目次
はじめに
会社辞めたいけどやめられない。逃げてる自分を責めてしまう。
しかし、そんな自分を責めて自分を犠牲にする癖を持っていると、生きるのが辛くなります。
自由に生きられない、心が休まる暇がないのが、自分を責める人。
そんな人にとって「辛いから会社辞める」だなんて、同僚にも家族にも迷惑をかけてしまうから、とてもできません。
たとえ自分が人生の谷底のような気分でも。
「こんな自分をリセットして、もっと自由な発想を持てるとどんなにいいことか」
とついつい考えてしまいます。
私もその一人でした。
ここに自責の念に捕らわれず、逃げたい自分に再出発の背中を押してくれる本を紹介します。
人と違う発想を持った著者の考えを知ること、そしてそれを自分の生き方モデルにすることが、ストレスフルな人生から解放してくれます。
『うつヌケ』 田中圭一
漫画家の田中圭一さんは2005年ごろに、うつを発症。そして私と同じように一冊の本がうつのトンネルから抜け出すきっかけになった方です。
田中さんのうつ経験を生かすべく、様々なうつ病経験者の方に取材をして、うつから抜ける手がかりを紹介したのがこの本です。
田中さんは漫画家なので、内容はマンガで紹介されております。
田中さんは本で得た方法を生かし、自分を責める癖、自分を嫌うクセを克服し、見事うつ病から抜け出しました。
うつの原因には仕事(当時は漫画家兼サラリーマン)のストレスが大きく関わっていたのですが、ある日突然リストラを告げられました。
その時田中さんは、直感的にこう思ったのです。
明日から自分に向いた仕事を探せる
今 ボクは
背中を押された
引用:『うつヌケ』 田中圭一
その後田中さんは、本業のマンガとしてのキャリアとスキルを活かせる会社で働くことができて、大きな成功をおさめました。
田中さんは今でも再発の恐れが全くないわけではなく、時折うつスイッチが入るとのこと。
そんな時、この本に登場する『マンガでわかる心療内科』で有名な精神科医ゆうきゆう先生の言葉が、目から鱗でちょっと感動的でした。
まあ あまり重く考えないことです
実は再発って若くてエネルギーのある人に起こりやすいんですよ、
逆に言えば加齢とともにエネルギーが低下して
症状が落ち着くなんてことはよくあるんです
引用:『うつヌケ』 田中圭一 P104より一部抜粋
再発が怖い気持ちは私自身痛いほどよくわかります。
こんなサイトを運営している私も「120%再発することはありません!」なんてことは自信を持っては言えません。
私も生身の人間なので、平静さを失ってしまうことは今でもあります。
その都度読書したり、瞑想したりして体調はある程度コントロールできていますが。
でも再発を恐れるという気持ちを持つことは、逆に言えばエネルギーがある証拠。
不安があると同時に、それと同じくらいかそれ以上の人生に対する自信のようなものがあります。
そしてもう一つの見かたとしては、ある程度年齢を重ねると再発はしないということ。症状が落ち着きやすいということ。
”雨降って地固まる”とは良くいったものですが、人間的な貫禄、落ち着きが身に付くのでしょう。
だから”突然の再発に対する恐怖心が一生続く”という思い込みに惑わされる必要もないのです。
再発に対する恐れを良いふうに捉えることが出来る日が来ると、私自身思いもよらない経験でした。
様々な人のうつヌケ経験談がマンガで描かれており、人生の再出発に大いに参考になります。
症状が強く出ている人でも一日一話、無理なく読み切れるでしょう。
『「死ぬくらいなら会社辞めれば」が出来ない理由』 ゆうきゆう 汐街コナ
著者はイラストレーターの汐街コナさん、もともと会社でグラフィックデザイナーをしていたのですが、その時にうつになり自殺しかけたそうです。
その経験から「人は自殺するほど危険な状況なのに、なぜ会社が辞められないのか?」について理由をまとめた本です。
内容はコミックエッセイになっており、とてもわかりやすく面白いです。
本の監修には精神科医のゆうきゆう先生が携わっており、途中途中で思わず「ほーっ!」と言いたくなるような解説が入っています。
合わない会社、辛い会社、どこまで耐えて頑張ればいいのか?
