仕事行きたくない!
やる気が出ない!
なんだか体がだるい!
これらはうつにありがちな症状です。
そしてうつが良くなって職場復帰してもこんな気持ちに襲われることがあります。
私がそうでした。
特に”仕事行きたくない”という衝動は強かったです。
休職してある程度良くなって、フルタイムで働いていると、なんとも体がだるく辛い!
薬や眠剤の影響で体がだるく、眠気を缶コーヒーでごまかして、体に鞭をうって仕事に行っていました。そしてまた夕方から体がだるくなる、それを繰り返していくうちにどんどんひどくなる。
もう惰性で生かされていた感じです。
そもそも、なぜそんなに体がだるいかと言えば、朝からとっても憂鬱な気分だからです。
なぜ憂鬱かといえば、それは仕事が辛いからです。
そしてつまらないし、人間関係も悪い。そして労働時間が長い!
たいして好きな仕事ではない!
数年前の私は、とにかく仕事に行きたくなくて、もうそれを通り越して生きるのが辛かったんです。
そんな時、現代の生き方働き方に疑問を投げかける、ある心理カウンセラーの著書に出合いました。
その心理カウンセラーは、
日本で唯一の天職探し専門カウンセラー 中越裕史先生です。
この方は当時”仕事行きたくない病”に苦しんでいた私の救世主でした。
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目次
「仕事行きたくない」そんな時に知ってほしい、日本で唯一の変わった心理カウンセラーの本
中越さんは働き方について、お金や名誉のためではなく、自分が心から満たされるような好きなこと、それを見つけて仕事にすることで、幸せな人生が送れる。
そして自分の深層心理に隠れた好きな事を見つけ出すには心理学がとても役に立つと提唱しています。
つまり自分の好きなこと、ワクワクすることを仕事にする”天職”を見つけるには心理学によるカウンセリングが非常に重要な役割を果たすということです。
※ちなみに中越さんのカウンセリングルームは大阪にありますが、あくまで天職探しのカウンセリングです!うつ治療のカウンセリングではありませんよ!
でも「仕事行きたくない!」と悩んでいる方は相談するといいかもしれません。
中越先生のカウンセリングルームはこちら → ハッピーキャリア
これは私の例ですが、中越さんの本に出合って生き方が少しずつ変わって、結果的にいつの間にか私のうつ症状は消えていました。
今まさに仕事に行きたくなくて悩んでいる人や、仕事によるうつからの復活、人生の再スタートの指南書として私は中越先生の本を読むことを強くお勧めします。
仕事行きたくない人へのおすすめ本はコレだ!
『天職がわかる心理学』
善くはたらくことは、善く生きること。
そんな当たり前のこと、しかし現代人が忘れがちな重要なことをテーマにした本です。
私はこの本を読んで「逃げてもいいんだ」と思えるようになりました。
しかしそれはネガティブな意味の逃げではなく、善くはたらき善く生きるための逃げです。
「仕事っていうのは、辛くて当たり前。その辛さに耐えたらいつかやりがいを感じるんだよ!」
なんてことを上司や親から言われたことはありませんか?
そしてその言葉を真に受けて、辛い仕事、やりたくもない仕事、興味のない分野の仕事を毎日惰性のようにこなしていませんか?
人間はそういう毎日を過ごしていると、自分の人生に対する正しい判断力が奪われていきます。自分で考えて自分で選んでいない人生を歩み始めると、人は病んでいきます。
仕事というのは人生の大半を占めます。
そこで中越先生はこの本で、天職を見つけて生きる生き方を教えてくれています。
心を満たす働き方について以下のようにまとめています。
心を満たす働き方の3つの要素:
・意味への意志: 自分の仕事には、意味がある思える感覚
・「好き」という感情: 内発的動機づけ、やりたいからやるという動機
・自己決定要因: 自分の頭で考え、自分の意志で決定できること
引用:『天職がわかる心理学』 中越裕史
つまり簡単にまとめると、①意味があること ②好きなこと ③自分で決めたこと
これらがそろって初めて自分の心を満たす働き方、つまり天職に就くことが出来ます。
「そんな職業はこの世の中には無い!何甘いこと言ってんだ!」
そう言われてしまいそうですが、そのように考える人はそのような人生を選んで生きているので、割り切って付き合いましょう。
というか無理に付き合わなくていいです。
自分の人生の大半を占める仕事で、心が満たされる生き方は、間違いなく幸せです。
そんなことは、わざわざ研究しなくてもわかる話です。
またこの本にはうつが治る考え方、うつにならない考え方がたくさん詰まっています。
「働き方」「生き方」「心の健康」は常にリンクし合っているので、まあ当然と言えば当然なんかもしれません。意外と「お金」は重要ではないのです。
ちなみにお金に対する考え方もこの本で学べます。
【中越さんのおすすめコラム】
今の仕事で幸せになれそうにないと思ったとき、今の仕事で5年後10年後が想像できないとき。
働き方改革をしてみませんか?
