挫折を克服するための3つの心がけ ~人生の目標設定をしてはいけない?~

シェアする

挫折を克服するのに、ある程度目標を設定して乗り切ろうとする人がいます。

しかし、目標を設定することは、えてして心の柔軟性を奪ってしまうというデメリットがあります。

目標を設定しないことや、ある生き方を選ぶことなど、

挫折を克服しやすくなる心がけには3つのコツがあります。

どういうことでしょう?

スポンサーリンク




目次

挫折を克服するには、この心がけを

①目標を立てない! 

今回のテーマは、ずばり!

挫折を克服して夢の実現する心がけ。

そのために第一に大切なことは、

目標を立てないこと。

皆さんは人生の目標、夢に向かっての目標は立てていますか?

目標設定を具体的にしている人ほど、聞いてほしい話です。

特に私たちは、挫折やうつの克服のために具体的な目標を立ててしまいがちです。

たとえば、

・今年は50冊以上本を読む。

・3年以内に資格を取る。

・年収を400万以上にする。

・5年以内に結婚して子供をもつ。

大抵の人にとって目標は、将来に向かった直線上の一点です。

しかし当然のことながら、

人生は直線のようには進まず、

複雑な多面体であり常に変化しつづけるものです。

目標にこだわることは、人生を営むうえで現実的ではなく、

一点の目標にこだわるあまり、

一見目標とは関係のない貴重なチャンスを逃がしてしまうこともあります。

②”生き方の方向性”を設定する

目標を絞らないでいると、自由に気の向くままに、

創造的な行為に走ることが出来ます。

では目標を立てずにどうするか?

それは目指す”方向性”を設定しておくこと。

目標を立てる代わりに、

どのように生きたいか?

という観点から人生の方向性だけを決めておくこと。

生き方を心に決めておくことは、

人間力を高めることにつながります。

人間力を高めるほうが、

長期的には多くのことを達成できます。

目標を達成できなかった敗北感も、

目標によるプレッシャーもありません。

柔軟な発想ができて、心が軽やかなので、

小さな一歩も踏み出しやすくなり、

それによる幅広い体験に踏み出す行動力につながります。

多くの人は目標を立てて、それを達成すると新しい目標を必要とします。

目標を設定すると常に精神的な圧力を感じ、

目標に向かって努力をしていないと、

いわれのない”罪悪感”を感じます。

そのプレッシャーや罪悪感は、人間の持つ自然の感情や行為を押さえつけ、

精神の輝きを奪ってしまいます。

③”ワクワク”することをする!

目標を立てずに進む方向性だけ設定すと、

予想もしなかった素晴らしい体験をするチャンスが生まれます。

「大らかさ」や「創造力」は人生に大きな喜びをもたらす源泉になりますが、

目標を設定してしまうと2つが失われがちになります。

その状態では、何をするにもパフォーマンスの低下につながります。

方向性を設定するうえで大切なことがあります。

それは、心からワクワクすることを選ぶこと。

ワクワクすることは、心とカラダ、

そして魂のレベルで内側から湧いてくるエネルギーが得られます。

つまり、内発的な動機付けが得られるのです。

だから、努力を努力を感じません。

一見苦行に思えるようなことでも、楽しめます。

ワクワクするような方向性を設定して、

その方向に進みだす足取りが人生の勝利へと導く一歩になります。

おわりに ~特に目標を設定することには要注意~

今の自分を受け入れられないあまりに、

がちがちな目標設定をしてしまうことは、

こだわりの強さや執着の蓄積にもつながります。

柔軟な発想ができない心、

不自由で固定化した価値観、

それらは幸せな人生の妨げになります。

大切なのは生き方の方向性だけで充分です。

方向性を決めて、皆さんも小さな一歩を踏み出しましょう!

【おすすめ記事】

>>辛いときに人を励ます小説の名言3選

>>のび太流!人間力を高める2つの考え方

>>心理学を学んで生きやすくなりたい人のための3つのオススメ本

>>人間力を高める本4選! 〜人間力があれば”与える側の人”になれる〜

>>孤独力があれば無敵。孤独に強くなれるおすすめ本4選

>>もっと強く生きたいと願う人におすすめ本3選

【関連書籍】

スポンサードリンク


【関連記事】


スポンサーリンク







シェアする

フォローする