そんな疑問に、ゆう先生はこう答えています。
がんばり続けてうまくいく人と、プツンと切れてしまう人には、
どのような差があるのか考えてみましょう。
この差は、
①「がんばっていることが自分自身で決めたことかどうか」
②「がんばったことの成果がわかりやすいか」
というのが重要な要素になります。
引用:『「死ぬくらいなら会社辞めれば」が出来ない理由』 ゆうきゆう 汐街コナ
これには思わず「ほー!!、なるほど!!」と納得してしまいました。
これらを満たしていないことで、頑張っている人はまさに自己犠牲の人生を送っていると言えますね。
そして、
「仕事を辞めたからと言って仕事はどうなるのか?生活はどうなるのか?」
そんな不安に対してこのように答えてくれています。
当然の不安です
しかし
すまないがそんなことはわからない!ごめんなさい!
ただもしあなたが命の危険を感じるレベルの職場にいるなら
今よりはマシになると思います
今の職場で5年後や10年後幸せになった自分を想像できますか?
想像できないなら
その職場に幸せな未来はないのだと思います
その状況なら右を選ぶしかない
そういう話だと思います
ただ私の周囲に限って言うなら
過労状態の職場から逃げ出して前より悪くなった人はいません
結果として「やめるんじゃなかった」という言葉は聞いたことないです
引用:『「死ぬくらいなら会社辞めれば」が出来ない理由』 ゆうきゆう 汐街コナ P114~115より一部抜粋
過労や人間観関係の疲れで、
”もう死にたい”
と感じている人、
冷静に考えたらその状況から逃げ出して、事態が悪化することは無いですよね。
死にたいとか消えたいとか思ってしまうことは、
最悪な状況、
どう転がってもそれより悪くなることはありません。
しばらくフリーターやニートになったとしても、ゆっくり休んでエネルギーを蓄える時間になるし、
人生を新しい視点から見れる「第二の人生」の幕開けになるかもしれません。
→就職をしないメリット。あなたの生き抜く知恵は”就職”することでかき消されていく!
死にたい気持ちとじっくり向き合うことも悪いことではありません。
いい意味で逃げて新たな人生の再出発するかどうか?
賢明な選択の指標になります。
『人生の9割は逃げていい。』 井口晃
井口晃先生はコーチング、セミナー講師のプロ。
過去にいじめられて、何度も転向を繰り返し、日本にいるのが嫌で留学もして、帰国後地元に残るのが嫌で、上京し事業をやって現在に至る人生です。
まさに逃げて逃げて逃げまくった人生です。
その逃げまくった人生から生まれた、逃げの成功哲学のような本がこの本です。
”逃げることで人は成長する”
という主張には耳を疑うほど非常識に思われるかもしれませんが、この極端な考えがうつ病で自殺を考えている人には必要なのだと思います。
井口さんは仕事をするうえで重要な脳のワーキングメモリーと逃げることについてこう語っています。「なるほどなぁ」と感じます。
ワーキングメモリの働きを低下させる大敵のひとつは、ストレスです。
したがってストレスはないほうが、確実にパフォーマンスは上がります。
脳は不安や恐怖によって、ストレスを受けると、パフォーマンスが落ちます。
だから、不安や恐怖があるのなら、一度逃げて、新しい環境で再スタートするのです。
また、ルーティンから逃げることも大事です。「小さな逃げ」を繰り返してみるのです。
毎日同じような生活をしていれば、テンションは下がります。
いい気分で仕事が出来なければ成果は確実に落ちるでしょう。
引用:『人生の9割は逃げていい。』 井口晃
ワーキングメモリーは記憶情報を保存して、計算や推理、事業計画作成などあらゆる頭脳労働をする際に働く脳機能です。
ストレスがあると確かに脳の前頭前野への血流が低下し、高次の脳機能が低下します。
私もうつ病と診断される直前、人に話しかけられても何と答えていいかわからなくなったり、会議の内容についていけなくなったりして、「もう人生終わった、、」という絶望的な気分になりました。
休職をして脳を休ませるのもいいですが、思い切って全く違う環境に早い段階で逃げていれば、年単位で病気に苦しむ必要ななかったかもしれません。
現に今は働き方、ライフスタイルを変えて、脳の機能はフルで働いている実感があります。
人間ストレスが無いと成長しないと言いますが、それもケースバイケースです。
