うつ病の夫と寄り添った妻の闘病記三部作② ~職場に復帰した時の妻の心得~

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

前回のうつ病の夫と寄り添った妻の闘病記三部作①の続きを書いていきます。

今回は私がうつ病休職から焦って職場復帰した時、寄り添ってくれた妻が感じたこと、苦労したこと、乗り切るコツなどをまとめました。

私は十分に症状が治らないまま復職したので、ストレスは相当なものだったと思います。

自分ではよく覚えていませんが、激しく落ち込んだり、家族に対して声を荒げたりなどしたと思うので、一緒にいる妻も相当苦労したと思います。

そんな中誰にも相談できない状態で苦しんだ妻も、うつ病の患者だった私と寄り添い、辛い時期を乗り切るうえで、自分なりのコツや注意点を見出していたようです。

そんなことはつゆ知らず、当時は辛いのは自分だけだと思っていた夫の私、、。

妻には頭が上がりません。今でも小競り合いはありますが(笑)

辛い思いをされているご家族の参考になれば幸いです。

スポンサーリンク




”うつ病休職からの職場復帰を支えた妻”の闘病記

仕事復帰、そこからまた試練が始まる

(ここから妻の文章)

仕事復帰の時期が来たとき、私はほっとした。しかし彼にとっては大変な生活の始まりだった。休んでいた職場に再度行くと言う彼の気持ちが私には分かっていたようで分かっていなかったのだと思う。

仕事に行けるようになったから回復していると喜んでいたがそうではなかった。

確かに身動きが取れないほどではないがまだ不安定な中でストレスがかかると言うのはとても辛いことだったと思う。

朝、仕事のため寝室から降りてくると体は硬直しリビングでまったく身動きが取れない彼がいた。

私はなんと声をかけたら良いのかわからなくなり、無理しないで休んだら?と声をかけたが返事は無い。それでも、彼は時間になると、重い体を引きずりながら職場に向かっていった。朝が1番辛そうだった。

ここでも自分の無力さが身に染みる。結局家族は何もできない。助けてあげたい、気の利いたことでも言ってあげたい、話を聞いてあげたい、楽になる方法を考えてあげたい、一緒に戦いたい、それでも身動きが取れない彼を見ると私も何もできなかった。

これが毎日続く。胸が締め付けられる。

うつ病の家族が辛そうにしている時、私が気を付けた3箇条

今回も、私が心がけた③か条を中心に話しますね。失敗もして、完璧に出来てはなかったので、偉そうに言えませんが、振り返ると気をつけると良いと思ったことだと思う。

①いつも通りに

私はなるべく彼がどのような状態でもいつも同じでいようと心がけた。朝から子供の準備に追われ淡々と時間通りに出勤した。

彼の調子に影響されないように彼に余計な負担をかけないように動こうとはしたが本当のところ彼がどう思っていたかは未だにわからない。

こっちは大変なのに、お気楽でいいな、と思ってたかもしれない。でも、私は自分が調子が悪くてそれに影響されて周りも落ち込む姿を見せるのは良くないと思った。

せめて私と子供は楽しく過ごしている様子を見せてあげたかった。やり過ぎはよくないけど、家族みんなで落ち込んでしまうのは避けたかった。彼の調子に関係なく、子供の保育園での様子を話した。

彼が職場で戦ってきた後家が1番ほっとする場所だと思う。

家に帰ってきて余計なストレスをかけないように、なるべく夜は彼1人の時間を持ってもらうようにした。子供を寝かしつけてからは、なるべく部屋から出ないようにして、今からは一人の時間だから何してもいいよ、という空気にした。

週末は泥のように眠るのでなるべく寝かせてあげるようにした。

②否定はせずに応援する

彼がやりたいと言う事は積極的に応援した。彼は治りたがっていた。しかも再発のない完治を目指していた。体に良いことを心に良いこと全てを調べて全て体験していた。

応援というと誤解があるかもしれないが、過度の応援はプレッシャーになるので、なるべくしないで、あなたの考えてることの一番の味方だよ、と伝えたつもり。

それでも、私も失敗して、彼を怒らすこともあった。

その時は喧嘩になるけど、やっぱり謝って、次は刺激は怒らせないように気をつけた。

いろんなことをしていろんな影響があって全て良かったのだと思うけれど、やはり1番良かったのは彼の価値観を変えたたくさんの本に出会えたことだと私も近くで見ていて思う。

こんなに辛い日々の中でも彼が好んでよく行った場所は本屋さんだった。専門書がある本屋さんは少し自宅から遠いのですが家族で行き私も休みの日に遠出をして気分転換になった。

食べたいもの、欲しいもの、行きたいところ、やりたいこと。彼から前向きな話がでるのはうれしかった。彼は必死で何かしないとと戦っていた。よくなるためなら何でもしたらいいと思った。だけど、何度も言うがあまり過剰な応援は良くない。あの時、同意したでしょ?となるよりも、自分で決断した感覚は重要だと思う。