『やる気が出る心理学』
「何となくやる気が出ない」
「やるべきことがあるのになかなか始められない」
「やりたいことがあるが行動に移す気力がない」
そんな”やる気”に悩む人に向けた、やる気管理術を教えてくれる一冊です。
やる気が起こらないと仕事行きたくない気持ちになります。
仕事行きたくないと苦しんでいる人は、自分のやる気のなさに悩んでいる人も多いのでないでしょうか?
私個人的にはうつになる人は仕事をし過ぎで疲れて、脳の思考力が低下している人が多いので、そんな方にはぜひ読んでもらいたい本です。
本文ではいくつかの心理学を応用してやる気を高める方法を紹介してしますが、どんな時も大原則として「自分の感覚を、信じること」、これが大事だということです。
他人から、「朝から活動することが一番だよ」と言われても夜型の人にはどうもピンとこずになかなか受け入れられません。
また「やる気を高めるには、思い切って行動するのみ!」なんて人からアドバンスされても、慎重に今まで生きてきた人には、そんなやり方は返ってストレスです。
やる気の出し方は個人個人で異なり、オーダーメイドということです。
そのオーダーメイドのやる気を出し方を見つけるために心理学が役立つということですね。
例えば本書の中でやる気の出し方として、解決志向ブリーフセラピーの原則が紹介されています。
解決志向ブリーフセラピーには、非常にシンプルで現実に即した、中心哲学となる3つのルールがあります。それは、
<ルール1> もしうまくいているなら、それを変えようとするな。
<ルール2> もし一度やって、うまくいったなら、またそれをせよ。
<ルール3> もしうまくいっていないのであれば、(何でもいいから)違うことをせよ。
(森俊夫、黒沢幸子 『〈森・黒沢のワークショップで学ぶ〉解決志向ブリーフセラピー』 ほんの森出版)
というものです。
自分のモチベーションスタイルを考えるとき、この考え方は非常に有効です。
引用:『やる気が出る心理学』 中越裕史
自分が過去にうまくいったやり方、それを思い出してみてまたやってみる。
書き出してみたりして、頭を整理することが有効とされています(詳しくは本書で)。
特に疲れているのであれば、しっかり休んで疲れを回復させたり、思い切って仕事に手を抜いてみる時期をつくることも必要な場合もあります。
中越さんはモチベーションを保つうえでしっかり休んで心と体をリセットする「モチベーションリカバーの大切さを1章丸々使って訴えております。
特に必死になっているときは、実際には疲れていても焦りや不安から、本人はそれを自覚しなにくくなっているとのことです。
焦りや恐怖から疲れを感じずに、短時間で結果を出すことにこだわっている人を「タイプA行動パターン」と言います。
本書では「タイプA行動パターン」の弊害をこのように書いています。
さて、タイプA行動パターンは、心臓病や脳卒中のリスクが高まるとお話ししました。
もちろんそれはそれで非常に大きな問題なのですが、働く人にとっては、イライラしやすく人間関係でトラブルを起こしやすくなること、創造力が落ちてしまうことも非常に大きなデメリットです。
引用:『やる気が出る心理学』 中越裕史
脳卒中や心臓病などの命にかかわる病気になりやすいだけでなく、人間関係が悪くなったり、創造力が乏しくなるというのは、働く現代人にとって最も恐れるべきことです。
そんな時に思い切って休むことが、仕事だけでなく人生全般を考えた時にいかに重要な事であるか、体系的にわかりやすく説明されております。
仕事行きたくないとき、やる気や意欲をどうやって起こしたらいいか?
自分を知って使命感を持って生きれるようになってみませんか?