親や教師、職場の上司など中途半端な精神論者の言葉を、なんてもかんでも素直に真に受けてはいけません。
耐えるべきストレスと”耐える価値すら無いストレス”があります。
耐える価値の無いストレスに脳の機能を壊されてしまったら、あなたの一度きりの人生は台無しです。
もうストレスというより実害です。
また、世の中には「人間関係の悩みから逃げてはいけない」という風潮がありますが、井口さんはこう言います。
多くの人は人間関係に執着しすぎています。この人しかいない、このコミュニティしかない、と思い込んでいるので、執着してしまうのです。相手に依存しすぎています。
今の人間関係を手放しても心配はいりません。
人間は無数にいるわけですから、あなたが新しい環境を求めれば仲間はすぐにできます。
引用:『人生の9割は逃げていい。』 井口晃
この言葉で会社限らず、町内会、学校、部活、習い事などなど、コミュニティに執着していた心がほぐれて、一気に軽くなるのではないでしょう。
私も人間関係への執着を捨てることは常々自分に言い聞かせています。
特に自分自身や家族への執着を捨てることも意外と重要です。
そのほうが結果的に、相手を尊重することになり実はうまくいくのです。
人間関係の執着を手放すことが出来れば、今の会社にこだわる必要もなくなるし、人生の幅が広がりませんか?
逃げの成功哲学で、脳機能を高めて人間関係も良くする。
他にも逃げて成功するコツがたくさん紹介されています。
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『嫌われても折れない〈自分〉をつくる101の言葉』 諸富祥彦
明治大学教授、心理学者諸富祥彦先生の名言がまとめられた本です。
諸富先生は人生のミッションを説いたビクトール・フランクルの心理学の研究も多くされており、その解説本はとても面白く理解しやすい内容になっています。
いろんな心理学、哲学の巨匠の考えをまとめ上げて、人生の教訓にしたこの本は、さらにわかりやすく面白い内容です。
諸富先生は本書の中で、
「したくもない仕事のために、なによりも大切な時間を使うのはやめにしよう」
と言っています。
自分の人生に与えられた限りある一刻一刻をお金や名誉のためにつぎ込むのはあまりにも、もったいないことです。
もしあなたの日々を心の深いところが喜ぶ時間に変えるために、多少収入を落とせばすむのであれば、私は迷わずそちらをお勧めします。
引用:『嫌われても折れない〈自分〉をつくる101の言葉』 諸富祥彦
生きる意味、人生のミッションを研究している心理学者が言っている言葉、
いわば”幸せのプロ”の言葉です。
深いいこと難しいことは考えずに魂を喜ばすことだけを考えてみる。
そうすると人生の局面で自然とうまくいくものです。
”「でんっ」て構えていられる”
そんな肝の据わった精神が得られます。
そうは言っても、「時間が無い」「お金が不安」「家族が許してくれない」などの理由で、
中々行動に移せない人も多くいるでしょう。
そんな時に背中を押してくれる言葉として、もう一つ紹介します。
いつかしたいと思っていたこと、ずっとしたかったことは今しなさい。
そのうちやってみたいと思っていたことは、前倒しにしてどんどんしていきなさい。
~中略~
やりたいことをすぐに始める習慣を身に付けることが、人生最大のリスク管理の鉄則なのです。
引用:『嫌われても折れない〈自分〉をつくる101の言葉』 諸富祥彦
何をすれば魂が喜ぶかわかっている人、わかっているけど行動に移せない人、
行動に移すことに不安や恐れに負けないでください。また行動することに罪悪感を抱かないでください。
人生何が起こるかわかりませんし、人間の欲望というものは日々変化し、行動するエネルギーも時間ともに変化していきます。
いつかこれをしたいと思っていても、結局死ぬまでやらずに人生を終えてしまうことが多くあります。
”「明日やろう」は「バカ野郎」”っていう言葉を何かのドラマで言っていましたが、
先延ばしの人生は”バカ野郎の人生”にしてしまいます。
→かけがえのないのも、それは”時間”。やりたくない仕事をしてる場合じゃありませんよ!
やりたいことを我慢したり、先延ばしにする生き方が賢明と思われる時代、そんな変な世の中だからこそ、
常識にとらわれず、魂に従って最善の選択をしましょう。
辛いなら、あなたの魂が喜ぶ時間を増やしませんか?
