このブログは人生のどん底を読書で克服した私、
読書セラピストTOMOの体験記を赤裸々に綴っていきます。
またうつにおすすめ名言や人生哲学も読書から得た知識として発信していきます。
皆さんも奇跡の一冊に出会えることをあきらめないでください。
目次
はじめに
どうもどうも、今日もうつにおすすめの考え方、生き方を情報発信していきます。
皆さんの周りに嫌な奴っていますか?
人生がうまくいっていないほど「あの人さえ居なければ」などと考えてしまうのが私たち現代人の性です。
今日はそんな人に有効な考えをブッダの知恵をお借りして紹介しようと思います。
それによって、嫌な人との付き合いが楽になったり、
その相手が本当に自分に必要な人間関係なのか、考え直すきっかけになります。
嫌な相手と気持ちよく付き合うために
この心構えを忘れない!
ブッダの考えでは、相手に対してどのような心構えでいるかを確立することが重要なのだと言われています。
それによって人間関係で苦労しない生き方が出来るのです。
まず大事なの”相手を判断しないこと”です。
これはこれまで通り”判断は良くない”という前回、前々回のブログよりお伝えしているキーワードです。
判断は”承認欲”という煩悩から生まれるもので、いわゆる心のビョーキである”慢”につながっているのです。
相手をダメ出しするのも慢、あいつはダメ人間だと決めてかかるのも慢、
結局は自分を正当化したり、優越感に浸りたい気持ちからくるものなので注意しましょう。
”慢”をこじらせればうつになる
この”慢”をこじらせれば様々な心の病気(うつ、ノイローゼ、などなど)にかかります。
なので仏教的生き方に照らし合わせれば
”しなくていい判断はしないほうがいい”のです。
判断は様々な支障をもたらしますので、相手が身近で大切な人であるほど余計な判断はしないように気を付けましょう。
人も心もうつろいゆく
次に大切な心がけとして、 相手をいつも初めて会った人間と心がけましょう。
仏教では”人も心もうつろいゆくもの”と考えられています。
世に言う”諸行無常”ですね。
これを体験してもらいます。
皆さん目を閉じて10分間同じことを考え続けてみてください。
そして10分後自分が何を考えているか確認してみてください。
大抵の人は、違うことを考えているものです。
そう、心というのはそれくらい忙しく変わっていくもの、回っていくものです。 これは心がうつろいゆく、つまり”心は無常”であるという良い例です。
心が無常なら人も当然無常なのです。
昨日会った人も今日には心は変わっていて”別人になっている”と考えたほうが良いのです。
こうした理解に立つと、相手は常に新しい人と考えられます。
そう、相手に対して「昨日あんなことを言われた」などと思うことは、
自分自身の”執着”からくる思考なので合理的とは言えません。
幸せな人生を生きるのは難しいと言えるでしょう。
”相手は常に新しい相手だと思って接する”そんな人生も私たちは選択できることを忘れずに。
これが今日一番伝えたいことです。
自己開示のコミュニケーション
もう一つ、 相手と関わるうえでの最終ゴールとして据えることは、相手と理解しあうこと。
判断しない、反応しないという考え方は、嫌な相手を完全に受け入れて自分が我慢するということでないのです。
困った相手に自分が困っていることを伝えるために、 「私はこう考えている」「私はこう感じている」と伝えなければいけません。
このように自己開示しながらメッセージを伝えることを心理学用語で・・
”Iメッセージ”と言います。
Iメッセージで相手につたえることで相手の心も開かれやすくなります。
コミュニケーション能力が高い人は、このIメッセージを日常でうまく活用しています。
距離を置くのは最終手段
もしこの手段で相手に物事を伝えて相手が理解しようとしないなら、その時点ではその相手は関わる意味の無い相手だと言えるでしょう。
少し距離を置いたほうがいいのかもしれません。
一方的に苦痛に耐えなければいけない関係などこの世に存在しないのです。
正しい手段で正しい手順にそって理解しようと努めれば、いつか必ず理解しあえるものです。
場合によっては理解し合うのにとてつもない時間がかかることもあります。
でもあきらめないでください。
相手への怒りの感情などは理解し合えた時に、リセットされるものです。
その時に相手との関係も変わります。
どうか忘れないでください。
苦しめ合うために関わっているのでない。
理解し合って、お互い幸せになるために関わっているのです。
おわりに
<今日のまとめ>
嫌な奴に会ったら思い出そう・・
昨日の嫌な奴は今日は新しい人!