変わり者になれば、魅力的な人間に？！
気候の変わり目は、うつになりやすいといわれています。
生きにくさを感じているあなたは、季節の変わり目が辛くないですか？
特にうつの人や自律神経失調症の人は、気温の差が精神的にストレスに直結します。
どんな時でも学びの心を忘れずに読書を続けることによって、何とかこの季節を乗り切りましょう。
読書には脳を休ませたり副交感神経を活性化させる力がありますので、
静かな環境で読書する時間を５分でもいいので持つようにすることをお勧めします。
今はいい本に出合えていなくても、あきらめずに読書を続けることにより、きっと自分に合った一冊に出会えます。
今回は「変わり者」であることに悩んでいるあなたに必見の記事です。
もう「変わり者」といわれて不安になったり、他人にイライラとする必要はありません。
この価値観を持つことでうつになりにくくなったり、うつから抜け出して人生を良くしたりすることが出来ます。
目次
変わり者であれ！
私は変わり者と思われるのが嫌だった
皆さんは変わり者ですか？
私は昔からよく「変わり者だ」といわれます。
笑いのツボが違ったり、大事にしている価値観が周囲の人間とずれていたり、
初めて買った車も真っ黄色の変わったスポーツカーだったり。
人と同じものを持つことが嫌いでした。
そのくせ周囲の友人から「変わり者だね」って言われると、無性に腹が立つ人間でした。
だから社会人になって、年数を追うごとになるべく目立たないように、
普通の価値観を持つように意識して行動しました。
まあ自分を演じていたわけです。
普通に思われるように発言には十分に注意して、品行方正に行動を慎んで。
そうしているとある程度普通の人間が周囲に寄ってきて、人間関係の幅も広がり、
それなりに友人も多くなりました。
それでも時々周囲に「変わり者だね」って言われる。
そして大きく落ち込んで、さらに自分の言動に注意するようになる。
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変わり者も悪いばかりじゃない
でも数年前にうつを経験して思いました。
”変わり者”ってそんなに悪いことなのか？
正確にはうつがある程度良くなって、読書を続けているうちに思いました。
ある本にはこう書いてありました。
”奇人であることを喜ぼう。奇人でなければ革新的な仕事を成し遂げられないのだから”
（出典：『嫌われても折れない〈自分〉を作る１０１の言葉』諸富祥彦 より）
とても勇気づけられたのを覚えています。
スティーブジョブズも相当な”変わり者”
この世で大きな成功を成し遂げたスティーブ・ジョブズや松下幸之助は俗にいう奇人であったといわれています。
彼らの伝記や生き方、名言は変わり者である我々に大きな安心感を与えてくれます。
彼らだけでなくこれまで世界で大きな偉業を成し遂げてきた人々はほぼ例外なく奇人、
いわゆる変わり者であるといわれています。
つまらない人間にはなるな！
ということですね。
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理解されない人になることで人生が楽しくなる
「みんなに理解されなくて苦しい」
と言う人がいますが、
本来みんなから理解されないという事は喜ぶべきことです。
全ての人から理解される考えを持ったり、
それに従った行動をとるという事は、苦しいことです。
それと同時に不可能な事でもあります。
全員から好かれる事は、不可能であるのはわかりますよね。
それと同じように全員から理解される考えや、行動をとり続ける事は不可能です。
不可能なことをやろうとする事は苦しいのです。
変わり者であると言う事、自分の人生を堂々と生きるということ、それはある意味孤独なことです。
多くの人から自分の考えが理解された時、それは嬉しいことかもしれませんが、それと同時に自分の考えが
「大勢の人から理解される程度のもの」
という見方もできます。
もちろんそういう部分も必要ですが、
そればかりの人間は、はっきりってつまらない人間です。
大勢の人から理解されない要素を持っているという事は、
自分の中にまだまだ神秘的な部分があるということ。
自分の中の神秘的な部分ということは、
自分がこれからこの世の中に新しい価値を生み出していく可能性にもつながります。
iPhoneに変わる通信機器や、電気やガスに代わるエネルギー、アドラー心理学やアランの幸福論に代わる新たな哲学、
それはもしかしたら変わり者であるあなたが生み出すのかもしれません。
＞＞読んだら”人間力”が身に付く本3選！ 〜人間力を高めれば、うつは勝手に消えていく〜
理解できない部分があるからこそ人との結びつきが一生ものになる
作家の中谷彰宏先生は、著書『孤独が人生を豊かにする』の中で、
“一流の孤独は理解できない人が好き”
と語っています。
自分を全て理解してほしいと思っている人は、相手のことも理解したいと思うもの。
少しでも理解できないところが存在すると、相手に対して嫌悪感だったり攻撃的な対応をとったりすることもあります。
それはとても辛いこと、愚かなこととしか言いようがありません。
しかし真の孤独、一流の孤独力を持っている人は、相手に理解できない部分があっても許します。
人間が寛容なのです。
また自分に対して他人から
「お前の考えは理解できない」
と言われたり、批判的なことを言われても全く落ち込んだり、ヘコんだりすることはありません。
当然怒る必要も全くありません。
そのような人とは無理に付き合わなくていいのです。
理解できない部分をお互いに持っていて、それを許し合うことで強い結びつきが生まれます。
一生ものの付き合いになるということです。
なかなか、そのような結びつきは難しいかもしれませんが、
長い人生のうちで、そのような友達が1人か2人出会えれば運が良いのではないでしょうか？
ただ「理解し合えなくて当然」という前提に立った時、
そのような一生ものの付き合いができる友人や、人生の伴侶に出会いやすくなるのではと思います。
変わり者こそ魅力的
少数派には魅力があります。それは大人の魅力があるということ。
小学校の人気投票では、大多数が1人に集中したとしても、満票ではありません。
誰か必ず1票をの子がいます。
1位は19票で、2位は1票です。
同窓会で会うと、19票の男子は普通のオッチャンになっています。
1票の男子はカッコよくなっています。
1票を入れた女子もカッコいい女性になっています。
引用:『孤独が人生を豊かにする』中谷彰宏
自分以外の全員が、同じ行動をしている中、自分だけが違う行動をすると言う事はとても勇気が必要です。
まして小学生であれば、みんなからからかわれたり仲間外れにされると言うリスクを負わなければいけません。
しかしそのような行動ができるという事は、すでに、その人が大人の心を持っているということです。
言い換えれば大人の魅力を持っていると言うこと。
だから変わり者であるという事は魅力的なことなのです。
誰からも受けがいい品行方正な人間が、誰も成し遂げられないような独創的な偉業を成し遂げることはないのです。
この価値観を知ってから私は「変わり者だね」って言われることがとても喜ばしいことだと思えるようになってきました。
そう、だから皆さんも勇気をもって”変わり者”、いわゆる”奇人”であることを喜ぶ価値観を持つことを持つべきです。
＞＞「仕事行きたくない！」と思ったときのおすすめ本！中越裕史の天職心理学を学ぼう！
おわりに
周りから笑われようが、からかわれようが喜ぼう！
悪口を言われても批判されても喜びましょう。
変わり者であることは、並みの人間では理解できない境地にあなたが達しているということ。
人は成長するほど孤独になり、付き合う人間も変わっていきます。
ウェルカム！変わり者！ きっと人生が一気にワクワクだらけになりますよ。
ではでは今回はこの辺で。
【参考書籍】