『「やりがい」のない仕事はやめていい。』 中越裕史
天職探し専門心理観セラー中越裕史先生の著書で、嫌なことを我慢せずに自分に合った仕事(天職)を見つけるための指南書です。
中越先生の本を一度読んだことがある人ならわかるかもしれませんが、
中越先生の文章は全般的に優しく丁寧です。そして人間の心に潜む自責の念を一つ一つ取っ払ってくれる不思議な力があります。
この本は辛い仕事でうつになった人にお勧めです。
私自身、中越先生の本を読んでうつ状態の気分がかなり解消して、人生が加速しました。
おかげて今は全くと言っていいほど、うつ状態にはならないようになりました。
→「仕事行きたくない!」と思ったときのおすすめ本!中越裕史の天職心理学を学ぼう!
(※中越先生は天職を探すカウンセラーであり、精神疾患のカウンセリングをしている方ではありません。私は結果的にうつが治りましたが、カウンセリングを受けるなら病気の相談ではなく仕事の相談をしてください)
中越さんは人生の価値についてこう語っています。
自分が納得できるところまで何かをやり続けた経験は、あなたの人生を充実させるかけがえのない宝になります。
人生を満足できるかどうかは、成功したかどうかではありません。
自分自身が納得できるまで、あなたが正しいと思うことをやり続けられるかどうかです。
『「やりがい」のない仕事はやめていい。』 中越裕史
この言葉は、仕事が辛いし、つまらない、やめたい、という人が、
「ほかにやりたいことがあるけど、こんな弱い自分、逃げた自分じゃできるか自信が無い」
という人に何度も読んでほしい言葉です。
失敗が怖いと過度に恐れていると、最悪の場合、今の会社に食い殺されます。
極端な話ですが、不安はあって当然だし、不安は不安のままでいいのです。
不安を持つことにも意味があります。
好きなことを仕事にしたからといって、ずっと人並み以下なわけではありません
一つのことをあきらめずにやり続ければ、いつか必ず才能の芽は花咲きます。
あなたにできることは、そう信じて前に進んでいくことです。
人並みからはずれることは不安です。
不安というかたちで、「焦らず、少しづつやればいい」と、あなたの心が教えてくれているのです。
「不安なんて言ってないで行動あるのみ!やるときはやる!人生どこまでも突っ走らなきゃダメなのよ!」
なんて肩に力を入れる必要はありません。
初めてのことをやるときは、焦らずゆっくりやればいい。
不安なままでいいのです。
引用:『「やりがい」のない仕事はやめていい。』 中越裕史
震えながら、ドキドキしながら一歩だけ踏み出すことも大切な経験です。
長い人生そのような局面がいくつかあったほうが面白いじゃないですか。
失敗が怖ければ、
失敗しないでやる方法を必死で考えて行動するか、失敗しても後悔しないくらい自分の気持ちに素直になって頑張るか、それだけ考えていればいいと思います。
でも失敗しないと成長しないのも事実、
だから失敗も含めて楽しんで行動したもの勝ちです。
(※失敗しないコツ、失敗に対する考え方も本に書いています。)
楽しみながらがんばることを”顔張る”と書きます。
”顔張る”ための心構えがこの本で学べます。
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『ソース ~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。~』 マイク・マクマナス
仕事が辛くて人生が辛く感じている人、それが原因で病気になっている人は、是非一度自分が、
”本質的な生き方”
が出来ているか、疑ってみてください。
自分は苦しむために生まれてきたのか?
自分は何をこの人生で成し遂げるために生まれてきたのか?
自分の人生の喜びってなんだ?
自分を待っている人はいないか?