【中越さんのおすすめコラム】
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『絵本を読むと「天職」が見つかる』
”絵本の主人公の行動から天職を見つけるヒントが見つかる”
そんなコンセプトの本です。
絵本の主人公はピンチを乗り越えて、最終的に自分の生き方を手に入れてとてつもなく大きな事をやり遂げています。
中越先生のこれまでの本にも、絵本に隠された天職の見つけ方が時々出てきました。
例えば『ぐるんぱのようちえん』なんかは、主人公の醜い冴えないゾウが、様々な仕事について失敗して落ち込みながらも、最終的に自分の好きなことを生かした仕事、あそびの才能を生かした幼稚園の仕事に就くことになりました。そしてたくさんの人から感謝されてハッピーエンド。
絵本の主人公に学ぶ成功哲学のような一冊です。
成功哲学と言っても、心満たされることが大前提の成功哲学なので、変に構えず安心して読めます。
そしてこの本の中には”直観”で行動することの大切さが、名作『わらしべ長者』の主人公を題材に語られています。
わらしべ長者と言えば、主人公の若者が拾った一本のワラを元手に、交換交換を繰り返して、最終的にお金持ちになるという有名なお話ですが、中越先生は僕らが知らない視点で解説しています。
もともと若者は貧乏で、観音様にお参りに行ったところ、その夜に夢の中で観音様より「明日の朝、道で最初に拾ったものを大切にしなさい」とお告げがありました。
そして次の日最初に拾ったものがワラ。若者が大切にワラを持っていると、たくさんのふきの葉を抱えきれずに困っている女性と出会うのです。
若者はふきの葉を縛れるようにワラをその女性にあげて、お返しにふきの葉を一枚もらいます。
こうして、物々交換が繰り返されて、最後は長者になります。
この物語について中越先生はこう言っています。
僕は子どものころに読んだとき、観音様にお参りしたら、わらを拾って成功するという、観音様の物語だと思っていました。
でも大人になって読んでみると、まったく違う感想を持ちました。
今の僕はこの『わらしべちょうじゃ』を、「直感的に行動できる能力を持った若者の話」だと思うのです。
若者は観音様に、「道で最初に拾ったものを、大切に持っていなさい」と言われたのに、困っている女の人に出会い、「これを使ってください」とあっさり渡してしまいます。
正直僕は、「マジで!観音様に言われたのに、もう交換すんの!」と思いました。
~中略~
精神科医の高橋和巳さんは、「柔軟性に富み、繊細で全体的で、かつ直感的な機能を持っている心。この自由な心の動きは、『成熟した感性』と呼ばれる」とおっしゃっています。
〈『人は変われる』高橋和巳 著〉
わらしべ長者の若者は、直感的に感じたことを素直にそのまま行動に移せる、この「成熟した感性」を持っています。
引用:『絵本を読むと「天職」が見つかる』 中越裕史
まさに今の働く若者が失いかけている直感的な感性。
これが無いと目の前に困っている人がいても、助けるという行動に移すことが出来ません。
あれこれと余計なことを考えてしまうからです。
「断られたらどうしよう・・・」
「自分の管轄外だし・・」
「偽善者って思われたら・・」
失敗のリスクをたくさん植え付けられて育った我々は、”直感は危険”とどこかで思い込み、行動力を失っているのかもしれません。
仕事選びにも言えることです。
「あの仕事は食べていけない・・」
「今の会社を辞めたら、よそでは確実に給料が下がって苦労する・・」
「この年で違う業種とか自営業者になるとか絶対無理!」
などと、いろいろと考えて直感力どころではありません。
”結果を気にせず、直感に従って行動を起こしてみること”
これが天職を見つけるうえでも、人生のピンチを打開するうえでも重要な起爆剤になります。
他にも面白い物語がいっぱいでした。
絵本の主人公から人生を変えるコツを教わってみませんか?
【中越さんのおすすめコラム】
『「やりがい」のない仕事はやめていい。』
「仕事が辛い」
と思っているのに、
「やめたら食べていけない」
「ほかの事なんかやったってどうせうまくいかない」
「家族もいるし、今の会社で我慢することが家族を守ることになる」
と自分に言い聞かせたり、いろいろ考えすぎたりして、動けない人のための心理学本です。
特に、
「月曜日が憂鬱で仕方ない」
「頑張っても報われない」
「後悔しない人生を送りたい」
と感じたらこの本を読んでみるといいかもしれません。
”今の仕事で本当に幸せになれますか?”
