます。
妊活のための体質改善と、うつ病を治したり予防するための体質改善はよく似ています。
腸内環境を整えたり、体の体温を高めに保ったり、副交感神経を働かせて心を穏やかに保ったり、心地よい睡眠をとれるように工夫したり。
また精神面では人を許す寛容さと、人の幸せを願う慈悲の心、自我にこだわらずに執着を捨てる心。
これらは全て妊活とうつ病予防の共通点です。
ある意味大切なことを不妊生活とうつ病治療から教わりました。
うつや不妊が解決しても、この体質改善に関する知識や技は、今後の人生の節目で大いに役立つと思っています。
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不妊は辛いけど、悪いことばかりじゃないですね。