人生に必要な”逃げる勇気”

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死ぬくらいなら、、そこから逃げる勇気を持て!

このブログは、どん底を読書に出会うことで克服した私読書セラピストTOMOの体験記を綴っていきます。

また有用な情報も発信していきますので、人生で苦しんでいるみなさん、気軽に閲覧ください。

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目次

はじめに

いまこのブログを書いている日は平日に休みです。休日に働いた分、平日に休みが多くとるようにしています。

今はなんとか普通に働けていますが、数年前は本当に悲惨でした。 みなさんどうか希望を捨てずに、生きてください。

人の役に立とうと思わなくてもいい。

ただただ今日、息をしているだけで良いのです。

そしてたまにこのサイトを訪れてくれれば、きっと状態は良くなります。

ともに息しましょう。

生きるために必要な”逃げる勇気”

辛かったら”逃げる”ことも選択肢に入れる

さて今回は、こんな言葉を紹介します。

”逃げるべき時は、逃げよ。 どこまでも逃げよ。 今あなたに必要とされているのは逃げる勇気だ。”

引用:『嫌われても折れない〈自分〉をつくる101の名言』 諸富祥彦

これは心理学研究者でカウンセラーの諸富祥彦先生の書籍の言葉です。

今ブラック企業などの劣悪な労働環境や、自分に合わない人間関係、自分にとって苦しい家族関係、

そんな環境にいながらも必死に耐えしのんで踏みとどまろうとする人が多いと思います。

やりたくもない仕事、興味の無い仕事、こんなはずじゃなかった仕事、

優しいはずだった旦那、そんな辛い状況でも、この苦痛に耐えられないのは自分の努力が足りないから、精神が未熟だからと自分を叱咤激励する。

そしてやがて精神が破たんして、うつになる。

これでは何のために生まれてきたのか分りません。 自分が生まれてきた時の事を思い出してください。

あなたの親はあなたを苦しめる為にあなたを産んだのではない。

神様はあなたをこの世に誕生させたのは、

あなたに世の中の苦しみを味わわすだけのためにこの世に誕生させたのではない。

逃げたら負け?変な精神論は捨ててしまえ!

多くの人々は、親や教師、会社の上司や同僚から、

「どんな困難でも頑張れば乗り越えることができて、逃げずに立ち向かっていくことが絶対に正しい」

と価値観を押し付けます。

これは一種の洗脳です、確かに国家ぐるみでこのような教育をすれば、もしかしたら一人ひとりの生産性が上がってきたら国は繁栄していくことでしょう。

ただその裏で挫折して、生きる意味すらわからなくなっていく人たちもいる事は確かです。

優しい人、少数派の人、個性的な人は時に淘汰されてしまいます。

淘汰とは時に「死」を意味します。

スケールの大きい例えになってしまいましたが、今までのことを振り返ってよく考えてみてください。

上から目線であなたに「逃げてはいけない」と偉そうに言っている親や上司、または会社の同僚等は、

どんな困難でも乗り越えて、

本当に逃げずになんにでも立ち向かっていますか?

実際にそんな人はほとんどいません、それどころか目下に見ているあなたに対して注意する内容と言うのは、概ね自分が言われたら傷つく言葉なのです。

心理学には「投影」と言う言葉があり、自分と相手は無意識に同じ思考をしているものだと言う錯覚に陥ってしまう傾向があるのです。

あなたにとって逃げるつもりがない行動でも、他人から逃げているという指摘されたら、その指摘してきた張本人が自分は困難からは逃げてきたという後ろめたさがあるのです。

自分自身が逃げずに立ち向かうということをできてないから、他人にそんな言葉が言えるのです。

本当に逃げてない人は、他人にそんなおせっかいなことを口にしません。

そうだし、そもそも逃げるという行為は悪い事ではありません。

大体あなたに「逃げるな」と言う偉そうに説教してくる人は、

あなたにとっての理想としている人生を実現している人ですか?