と自問してみてください。
私は会社員時代、職場の飲み会でも家に帰っても自分の口からは”愚痴”しか出てきませんでした。
愚痴を言った直後は愚痴った人に対して「愚痴ってごめんね」なんて言って、共感してくれたことに対してしばらく安ど感とスッキリ感があるのですが、
やはり愚痴を繰り返す自分に対しての嫌悪感や何かしらの危機感を抱いていました。
この本の中では、不平不満について書いてあります。
お釈迦様の言葉に、鉄から出るサビにかんする言葉があります。
「サビは鉄から出て鉄を腐らせ、不平は人から出て人を滅ぼす」
このお言葉には、幸せに働くための大きなヒントが隠されています。
鉄から出たサビは鉄自身を腐らせます。人も自らのグチで自らを滅ぼします。
「不平不満ばかり言う人は、何をやってもうまくいかない」
そんなイメージがありますよね。
確かに不平不満やグチというのは、人を滅ぼしかねません。
しかし、もしあなたの心が腐りきってしまうほどのグチが出るのなら、働き方を考え直すタイミングかもしれないのです。
どんな鉄だって雨に濡れれば多少はサビが出ます。それは自然の理です。
人間も同じで、多少のグチならば自然の理ともいえるのです。
しかし、あまりにたくさんのサビは、鉄を腐らせてしまいます。鉄をサビから守るには、環境整備が必要です。
サビが出ないよう、雨が当たらない場所に鉄を移動させるのです。
サビが出るのは、環境が合っていないという合図なのでしょう。
人間もそれと同じ。
心が腐るような環境では、人間そのものが壊れてしまうのです。
あまりにも不平不満があるときは、今の環境があなたに合っていない合図なのかもしれません。
引用:『「やりがい」のない仕事はやめていい。』 中越裕史
まさに数年前の私は心が腐っていました。
ただ、それは周りの環境が悪いというわけではありません。
その環境が自分に合わなかった、というか自分にとって”やりがい”が無かったというだけのことです。
自分に合わない環境で「辞めたら負けだ」と自分に言い聞かせて我慢して、
口からは言葉の毒を吐きまくるという生活。
周囲もいい迷惑で何より自分の心も蝕んでいました。
この本のタイトルでもある「やりがいのない仕事はやめていい」という言葉の、
”やめていい理由”はまさにそこにあると思います。
やりがいの無い仕事、自分に合わない仕事を続けいると、自分を滅ぼしてしまうからです。
【中越さんのおすすめコラム】
>>忙しいのに退屈
また自分を滅ぼさないための働き方、そのための心の持ちようもこの本の他の章には、たくさん紹介されています。
「グチが増えてきたな」と感じたら、手に取ってみてください。
『好きなことが天職になる心理学』
中越先生のこれまでの考えがまとめられた集大成のような本です。
”働き方”についてもっと自由でいいんだと思えるようになりました。
でもいざ会社をやめて、好きな仕事を見つけようとか、自分の好きなことにチャレンジしてみようと思ったときに、なかなか一歩踏み出せないものです。
一歩踏み出しても、その一歩が大きすぎてしまったり、返ってプレッシャーになってつぶれてしまったりなど、失敗してしまう人もいます。
というかやってもないのに、行動を起こしてもいないのにあきらめてしまう人がいます。
その気持ち、私も痛いほどわかりますし、中越先生もそんな失敗体験をされているので、そんな不安に共感してくれます。
重要なのは、何事も自分で考えた、自分に合ったスモールステップを踏むこと。
仕事が辛い人、違うことをして人生を良くしたい人に必要な小さな行動、スモールステップを踏むうえで、中越先生は”ポジティブ病になるな”と言っています。
この考えには、私も「そうそう!」と思わず読んでいて声を出して納得してしまいました。
私自身会社を辞めようと考えた時に、周りの人間にいろんなことを言われました。
「辞めてどうすんの?」
「そんなのんびりで、起業してうまくやっていけると思ってるの?」
「その程度の気もちで会社辞めて違うことにチャレンジって、、、ただの逃げじゃん!」
「もっといろんな人と仲良くしなきゃ、ビジネスってのは人脈が大事なんだよ」
もう周りは言いたい放題です。
そんな時に、この文章を読みました。
「やってみたいけど不安だよ・・・・・」
「やってみなけりゃわからないんだから、どんどん前に進むべきだよ!」
(いや、それができないから悩んでるんだよ)
「今の仕事がしんどいんだよね・・・・」
「仕事を楽しくするのは、自分自身なんだよ。前向きに考えようよ!」
(それはごもっともだけど、口で言うほど簡単じゃないよ」
「あの人のこと、苦手なんだ・・・・・」
「悪いところばかり見ないで、相手の良いところを見つけないと!相手は自分の鏡なんだよ!」