やりたくもない仕事に就くために、勉強して高校や大学に入って、目標を達成した後もやりたくない仕事だから苦しんでいる。
そんな生き方が正しい生き方であるわけがないし、実に”本質”を欠いた生き方と言わざるえません。
ここで言うソースとは、ワクワクの源泉であり、生きる意欲の源泉という意味をさします。
そしてソースの生き方に従って生き直しを図ることにより、本質的な生き方が出来るようになります。
この本はその生き方を簡単に解説した紹介本です。
この本で提唱している「最高の生き方」をするための考え方の一例↓
・「あなたがどんな才能や技術を持っているかは関係ない」
・「ものごとを達成するのにヤル気を起こす必要はない」
・「能力があるかどうかは、成功に関係ない」
・「決断を先延ばしにして、グズグズすることはよいことだ」
・「あなたの夢はすべてかなえられる」
・「心からやりたいことがあったらあきらめる必要なんかない」
・「目標を達成することよりも目標に向かっていることの方がはるかに大切だ」
・「自分にとって大切なことなら、どれも全部やるだけの時間が見つかる」
などなど、、、。どれも今までの常識からはかけ離れた考えだと思います。
そして、このソースの生き方の大前提として、辛い仕事を我慢してすることは、無責任な生き方なのです。
生まれながらのワクワクを追求することこそ、もっとも責任ある生き方であり、人間として一番大切な行為なのです。
引用:『ソース ~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。~』 マイク・マクマナス
自分の心のワクワクを追求した生き方、その延長線上にある仕事、家庭こそが人間の本質的な生き方であり、生きていく上での責任を果たす生き方であるのです。
どうでしょう?責任感が強いあなたは常識が覆されたのではないでしょうか?
そして、ソースの生き方は自分の創造性を発揮した生き方です。本書には創造性を生かした生きたは”ある奇跡”を生むと教えてくれています。
私たちが持って生まれた能力には創造的な一面がり、それが十分に生かされないと満足感が得られません。
創造性には奇跡的な力がそなわっていて、何か創造的な行為をすると、それだけ心が解放されて自由になります。
劣等感が消えたり、爪を噛んだりする不安症的悪癖が減ったり、強迫観念や神経症が和らいだり、場合によっては完全に消滅したりします。
引用:『ソース ~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。~』 マイク・マクマナス
ソースの生き方をすることによって創造性を発揮することによって、心が解放されることは、その人が長年患っている体の不調や心の不調、イライラした性格などが改善、消滅することにつながります。 →体からのサインは、人生を変えるきっかけ
毎日眉間にシワを寄せていた人が、仕事を辞めたり仕事を変えたり、生活環境を変えたりすることによって、表情が穏やかになることはよくあることです。
そして創造性を生かした生き方は、ひらめきが養われたり自然にやる気の出る生き方です。
ちなみに私の場合、瞑想しているときにたくさんのひらめきが生まれます!
→うつにおすすめ瞑想CDブック3選 ~幸せを引き寄せてうつを消そう~
無理やりやる気を出さ無ければいけない状況というのは、やりたくないことを仕方なくやる時だけです。出るわけありません。
仕事辞めようか迷っている人、転職が不安な人、
一度ソースの生き方を学んでみませんか?
この記事で紹介したのはほんの一部で、もっともっと大切なこと、そして深い内容が本書に書かれています。
おわりに
「逃げてもいい」「やめてもいい」「嫌われてもいい」なんていきなり言われてもピンとこないかもしれませんが、これらは案外人生の節目に大切な発想になることが多いのです。
自分の体が受け付けていない生き方は、そのうち無理がたたって破たんします。
現に自分を責める癖がある時点で、あなたの人生は相当苦しいものになりませんでしたか?
「人生ってのは楽しいことばかりじゃない!苦しいことを乗り越えてこそ幸せになれるんだ!」
という人もいます。
確かに一理ある考えですが、そんな精神論だけではいつか壁に当たります。
辛い人生を誰でも乗り越えられるという保証はないし、
自己犠牲の上に成り立った成功体験は、成功してもその幸せは長続きしません。
人間はリラックスしている状態じゃないと、いい発想やひらめきは生まれないように出来ています。
→ac-yogaより深く、より快適に… リラックス、ひらめきを作るアルファ波
つまり自分を責めている状態では創造的な人生は送ることが出来ないし、
創造的な人生を送れないということは、無味乾燥したつまらない人生です。
私は作業療法士として臨床現場で長年勤めました。その時に統合医療に興味を持ち、その分野の本をたくさん読んだりセミナーや学界に行っていた時期があります。
統合医療の世界では、その人にとって”本質的な人生”そして”創造的な人生”を送っていれば、病気は勝手に消えていくと言われています。
さあ、再出発です!
いい本を読んで、医者いらずの体質になりましょう。