答えは「いいえ」ですよね。

だったらそんな人間関係からこそ逃げていいのです。

「逃げずに何でも立ち向かい続ける」というスタンスは、

幸せな人生を送る戦略において、適切だとはとても言い切れません。

「なんでも逃げずに立ち向かう!」という生き方は、よほど禁欲的な人間にしかできない荒業です。

そのことに自己陶酔している人間の自己満足的スローガンに過ぎません。

『人生の9割は逃げていい。』というユニークな題名の本を書いている井口晃さんの言葉を借りると、このようにズバリと言い切っています↓

「逃げることでしか、理想の人生は実現できない」

私は、こう考えています。実際にそうすることで私の人生は好転してきました。
「古い価値観」「自分に合わない仕事、人間関係」「自分にふさわしくない環境」から逃げ続けることで、自分が本当に能力を発揮できる「仕事」「人間関係」「環境」が見つかり、すべてがうまく回りだしたのです。

引用:『人生の9割は逃げていい。』井口晃

読んでいて痛快でしたし、

追い詰められているときに読むと自責の念が一気になくなってしまうような内容でした。

もう一度、自分がこの世に誕生した意味を考えてみてください。

命は有限です。

無限の可能性は逃げずに努力すればつかめるだなんて幻想です。

3年後に死ぬとしたらあなたは何がしたいですか?

今あなたを苦しめている「努力信仰」や「根性信仰」から自分を解放しましょう。

【幸せな人生を送るにはコツがある?おすすめ記事↓】

>>人間関係からは逃げていい!~あなたを不幸に追いやる人間関係からは徹底的に逃げるが勝ち!~

>>許す効果。~人を許すことは自分を許すこと、そして心は健康になる!~

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逃げたらいいことだらけ、逃げる勇気は正しい勇気

頑張る時も大事な時もありますが、どんな時も頑張ることが正しいとは限りません。

逃げるべき時は逃げる。

辞めるべき時には辞める。

こうした正しい勇気を持つことも大事なのです。

心が少し疲れたら、努力や根性を辞めてみる。完璧主義を辞めてみる。

むしろ逃げないから「あなたの能力」は下がり続けていると言っても過言ではありません。

嫌なことから逃げずに、辛い環境に身を置き続けることによって、

ストレスで体が緊張します。

筋肉が緊張して体がガチガチに固まると、あなたの体はリラックスするということを忘れてしまいます。

人間が何かを創造する時、もしくは高度な生産性を発揮するときは、リラックスした状態が必要なのです。

なぜならリラックス状態でないとインスピレーションは浮かんできません。

つまり何も思いつかない人間というのは、いくら辛い仕事をたくさんこなしても、生産性は上がらないし、人生で何も創造できない運命をたどってしまいます。

ざっくり言えば、社会の常識によって、あなたの能力や才能を発揮できなくなってしまうのです。

「すぐに逃げる人間は、メンタルが弱いダメな人間だ」

と教育されてしまうことで、あなたの才能を発揮できる場所に身を置くことすらできず、結果として自分の人生の本質すらわからないままその生涯を終えてしまいます。

こんな悲しい事はありません。

しかし一度逃げて、一定程度社会的地位が落ちたり、収入面が減ったりしても、

自分が安らげる場所に身をおくことで、

心と体はリラックスし、自分らしい人生を送るためのインスピレーションが浮かんでくるかもしれません。

これはすべて私自身の体験ですが、つまらない仕事、辛い仕事が嫌だったので、退職届を出して人生をリセットしました。

やりたいことや、自分にとって理想の人生というのが、ぼんやりと頭の中に浮かんではいました。

自分の心を見つめ直すためにヴィパッサナー瞑想の合宿にも参加し、

本当に自分が人生でやるべき事と言うのを考えて、それに特化した勉強を楽しみながらやりました。

そしたらサラリーマン時代には思いつか浮かばなかったようなインスピレーション、

行動力がいつの間にか自分に備わるようになり、現在充実した人生を送ることができています。

あの時私は逃げなかったら、さらに自分の能力が退化していったでしょう。

そう思うとぞっとしてしまいます。

奥さんや息子の笑顔を見て、当たり前の幸せをかみしめることすらできなかったかもしれません。

【絶望してる!?おすすめ記事↓】

>>羽生結弦の人生を変えた”絶望する能力” 〜がんばり方を変えれば絶望を乗り切れる〜

>>【おすすめ本】死にたいときに読む本 ~人生に絶望したらこの本を読め!~  

おわりに

人間、生きて死ねればそれでよし。

だったらあなたは何がしたいですか? 好きな事をするのもOK。

しばらく寝て過ごすのもOK。

あなたの人生の楽しみかを脅かすものから徹底的に逃げることも時には大事なのです。

【本当の意味で強く生きたい?おすすめの記事↓】

>>辛いとき、死にたいときに知ってほしい。人生を豊かにする3つの価値

>>読んだら”人間力”が身に付く本3選!

>>「会社辞めたい!もう逃げたい!」という時に背中を押してくれる本!

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