(そんな聖人みたいになれるわけないじゃない)
こういうポジティブ思考は、一見、正論に聞こえます。でも、僕はなんとなく、違和感を覚えます。
それは自分が本音で感じていることを、ネガティブな間違った思考だと、遠回しに否定されているからです。
「もっと前向きに考えようよ。考え方変えるだけで違うんだよ」という意見は、「あなたの後ろ向きな考え方が間違っているからダメなんだよ」と、遠回しに相手の考えをダメ出ししているのと同じです。
こういうのって、反論するのもめんどくさく、なんだか疲れてしまいます。
この人の前では、本音は言えないと心の中で反論するだけです。
でも、
「やってみたいけど不安・・・・」
「今の仕事がしんどい・・・・」
「あの人のこと、苦手だ・・・・」。
こういうのは自分の本音であり、正しいも間違いもありません。
本音というのは、ただ単に、ありのまま心に浮かぶ気持ちです。大切なのはその本音というありのままの事実です。
「やってみたいけど不安・・・・」。
そこに気づけるから、無理なく自分の身の丈に合ったステップを踏んでいける。
それは弱気ではなく、慎重さなのです。
「今の仕事がしんどい・・・・・」。
そこに気づけるから、自分に合っていない働き方を、考え直すきっかけになる。
それは逃げではなく、転機なのです。
「あの人のっことが苦手だ・・・・・」。
そこに気づけるから、無理な人間関係を、見直す手がかりになる。
それは意地悪ではなく、素直な気持ちです。
大切なのは、ポジティブかネガティブかではなく、自分の本音に従っているかどうか。
本音の世界には、正しいも間違いもないのです。
何か新しく始めようというときに、ポジティブに考えることは確かに大事。
でもそのためには、「やってみたいけど不安・・・・・」という自分の弱音を受け入れ、
今の自分にもできそうな、現実的な小さなステップを設定することが第一条件です。
引用:『好きなことが天職になる心理学』 中越裕史
この文章を読んだ時に、ネガティブで臆病な自分、仕事から逃げようとしている自分を心から受け入れることが出来ました。
本当にポジティブな考えを押し付けてくる人って、反論するのもめんどくさいです。
そんなことより、自分にできる小さな小さな行動を続けることの方がよっぽど大事。
他人に笑われるような、小さな行動でもいい。
作家になりなりたいなら、一日1ページ本を読む。または一日一行文章を書く。
カウンセラーになりたいなら、一日一回中越先生のハッピーキャリアのサイトを覗いてみる。
整体師になりたいなら、スクールのホームページを覗く。もう一歩いけそうなら資料を取り寄せる。
もしそれで気分がなえてしまったら、さらに小さな行動にしてみたり、違う方向からの一歩を踏む。
カウンセラーになりたいなら、一日一回アマゾンのカウンセリング関係の本を閲覧だけしてみる。
整体師になりたいなら、立ち読みで治療関係の本をサラッと眺めてみる。
それが出来た自分をとにかく褒める。
誰が何と言おうと自分のペースを保ち、自分の本音を軽視しないこと。
そんな確実で無理のないステップを繰り返すうちに、嘘のように精神的ブロックが剥がれて、行動するエネルギーが湧いてくることに気づきました。
【中越さんのおすすめコラム】
一部しか紹介してませんが、本書には、他にも確実に行動するためのノウハウがたくさん書かれています。
おわりに
仕事行きたくない時、生きづらさを感じている時、
今の仕事が本当に、自分の人生に必要なものなのか?
仕事に対するモチベーションの出し方が正しいか?
心理学や絵本の主人公に学んでみるのも、楽しく面白い人生になるかもしれませよ。
「仕事に行きたくない」という自分の体の声に、耳を澄ましてみませんか?
人生の大半は働くことに費やします。つまり働くことは人生そのものと言っても過言ではありません。
善く働くことは、善く生きること。
「仕事が辛くて辛くて仕方ない」ということは、あなたの人生は、、、どうでしょう。
人間性心理学の巨匠ウイリアム・ブリッジズの『トランジション』という著書の中に、人生の節目を乗り越えようとする人へ向けた質問があります。
それは、
「人生で、今まさに手放すべきものは何か?」
中越先生の言葉を借りると、
今までの生き方、働き方を手放さなければ、新しい生き方や働き方を築いていくことなど、できるはずがありません。
引用:「好きなことが天職になる心理学」 中越裕史
本当に辛いと感じているなら、真剣に自分の一度きりの人生について考えてみましょう。
あなたが手放せなくて苦しんでいるもの、それは何ですか?
・中越先生のカウンセリングルームはこちら → ハッピーキャリア
※天職探しのカウンセリングであって、うつに対するカウンセリングではありませんよ!
【行き詰ったらこの記事も!】