というのも、調子が悪い時、一番よく聞いたのは、あの時こう言ったよな!というのがよくあった。わたしが覚えてないことまでよく覚えてる。

③仕事の話はしない

私は旦那さんと同じ業種の仕事をしている。そなため、旦那さんの仕事は容易に想像できるし、私も同じようなことをしている。今までは家で仕事をすることもあった。なるべく家で仕事をしなくなった。なるべく仕事の話はしなくなった。

旦那さんとの共通の話題が仕事だったので、話せなくてさみしくもあったが、家でまで仕事を思い出したく無いとも思い、話さないようにした。

女性は愚痴ってストレス解消する人も多いと思う。私も良いことも悪いこともよく話す。
そこは今でも変わらない。

意識して話さないようにしないと、話してしまう。家に帰ってきて、今日の出来事をお母さんにすべて話すような子供だった。ただ、聞いて欲しいだけ。でも、相手は聞きたくないことあるってこと。

この時期、結構仕事が楽しくて、それと同時に悩みもあった。責任のある仕事を任されたり、人前で話すことも多くなった。

家での大失敗は、作成した資料を見て欲しくて、どう思う?と、意見を聞いてしまった。「俺に言われてもわからん」怒らせてしまった。そうなんです。良くなってるように思えても、不安定なんです。

忘れちゃうけど、まだまだ繊細。考えてみたらと当然、家でまで仕事の話したくないですよね。

私は意識して話さないようにしないとできない。話したいのに、話せないのはつらいけど、話して、険悪な空気になるくらいなら話さない方がよい。

家で仕事をしないというのは今も継続してるので、朝早く行ったり、昼休みに仕事したりしている。共働きなら、病気の有無に関係なく、みんなやってあると思う。

ただ、最近は仕事の話は家で話してしまう。同じ職種なだけに、私の話で思い出したくないことも思い出してしまうらしい。

旦那さんは基本は優しいので聞いてくれるが、聞きたくないこともあるようだ。今でも気をつけようと思う。おしゃべりな女にはなかなか難題だ。

以上が③か条。簡単そうで何事も続けるのが大変。

大切な人には変わりないし、辛い時期はいつまでも続かない

私だって人間だからイライラもするし、出来ないこともある。ストレス発散したいこともあるし。これからも精神的に修行が必要なんだと思う。何があっても動じない心が欲しいと思う。

この期間は長い。うつ病の急性期とは違って、良い日もあれば悪い日もある。良くなったり悪くなったり波のような日々が長く続く。どこまで続くのか、不安もある。長〜い目で見ると良くなってると考えて、まえを見るしかない。

今が一番悪い。

過去ではなく、これからのことを考えて、過去と比較しない。

回復は、過去の旦那さんに戻るという感覚より、新しい旦那さんになっていくという感覚のが近い。

人によってこの時期の長さは個人差がありそう。

毎日必死だったけど、本当は気長に待つしかないんだろうな。その間にお互い成長して、よい関係に落ち着くのかな。

辛くなったら、いなくなったら困る大切な人というのを思い出すと、なんでも許せるし、乗り越えられると思う。

(妻の文章はここまで)

おわりに

本当に「今が一番悪い」と思って、良くなることを信じて生きること。

これは月並みな言葉ですが、かなり大事な心がけです。

うつ病の当人にもご家族にとっても。

ネットを見ていると、うつ病の検索をしていると悪い情報ばかりが目に入ってきます。

実際に良い情報と悪い情報の量が同じくらいなのに病気の時は、悪い情報ばかりが頭に残ります。

だから良くなるだなんて言われてもピンとこないかもしれませんが、良くなると信じてなんでも行動を起こせば、最終的に良い方向に導かれます。

読んでいただきありがとうございました。

ではまた続きがあります。

>>うつ病の夫と寄り添った妻の闘病記三部作③ ~人生再出発の心得~ 

【関連書籍】

スポンサーリンク

【関連記事】


【おすすめ情報①】

うつ病克服の基本は良質な睡眠です。

6のリラックス成分配合の

副作用無しの自然に近い睡眠サプリが強い味方。

>>レビュー記事はコチラ

【おすすめ情報②】

うつのあなたは冷えています!

高麗人参ののサポニン効果をもつ田七人参のサプリで体質改善!

うつ冷え人生にサヨナラしませんか?

>>レビュー記事はコチラ

【おすすめ情報③】

うつ克服にはセロトニンを増やすことも大切、

セロトニンは多種多様な乳酸菌が腸に存在しないと作られません、

種類の乳酸菌配合の乳酸菌サプリでセロトニンチャージ!

>>レビュー記事はコチラ

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする